●● ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ改め、ドメーヌ・ニコル・ラマルシュの2018年をご紹介させていただきます。
ヴォーヌ=ロマネに本拠を置き、「偉大なる通り道」なる「ラ・グランド・リュ」を所有するラマルシュ家ですが、先代のフランソワが亡くなってからもドメーヌ名はそのままでした。2018年から当主の「ニコル・ラマルシュ」に変更になっています。
その「ふんわり」ととても柔らかで「しんみり」と、しかし確実にそのテロワールのポテンシャルを伝えてくる姿に、多くのピノ・ノワール・ファンが震えるような感覚を覚えるワインになったと思います。その立役者はやはり現当主の「ニコル・ラマルシュ」なのでしょう。2011年頃からの伸長ぶりは凄まじく、2013年ものまでは、
「ベースのキュヴェも売れずに摘み上がっていた」
ものが、2014年からはそれまでの在庫も含めて瞬殺するようになっています。勿論ですがヴォーヌ=ロマネに本拠を置くグラン・クリュ所有の大ドメーヌが、近郊のA.C.ブルやオート=コートをリリースしている例は少なく、また非常にリーズナブルなプライスで飲めるので大人気になってしまったのは必然なのでしょう。
2018年ものですが、ラ・グランド・リュを除く上級キュヴェは全て「片手バラ」で、数えるのが非常に楽なほどしか入って来ませんのでテイスティングは難しいです。いつも通り、
「定点観測」
をしている「オート=コート・ド・ニュイ」を飲ませていただきました。
やはり基本的なスタイルは変わっていません。しなやかでふんわり・・透明感もナチュラル感も、そしてピュアさもしっかり伝わって来る感じです。
しかしながら、
「2017年までと全く同じか?」
と聞かれますと、
「・・いや・・」
と注釈を入れなければならないでしょう。
ポテンシャルは確実に上がっています。細かくは後程書きますが、エシェゾーやクロ=ヴージョなどは・・非常にリーズナブルなプライスですが、
「上値97ポイント!」
まで付けている海外メディアも有るくらいです。
noisy の場合は、そのクラスの入荷は数本ですので飲んで確認が出来ず、申し訳ないのですが、オート=コートをテイスティングさせていただいた時、
「・・あれ?」
と。
そう・・今までの「ふんわり感」に「しっかり感」「凝縮感」が加わっていたんですね。もっとも品温も上がりグラスに注いでから15分ほどしますと、以前のように「ふんわり」して来るんですが、
「マセラシオン・カルボニック(MC)で醸す分の減少!」
を感じています。
MC は、その特徴から、早い段階で美味しく飲めるようになるわけですが、通常の仕込みにしますと少し硬く成る訳です。
その辺を調べましたら、デカンター誌にオート=コート2018について、
「全房は30%云々・・」
と書いてありました。全房30%だからMCの率も30%と言う訳では有りませんが、noisy的な感覚とマッチしていますので、そういうことなのでしょう。
ですので、他のキュヴェも軒並みMC率が下がっているとも限りませんが、2018年もののラマルシュは、
「早い段階ではいつもよりもやや凝縮していて、かつ、やや落ち着いた感じ」
から始まり、徐々にペースを上げてくる・・ことが考えられます。
この辺は是非・・コラムをお読みくださいね。
また他のキュヴェですが、ラ・グランド・リュは、ジャスパー・モリス氏が上値98ポイントで史上最高評価でしょうか。リアルワインガイドは98+点を付けたことがありますが、海外評価では最高でしょう。
それに次ぐのが同じくジャスパー・モリス氏が上値97ポイントを付けた、グラン=ゼシェゾー、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョ。グラン=ゼシェゾーは高いワインですが、エシェゾーとクロ・ド・ヴージョは非常にリーズナブルですからお買い得かと思います。
因みにオート=コートとA.C.ブルは、ティム・アトキン氏が「91 ポイント」も付けてしまっています。このクラスに評点を出すこと自体が異例かとさえ思いますが、91点は・・凄いですよね。
で、その91点と、優れたグラン・クリュが付けた97~98ポイントの間に、煌めくばかりのヴォーヌロマネ、その近郊のリューディが評価されています。
2018年ものは、下のクラスから・・A.C.ブルから飲み始めるのが良いでしょう。それも、ちゃんと品温を上げて飲むのが良いです。春先になったら美味しく飲めるようになると思いますが、今年2021年は非常に寒いですから、いつもより品温が下がってしまうことを恐れてください。
この先何年かで手の届かないドメーヌになってしまうかもしれませんが、今のうち・・何とか手に入れておきましょう!お勧めします。
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待望のフランソワ・ラマルシュ、2017年ものが到着しました!近年になって、「お客様の引き」が非常に強いのがこのフランソワ・ラマルシュです。
「ふんわりとして優しく純な香りとシミジミ沁みてくる高貴なピノの味わいが・・もう・・堪らん・・」
そう感じていらっしゃるお方が多いと思います。超高質なルイ・ユエラン・・みたいな・・違うか・・(^^;;・・ルイ・ユエラン、どうしてるんだろう・・。
順調に2017年ものをいただけたことをとても嬉しく思っています。が、数量は相変わらずでほぼ変わらず・・村名以下は据え置き価格ですが、1級以上は上がってます。いや、それでも滅茶リーズナブルですけどね。
それに加え、非常に貴重なヴォーヌ=ロマネ村、そして近郊のA.C.ブルゴーニュやオート=コートを、これまた非常にリーズナブルに提供し続けてくれている稀有なドメーヌでも有ります。
そもそも、お隣のD.R.C.さんちのロマネ=コンティやラ・ターシュと言ったモノポール畑ものは、一体幾らするんでしょう。noisyももう、ほとんど縁が無くなってしまった感が有りますが・・古酒は別にして、1999年のロマネ=コンティを販売したのが最後位ですが、その頃でも40万円台だったと記憶しています。
因みにリアルワインガイド第67号では、フラッグシップのラ・グランド・リュ2017年がポテンシャルで「98+」と、完全にブルゴーニュ・ピノ・ノワールの一握りのトップワインに君臨しています・・が、それでもまだこの価格で買うことが出来るのは、奇跡と言って良いかもしれない状況です。
エージェントさん(オルヴォーさん)も大人の事情で、ドメーヌの出し値は上がっているもののラ・グランド・リュだけはほぼほぼ上げなかったと言っております。実際のところは1級以上は毎年全て上がって来ているのが現状だそうですが、
「・・それでも非常にリーズナブル!」
だと言えるでしょう。
海外のメディアを見てみますと、流石に「日本人的なエレガンス、繊細さの理解」が無い訳ですので、リアルワインガイドほどの高い評価は出ていません。
しかしながら、あの偏屈な「バーガウンド」が、ラマルシュの1級群やエシェゾー、グラン=ゼシェゾー、クロ=ヴージョに対し、94~95ポイントほどの非常に高い評価をしています。ただし流石に偏屈なのはいつもどおりで、ラ・グランド・リュもほぼ同じ評価です・・(^^;;・・ホント、判らん・・ここん家は・・。
そうは言いながらも年々評価は上がってきており、昨今のブルゴーニュの潮流を鑑みたり、昨今の中国がブルゴーニュワインを爆買いしていることからも見て取れるように、日本人が持っているエレガンスや繊細さへの理解そのものも、実は「輸出」され、世界が理解して来ている間違い無いと言えるかと思います。
だって・・ホント、美味しいですもんね。A.C.ブルやオート=コートで良いからしょっちゅう飲みたいですよね。
noisy も入荷本数の増えない中、毎年のようにテイスティングしているオート=コート2017年を楽しませていただきました。
「質は毎年、さらに上がって来ている」
と感じます。以前はリアルのポイントを見つつ、「・・低いなぁ・・」と思っていましたが、昨今は決してそうは思いません。非常に良いところを抑えた評価がされていると感じます・・下のクラスしか飲めてないですから、そこでの話しになってしまいますけどね。
是非とも焦らず、少しだけでも休めて、この時期冷えやすい品温を上げつつ、お楽しみください。
「ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュにしか出せない見事なエレガンス!」
がそこに有ります。
以下は前年までのレヴューです。
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2016年のドメーヌ・フランソワ・ラマルシュをご紹介します。
「ついにラマルシュが来た!」
と大騒ぎをして4~5年になりますが、2014年もの、2015年ものの素晴らしさは皆さんもすでにお確かめいただいたものと思います。
そして何より・・
「単純な濃さを拠り所としないエキス中心のフィネス、エレガンスのブルゴーニュワイン」
を、フランソワ・ラマルシュならでは・・、誰にも似ていない個性と共に、しかもブルゴーニュワインの聖地、ヴォーヌ=ロマネから発信し続けていることに、何よりも喜びを感じさせてくれます。
2010年頃までのフランソワ・ラマルシュからはほぼ読み取れなかったその素晴らしさはついに結晶し、香しくも優しく包み込む独特の世界に誘われるようになっています。
2016年ものも2015年もの以上に素晴らしいと、オート=コート・ド・ニュイを飲ませていただいて感じました。単純な濃度こそ2015年ものには追い付かないかもしれませんが、グラスからのファーストノーズを嗅いだ瞬間に、そのエキスの濃密さゆえの香りの存在感、スピード、フィネスに圧倒されます。
しかしながら2016年ものはご他聞に漏れず非常に少なく、あれほど沢山有った・・そして長く残りもしていたオート=コート・ド・ニュイでさえ24本のみの入荷です。上級キュヴェは元より少ないので、余り変化ないかもしれませんが・・。
そして、おそらくヴォーヌ=ロマネ随一の価格のリーズナブルさも特筆されます。でもそれよりも、
「まだフランソワ・ラマルシュが傑出したドメーヌになったことを知らない方が多い!」
と言うただ一点が、
「・・そんな・・知らないなんて、なんて勿体無いことを!」
と言う気持ちでいます。
それほど数が有りませんので、知らない方に知らしめようとするのもどうかとは思いますが、このエキスたっぷりでフィネスに溢れる液体に、是非一度触れてみてください。ラ・グランド・リュについては毎年価格は上昇していますが、
「かのロマネ=コンティの真横。ラ・ロマネ、ラ・ロマネ=コンティ、ロマネ=サン=ヴィヴァンとラ・ターシュに挟まれた稀有なリューディ!」
の畑のワインが、まだこんな価格で購入できるんだとお考え下さい。
そして、ブルゴーニュの聖地、ヴォーヌ=ロマネのワインが、これほどまでにリーズナブルであり、ACブルから飲めると言うことに大きな喜びを感じていただけるのも間違い有りません。
今回は少ないので余りテイスティングコメントは書けませんが、間違い無い仕上がりと確信しています。是非ともご検討いただけますようお願いいたします。
■エージェントより
激減の2016年ですが、その品質はヴィンテージの個性を凌駕する完成度のようです。例によって生産者からの情報は皆無なので各メディアを読み込んでみましたが果実味の年となった2015年に、驚異的なエレガンスを付与したラマルシュの2016年は2015年と対照的ながらも傑出した出来となったようです。
2016年は低収量に起因する凝縮度(濃密な意味ではなく)を高めるために新樽比率を0%に下げ果実のの軸がありながらも非常に繊細で洗練された出来となりました。
また、雹害などの影響が多かった年ですが、クロに囲まれたおかげか収量は落ちたものの2016年はクロ・ド・ヴージョの当たり年となったようです。(ラマルシュ以外も含めて)斜面の上部・中部・下部とすべてを所有するラマルシュこそまさに神に捧げるための真のクロ・ド・ヴージョに近いものを造っているのかもしれません。
株式会社オルヴォー
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ついに・・ラマルシュが来ました!トップ・ドメーヌの立ち位置に・・。リアルワインガイドは第59号で、ついに・・ポテンシャル99ポイントをラ・グランド・リュに与えました!続くワインも98ポイントから連なるように、順な評価です。
noisy も、この偉大なる2015年のフランソワ・ラマルシュを何とかゲットできました。残念ながら上級キュヴェは非常に少なく、何本も有りませんが、下級二アイテムのテイスティングでも、その素晴らしさを感じました。
「ACブル、オート=コートで、ラマルシュの良さを存分に確認できる!」
実はこれって・・凄いことなんですよ。簡単なことじゃ無いんです。しかも3千円代のリーズナブルなワインを、ヴォーヌ=ロマネのど真ん中のトップ・ドメーヌが、全く手を抜かずに、ドメーヌワインの味わいを造り出しているんですよ・・。
リアルワインガイドの徳丸さんは常々、
「昨今のラマルシュはとことんまでナチュラル」
と言ってましたが、それが判る素晴らしい味わいでした!
上級キュヴェはもう・・間違いの無い味わいでしょう!・・しかも、周りを冷静に見渡したら、物凄くリーズナブルだと言うことに気付かれるでしょう。是非とも2015年フランソワ・ラマルシュ、ご検討くださいませ。
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・・・ラマルシュもビオディナミに栽培転換してからと言うもの、年々評価も鰻登り。つられて価格も上昇中ですが、95点をオーバーするような、ブルゴーニュでは極一部のほぼ満点ワインで有りながらも、しかも、ブルゴーニュ最高の場所で有りながらも、いまだにこのプライスだと言うことを考え合わせれば、
「まだまだ安い・・」
と言えるかと思います。
お隣のラ・ターシュは一体幾らするのか?と考えても、もしくはラ・ロマネは?ロマネ=コンティは?・・と考えてみれば、とてつも無く安いと言えるかなと。
noisy も、ほんの何本かしかいただけない上級クラスは飲めないものの、2012年のオート=コートを飲んでみて・・
「リアルの徳丸さんがふんわりとした心地良いナチュラル感と表現するのが良く判る」
と感じました。
そして厳しかったはずの2013年・・、これも2012年を上回る仕上がりを確信しました。美しさに磨きが掛かった上、
「ヴォーヌ=ロマネの特上クラスドメ ーヌが持つ独特のフィネス」
をしっかり感じさせてくれました。
これは、ある意味「余裕」とか「自信」に裏打ちされたものであり、「歴史」でも有るんですね。敢えて何も変えずとも備わっているものが、2009年以前までは、
「何かによってかき消されていた」
「何かの性でマスキングされていた」
という事なんです。2010年以降の有機への転換により、全てが良い方向へと向き始めたということでしょう。リアルの51号では、2013年ラ・グランド・リュのポテンシャル点がなんと「97Points」です。史上最高だった2012年は「96+Points」と言う評価でしたから、さらに成長中とも言えます。
もっとも、2013年ものは異常に数が無いですので、もともと少ない上級キュヴェは残念ながらnoisy もテイスティングできません・・。ラ・クロワ・ラモーなど1本ですから・・ニュイ=サン1級・レ・クラ、ヴォーヌ=ロマネ1級レ・スショ、クロ=ヴージョ、エシェゾーなども昨年はいただけましたが2013年ものはゼロです。
価格につきましては、ACブル、ACオート=コートは何と値下げです。しかし上級キュヴェは若干値上げです。ラ・グランド・リュに関しましては44000円でしたので13%ほどの値上げです。何とか5万円を切りたい・・と言う意思が有ったもので・・この先はどんどん上がるのは間違い無いでしょう。

Domaine Francois Lamarche / ドメ ーヌ・フランソワ・ラマルシュ
ブルゴーニュ最高峰の畑といえば誰もがロマネ・コンティを想像するだろう。このロマネ・コンティとラ・ターシュに挟まれた稀有で最良の畑を単独で所有しているのがこのドメ ーヌ・フランソワ・ラマルシュです。
1936年、INAOがブルゴーニュの格付けを制定した時、このグランド・リュは最良の立地条件を兼ね備えているにも関わらず一級に格付けされてしまった。
ボルドーのシャトー・ムートンの例を引き合いに出さずとも、この格付けを覆すことは並大抵のことではない。1980年代になり、現当主フランソワの申請を受けてINAOは、このグランド・リュの畑の再査定を開始した。
土壌分析、隣接する特級ワインとの比較試飲、近隣生産者との面談などを経て1992年、念願の特級グランド・クリュへと返り咲いたのです。 原産地呼称が制定されて以降、ブルゴーニュにおいて一級から特級への昇格を果たしたのはモレ・サン・ドニのクロ・ド・ランブレイとこのグランド・リュだけである。立地もさることながらフランソワ・ラマルシュの品質への努力が報われたと言えるでしょう。 ラマルシュ家のルーツは1740年のヴォーヌ・ロマネ村に端を発します。そして19世紀の後半から規模を拡大していきました。20世紀の初めに設立され、この当時から自社元詰めもすでに行っています。
そしてアンリ・ラマルシュが当主になり、偉大なグランド・リュを引き継いだのです。
この当時、グランド・リュは一級格付けでしたが、1992年に特級へと昇格を果たしました。
現在は1983年に現当主となったフランソワ・ラマルシュが引き継がれました。
今日では2世代にわたるラマルシュ家がドメ ーヌで出迎えてくれます。フランソワの妹、ジュヌヴィエーヴが経理を担当し、ジュヌヴィエーヴの娘、ナタリーは母とともにセールスを担当しています。栽培から醸造はフランソワの娘であるニコル・ラマルシュが指揮をとっています。このドメ ーヌは新たな世代へと継承されました。

ニコルがワイン造りを父であるフランソワ・ラマルシュから引継ぎ、ナタリーが叔母のマリー・ブランシェのマーケティングを手伝うことによって飛躍的に成長を遂げています。
フランソワはアンリ・ラマルシュの孫で、ラ・グランド・リューを結婚祝いでもらったアンリ・ラマルシュ2世の息子です。畑での細かいところまでこだわった作業、以前より良い樽の使用と新しい醸造所(2000年から)はドメ ーヌを今までより一貫性のあるものにしました。
私は、かつてラマルシェからもらったワインに対して少し物足りなさを感じらていました。おそらく、世代交代したラマルシュは、新世代のトップドメ ーヌの座を不動のものにするでしょう。栽培・醸造について
葡萄はすべて手摘みで選別されながら収穫され、即座に運搬されます。さらにワイナリーで酸化が進んだブドウを取り除くための徹底的な選果が行われます。
まず始めに振動式の選果ベルトコンベアーで、乾燥して干からびてしまった葡萄や不純物、葉などを取り除きます。続いて第2の振動式選果台で、熟練したスタッフが確認しながら最終的に最良の葡萄だけを選びぬくのです。葡萄は基本的には除梗し、破砕は行わず、温度管理されたステンレスもしくは木製の開放槽に入れられます。極力、補糖は施しません。
低温浸漬とアルコール発酵(ヴィンテージによって異なります)を経た後にフレンチオークで熟成させます。新樽はヴィンテージとアペラシオンの特徴によって60~100%の割合で使用されます。そして清澄、ろ過は一切施さずに、14~20か月間樽熟成させてから瓶詰めします。