ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・エ・メオ=カミュゼ

エ・メゾン・メオ=カミュゼ

フランス Domaine et Maison Meo-Camuzet ブルゴーニュ
● 2020年のメオ=カミュゼ、上級キュヴェのご案内です。

 いや・・驚きました。予想はされていたこととは言え、

「需要と供給のバランスが価格を決める」

って・・誰でしたっけ?・・アダムとイヴじゃない・・高名な経済学者の方がおっしゃられていたような気がしますが、あのクロ・パラントーがリシュブールの価格を超えちゃいました。

 ニコラ・メオの師でもあるアンリ・ジャイエは、リシュブールを仕込めなくなることを悲観して「引退する!」と決めたと言われていますが、それでもクロパラを分けていただいたんですよね。そのグラン・クリュ・リシュブールがプルミエ・クリュ・オ・クロ・パラントーの後塵を拝すことになるとは、自身の後世での栄誉の高まりだとしても想像さえしなかったでしょう。

 クロ・サン=ジャックしかり、レ・ザムルーズしかり、クロ・パラントーしかりですが、1級の中にはグラン・クリュを凌駕する価格のワインが続出してきました。そしてアンリ・ジャイエ絡み、ルロワ絡みのドメーヌは、品質もさることながらも凄い価格になって来ています。

 この傾向は大きな出来事が無い限り少なくとも2021年ものまでは続くと思われますが、日本国内だけを念頭に置くならば、

「為替が戻るならむしろ安くなる」

可能性は残されています。

 しかしながらワインがし好品と言う立場だけではなく、「価値のあるもの」と言う経済上の物品で有る以上、経済の論理に従って価格の変動をする・・だから、

「むしろ今までが異常に安かった」

と言うことなのかもしれません。


 アメリカで朝食を取ろうとすると最低3千円は掛かるそうですが、今の日本じゃまぁ・・そうしたいと思ったところでほぼ無理ですよね。SNS で「ぼられた!」と上げられるのがオチですから、飲食店さんもそんなことは絶対にしないでしょうし、そもそも朝食を取ろうと営業しているその種のお店が有りません。それが普通の海外とそれが考えられない日本・・

 昔は、

「日本の物価は高い!」

と言うのが通念だったはずですが、ドルやユーロが異常に高い現状をもとに戻したとしても海外の方から見ると「日本の物価は安い」のでしょう。Noisy wine はほぼネットのワイン屋さんですが、海外からの閲覧は制限していますので・・海外からのオーダーはほぼ有りません。敢えてそのようにしています。そうじゃないと、妙にタイミングのずれた時間差の大きい電話の会話を毎日のようにすることになってしまいます。


 2020年のメオ=カミュゼの上級キュヴェですが、余りに数が少なくて・・今のところはテイスティングが不可能と判断しました。後になってから、もしかすると確認のためのテイスティングは可能かもしれないと踏んでいます。

 ですのでお客様には大変申し訳ないと思っています。お詫び申し上げます。

 ですが、

「ニコラ・メオ自身が今後10年間で間違いなく世紀の名作になってくる。」

と自信を見せていることと、2022年7月の下級キュヴェのテイスティングで、noisy もその意味を実際に確認していることで、今回の上級キュヴェも「お勧め!」とさせていただきたいと思っています。

 また、海外メディアの情報や評価も出来る限り集めさせていただきましたので、そちらもご参考にされ、ご検討いただけましたら幸いです。

 内容的には、ニュイ=サン=ジョルジュ系の評価が高く、シャンボールも上がって来ました。ちらほらとメゾンものからドメーヌものに変更になった(おそらく買収した?)キュヴェも有りますし、2019年ものはヴォーヌ=ロマネ・レ・ショームと混ぜたレ・ボーモンを「ヴォーヌ=ロマネ1級」としてリリースしていましたが、2020年ものは「ヴォーヌ=ロマネ1級レ・ボーモン」としてリリースしています。非常に希少なワインです。

 そのように、メオ=カミュゼのワインが好評のため、

「良い畑を借りる」-->「メゾンもので試験的にリリースする」-->「話がまとまれば買収する」-->「ドメーヌものとしてリリースする」

のような良い流れになってきているのかな・・と考えています。ご興味がございましたら是非飲んでみてください!損はしないと思います。

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 2019年のメオ=カミュゼ、メゾンの上級キュヴェのラインナップをご紹介させていただきます。

 その前に・・もうご紹介済みで1本たりとも残っていない2019年のドメーヌものですが、希少な村名ヴォーヌ=ロマネだけしか飲めていなかったnoisy も、他のキュヴェを飲み始めています。

「いや~!・・めっちゃ旨い!」

です~・・。2018年ものまでも素晴らしく美しいエキスで、しかも要素と表情にしっかりミネラリティのコーティングが感じられる「荘厳なあじわい」がメオ=カミュゼの特色だと感じていたんですが、

「2019年ものは相当に異なる!」

と言っておきたいと思います。

 美しいだけではなく・・見事に「優しく」「純粋で」「柔らかい」が加わり、しかしポテンシャル自体を見事にアップしています。

 このポテンシャルをしっかり見極めたい!・・と思えば、少なくとも1/3ほどは3日後頃まで取っておくことが肝要かと・・思いますよ。先だってのグラントネもそうですが、見事に美しく、見事に優しい・・なので、2019年ものはそのようなヴィンテージかと思い込んでしまいがちですが、そうでは無く・・ポテンシャルもしっかりアップしているんですね。

 特に、色合いを見ると、2018年ものよりも濃い目に出ているキュヴェが有ります。そのようなキュヴェは、ミルランダージュが混じっている可能性が有り、それがヴォーヌ=ロマネ近辺の畑だったりしますと・・あの神様の素晴らしいワインの味わいを彷彿とさせてくれます。


 そして、2019年ものは特にそうですが、ドメーヌものとメゾンものの品質的な違いはほぼ無いです。その上で、残念では有りますが、

「圧倒的に数が無い!」

です。


 メオ=カミュゼの荷が届いた時、その「山」の余りの小ささに・・

「・・えっ・・?・・これだけ?・・」

と、思わず口走ってしまいました。

 いつもですと、

「ヴォーヌ=ロマネのそれをあっちに、ニュイサンのそれをそこに、モレとフィサンはそっち、シャンボール系は・・」

などと荷ほどきが大変なんですが・・何もしなくて良いほどしか在りません。


 それにフィネスさんも割り振りに相当に苦労されたようで、リリースがされているのに Noisy wine には割り当て無しのキュヴェが結構に存在します。勿論、これはクレームでは有りません。

「それしかやりようが無い」

のは、noisy も重々承知しています。少ない素晴らしいワインを出来る限り多くのお客様に飲んでいただけるように心を砕いていますが、そもそも数が無いと行き届かないことになっているのは間違い無いと自覚しています。

 ですので、この素晴らしい2019年のメオ=カミュゼのメゾンラインを、出来るだけお早めにご注文いただきたいと思います。

「絶対に外さない・・に思い切り近いと断言できる2019年のメオ=カミュゼ!」

です。どうぞよろしくお願いいたします。



 左の写真は入荷は無かった「ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ」です。もう・・激旨!・・無くて残念・・。因みにジャン=ニコラさんは以下のようにレヴューしています。
「トースト香や甘草の香りが最初に感じられ、その後にフランボワーズのような赤い果実の香りがやってくる。また、青い草の香りや腐植土のような香りもあるが、ネガティブなイメージではない。直線的な口当たり、ミネラル豊かで余韻に酸味が感じられ、アフターはスパイシーな印象。全体的にはとっつきやすい味わいだが樽香がワインに溶け込むまで、4~5年は待った方がいいだろう。」


■ 当主ジャン=ニコラ・メオによる2019年もののコメント

 2019年は確かに暑い年で年間通して雨も少なかったが、「9」が付くヴィンテージとしては平均的だった。2~3月は暖かかったが4月は平年並みで、5月は冷涼だったので葡萄の成長は早熟というわけでもなく、収穫開始時期は9月18~20日と予想していた。

 6月になると気温が上がってきて急に夏らしくなって葡萄の成長は加速。所々でウドンコ病の発生が見られたのが気掛かりだったが、幸いその他の病気はほとんど発生せず、乾燥した葡萄があったくらいで健康状態は素晴らしかった。開花期の天候が不安定だったにもかかわらず葡萄はとても良く成熟し、夏が暑くなった影響で収穫は予想よりも早い9月13日から行った。

 ほとんどのワインがアルコール度数14%になったほど葡萄の糖度は高く、さらに素晴らしい酸味も兼ね備えている。力強くも柔らかくリッチで深みのある味わいで酸味は2018年よりもしっかりとしている。偉大なヴィンテージかという質問が必ず出てくるのだが、現状ではまだテロワールが隠れてしまっているアペラシオンがほとんど。

 ただ、いくつかのワインは洗練された味わいでキャラクターが見え始めているのも確かで今でも飲めてしまえるが、瓶詰2~3年後には1度閉じる時期が来ると思うのでその間は飲むのは避けた方が良い。8~10年後には熟成と共に再び開いてきて素晴らしいバランスとアペラシオンの本当の顔が見えてくるだろう。2009年のように熟成していってくれることを願うばかりである。ただ、残念ながらアペラシオンによっては乾燥で生産量が少なくなってしまっているものもある。
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 1983年に彗星のごとく出現したドメ ーヌ・メオ=カミュゼです。神様アンリ・ジャイエが顧問として付き、試行錯誤しながらも素晴らしいドメ ーヌになったと感じています。まぁ、ここに至るまでは色々有ったと思います。


DOMAINE MEO-CAMUZET
 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ・カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。

 その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。
 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。

 除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り 入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18か月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。

MEO-CAMUZET FRERE & SOEURS
 1級畑のワインは畑作業、醸造全てをドメーヌが行い、ヴィラージュのワインはお互いを理解しあえる生産者を選び、夏季剪定から醸造までをドメーヌのスタッフが行います。ブルゴーニュ・ルージュとブランは良質の葡萄を作るいくつかの生産者と業務提携を結び、葡萄または葡萄果汁を購入してドメーヌで醸造し、最後に1つのキュヴェにまとめるので、アサンブラージュの腕が光っています。


2021 Chambolle-Musigny 1er Cru les Cras
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・クラ

18225
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・エ・メゾン・メオ=カミュゼ
お一人様1本限定
◆お一人様1本限定
■海外メディア情報
92~95 Points 2027~2035 Jasper Morris
90~93 Points 「Burghound outstanding!」 Burghound


■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。シャンボール村の北、冷涼な気候の渓谷の入り口に位置し、南向きの深い粘土質土壌の畑でテロワールには太陽の恵みが素晴らしく表現されます。まだ若木が多く早熟な畑ですが、手入れと摘房を念入りに行うことで粒が小さく凝縮した葡萄を収穫しています。イチゴなどの赤い果実の甘い香り、口当たりはチャーミングで肉付きが良いしっかりとした果実味がありながらも繊細な酸味と余韻の直線的な味わいがバランスを取っています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥26,980 (外税) 
【欲しいと思っても中々買えないシャンボール=ミュジニー1級レ・クラ!・・ジョルジュ・ルーミエさんの2021年のレ・クラと全く同じ評価です!】
■ ジャン=ニコラ・メオさんのコメント

 香りは絶妙に開いていて赤い果実や柑橘系の果実、しおれた花を連想させるような香りが感じられる。口当たりはフレッシュでレースのように繊細なタンニンと優しい舌触りのとても柔らかい味わい。アフターも上品で微かに鼻に抜けるスモーキーな風味が素晴らしい。デリケートさとフレッシュさのおかげでとても分かりやすい仕上がりになっていて6~8年で飲めるようになるだろう。


 ジャスパーさんはルーミエさんの2021年のレ・クラに 92~95 Pointsとしていますので、

「全く同じ!」

です。・・並べて飲みたいもの・・です。フィネスさんはやっているようですが・・どうぞよろしくお願いいたします。



 以下は以前のレヴューです。
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【これはもう・・果皮のお化け?・・レ・クラならではの男っぽさが、シャンボールのしなやかな女っぽさと同居・・しかも、上値でルーミエさんのレ・クラと同ポイントです!】---すみません、以前のレヴューです。

 滅茶苦茶ドライです!・・そして濃度の高い果皮の見事なエキス!・・ドライなのに・・甘美だと感じてしまうのは錯覚なのか?・・と自身を顧みることを要求してきます。そして、

「やっぱり甘美だ・・」

と再確認し安心する・・・。もの凄い味わいです!


 ですが余りに褒めると、誇張が入ってしまっているように感じますので・・もう止めておきます。ただし、超お勧めは間違いありません!

 ジャスパー・モリス氏は91~94ポイントでした。そして、ジョルジュ・ルーミエさんの2019年のレ・クラのジャスパー・モリス氏の評価は・・なんと、「92~94ポイント」です。

「・・お~い・・変わらないじゃないか~・・!」


 この凄い味わいよりも、そっちの方が気になって仕方が無いnoisy です。買えた方は超ラッキーでしょう・・。ルーミエさんのレ・クラの半額ちょっとです・・お早めにどうぞ!



 以下は以前のレヴューです。
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【貴重なシャンボール=ミュジニー1級レ・クラ!ドライで冷涼なチェリーが品格高くたなびく秀逸な味わいです!】

 ようやっと飲めました!・・旨いです!・・ルーミエさんのレ・クラに勝るとも劣らない見事な味わいです。

 そこにもまた・・昨今のメオ=カミュゼのワインにつきものの、荘厳なエレガンスが感じられますし、何と言っても「冷ややかで透明なミネラリティのコーティング」が施されていますから、レ・クラだけに・・クラクラ来ちゃいます。

 シャンボールのレ・クラをリリースできる生産者は5名だけ・・メオ=カミュゼも自社所有では有りませんが、管理をすべてやっているようですので、事実上はドメーヌものと同様の仕上がりになります。

 と言うことは、もしルーミエさんのレ・クラをゲットしていたら、並べてテイスティングも可能ですよね。ルーミエさんの方がやや果実の赤みは強く純な余韻、メオさんの方は少し赤黒い果実でキラキラ輝く余韻・・イメージ的にはそんな感じです。

 メディアの評価は、このレ・クラと言うワイン自体が少ない性でしょうか、見つけるのは中々に困難でしたが、バーガウンド・ドット・コムのアレン・メドゥズさんが・・あくまでバレル・サンプルですが、そこでのテイスティングで90~92ポイントと評価していました。他のメディアの方より1~2ポイント低いのが普通ですので91~93、もしくは92~94位と同等かと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【レ・フュスロットはアンリ・ジャイエを彷彿とさせる果実味・・でした!】

 え~・・初めてジャイエの弟子であったことを意識させたワインの一つが2017年のレ・フュスロットでした。滅茶旨いです・・少し早いですけどね。残念ながら数の制約が有って、レ・クラは飲めませんでした。

 因みにレ・フュスロットは、ジャイエ系の味わいにルーミエさんのピュア果実をプラスさせたような仕上がりで、これまたルーミエさんのワインに共通する透明なミネラリティが下支えしている感じを受けました。

 2017年・・相当良いですが、エキス系、果実味系のどちらに触れているか・・飲まないで判断はできないと思います。でも、そこそこに温暖なヴィンテージでしたので、シャンボール系は果実味系の仕上がりになっているかと・・思います。メオさんも、エキス系に仕上がったワインは2025年ほどから、果実味系は2021年頃から飲んで良い・・と言っているように思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【ブルゴーニュのエレガンス・フィネスを最大限に引き出した素晴らしいワインたちです!】

 さすがにこのクラスから上は非常に希少なので、販売してみて余ればテイスティング・・と言うスタンスを取らざるを得ません。

 しかし、以下のコメントにも有るように、ニュイ1級レ・ブード2014年などはもう、ひっくりかえるような凄い仕上がりでした。

 2015年のメオ=カミュゼは、物凄い仕上がりだと確信しています。一般的な評価が定まってからでは遅いと思いますよ。すでにネット以外のお客様からは引きが強くなっています。お早めにご検討くださいませ。


 以下は以前のコメントです。
━━━━━
【是非ルーミエさんのレ・クラと飲み比べてみたいものです・・ 】

 この2005年のレ・クラでは有りませんが、同じ2005年のシャンボール=ミュジニー1級レ・フュスロットを先日開けてしまいました・・。まぁ、古酒ばかりの入荷ですし、2005年~2010年頃までのメオ=カミュゼについては、noisy も余りテイスティングしていないので・・などと言う言い訳を考えつつ、中々な価格では有りましたが飲んで良かったです。

 ここはレ・フュスロットのコラムでは無いので詳細は省きますが、

「メオ=カミュゼはルロワを追い抜こうとしているはず!」

と言う気持ちが伝わって来たような気がしています。


 例えば先日飲んだ2014年のニュイ=サン=ジョルジュ1級レ・ブードなどは、ま~・・・ぶっ飛ぶような荘厳さと美しさ、繊細さを持っていました。

「ルロワか!」

と・・思わず突っ込んじゃいました。


 2005年のレ・フュスロットは非常に健康的で、しかしやや硬く・・・しかし、漏れ出て来る気品、高質さが物凄く、この硬さはミュジニー系1/3、ボンヌ=マール系2/3ほどのミネラリティのニュアンスを持っているのかなぁ・・と言う感触を受けました。

 レ・クラはレ・フュスロットよりもボンヌ=マール寄りで、まぁ、非常に近いとは言える位置関係なんですが、より赤味を強く感じると思っています。ボンヌ=マールにより近くとも・・上記のニュアンスから言うとミュジニー系1/2、ボンヌ=マール系1/2のようなミネラリティ・バランスなのかなぁ・・と言うのが、大雑把に言ったnoisy的な感覚です。やはりここは大人気のルーミエさんのレ・クラが標準なのでしょうから、比較対象としては良いんじゃないかと思います。もし2005年のルーミエさんのレ・クラをお持ちなら・・ご検討いただくのが良いかと思います。もう2005年ものなんて、高値でどうしようも無くなっちゃいますんで・・。


 まぁ、昨今はブルゴーニュワインが高いですが、それでもそれだけの感動と不完全燃焼を与えてくれ、それがまた明日への活力になっている・・・それがブルゴーニュワインファンなんです。是非、「比較」の楽しさを味わってみてください。お勧めします。


 以下は以前のコメントです。
━━━━━
 偉そうには言っても今のところフィサンしか飲めていませんし、いつの間にか売れてしまって減っているのが現状で、この先はそうそう飲めそうも有りません。

リアルでは、編集長の、
「もう取り上げるには値しない」
みたいな烙印を押されてしまっています。ある意味、ピノ・ファンの、強烈な愛情の裏返し的な部分ではあると感じます。偉大なブルゴーニュの生産者の立ち位置にいながら(と、思う)、
「なんなのよ、その振る舞いと仕上がりは・・・」
みたいな怒りが有るんだと思います。ちょっと鼻が伸び過ぎたピノキオ状態・・・と受け取られたのでしょう。

ブルゴーニュの神様のすぐ傍に居た、家族ぐるみの付き合いだったと言える、他の造り手たちは、一体どんな気持ちを持っていたのでしょうか。アンリ・ジャイエの造るワインに啓発され、神様に追いつきたい、何とか自分を旨く表現したい、でも超えられない、というジレンマに陥ってしまうのでしょう。ジャン・ニコラ・メオに留まらず、跡継ぎのエマニュエル・ルジェ、フィリップ・シャルロパンもそうでしょう。神様のピノ・ノアールには到底届かないと感じてしまうのでしょう。神様の友人たちにも同じことが言えます。このところのダニエル・ショパンのキュヴェを飲まれた方は、その美味しさにびっくりされたと思います。しかし、ダニエル・ショパンの凄腕を持ってしても、追いつくことすら出来なかった(と思う)訳です。

メオ=カミュゼのワインを飲むと、やっぱり同様のことを感じてしまいます。追いつきたい、超えたいが・・・、今の俺はこんな感じなんだよ、と言っている様な気がするのです。

2004年のフィサンはよく出来ていると思います。神様流の低温での長めの漬け込みは感じられず、短めに済ませて、ピュアなフレーヴァーを生かそうとしています。フィサンとしてみれば、今までに経験が無いほど果実のニュアンスを大量に閉じ込めています。そして、生の血を感じさせるような、妖艶なアロマが強烈に存在しています。生々しい、という表現が正しいでしょう。恐怖映画を一人で見ているような、背筋がゾクゾクっとする感じさえ受けます。ボディも肉を感じさせる厚みの有る物で、噛めるようでも有ります。血とブルーベリーの煮詰めたものの集合体と言っても良いでしょう。

メオ=カミュゼのピノ・ノアールには、そんな只者では無いニュアンスを時々感じることが出来ます。しかし、それが「めちゃんこ美味しい」に同義なのか、が微妙では有り、飲み手によって好き嫌いの分かれる部分でしょう。それでも、土地の個性とメオの個性の両方を強く感じさせる優れたワインであると・・・感じました。

また、96年や98年のヴォーヌ=ロマネが少量入っています。価格はとても安いと言えますので、楽しかった90年代を振り返ってみてはいかがでしょうか。ワイン自体の絶対的な美味しさを求めるよりも、今まで過ごしてきた90年代の決算をしてみるのも重要でしょう。ブルゴーニュは、確かにひとつの時代が終わった・・・と感じられますよね。

オ=ブリュレは神様が耕作していたリッシュブールに接するとても秀逸な1級畑です。リッシュブールよりはやや軽いが、名前どおりの独特の焦がされたベリーのニュアンスや動物的官能さにクラクラさせられたワインです。お好きな方は・・・まあ、安いと思いますので是非。

2004年のフュスロットは飲めていませんが、2003年がとても美味しかったのを覚えています。透明感の有るドライなチェリー、ラズベリーのジャミーさは、メオが求めているものを指し示しているような気がしました。神様のピノ・ノアールよりも高い周波数の香りに、よりポイントが有り、華やかで、ピュアでした。

皆さんもまあ、色々と好みはあるのでしょうが、色々と飲むのがワインの楽しみ・・・。高くなってしまったブルゴーニュのワインでは有りますが、古酒も含めてファンタジックな世界を感じられる価格では仕上がったと思います。ご興味の有る方、是非、飲んでみてください。