
noisy もまた、完全にはアメリーが何を思いつつワインを生んでいるのかを掴んでいなかったと思いますが、数年に渡り飲み続けて来て、ようやっと判った気がします。
つまり、母親系のナチュラルな味わいと、父親譲りのピュアな味わいの・・
「二本立てになっている!」
と言うことなんですね。
まぁ、いずれそれらは融合して行くのかもしれませんが、少なくとも現時点では、彼女のワインの味わいには、ザックリ分けますと二本立てです。
2019年のレ・プリエールはナチュラルさが勝った仕上がりです。そしてオート=コートは反対でして、非常にピュアなんですね。なので、このレ・プリエールは母親譲り?・・と言うか、旦那さんのニコラ・フォール風な味わいを自然派的にもう少し攻めたような感じです。
ですので、noisy的にはとてもナチュラルな風味に感じられます。柔らかでふんわりとしていて軽やかでSo2は多く無く、心地良い中域の膨らみが有り、軽やかな余韻の感じが有ります。
そもそも・・連続でこのレ・プリエールとオート=コートをテイスティングしていますので、noisy的には・・
「えっ?・・」
と一瞬固まってしまうほど・・違うニュアンスを受けました。
お客様がそこまで違いを感じるかは判りませんが、少なくともこのレ・プリエールは自然派系だと分別できると思うんですね・・まぁ、オート=コートも自然派系だとは感じるかとは思いますが・・。
ソフトでしなやかで軽やか、エレガントな一面をしっかり見せてくれるA.C.ブルでした。このところのユーロ高円安がかなり響いていますし、蔵出しの価格も上がっているのでしょう。少し価格が上がってしまいましたが、来年度は為替が安定することを祈って、Noisy wine で少しですが値上げ分を吸収しています。是非飲んでみて下さい!お勧めします!
以下は以前のレヴューです。
-----
【ついに到達点に到達!?・・ブルゴーニュの品質でのトップ生産者へ仲間入りした2018年のプリエールは、価格も安いがまるでジュヴレとシャンボールをセパージュしたかのような素晴らしい仕上がりです!】
いや~・・この2018年のレ・プリエールを飲んで・・安心しました・・。
「良かった・・これで2018年ものもしっかり販売できる!」
と確信しました。ベルトーのテイスティングがもし納得いかずに販売出来なかったら、かなりの痛手になりますから。
でもそれと同時に、一つのことを決心しました。
「やはり相当なアイテムは開けないとベルトーを理解したことにはならないなぁ・・」
そうなんですね。ベルトーの北の畑分は、以前からも・・そして最近までもそこそこ飲んではいたんですが、南のジェルベ分は、良いところヴォーヌ=ロマネ位で終わってしまっていたんです。何しろ数が無いので・・なので、クロ=ヴージョを開ける決心もした訳です。
さらには、このレ・プリエールの完成度の高さと質感の高さ・・・そして、余りにも違う2013年ものとの隔たりを、どのように理解するか・・と言うことが有った訳です。
まるで上質なフィサン村名を思わせるような、柔らかで優しい、鈍重にならないジュヴレ=シャンベルタンと、高級エステル香とも呼ぶべき、香水的なシャンボール特有のアロマと、ベルベッティな・・シルキーな舌触りが混在していた訳です。
そして、決して濃くは無いんですが、2013年の、あの超淡~いレ・プリエールとは、全く異なる感覚・・しっかり重量感が有り、しかし余分だと思える出っ張りがなく、しかも主張しすぎていない・・んですね。
「これ、まさにフィサンのテロワールの最高の姿なんじゃないか?」
と思った時、
「村名フィサンを飲んで結論を出そう・・」
そのように思いました。
ふんわりと柔らかく、少し温暖で、ドライで、全く甘く無く、鈍重では無く、軽やかでは無いです。しかしキリリとしていて熟れすぎたところが無く、重さはしっかり有り、高域、超高域にまで伸びて行く見事な帯域を持った素晴らしいアロマが有ります。
2千円代で販売出来る訳ですから・・もうビックリですが、世界から認められだしたのは間違い無いので、将来はどうなってしまうのか、そちらが心配です。
「ベルトーのブルゴーニュって、昔は2千円代だったよね・・」
と懐かし気に言われる時が、もうそこに来ているのかもしれません。
マリアージュも相当に楽だと思いますよ・・変な小手先の技術は使っていないはずです。全房系であることは間違い無く、味わいの幅は相当に広いです。是非飲んでみて下さい。お勧めします!
以下は以前のレヴューです。
-----
【滅茶充実!・・軽くてただ飲みやすいACブルではありません。(フィサン+ジュヴレ)÷ 2 ≒ レ・プリエール にエレガンスと魂を足した感じ?香りを多く含んだエキスそのものです。】
言っちゃいましょう・・ACブルクラスの仕上がりは確実に超えてます。すごく充実した味わいで、構造・骨格から肉まで万全です。それに、
「なんと・・値下げ!」
ですよ。このご時世に値下げって・・有り得ないですよね。実はワイン屋としますと、値下げは量がさらに入って、かつ、売れないと同じだけ稼げないので・・厳しいんですよ。同じ値段で長くやっていただけるとありがたいんですけどね。
ただし、昨年の2016年ものまでの入荷時期よりも・・
「3カ月以上早い」 訳ですから、これ以降は、
「仕上がり状態は2016年ものよりもやや遅れている」
と考えるべきなのを念頭しておいていただけましたら幸いです。noisy 的には同じように比較するために単に現況報告では無く、昨年の2016年ものの入荷時期、2018年10月後半の味わいを基本に、2017年ものを合わせに行ってお話ししている面も有ります。
2017年ものは村名格並みとご理解ください。色合いも・・是非ご覧ください。
「ま~・・毎年、良くもこんなに違うもんだ・・」
と思われませんか?全然違いますよね。
2017年ものは「大充実!」です。大きさもたっぷり、果実も非常に香り高くたっぷり、ドライでピュアでナチュラルです。ニコラ・フォール栽培長が頑張ったのでしょうか・・葡萄そのものの「たくましさ」が凄いんですね。
2016年ものの明るく淡い色合い由来の表情は、2017年ものには無い・・のではなく、奥に引っ込んだ状態なんです。あるんですよ・・でも今は表に出てきてない。今は葡萄の持つポテンシャル的な味わいが支配的に感じられますが、それでもとても美味しいです。
2~3カ月しますと、隠れている明るい果実の味わいと、今現状で見えている赤紫の力強くやや暗い味わいのマッチングがなされてきて、このワインをさらにバランスの良いものにしてくれるでしょう。
色合いは・・その2~3カ月後には、もっと透明感が出てくると思いますよ。その頃からが飲み頃では有りますが、今飲んでも充分納得していただけるでしょう。勿論、夏の暑い時期、体力を消耗している時には、ワインに負けちゃうかもしれませんね。是非飲んでみてください。超お勧めします!
以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2013年ブルゴーニュ・レ・プリエールの、あの色淡くもエキスバッチリ、ふっくら丸い味わいが復活!?】
いや~・・良いですね~・・優しくてしなやかな肌、旨味もたっぷり有るのにキツさの無い、溶け込んで行くような・・・初登場でブルゴーニュワインファンを虜にしてしまった、とてもリーズナブルで素晴らしい2013年のレ・プリエールを思い出しちゃいました!
そして・・普段は余りやらないFacebookで、写真をアップして呟いちゃいました!やはり反応、しっかり有りましたよ。
何せピュアです。そしてナチュラルですが、危険性を全く感じない、ノン・アヴァンギャルド系です。
そして・・やはり、ニコラ・フォールの存在を感じてしまいました。だって・・
「ソックリなんです・・ニコラのニュイ=サン=ジョルジュ系の味わいに・・」
他のコラムでも書きましたが、敢えて言うならややソフトなフーリエです。このACブルでは有りませんが、
「アルマン・ルソーを思い浮かべてしまった」
と言うメディアの評価者もいらっしゃいました。・・・まぁ、判らなくもないですね。
やはり、以前以上に・・全房発酵の割合を増やしている・・と言うよりも、全て全房発酵にしたいが、出来ないシュチュエーションも有るし、スターターも使用しているのでしょうから、「セミMC」と言うことになるのでしょう。
noisy がテイスティングしたキュヴェについては、ジュヴレ=シャンベルタンのみ、そのニュアンスが薄く、それ以外は全房発酵系の影を持っていました。

ちょうど、素晴らしい「昆布巻き」をいただきまして・・いや、
「ピノ・ノワールとは・・合わないでしょ・・」
と思われるかもしれませんが、ワインもピュア、昆布巻きも絶品・・しかも海藻類の匂いと全くバッティングせず、中の「身欠きにしん」とも良い相性だったんですね・・。非常に美味しくいただきました。
この辺りはやはり全房発酵の良さですよね。ピュアだし香りのスピードも速いしふっくらしているし・・。勿論熟を加えて行けば、クラシックは発酵で行ったキュヴェと遜色無い仕上がりになるどころか、美しいディテールを若い時のニュアンスをタイムマシンのように持って行ってくれます。
素晴らしいブルゴーニュワインです。でも・・2ケースしかないんです。一応ですが本数制限させていただきました。同じように素晴らしいオート=コートはまだ多めに有りますので、そちらもご検討くださいませ!
以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【エレガンスと高ポテンシャルをレジョナルワインで見事に表現しています!リーズナブルながらも素晴らしい!必飲です!】
いや~・・美味しいです。今飲んで良し、数年寝かせても良し、最低15年は持つワインです。リアルワインガイド第59号は「87+ 88 今~2030」とかなり渋い評価ですが、個人的にはポテンシャルに90点付けないと周りの造り手のワインとの乖離をちゃんと説明できないと思ってます。
2013年の淡い旨さ、2014年のポテンシャルの高さを共に内包し表現出来た2015年だと思います。
何しろ・・・
「エキスの旨みが半端ない!!」
んですよ。
一体、どうやったら出来るのか?・・これが出来る人はそんなにいないと思うんですが、下から上まで、見事に・・
「果実の旨み」
がしっかり感じられるんですよ。
そしてそれは、
「決して甘味では無い」
んです。全く甘く無いんですね。残糖感無く非常にドライです。ところが全然、飲みにくくない・・ついつい、次のワインを求めてしまう「果実の美味しさ」を持った旨みなんですね。
このACブル、プリエールは、
「カシスっぽさを持ったチェリー」
が一番近い表現かな・・と思いますが、飲まれるタイミングで変わるかもしれません。
そして、ややプラミーだった2013年の柔らかな美味しさも奥に秘めています。スイスイっと入って来て、でも口内でしっかりノーズや味蕾をくすぐってくれるんですね~。
こんな3000円以内のACブルは見当たらないと思いますよ。何せ・・飲まれた方なら判るかもしれませんが、
「昨年末にご案内させていただいた2015年ヴォーヌ=ロマネ/ベルトー=ジェルベとほぼ同様のニュアンスを、やや重いながらも持っている」
んですよ。ヴォーヌ=ロマネ・・・滅茶旨かったんですが、余りに数が無く・・余り行き渡ってないと思います。しかもリーズナブルで素晴らしいワインでした。そのイメージが脳裏にパッと浮かんでくるほど似ていました。
是非飲んでみていただきたい、「必飲ワイン」とさせていただきます。ご検討くださいませ!
以下は以前のレヴューです。色合いなど是非、比較してみてください。
━━━━━
【2014年、アメリー・ベルトーのベースのワインは充実度大きくアップしています!超お勧めデイリー・ピノ・ノワール!】 
2013年、彗星のようにデビューし、我々に大きなインパクトを与えてくれたアメリー・ベルトーの2年目のワインです。
今年は2016年ですが日本も異常気象と言うか、地方にも寄ってかなり状況が違うにしても、
「突然の豪雨。しかもそこだけ・・集中して降っているだけ。」
みたいな、局地的に何かが集中してしまうような感じが有るかもしれません。最も、今までは情報が流れていなかっただけなのかもしれませんが・・。
noisy の店も冷房を強くしている関係で、この季節は毎年、出入り口のガラスドアが結露し、それが垂れて床をビチョビチョに濡らしてしまうんですが、今年は何故か全くそうはならないんですね。
そう、湿度が低いんですよ。なので空気中の水分が結露するほど無い・・と言うことなんだと理解しています。何せ、外は30度以上、レジ前はほぼ18度、セラーは13度ですから、結露すると大変なんですね~。結構、店内も局地的に結露します。結露するということは温度が違うものがそこで出会っていると言うことですが、完全を目指していても、どこかに必ず「穴」は有るものですよね。例えば「照明」一つとっても温度は上がってしまいますし、照明器具の部分はどうしても温度対策は難しいものです。
そんなことはどうでも良いんですが、アメリーの2014年ものも2013年ものとの違いは、やはり「葡萄の出来」に掛かっている訳です。2013年は厳しい年でしたので、「強さ」「糖度」と言う観点からはどうしても「弱含み」だった年と言えると思います。強さの代わりに「直近のエレガンス」を手に入れたことになると思います。半面、良い年ほど長くは持たない「弱さ」に繋がります。
2013年のレ・プリエールと2014年のそれを見比べると一目瞭然ですね。確実に各要素は2013年を上回っていると言えます。
しかしながらそれは、
「人間がその時に飲んで美味しいと思うかどうか・・とは無関係」
な訳です。
2013年のレ・プリエールは非常にエレガントで有り、美しい穏やかなエキス感がふっくらと伝わってきて、リリースから非常に美味しかったと思います。
それに加え、
「輸入の時期の違い」
も有ります。
2013年ものは9月頃だったと記憶していますので、2014年もののご案内は少し早いですよね。なので、2013年ものと2014年ものを感覚勝負で単純比較するのであれば、やはり9月頃に行うのがベストになります。
もっともお客様はそれで良いんですが、我々はそんなことは致しませんで、感覚上でプラスしたりマイナスしたり、想像の上でどうこうと・・判断しないと、
「直近の味わいだけでそのワイン自体を判断してしまう」
ことになりかねず、とんでもない間違いになってしまうことに繋がります。
勿論ですが、他にも、
「休められた状態か?輸入はいつか?」
とか、
「現在の品温は?また気温は?」
とかもそんな考慮の中に入れないといけないですね。
そんな部分をキチッとした上で、2014年のレ・プリエールをご紹介したいと思います。2014年レ・ペリエール・・・アメリーらしい、
「ドライな味筋。エキスバッチリ。ミネラリティもよりしっかり。2013年よりもやや強い性格で、2013年よりも少し早い分、少しだけ硬さが見える状態。」
です。
アメリー・ベルトーのワインは、かなりなドライですが、酸の構成具合が非常にふっくらとバランスが良いので旨みがしっかり乗っています。2014年は天候も良かったので、色合いは2013年に比較し、しっかりしています。しかし「濃い」と言う表現は全く当てはまらず、その分、豊かな酸とグラッシーなミネラル感がワインを覆っています。時間を掛けると徐々にソフトなタッチになってきます。
グラッシーなミネラル感は透明さが際立ち、ガラスのような感じです。そこに余り鉄っぽくは成りすぎない感じの鉱物感が入ります。果実はベリー、チェリーで、抜栓直後はやや硬さも見えますが、こちらも徐々に果実感を強くして行きます。
中域には少しジュヴレっぽいミネラル感が有りますが弱めです。色は淡いのにしっかりと低域から支えられていて、軽くは有りません。余韻も実に長く、ドライながら酸の旨みを感じさせつつ、グラッシーさも出しつつ消えて行きます。非常に良い出来だと思います。美味しいです。
2013年の柔らかなテクスチュアを期待するには10月頃まで待つ必要が有るでしょう。しかし、現状でもかなり美味しく飲めます。
もう2014年を飲まれた方の印象が人伝いに流れてきました。「2013年と少しスタイルが違うかも」と言うことでしたが、スタイルが違うと言うより、ヴィンテージの要素の違いがかなり大きいと思うんですね。しっかり出来たヴィンテージですから、弱いヴィンテージと同じ物を期待するならそれだけ時間も必要に成る訳です。
とても美味しかった2013年のフィサンにしても、昨年の9月に飲むのと、今年、今飲むのでは大違いです。やや硬さが有った・・と言うことが今飲むと充分に理解できる味わいで、非常にソフトになり、表情も豊かで、より余韻が伸びて行くような感じに感じられるはずです。
やはりアメリー・ベルトー、2014年もより素晴らしいワインを造ってくれたようです。価格も非常にリーズナブルです!是非ご期待ください。お勧めします!
以下は2013年のブルゴーニュ・レ・プリエールのレヴューです。
━━━━━

・・このとても淡いように見えるはずの色調からは、想像をはるかに超えたピュアで濃密なエキスが存在しています。何よりもピュアで、そしてエキスが濃いです。そしてとてもエレガント!味わいが濃いのでは無く、エキスの密度が濃い・・そう思っていただけますと近いと思います。
noisy としては、ドメーヌ・ドニ・ベルトーのワインには、固定観念みたいなものが出来上がっていて、
「硬い・時間が掛かる、ちょっと野暮ったい」
のようなイメージを持っていました・・ので、すでに「追っかけ」まで出てきているような状況を理解するには、飲むしかない・・と思ったわけでして、しかもこのような・・全く正反対に思えるような味わいのアメリーのワインにはもう・・ビックリしてしまいました。
グラスに注いだ直後・・もしくは抜栓した直後、何とも幸せなアロマが漂ってきます。これは彼女のどのワインにも言えることです。
この淡い色合いの液体の入ったグラスをノーズに持って行くと、意外や意外・・さほど香っては来ません。テクスチュアは「むっちり」していて、まるで赤ん坊のほっぺたに自分のほっぺたをくっ付けているかのような感じ・・。
開けたてはむしろサラリと軽やかにフワリフワリ・・終盤まで行きます。ですがもう5分・・10分と経過すると大きく変化して来ます。
ボディがふっくらと膨らみ始めた・・と思ったら、膨大なエキスの濃度由来の旨みと・・なんと「桃」のようなフルーツ感が溢れ出してきます。そして、余韻には透明でピュアな・・まるで清冽な清水のような清々しさのあるイメージがいつまでも続くんです。
当初「桃」のようなニュアンスは徐々にベリーっぽくなってきます。そしてさらにボディは膨張して行き、清冽な余韻を長く感じさせてくれるんですね。甘みを残した果実味は無く、ただ完全エキス化した要素が膨大で、ついつい・・飲んでしまいます。
「・・これ・・旨いなぁ・・」
と思わず言ってしまうでしょう。
あのルイ・ユエランの、しみじみとしたエキスの旨み・・は、むしろ「墨絵の世界」で有って、アメリーのブルは、その墨絵の墨が「ピンク色」で出来ている・・と思っていただけると近いかもしれません。
「非常にドライで、ふっくらと柔らかく、今から飲み始めてもとても美味しく、非常にエレガントである」
と言え、noisy のイメージに有った、ドニ・ベルトーのものとは、「ドライ・・と言う一点のみ」の合致でした・・。
この素晴らしい・・これからのブルゴーニュワインを牽引して行く立場になるかもしれない・・とさえ思えるようなワインでした。・・よくよく聞いてみると、
「メオ=カミュゼ」でも研修していた(・・これはガセネタでした。すみません。)と言うことで・・、エージェントさんの担当は、
「それでもメオ=カミュゼとは似てないですけどね・・」
と。
ただし、2013年のメオのブルゴーニュを飲んだ方ならお判りかと思います・・。
それなりに似た部分もあるぞ・・と。(修行はガセネタでしたが内容はその通りです。)
そう・・非常に清冽な水のごとき、美しい余韻と全体のピュアさ・・はむしろそっくりと言えるかもしれません。そして、彼女は超絶エキスの仕上げに「ピンクの絵の具」を使ったと。
で、リアルワインガイドの徳丸さんはプッシュしつつも87+、87+と言う評価ですが・・おそらく日本の現品を飲んだら評価を上げるでしょうね・・。間違いないと思いますよ。「茎っぽさもあるがネガティヴにならない・・」との部分が、大部分、「ピーチ」に成長してるんだと思います。noisyならポテンシャルで間違い無く90点付けるでしょう。
このワイン、リーズナブルですし、目茶目茶旨いので、是非・・飲んでください。飲まなきゃならないワインだと思います。アメリー・ヴェルトーの初ヴィンテージは大成功!・・超お奨めします!!