ドメーヌ・ジョルジュ・ミュヌレ=ジブール
ジョルジュ・ミュヌレ=ジブール
フランス Domaine Georges Mugneret-Gibourg ブルゴーニュ
● この何年かで巷の評価がグングン上がった感のあるジョルジュ・ミュヌレ=ジブールです。まぁ、リアルワインガイドで散々、
「物凄い!」
を連発している性でしょうか・・。また、
「ジョルジュ・ミュヌレとミュヌレ=ジブールに分かれていたのを一緒にしてジョルジュ・ミュヌレ=ジブールになった!でもワイン屋さんはまだ直してない!」
ともおっしゃってましたんで、やっぱりその頃から上昇の目が有ったのかな?・・とも思っています。ただ、
「リアルも Georges Mugneret Gibourg と表記してて、間の - が無いぞ!」
と思うのはnoisy だけでしょうか?・・これが有ることで、ミュヌレ家とジブール家が一緒になったことが判るんですけどね・・。いつか言おうと思ってたんですが、会っても忘れちゃうもんで・・。
Domaine Georges Mugneret-Gibourg
ドメーヌ・ジョルジュ・ミュニュレ・ジブール
地区 ヴォーヌ・ロマネ
造り手 ジョルジュ・ミュニュレ
ロバート・パーカーが「ブルゴーニュ」に記しているように、亡きジョルジュ・ミュニュレ博士はブルゴーニュを代表する優れた醸造家で、芳醇な果実味、美しく成長する力強さとフィネスを備えた上品な味わいは高く評価されてきた。ジョルジュの代に購入された畑は、ドメーヌ・ジョルジュ・ミュニュレのラベルでリリースされルショット・シャンベルタン、エシェゾー、クロ・ヴージョはいずれもそれぞれのアペラシオンで最上の畑に数えられる。
1998年、博士の死後、長女のクリスティーヌがワイン造りを引き継いだ。84年に肝臓癌にかかっていることがわかって以来、毎日曜の朝、家族とドメーヌで働く人を全員集め、彼の醸造哲学を伝えたと聞く。グレイト・ヴィンテージ、雨の多い年、カビの蔓延した時、あらゆる場合にいかに対処すべきかあますことなく伝え1988年発酵を終えた後、帰らぬ人となった。
現在も続く折半小作契約の畑については、以前よりも摘花を自ら厳しく行い、収量を抑え、ミュニュレ流の果実味豊かで力強い味わいは完全に受け継がれたと評されている。
醸造 高めの温度で発酵、20%上の除梗せず、発酵は3週間をこえる。新樽使用率はヴィンテージにより異なる。グラン・クリュは特に長期熟成型のワインといわれている。
●2016 Nuits-Saint-Georges 1er Cru les Vignes Rondes
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・ヴィーニュ・ロンド
【何と1級ニュイ=サン=ジョルジュでポテンシャル 94+ Points!】
ラシーヌさんの扱いでは有りませんのでご注意くださいね。ラシーヌさんからはこのキュヴェ、ヴィーニュ・ロンドは入りません。オルヴォーさんの輸入です。非常にコンディションが良いと思われます。
とても貴重なので飲むのをためらっていますが、リアルワインガイドも2014年ものの紹介の第55号で、
「2014年のジョルジュ=ミュヌレ=ジブールはとんでもないことになってる!」
と記載してますが、2015年ものの評価は2014年を超えています。
このところ数年はリアルも、ほぼヴォーニュ・ロンドがフュスロットを上回る評価でしたが、今回は入って来ないフュスロットは何と・・
「96Points」
と唖然とするような高評価で、まるでグラン・クリュの評価を見ているようです。
ヴィーニュ・ロンドも今までで最高と思われる、ポテンシャルで「94+」ですから、採点の苦労の跡が見えるようです・・。良いワインばかりが集まっている造り手さんのテイスティングでは、下のクラスのワインの評価を押しとどめないとね・・100点法にならなくなっちゃうんですね~・・リアルも時折、なっちゃいますよね~。
でもnoisy も、このヴィーニュ・ロンドに関しては余り扱ったことが無い・・ほんの数度ですんで、余り判らないんですが、まぁ、このところのシェニョを見る限り、煌びやかさを持った美しさに磨きを掛けたニュイ=サン=ジョルジュ1級・・と言えると思います。元々このヴィーニュ・ロンドはニュイの中でもエレガント系と思われます・・と言うよりも、エレガント系に仕上げるのが良い結果をもたらす・・と言うことでしょう。北側がレ・ミュルジュ、西側(上)と南側がシェニョ、東側(下)がオー・ザロと言うロケーションでヴォーヌ=ロマネの村に近い畑です。ご検討くださいませ。
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