
左の写真はずいぶん前にご紹介したオル・ダージュです。今回ご紹介するのは上記の写真ですのでお間違い無く。
いや~・・今までは何とか2万円を切ってのオファーにしてしまいましたが、出物が有る度に価格が上昇しています。まぁ、DRCのマールやフィーヌも、70年台、80年台は3~5万円ほどで販売していたものですが、今や・・ご存知の通りの20万円コースの状況でして、
「ん・・失敗した・・沢山仕入れて寝かしておくべきだった・・」
と。
まぁ、後悔先に立たずです。確かに3~5万円と言っても、その頃は飲むワインにはその額を出せても、量は飲めない蒸留酒に出す勇気は無かったよなぁ・・と思います。今になるとまた微妙に気持ちは違いますけどね。
「Hors d'Age」 「ずば抜けた年月」とでも訳すべきでしょうか?・・デュジャックでは80年台以降はマールを蒸留していないらしいので、1970年台のマールのブレンドのようです。でも判りませんよ・・。色合いを透かして見ると、確かに古そうには見えます。
以前にご紹介したオル・ダージュのその文字は「Hors d'Age」ですが、今回のは「HORS D'AGE」になっていますね。それ以前にも「1970年」とヴィンテージが書かれたボトルを販売した記録が有り、写真を探したのですが見当たりませんでした。
まぁ、ネットを始めた頃はカメラの品質が悪いですから、見つかっても見せられるような代物じゃないかもしれませんけどね。1990年台、おそらく日本で初めてワインのエチケットの写真を掲載して販売ページを創ったのは noisy だと思ってます。デジカメは20メガほどのカシオだったか?・・で、ま~・・白いエチケットに黒い文字のものは、
「ボケてしまって良く見えない」
ので、非常に苦労しました。多くはネガフィルムをスキャンするのが主流でしたが、電話回線を使用するので大きな画像を掲載出来ませんから、少し見やすい程度だったと思います。noisy は写真の腕が無いので、写っているかどうかわからないフィルムを現像に出してスキャンする・・などと大それたことは出来なかったんですね~!
お酒の話しじゃ無くてすみません。ページにワインを掲載しても即注文には至らず、
「実際に一度店を確認しにいらっしゃってから、再度メールで注文する」
なんて時代でした。
「・・あっ、アンリ・ジャイエ・・・本当に有った~!」
なんてね~。お客さんに喜ばれたものです。そこから20年ほどしか経って無いのにネット全盛の時代です。ビックリですよね。
noisy にとっては時代を考えさせられるアイテムでした。この先はもしリリースが有っても馬鹿高くなるのは見えてますし、シングルモルトのとんでもないプライスを見てもまだまだお買い得なのかもしれません。ご検討くださいませ。