ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・ドミニク・ラフォン

ドミニク・ラフォン

フランス Domaine Dominique Lafon ブルゴーニュ
● 2019年のドミニク・ラフォンです。すみません・・日本への割り当ては、シャルドネは「A.C.ブルのみ」でした。上級キュヴェが入る予定は無いそうです。残念!・・

 ですがま~・・A.C.ブル2019年、べらぼうに旨いです!埼玉銘菓、行田の十万石饅頭(おそらく知らないでしょう?・・)の、

「うまい、うますぎる!」

の新聞やテレビのCMのコピーを叫びたくなります。昔は結構、新聞にも宣伝が出ていて、棟方志功さんの版画絵が・・あ、すみません・・余計でした。

 なので、2019年はA.C.ブルだけ、しかも追加無し・・とのことです。

 また2021年末を持ってドミニクは引退表明されたようです。noisy にとってはさほどは年齢も離れておらず、色々と思うところは有りますがそれはまたいずれ・・。

 素晴らしいですが余りに数が無い・・是非今のうちに入手しておいてください。

「ブルゴーニュ・シャルドネとは?」

と、色々と話しかけてくれると思います。


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 待望のドミニク・ラフォンの2018年ものが入荷です!2017年もので1990年代の、物凄い巨大さを誇ったコント・ラフォンの作風を取り戻し、さらにはビオによるピュアさを美しく載せた素晴らしいムルソーに仕立てたことは、すでに皆さんもご存じの方もあろうかと思っています。何よりnoisy 自身が・・物凄く嬉しいです。日本に入ってくるコント・ラフォンは・・まともには飲めない・・色んな意味で・・(^^;; なってしまっていますが、ドミニク・ラフォン本人のドメーヌのこのドメーヌ・ドミニク・ラフォンは、その辺はバッチリです。

 早速2018年ものを・・今回はシャルドネばかりを4アイテム、いただくことが出来たので、

「この機会を逃してしまえば、この先は絶対飲めなくなってしまう・・」

と言うような強迫観念も有り・・激レアなムルソーレ・ナルヴォーのみならず、何とトップ・キュヴェのピュリニー=モンラッシェ1級レ・シャンガンまで開けてしまいました!・・いや~・・素晴らしい体験をさせていただきました。これも皆さまからご愛顧いただいているお陰、感謝しています。

 各キュヴェの詳細はコラムをご覧いただくとしまして、2018年もののドミニク・ラフォンの印象をお伝えいたします。

 2018年のドミニク・ラフォンは、2017年ものの偉大なコント・ラフォンの作風への変化をそのまま引き継いでいます。・・で、それだけなら・・さしたることは無い・・2017年もので充分な訳ですが、2018年ものは「さらなる進展」が有ったと感じています。

 それは・・いや、ムルソーの各ワインが中心なラフォンですから、これを言ってしまうと何かと問題なのかもしれませんが、そこは noisy ですからハッキリ言ってしまいます。

「2018年もののドミニク・ラフォンは超エレガンスを纏った2017年もの!」

です。

 すなわち、2017年もののオイリーで滅茶滑らか・・いつまでも舐めていたいと思わせるような素晴らしい柑橘果実がほとばしる大きな構造にプラスして、物凄いエレガンスを感じてしまう・・まさに、

「モンラッシェ!・・近くイメージ!」

を彷彿させてくれます。


 ちょっと金属的だったり、またそれが滅茶苦茶細い絹糸的だったり、細やかな襞の表現だったりが、物凄く繊細なんですね。きっちりとそれまでのドミニク・ラフォンを感じさせてくれるのに、非常なエレガンスをも感じさせてくれます。

 ですので、2017年ものも素晴らしかったですが、2018年ものはその意味で・・シャルドネの醍醐味を感じさせてくれます。希少なワインかと思います。特にナルヴォーやシャンガンはほんの少しだけの入荷です。でも、ムルソーも多くはありません・・このムルソーが、今飲んでも呆れるほどに美味しいんです!・・・比べてしまえばA.C.ブルは少しだけ早いのが、2017年と異なる部分です。是非とも飲んでみていただきたい、「ブルゴーニュ・シャルドネの本流、ここに有り!」を感じてみて下さい。お勧めします!


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 ドミニク・ラフォンの2017年をご紹介させていただきます。・・いや、ぶっ飛びました・・1990年代の、あの凄いコント・ラフォンへの再帰です!・・とにかく・・A.C.ブルで良いので飲んでみて下さい。呆れますよ・・美味しくて!

 それに加え、2017年はピノ・ノワールも価格で頑張りました!・・このクラスの生産者さんになると、通常は出来ないことでは有ります。2016年ものに比べても15%の値下げ!・・数量は限定になりますので、今の機会に是非、お試しくださいませ!

━━━━━
 偉大なシャルドネの造り手、コント・ラフォンの当主ドミニク・ラフォンが、「自分で造るワイン」として、「ドミニク・ラフォン」を設立、2008年ものよりリリースしました。noisyも2008年から欲しかったんですが、余りの量の無さに入手できず、臍を噛む思いをしていましたところ、このところ・・エージェントさんの覚えも少し良くなったようで、それなりにはいただけるように成って来ました。

 しかし、皆さんの好みに合わないのか、余りご存知無い造り手なのか・・今一つの盛り上がりに欠けちゃうんですね。

 まぁ、noisy としましても、入荷が安定せず、アイテムによっては2~3本の入荷・・と言うものが多いもので、コストを考えるとさすがに飲み切れないんですね。なので飲めてもACブルゴーニュ・ブラン辺り、もしくは何か赤を1アイテムと、お茶を濁してる感がお客様にも伝わってしまっていたのかもしれません。いや・・とても好きな造り手なんですね~・・。ドメーヌ・コント・ラフォンのムルソーを見れば、熟したら素晴らしいのは判り切ったことなんですが・・。


 2015年ものについては、例年のように数は安定せず非常に少ないものの、やはり一度はちゃんとテイスティングしないといけないと言うことで、3本しか入っていないアイテムも結構テイスティングし、その内容を確認しました。

 総評として仕上がりとしますと2013年を超えるもので、今までで最高のポテンシャルと持つと思われます。冷やかな果実と果実酸をたっぷり持つシャルドネ、そしておそらく大柄で超熟なワインを目指したピノ・ノワールです。

 シャルドネは今回、ACブルとムルソーで、どちらもテイスティングしていますので是非コラムをご覧ください。

 ピノ・ノワールは非常に少ないですが、ボーヌ1級ヴィーニュ・フランシュ、ヴォルネイ村名、ヴォルネイ1級レ・リュレ。決して媚びを売るような、最初からしなやかさを求めた軽い味わいでは無く、畑のポテンシャルを最大限に引き出すと言う気持ちが伝わってくる大きな構造をしています。

 やはりドミニク・ラフォンは、ブルゴーニュワインのトップを目指しているのが伝わって来ます。ボーヌ1級を飲めば、その畑が持つ細やかさや複雑な表情が見て取れ、ヴォルネイ村名を飲めば、昨今流行りの軽く圧搾しただけでエレガントさ命・・と言うスタイルでは無く、その中に有る、特段目立たないものの緻密な構成の金属が昇華した表情・・ミネラリティの妙が有るんですね。


 素晴らしい2014年になったと思います。それぞれ飲み頃は有りますので、是非コラムをご覧の上、ご検討くださいませ。



 コント・ラフォンと言えば、昔からの偉大なムルソーの造り手で、クリスティーズやサザビーズと言ったオークションで、常に高値で取引される銘柄です。

 1998年以降は完全にビオに移行し、そのパワフルな味わいを繊細深遠なものへと変革、そしてまた、自身のワインを造り上げるために「ドミニク・ラフォン」のラインを発表したんですね。

 実は、つい最近までこの新着に出ていた2009年のゼリティエ・デュ・コント・ラフォンのヴィレ=クレッセは、2008年ではドミニク・ラフォンのラインに入っていたアイテムです。2009年は自身で手掛けなかった性でしょう、ゼリティエに移したのだと思います。
 今回、2009年のドミニク・ラフォンは2008年発表のものとも変遷が有ります。また、今回購入出来たのは極少量・・・です。そのため、何とか飲めたのはマコネーのサン=ヴェランだけ・・です。しかし、BBR社が日本の正規になったお陰で、かなりリーズナブルにご紹介できることになりました!(パチパチパチ!)何せ、皆さんもよくご存知の某有名ショップではヴォルネイ2009が11550ですので・・・「おい!・・どんだけ~♪!」 いいなぁ・・そんな楽な商売が出来て・・・それで完売してるんだよなぁ~・・何倍ふっかけてんだろ・・

 まあ、そこのショップさんは業界随一ですし、ワインエージェント(輸入代理店)もやっていますので、時折、

「うちのワインも買って下さいよ~」

といらっしゃるのですが、

「おたくは高いしね・・それに、自分の店では手に入れにくいものばかり販売して、余ったものを卸すなんて・・・ね。まあ、気が向いたら考えるよ」

と、決してコンXxXションが悪いから・・などとは言いませんが、断り続けています。そちらは自分の良いように勝手にやってくれって・・感じです。上辺だけニコニコしてて、机の下ではナイフをチラつかせているような感じにしか思えません。

 あらら、いつの間にかぼやきになっちゃいましたが、良い子は購入するショップは選びましょう・・・。ショップもしっかりお客さんを選んでいるようですので!

■エージェント情報
 ドミニク・ラフォンは、言わずと知れたムルソーのトップ・プロデューサーで、ブルゴーニュで最も偉大な辛口白ワインの造り手として高い評価を得ています。そのドミニクが、2008年から、少数のワインを自分の名前を冠したラベルで売り出すことになりました。一族のドメーヌであるドメーヌ・デ・コント・ラフォンとは、別ブランドとして売るということです。この新しいワイナリーは正式にはネゴシアンということになりますが、ほとんどすべてのワインが元詰め物となっていて、畑はドミニクが所有するか、契約栽培しています。現在ワインは、ムルソーにあるセラーで醸造、熟成、瓶詰めされています。以前、ドメーヌ・ルネ・マニュエルが使っていた建物です。
 白ワインで一番リーズナブルなのがブルゴーニュ・ブラン(2010年から)で、次がラ・プティト・モンターニュの畑のブドウを使った村名格のムルソーです。この畑のブドウは以前、ドメーヌ・デ・コント・ラフォンのムルソーにブレンドされていました。そして単一畑のムルソーであるレ・ナルヴォー(2010年から)、ピュリニー・モンラッシェ村に若干所有する一級畑シャンガンのワインがあります。
 赤ワインは、村名格のヴォルネイと、プルミエクリュのヴォルネイ・レ・リュレ、ボーヌの一級畑レ・ゼプノットです。


2019 Bourgogne Blanc
ブルゴーニュ・ブラン

17259
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ドミニク・ラフォン

■正規代理店商品です!
  ムルソー(古樹)とピュリニーの下に位置する畑のブドウをブレンドし、9月に瓶詰め。非の打ち所がなく美しいワイン。果実味の素晴らしい表現力、絶妙に丁度良い肉付きと、絶対的な精度。スリルさえ感じる。これ以上の例を想像するのは難しい。
 ドミニク・ラフォンのワインの醸造は、シャトー・ド・ブラニーの大きなセラーに移り、労働環境が大幅に改善しました。雹の結果、2014年は販売できるヴィラージュのヴォルネイやボーヌ・エプノットは手に入りそうにありません。しかし、ドミニクはその不足分を埋め合わせる、素晴らしいボーヌ・ヴィーニュ・フランシュを見つけました。このキュヴェを除き、全ての畑はレ・エレティエール・デュ・コント・ラフォンの栽培チームによって同じ手法で管理されています。ワインは全てディアム30のコルクで打栓されています。
(Jasper Morris. MW - Wine Buyer)
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,990 (外税) 
【ドミニク・ラフォンの置手紙?・・もはやこれは完璧なムルソーです!・・を彷彿させる見事な2019年のA.C.ブルゴーニュ・ブランです!僅少につき、お早めにお手当ください!】
 余りに素晴らしい2017年のドミニク・ラフォン、A.C.ブルでしたし、2018年ものはそこにエレガンスがしっかり載ってワインファンを楽しませてくれました。2017年ものはNoisy wine にとっては記録的な販売数量になりましたが、2018年ものは1/10ほどに減少、2019年ものも同様の数量のみの入荷です。

 それに加えまして2019年ものは数量が無いと言うことで日本には割り当てが無く、村名ムルソーやシャンガンなどのシャルドネの上級キュヴェは入って来なかった..と言い訳を聞かされましたので、

「2019年もののドミニク・ラフォンはA.C.ブルのみ」

と言うことになります。

 そして、noisy より少しお兄さんな年齢である1958年生まれのドミニク・ラフォンは2021年末でどうやらご引退されたとのこと。と言うことは?・・

「2019年ものを仕上げての勇退!」

と言うことになったようです。跡は娘さんと甥御さんが取るようで、それでも戦う農民貴族のドミニク・ラフォンも、まぁ・・何かと黙っちゃいられないはず・・とも思っています。でも、

「大変お疲れ様でした!有難うございました。」

と言いたいです。

 2019年ものにつきましては海外メディアは、ジャスパー・モリスさんが89~90ポイント、SNS的なセラー・トラッカーが91ポイントとしていまして、メディアとしてのA.C.ブルの評価としては相当に高い評価になっています。

 noisy的には少なくとも91+~92 ポイントと感じていまして、もはやこれはもう・・単に広域のA.C.ブルゴーニュと言う範疇に有らず、

「ムルソーの北、南、西、東の要素をすべて取り入れた凄い味わい!」

と評価しています。めっちゃ・・旨いですし、素晴らしい気品を感じます。


 ムルソー北部の赤く重厚な粘土、東側の少し茶の入る粘土、西側の涼し気で白くとても硬いミネラルの味わい、南部の温かみ、粘性が高く品性が有り、オイリーさと複雑さを感じさせる組成を、

「それぞれを複合して仕上がったムルソーそのもの!」

と・・感じさせていただきました。ミネラリティも複雑ですし、何せ上品に良く香るんですね・・その上で生まれた期待を裏切らないリッチな味わいです。

 ですから・・今飲んでも「べらぼうに!」旨いです!

「これは絶対に飲むべき!」

だとお勧めします。

「・・でも少し高くなったよね?」

と思われるかもしれませんが、いや・・物価がこれだけ上がっている中で、健闘している方じゃないかと思うんですね。noisy 的にも、

「もう少し上げたいのは山々なれど5千円手前で留めたい・・」

と言う気持ちが有りました。


 しかも村名並みのポテンシャルは間違い無いですし、

「ドミニク・ラフォンが最後まで面倒を見たヴィンテージ」

ですから。


 反対に、

「こんなに美味しいムルソーが有る!?」

と思ってしまうかもしれません。


 昔はルフレーヴさんちやトロ・ボーさんちのA.C.ブルが、安くてめっちゃ美味しくて、熟成させても上級キュヴェに並ぶんじゃないか?と思わされたものですが、今やもう・・価格も高いし出て来ないしで・・どうにもならなくなっちゃいました。そんな中で、

「正規品の・・あのドメーヌ・デ・コント・ラフォン当主の自身のワインを造るドメーヌ!」

がまだ半額以下で楽しめる訳です。是非飲んでみてください。お疲れ様でした!




 以下は以前のレヴューです。
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【激エレガンスを手に入れた2018年のドミニク・ラフォンを知るには、是非このA.C.ブルをご選択ください!】

 素晴らしいエレガンスです!・・ムルソー系でエレガンス・・なんて言葉は余り使わないような気がしますが、2018年のドミニク・ラフォンを飲んでしまうと、

「絶対にそれを言わなければいけない」

ような強迫観念を植え付けられてしまいました。

 そのエレガンスも、ピュリニーの高地・・辺りのものなんですよね・・どうしたものでしょうか・・noisy 自身の感覚が緩んできたのか?・・とも疑ってしまいます。

 この絹ごしのテクスチュア、滑らかさとフレッシュさ、大きさが有りながらもエレガンスをしっかり感じてしまう・・大きな矛盾を孕んだシャルドネは、それは偉大なシャルドネに間違いないと思います。

 ただし!・・2017年もののように、結構に開いている状態には到達していません。2018年ものは村名ムルソーがその境地にいます。なので、出来るなら少しでも1~2カ月でも休養させていただけましたら、2017年もののような柔らかさが出てくると感じています。

 いや~・・しかし・・シャルドネって本当に美味しいですよね・・。ようやく夏の暑さから解放され、食欲も向上しつつある今、美味しいシャルドネは職務に疲れた身体を優しく癒してくれる感じがします。

「もう、今年リリースのドミニク・ラフォンを飲んだか?」

 そう言い続けられることを望みます。是非飲んでみてビックリされてください。ブルゴーニュ・シャルドネの本流がここにあります。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【とにかくこのA.C.ブル2017年だけは・・飲んでいただきたい!90年代までのコント・ラフォンが、よりリアルなディテールを表現しながら大復活です!】

 いや~・・素晴らしいです!・・シャルドネの醍醐味を詰め込んだ、見事に巨大な白ワインです・・ずっ~~~と飲んでいたい・・(^^;;

 ラフォンがビオに転向してから・・また、マコンに新天地を求めてから、確かにワインは伸びやかになり、香りの立ち上がりは非常に早くなった・・にも関わらず、どこか、「?」を付けざるを得ないような雰囲気を醸し出すワインに、

「ドミニク・・・大丈夫か・・?」

の声が、実際には上がらないにせよ、聞こえてくるようでした。


 しかしこの3年ほどは、90年代の彼のワインに回帰するような感じが見えて来ていたところ・・

「・・来ました!」

と言って良いでしょう!・・大柄でムッチリ、表面張力の半端無い、そしてバリックもしっかり使った結果としての「巨大な構造を持ったシャルドネ」が完成したと言えます。


 勿論ですが、単に昔に還ったと言うのではありません。ビオ栽培で得た葡萄のピュアなポテンシャルは、ディテールを細やかに表現し、その酸の美しさを伝えてくれます。「酸っぱい」とか「弱い」とかを感じさせることなく、一体となった表現・・ですね。

 A.C.ブルでは有るんですが、もう誰が何と言おうと「ムルソー」です。・・いや、そう感じさせてくれます。それも巨大です。

 noisy もこれには感動しまして・・先ほど、国外のサイトをかなり検索してみましたら・・なんと、

「93+Points!」

まで付けた方を発見!


 もっともメディアはこのクラスにはほぼ点は付けませんので、Shop の方とか、愛好家の方とか・・です。それでも単なるA.C.ブルに、そんなに高い評価をしてしまうほど、このワインは巨大で見事な完成度を誇り、実に旨いと感じさせてくれます。

 まぁ、低い評価を一生懸命探しても89Points、中心は91~92Points辺りだと推計されます。

 もう、騙されたと思って黙って飲んでみましょう・・。

「享楽のシャルドネの世界へようこそ!」

と、迎えてくれるでしょう。間違ってもドミニク・ラフォンのムルソー2017年をサクッと開けないように・・。とても勿体無いですから、そちらは購入しても仕舞って置いてくださいね。このA.C.ブルで充分!・・最高です。是非飲んでみて下さい!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【「美味い!」と・・思わず言ってしまうでしょう!濃密で気品溢れる逸品!ムルソー+ピュリニーを感じさせてくれます!2016年もの、最高です!】

 緻密でマンモス級なミネラリティを持つムルソーと、豪奢な果実を気品あるアロマで表現してくれるピュリニーのニュアンスが見事に融和したかのような味わいのA.C.ブルゴーニュです。2015年ものも最高に旨かったですが、2016年ものの印象は、ポテンシャル的には同じかそれ以上だとしても、かなり違ったものになりました。

 2015年ものはもう・・完全に「ムルソー」でした。A.C.ブルゴーニュと記載のあるムルソー。それで良かったと思います。

 2016年ものはそこに完全にピュリニー的な豪奢な果実と気品が載っているんですね。大理石のようなミネラリティは僅かに後退していると思います。

 なので、厳しい部分・・ミネラリティが厳しいとか、輪郭のグラデュエーションが少ないとかは、その逆になり、果実の風味が増し、気品がより前面に出て来ています。

「このバランスを嫌いな人はいないだろ!」

と突っ込みたくなるような、かなりズルい仕上げだな~・・と言う感じなんですね。滅茶美味しいです!

 しかも価格もほとんど変わらずで行けますので、

「ムルソーの名手、ラフォンのシャルドネを飲める良い機会!」

です。


 まぁ、皆さんは「コント・ラフォン」と聞いても、さして灌漑にふけることも無いかもしれませんが、noisy 達にとってみればその名は神様みたいなものです。樽の利いたムルソーが10~15年ほどで完熟した時のスケールの大きさ、見事な味わいには、何度も感動させられましたし、モンラッシェの持つ凄いパフォーマンスにも驚かされました。

 ビオへの転身とマコン進出、この自身のドメーヌであるドミニク・ラフォンを開始した直後は、若い樹齢の性だったのでしょうか。

「・・あの巨大な味わいはどこに行ってしまったのか?」

と、シャルドネファンをヤキモキさせていたと思いますが、

「やっぱりラフォンはラフォン!」

と、以前の姿にナチュラルさの良い部分のみをトッピングさせ、完全復活したんじゃないかと思っています。

 そうは言ってもドメーヌ・コント・ラフォンのワインは簡単には買えませんので厳しいですけどね。

 非常に美味しいです。今回はムルソーは飲めそうもないです。2016年ものは、シャルドネはどうやら「グレートイヤー」と言って良いと思います・・が、ご存じの通り、数は少ない!・・是非飲んで欲しいと思います。ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【べらぼうに旨い!90年代のコント・ラフォンのムルソーを立体感を増大させて復活させたような素晴らしい味わいです!さっさと飲んでみましょう!】

 来た!来ました!待ってました~!やっぱりラフォンのシャルドネはこうじゃないと!・・と、言いたくは無いけれどツイツイ心がそう思ってしまうんですね・・。


 確かに2015年は糖分も乗り、良い葡萄が採れたヴィンテージでは有りますが、ドメーヌ・ドミニク・ラフォンが始まって早や10年、リリースが8年目になり、葡萄の樹の樹齢も上がり、ようやく良い状況になってきたのかと見受けられます。

 これ、全くのムルソーですよ。ブラインドなら誰もACブルだとは認識できないでしょう。しかも、1990年代のドメーヌ・コント・ラフォン全盛期の、あの重量感たっぷり、ねっとりで、さらにはそれをある程度熟成させて飲んだ時の印象にソックリです!

 ハード過ぎないミネラリティ、酸の豊かな美味しさ、僅かに蜜っぽく、奥にオイリーさを湛えた頬っぺたの落ちそうなムルソーの味わいが再現されています。勿論その1990年代のムルソーには無かった表情の3D化がビオ転向により、よりハッキリと感じられ、アロマのスピードも非常に早く太く、ノーズに飛び込んできます。抜栓後すぐに・・飛び込んでくるアロマは柑橘、樽・・・そう、ほんのりと樽のニュアンスが感じられ、また全くクドク無く、品格たっぷりなその存在に有頂天になってしまいました!いや~・・素晴らしいです!これは必買です。


 思い起こせば、noisy も、また古くからのワインファン達も勘違いをしていたのでしょう。

「コント・ラフォンはどこに行っちゃったんだ?・・」

と思っていたファンは多いはずです。


「無理してビオにしなくても・・」

なんて思っていらした方も多いかもしれません。でもこれは悪循環を止めるために必要なことだったんですね。樹が病気になる-->農薬を撒く-->樹は一時的に立ち直る-->弱る-->化学肥料を撒く-->一時的に立ち直るがまた病気になる-->・・・-->そしてヴィニュロンも病気になる-->・・・

 そんな連鎖をも断ち切った上で、素晴らしいワインを造ろうとしたのだと感じています。


 ドミニク・ラフォンのこのACブルも入荷は少ないものの定点観測を続け、2015年・・凄い味わいになったのを確認しました。またピノ・ノワールもヴォルネイを定点観測していますが、やはりドミニク・ラフォンは結局・・

「何も変わらないし変わりたくない」

と思っているんだと感じます。


 彼の造るヴォルネイやボーヌのワインは、ヴォーヌ=ロマネの偉大なワインたちを見つつ、それらに負けないワインを造りたいと頑張っているのでしょう。ですので、早く飲んでおいしいなんてワインを造るつもりはないんです・・きっと。


 このコラムの下の方には、偉い古い先代の造ったモンラッシェの写真が有るかと思いますが、半世紀経過して今なお成長しているかのように感じる凄い味わいでした。まさに跪いて飲ませていただくかのような荘厳たる空気が流れました。

 シャルドネであれ、ピノ・ノワールであれ・・またACブルも村名も1級も、彼には関係無いんだと感じます。

 このACブルも平気で20年、いや、保存が完璧ならその倍の寿命が有ると思います。勿論上記のモンラッシェのような高みに達する訳もありませんが、そのニュアンスはおそらく持っているとも感じます。是非1本!・・数は無いのでお早めにゲットされてください。ムッチムチの球体を感じられる素晴らしいテクスチュアです。
 
 ムルソーは6本のみ、またようやっと初めていただくことが出来たドミニク・ラフォンのトップワイン、ピュリニー=モンラッシェ1級シャンガンは3本のみの入荷で・・すみません。さすがに飲めませんが、ACブルの仕上がりを見ればそれらの味わいも想像できます。ACブルがコント・ラフォンのムルソー並みで、ACムルソーがムルソー並みじゃぁ・・バランスしませんもんね。

 ようやく楽しくなってきました。兎にも角にも素晴らしいACブルです。ムルソーもピュリニー・シャンガンもぜひご検討くださいませ。


 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【ドミニク・ラフォンの長き血統を表現したリーズナブルラインのACブルです!】

 2014年のACブルゴーニュ・ブランです。今回はかなり頑張ってドミニク・ラフォンのワインを数少ないながらもテイスティングし、理解出来たと思っています。お勧めするからにはある程度個性を掴んだ上で色々と判っていないとできませんからね。

 それでもドミニク・ラフォンと言えば、ドメーヌ・コント・ラフォンのご当主さんですから、一般的には偉大なムルソーと言えば、

「コシュ=デュリ、コント・ラフォン」

で有って、また暗黙にはドーヴネもそうでしょう。


 いずれにしても高額で、少し前まではドーヴネのムルソー・リューディ名でもちょっと頑張れば手が出せる位でしたし、数は無いもののコシュ=デュリのムルソー正規もさほどは高くは無かったと記憶しています。

 ドーヴネやルロワは正規の品質に少々疑いが有り、またコルクが細く、到着直後は大丈夫なのにちゃんと保存していても何故か蝋封のトップから漏れてくると言う・・何だかな~・・な感じです。コシュ=デュリはその人気からか正規も、物凄いアソートをこなさないとそのご尊顔を拝することさえできません。コント・ラフォンも、正規の品質も、またその販売方法にも違和感が有り、これまた中々表には出て来ないと言う状況です。まぁ、皆さんはそんなことは考えたことも無いかもしれません。


 そんな中で、よりリーズナブルにコント・ラフォンのスタイルを判ってもらいたい、もしくは様々な束縛から離れて、新しい自分の自由な表現がしたいと始めたのがこの「ドミニク・ラフォン」なのでしょう。

 2014年ものは4アイテム開けましたが、そのすべてが「合成(集成)コルク」で、見た感じは高級感も有る滑らかな表面をしています。

 香りの上りは比較的早く、自然派であることはすぐに分かります。透明なミネラリティが多分に有り、柑橘系果実、ナッツ類、ほんの少し色付いた果実や花、やや大振りの石のニュアンスが有ります。

 甘さはほとんど無く、やや内向的なベクトルを持ち、ほんのりオイリーさを感じさせつつの中域で、丸みと潜在的な膨張力を感じさせます。余韻はマッタリと長く、それでもまだやや内向的です。樽のニュアンスは2013年ほどは無く、特筆するべきものでも無い感じです。

 非常にピュアで、奥にナチュラルさが隠れています。「出るぞ・・出るぞ!」と・・、幽霊話のように雰囲気はたっぷり有ります。ムルソー的と言うよりは、やはりムルソーとピュリニーの両方のニュアンスを内包していて、よりクリスタル的な透明さの有る硬いミネラリティはピュリニー的で有り、白や黄色の柑橘系果実が非常に締まった形になっている辺りは、ムルソー=シャルム的なニュアンスで有ると言えます。


 出来自体は2013年を凌ぐでしょう。半面、しっかりしているのでやや硬め・・と言うことになります。3~5年の間にかなり開くようになり、10年を超えると完熟か・・と言うところで、この後20年の長きに渡って楽しめるワインです。


 もし、非常に熟したコント・ラフォンのムルソー辺りを飲む機会が有れば、やはりドミニク・ラフォンのワインはその血を受け継いでいること、そしてその美味しさをさらにアップさせてくれること、間違い無いです。

 さっさと飲んで美味しい・・そういう安易なスタイルでは有りませんが、今飲んでもその良さはたっぷり伝わって来ます。今回は「オイル・サバディーン」の「ブラックペッパー」と「ガーリック」に合わせてみましたが、全く料理せず、そのまんまで相性抜群でした!・・美味しかったです。やはりラフォンは好きだなぁ・・と。ユベール・ラミー2014年の様なベクトルが内にも外にも向いているようなタイプでは無くて、あくまで内を向いた内向的ムルソータイプなんですね。それが徐々に耐えられなくなってくる・・要素を漏らしてしまうようになる・・その姿が何ともエロティックでシャルドネの美味しさの一つかな・・と感じています。是非とも飲んで見て欲しいと思います。価格も今回は頑張りました!お勧めします!


 以下は2013年もののレヴューです。
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【2013年のドミニク・ラフォンは、より昔のコント・ラフォン風に!大きな構造の素晴らしいシャルドネです!旨い!】

 待望のドミニク・ラフォン2013年です。今回はシャルドネのみをご案内させていただきます。

 まぁ・・最も・・コント・ラフォンやドミニク・ラフォンのオファーだと言っても、皆さんが喜ぶかどうかは・・微妙ですよね。コント・ラフォンのムルソーは目茶高いですから、それだけでも手を出し辛いところに持ってきて、数年前にエージェント権を入手したところが、まともに卸さないようになってしまいましたんで・・溜め込んでいるんでしょうかね・・。ガゼネタかもしれませんが、どうも東北にあるセラーにたんまりと貯蔵してあるようです。

 知らない方のために少しだけ・・説明しますと、2000年頃を境にコント・ラフォンは当主のドミニクにより、ビオディナミへと栽培方法を変えます。非常にファンの多いコント・ラフォンですが、どうもやはり1990年代までの

「樽の効いたスケールの大きいワイン」

 の評判が良かったんだと思います。樽の風味はほぼ無くなり、よりピュアさが際立つ方向へと向かった訳ですね。


 ですがファンも、昔のラフォンの「大きなワイン」が好きだったようで・・いや、noisy もそんな部分も持ち合わせています・・また、ワインの価格の上昇、そして市中在庫がほぼ無い状況が10年も続きますと、

「ラフォン・・?・・それって・・ボルドーの??」

みたいな笑えない話しも生まれてしまうようになってしまったと言えるかと思います。


 そんな中で、ドミニクはブルゴーニュ南部のマコネーに進出し、ピュアで、よりリーズナブルなシャルドネを世に送り出しますが・・やはり最初のうちは、樹が若いですから、

「凝縮感不足」
 ↓
「新樽も少なめ」

と言う流れになり、今までのファンを取り込めずにいた・・と思うんですね。


 まあ、そんな感じでnoisy は分析していますが、皆さんは美味しければ、そしてリーズナブルなら良い訳ですから・・。

 で、今回は2013年のドミニクの方・・個人のドメーヌの方のご紹介になります。2013年ものは早速!・・ACブルゴーニュもムルソーも飲んでしまいました!・・そして、感じてしまったんですね・・1990年代のコント・ラフォンに確実に通じるものを。


 ACブルゴーニュは、樹齢が上がってきた性でしょうか。もしくは選別を厳しくした性かもしれません・・2012年ものより、より凝縮度が上がっていて、少々オイリー、滑らかでテクスチュアも良く、高級シャルドネの王道を行くような味わいです。

 ミネラリティは「まるで滑らかなガラスのよう・・」です。ガラスと言えば、諸説有るようですが、以下のような感じだそうです。

 アモルファス構造をとった二酸化ケイ素が骨格となり、ナトリウム・イオン(薄緑色)、カルシウム・イオン(緑色)を含む。桃色はイオン化した酸素。アルミニウム原子(灰色)が安定剤として働いている。

(WIKIから抜粋させていただきました。)

 そうなんですよ・・透明感を感じさせる見事な構成です。ツルツルしたテクスチュアからもそう・・感じます。そこにややオイリーなムルソーっぽいニュアンスと黄色い柑橘系フルーツが混じり、わずかなビターさが味わいの幅を感じさせてくれる・・というようなバランスなんですね。

 そんじょそこらのACブルでは出せない、ポテンシャルの高い味わいかと思います。とっても美味しいので是非飲んでみてください。2013年ものはいつもよりいただきましたので!・・因みにこちらは・・樽のニュアンスはさほど無いです。


 で、ムルソー村名です。ムルソーっぽさは有るものの、やはりムルソーっぽい「大きめの石のニュアンス」は無く、ガラスっぽいミネラリティが特徴のACブルとは・・かなり違いました。それは、


「新樽のニュアンス!」

です。


 そうなんですよ・・樽をそれなりに使ったと言うことが判る仕上がりでして、新酒の時にこんなバランスだと10年後はこんな感じ、15年後は・・などと言うようなイメージがほぼ出来上がってしまっているnoisyとしては、

「おっ!・・昔のラフォン・・復活か!?」

などと思ってしまいました。


 オイリーさ、白、黄色のフルーツに大理石、スパイス、奥に蜜・・ネットリと粘るテクスチュアに・・そして樽・・。

 これじゃぁ・・舞い上がらずにはいられない訳ですね!・・まぁ・・旨いったら無い訳です。


 ですが昨今は、noisy と、カミサンと、店を手伝い始めた息子の3人で飲みますから・・割り当てが少なくなってるんですよ。翌日、翌々日も様子を見たい・・まぁ、結果は判っているとして、そんな暮らしを延々としてきた訳ですから、つい、クセで・・。

 カミサンも・・美味しいとか美味しくないとかは言わないし、高級だとか安いとかも全然気にしない人なんですが、

「飲みやすい~!」

とか言いながら結構飲んじゃったんですね~・・。


「(・・飲みやすいか~?)」

「(・・もっとゆっくり味わって飲んでくれ~!)」

とか・・思いつつも、2杯目をちゃんと注ぐと無くなっちゃうんですね~・・。


 ある意味、非常に懐かしく、そして嬉しいような気持ちでした。勿論ですが昨今のラフォンのように、非常にピュアです。そしてとても大きな構造をしています。ムルソーの味わいとは・・こんなイメージだったよな?・・と思っていただける、素晴らしい仕上がりだと思います。是非ご検討くださいませ。

 それに・・2012年のムルソーも飲んでますが、それとも大きく違って感じられました。