ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・ギイヤール

ギイヤール

フランス Domaine Guillard ブルゴーニュ
● 2019年のギイヤールをご紹介させていただきます。いや!・・素晴らしいです!・・過去最高を宣言します!・・まぁ、今までも充分に旨かったんですが、実に深く、表情豊かに、完全エキス化された赤黒ブレンドの果実の味わいをジュヴレたっぷりに感じていただけます。

 そもそも何故これほどまでにリーズナブルでポテンシャル高いワインが騒がれないのか、不思議でしょうがないんですが、そうは言っても..A.C.ブルだけでも通常10ケースほどは販売しています。ただし数がそれなりに有ったヴィンテージの場合でして、少ない時はどうにもならず、昨年の2018年ものは7ケース程だったかと。

 2019年ものは上級キュヴェが少ないですので要チェックかと思いますが、

「2019年ものは、今、何を飲んでも美味しく飲めてしまう!」

素晴らしい状態です。

 A.C.ブルは村名並み、レニアールは..いつになく非常に複雑でポテンシャルを感じます。オー・コルヴェは「これ..村名ですか?」と言いたくなるほどの出来、レ・コルヴォー1級の緻密さと官能感には、マジ=シャンベルタン的要素がたっぷりで、硬く閉ざしたマジを開ける位なら、レ・コルヴォーがそれ以上の味わいを見せる・・と断言したくなりました。

 この何年かの間に以前の黒みの強い男性的な味わいから、赤い果実をたっぷり感じさせてくれるワインに変身していますので、是非もう一度飲んでみていただきたい、

「世界一リーズナブルでポテンシャルの高いジュヴレワイン!」

です。超お勧めします!

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 エージェントさんから新たな情報が無いので良くは判らないんですが、どうもギイヤールに大きな変化が有ったように感じた2018年をご紹介致します。・・・いや、あの人も、このドメーヌも変わった、大変化だと、最近は良く言っているので、

「変わった変わった詐欺疑惑?」

がお客様の中で蔓延しているんじゃないかと危惧している noisy ですが、いや~・・本当に・・

「ギイヤールが大変化!」

しちゃったんですね。


 で、どう変わったか・・ですが、それを言う前に、今まではどうだったか?・・を言わないといけないですよね。表面上は余り売れていないだろうと皆さんは思っていらっしゃったかもしれませんが、実は「それなり以上に」は売れていたんですよ。なので、「ちゃんと総括」しないといけないかと言う事でして、はい。

 2016年までのギイヤールは、超ドライでミネラリティも高く、赤果実も有るし赤くも見えるが味わいは黒っぽく、全体のトーンはややハードなものの、エキスが綺麗に出た素晴らしいものでした。ドライな中に余韻が比較的「ハッキリ」と長くたなびく感じです。

 相続がどうなるかが危ぶまれていますが情報も無く、これほどまでにリーズナブルで美味しいジュヴレをリリースしているのは、

「ハッキリ言ってギイヤールだけ」

です。

 そしてそれが変化し始めたのが2017年・・ちょっと、「おや?」と思ったのは覚えています。


 で、2018年ものですが・・

 これ・・ですよ。凄い色合いでしょう?・・

 今までの、どちらかと言えば「黒一色」に感じられるビターでハードボイルドな味わいが、柔らかなテクスチュアと赤いベリーな果実、ナチュールさが感じられる「ふんわり感」が漂っています。写真はジュヴレ村名のレニヤールですが、滅茶美味しいです!


 これ、一体どう言うこのなんでしょう?・・ミシェルさんがまだいつものようにやっていただけでは、こうはならないと思うんですね。

「・・これは・・若い娘でも入れたんじゃないか?」

 あ、いや、娘とは限らず男性かもしれませんが、今までの「ハッキリ、クッキリな味わい」なデジタリックなものから、ややフラクタル感みたいなものが加わった「アナログ」なものへと大きく変化しているんですね。

 しかも「ナチュール」なニュアンスも感じます・・いや、まったく危うさ、アヴァンギャルドさは無いですよ。

 ですのでこれは、

「上手く行ったのであれば、相続問題も解決か?」

「ふんわり感が心地良く、古典的な味わいから現代的な味わいへ?」

変わったと判断しています。・・いや、今のところ・・・(^^;;


 ですが、味わいは本当に依然と大きく異なりますので、飲まれたら驚かれるんじゃないかと思うんですね。この素晴らしい2018年ギイヤール、是非飲んでみて下さい。絶対に無くしてはいけないドメーヌだと思ってます!

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2017年のギイヤールをご紹介致します。2016年ものがま~・・非常に美味しくて、すぐ飲んでも良く、熟成させても間違い無い・・しかも以前のような「鉄仮面的な黒くドライな味わいからの内向的味わい」は無くなっていました。

 2017年はその延長上にあるとばかりに思ってテイスティングに臨んだんですが・・・

 確かに延長上に有りました。しかしながら、以前から延々と続いていたシャンボール的に硬さのあるテクスチュアは・・どのワインにも変化が見られ、柔らかさのあるボディに加え、テクスチュアには複雑性が紛れ込み、それが味わい深さに繋がっているのが感じられました。

 まぁ・・2016年ものも当初は良く売れたんですが、長く続いたのはA.C.ブルだけ・・後はしばらくして脱落していってしまいました。

 理解されるまでは時間が掛かりますよね。あのミュヌレ=ジブールでさえ売れませんでしたしね・・。

 ですのでシツコク・・滅茶美味しくて滅茶リーズナブルな、「ジュヴレの良心」とも言いたいギイヤールのワイン、お勧めしていきたいと思っています。むしろ相続がどうなっちゃうのか心配で・・これほどまでに良心的なドメーヌものは他には全く見当たらないので・・本当に心配です。


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 年々素晴らしさを増してきたギイヤールの2016年ものをご紹介します!!

 本当に素晴らしいと思った2015年ものでしたし、皆さんのギイヤールに対する印象もだいぶ変化してきたのを肌で感じています。

 ところがですね・・2016年ものはもう、2015年を超えて来ちゃったんですね。ジュヴレは超難しかったはずの2016年ものですよ?・・多くの生産者が良くて例年並み、悪ければ少し落とした年ですが、

「タイトに締まった黒果実風味のビター味」

をすっかり脱却してしまい、

「まるでセラファンか?・・と感じてしまうような官能的なアロマと、セラファンが熟し始めの頃の滑らかさに、赤果実の美しいディテール、シルキーなテクスチュアと、それまでのビター感を抑えた長い余韻のエキス味」

になっていたんですね。

 そして、2016年ものが嬉しいのは、ACブル、ジュヴレ村名レニアールV.V.でその良さが充分判るんですよ。

 まぁ・・信じられないと思いますよ。でも本当です・・。良かったですね!・・リーズナブルなのに超高質です。是非ビックリしてください。


━━━━━
年々素晴らしさを増してきたギイヤールの2015年ものをご紹介します!!これはもう・・嬉しい驚きでも有ります!

 外国語の日本語訳と言うのは難しいもので、ギイヤールか、それともギヤールが正しいのか判りませんが、一応ギイヤールとさせていただきました。しなやかでささやかで心に染み入る味わいです。

 このギイヤール、皆さんは結構ご存知のようで・・・。某ワイン漫画で取り上げられ、凄い売れ行きをしたらしい・・・と、もっぱらの噂ですが、noisyのところにそのお流れが有ったとは、到底思えません。おかしいよなぁ・・・。googleでギイヤールを検索すると、何故かこのhpが二番目なのに・・!

■生産者紹介■
ギイヤールは、ジュヴレ・シャンベルタンに僅か5ヘクタール弱のみ所有する小規模ドメーヌで、ブルゴーニュ・ルージュ、ジュヴレ・シャンベルタン、ヴィエーユ・ヴィーニュ、1級畑レ・コルボーを造っています。彼の父はかつてピエール・ダモワで修行した人物で彼自身も物心ついた頃からワイン造りに関わってきました。(ピエール・ダモワ=シャンベルタン・クロ・デ・ベーズの1/3を所有する名門ドメーヌ)1952年には現在のドメーヌを立ち上げ、現在は二代目のミシェルに引き継がれています。平均樹齢は40年。中には樹齢70年以上のものも含まれています。収量は20~40hl/ha.です。
 (ミシェル・ギイヤール氏)
◆栽培・醸造◆ リュット・レゾネ。除草剤は使用していません。収獲後、100%除梗し、低温発酵。例年は12ヶ月の樽熟成ですが、2011年に関しては2010年同様、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後の瓶詰めとなりました。ノンフィルター。


2019 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Corbeaux
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・コルボー

16830
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・ギイヤール

■エージェント情報
 ピノ・ノワール100%/樹齢86年/年産3000本。グラン・クリュの“マジ・シャンベルタン”の北側に隣接する小さな区画。味わいの厚みは隣りの畑のマジ・シャンべルタンにも似たものがある。これがこの畑の特徴である。とても香りが強い印象。これがこのワインの個性です。ミルティーユ、カシス、黒スグリの味わいが表だっていて、長く続き、テクスチャーは滑らかで弾力(厚み)がある。シルクのような厚みとなめらかなテクスチャー。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥8,200 (外税) 
【過去最高!素晴らしい存在感!・・硬いグランクリュを開ける位なら、この1級レ・コルボー2019を開けましょう!超激安だと思います!】
 これは・・飲んじゃいましょう!・・まぁ、決して安いワインでは無いのかもしれませんが、

「今飲んでも滅茶苦茶美味しい!」

ですよ。

 ジュヴレの気高いワインが持つ官能的なアロマと味わいを、柔らかに、精緻に感じさせてくれます。安い・・いや、村名クラスですと、ジュヴレらしい鉄っぽさは重々しさで現れて来ますが、上のクラスになってきますとそこには、官能感だったりエレガンスが感じられるようになります。その際たるものがクロ・サン=ジャックだったり、マジ=シャンベルタン、クロ・ド・ベズになってくるんですが、

「2019年もののレ・コルボーは、それらと密度でも負けてない!」

です。

 これはついつい・・飲んじゃいますね。それもグイグイとグラスを重ねる・・と言うよりも、少しずつ口に含み、その存在を確かめつつ少しずつ喉の奥に送り込み・・戻ってくるノーズへ抜けて行くアロマを確認する・・。

「その作業そのものが楽しい!」

と感じていただける、実にポテンシャル高いピノ・ノワールなんです。

 何度も書いていますのでサラッと行きますが、何しろマジ=シャンベルタンの真横ですから・・あ、このギイヤールもマジ=シャンベルタンをリリースしているそうですが、日本に入っているのかな?・・残念ながら noisy のところには入っていませんし、飲んだことも無い・・でも、このレ・コルボーとマジの両方を持っていると言うことも、このレ・コルボーの高い品質を助長することに繋がっていると感じます。

「もう匂って来そうな凄い色彩をしている!」

とは見えないでしょうか。この口内で膨張する、超肌理の細やかなビロードのテクスチュアが、口蓋内各所の味蕾を素晴らしいタッチで刺激してくれます。

 価格はもう・・良いんじゃないでしょうか。反対に、是非ご自身で飲まれて価格付けしていただきたいと・・思います。この2019年もののギイヤール、1級レ・コルボーを飲ませていただいて、凄く似ているなぁ・・と思った素晴らしい造り手がいました。まぁ、コルクの長さが違いますが・・(^^ 凄い味わいでした。超お勧めします!・・是非早々に1本、飲んで・・是非追加で買い占めてください!


 以下は以前のレヴューです。
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【きっとドメーヌの危機を乗り越えたはず!・・と気付かせてくれる見事なポテンシャルです!】

 ギイヤールのワインって、10年前はもっと色味も黒かったはずですよね?・・さすがにグラスの写真を撮り始めたのは何年か前なので・・もっと前から撮っておけば良かったと、今更ながらに残念に思っています。ワイン屋さんたちも、飲みに行っても自分たちやご一緒の写真は撮りたがるクセに、商売そのもののワインの写真は中々残さないんですよね。

 で、このコラムを書き終えたら新着を発行するんですが、ほんの少しだけ余裕が出来たので・・以前のこのコラムを少し読み返してみました。すると、やはり昨年ご紹介の2017年ものから、この2018年ものの変化を感じさせる部分が有りましたね。そもそも、お題目で、

「リリース直後から美味しかった2016年ものとは異なります」

って・・書いてました。

 それ、2018年ものもバッチリ当てはまってしまいます。ポテンシャルはたっぷりあり、少なくとも2~3年は置くべきなコンディションです。・・飲めちゃうんですけどね。

 2018年ものの他のキュヴェと同様に赤い果実・・チェリーが主体でほんのりベリーです。ミネラリティの複雑なアロマがポンポンと上がって来ます。柔らかさが以前と全く異なりますし、それがナチュール感をアップさせている感じです。

 やはりマジの畑と隣り合わせなポテンシャルの高さは隠せず、さりとてマジほどは洗練されていない感覚・・でも熟成を迎えると相当に近くなって行くような感じが受け取れます。

 8千円ですから・・これ。滅茶苦茶リーズナブルでしょう?・・3年置いたら飲んでみて下さい。相当美味しく育っているんじゃないかと思います。そして15年経ったら・・感動ものだと思います。ご検討くださいませ!超お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【リリース直後から美味しかった2016年ものとは異なります。ポテンシャルが増えたこの2017年ものは、半年~2年ほど寝かせてください。】

 非常に細やかなスパイシーなアロマに精妙さが加わった、準特級並みの1級レ・コルボーです。いつも言い方で、コルヴォーとコルボーを区別するのが面倒では有ります・・が、マジ=シャンベルタンに接する1級畑ですんで、品物を間違える訳にはいきません。

 そしてマジはルショットとクロ・ド・ベーズに接する訳ですから・・その辺りの畑の配置を知っていれば、この1級レ・コルボー
ももっと人気になって良いんじゃないかと思うんですけどね。

 2017年のレ・コルボーは・・マジでマジっぽいです。やや痩せたクロ・ド・ベーズがマジの修飾子だとするなら、それを外すことは無いでしょう。

 しかしながら、マジほどまでにはグラン・クリュ感は持ち切れないのも事実・・やはりプティ・マジ=シャンベルタンかな・・と言うようなイメージになります。

 2017年のこのワイン、今は残念ながら閉じています。30分以上経過しないとソフトなタッチになって来ません。1時間近く経ってようやく、

「おっ、マジに近づいた!」

なんておやじギャグが出てくるようになります。

 ポテンシャル的には、プラスマイナス打ち消し合って2016年同様と判断します。非常にリーズナブルですし、赤い果実を得たギイヤールはとても魅力的ですので、是非・・少し待ちますが、飲んでみていただきたいと思います。お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【わお!!さすがのトップキュヴェ!!2016年に感じるかもしれない閉鎖感は全く有りません。高質感が緻密表情の襞から漏れて来ます!】

 素晴らしいです!・・こちらも他の2016年のギイヤールのワイン同様、柔らかでふっくら、シルキーなテクスチュアです。しかも、マジ=シャンベルタンに隣接していると言う、そんなイメージが飲むと浮かんでくるほどの個性を感じさせてくれます。

 飲ませてくれればね・・判るから・・ちゃんと書くんですけどね。いや、正確に言えば、飲める位買わせてくれれば・・でしょうかね。ブルゴーニュワインのテイスティングは、本当に厳しい時代になっちゃってますからね。

「noisyさん位になれば簡単にサンプル、貰えるんでしょ?」

と思われるかもしれませんが、別にサンプルをいただいている訳じゃ無いんですよ。ちゃんと購入しています。毎年購入しているアイテムは、ある意味、「信頼している造り手」ですから、その信頼を継続できるかどうかをチェックしていますし、どんな方向へ向かっているのかを見ている訳です。これが2本だ3本だ、6本しかないとかになると、開けるわけにはいかなくなってしまう訳です。

 2015年ものの1級レ・コルボーは、リリース直後から、ま~・・滅茶苦茶美味しくて・・お陰様で結構な本数を販売させていただきました。驚かれた方も多いと思いますよ。下手をすれば、

「著名大ドメーヌのACブルゴーニュの価格」

ですからね。それでマジ=シャンベルタンに隣接する1級レ・コルボーが買えちゃう訳ですから。


 で、飲んでも大したことが無いか?・・と言うと、これがまた素晴らしいし、2015年、2016年と、ホップ、ステップと・・ジャンプを待っているか、もしくはジャンプ中か?・・と言う状況だと思うんですね。

 確かに2014年まではややゴツゴツしていましたし、タイトに締まっていましたし、赤を覆いつくした黒果実が目立っていましたし、ビター感が少し強めと感じるようなニュアンスに取れました。それでも3~5年しますと柔らかいし官能的だし、素晴らしい美味しさだったんですが、

「リリースした年にすでに飲める!」

と言う、柔らかさや外交性が・・赤い果実と共にやって来た訳です。高質感の備わる素晴らしい味わいです。


 早めに飲まれる場合は、1~2週間、休ませてからにしてくださいね。しなやかな襞から感じられる高質感を損なわぬよう・・丁寧に扱ってください。そうすれば・・リーズナブルながらも高級ブルゴーニュワインの素晴らしさに触れることができると思います。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【素晴らしいです!これは頭抜けて美味い!こんなワインが埋もれていたなんて・・と感じていただけるでしょう!】

 それでも何とかACブルゴーニュだけは、それなりの数が流れて行くようになったギイヤールです。・・美味しいですよね?・・ビターな味わいの中に細やかなジュヴレ的表情の起伏が感じられる、今となっては非常にリーズナブルなピノ・ノワールです。

 他の村名ルニアール、村名オー=コルヴェも素晴らしいんですが、やはりこの1級レ・コルボーの素晴らしさは頭抜けていました。2015年的に良く熟した果実の深い味わいと、たっぷり存在するジュヴレ的なミネラリティが感じられます。

 しかも、これはまぁ・・人それぞれの感覚に由来するものなのでどうかとは思いますが、

「まったく甘く無いのがギイヤールのスタイル」

ですんで、2015年ものピノ・ノワールのネガティヴな側面として言われやすい、

「2015年ものは少し甘い・・」

と言うのは当てはまりません。


 しかも、この1級オー=コルヴェは、グラン・クリュ・マジ=シャンベルタンの北にモロに接する畑ですんで、マジ=シャンベルタンにソックリなんですね・・。マジの乾いたニュアンスをほんのりウェットにしたら、そのまんまマジ=シャンじゃ無いか?・・とさえ思ってしまいます。

 また、今飲んでも実に旨いです。抜栓した傍から、

「・・只者では無い」

と思わされてしまう複雑高貴なアロマが漂って来ます。村名コルヴェも薫り高いですが、この1級レ・コルボーは半端ないです。

 また、2015年ものはグレートイヤーたる素質を充分に持っていると感じます。それに、2015年ものは葡萄の熟度が高い性でアルコール分が高くなったワインも散見されますが、何とエレガンスを感じさせるにはドン・ピシャリの13%です。しかもこのワインは異常にリーズナブルです!

 この、非常に・・美しい色合いをご覧ください。判る方なら・・そそられる色合いだと思います。因みに色味の加工は一切していませんで、範囲を切り取り、大きさのみ調整しています。

 素晴らしいワインでした。「ブルゴーニュは高くなっちゃって・・」とお嘆きも判りますが、こんなリーズナブルでポテンシャルの非常に高いワインをお忘れでは無いかと・・。是非一度飲んでみて評価していただきたいと思います。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2014年1級レ・コルボーはギイヤール史上最強、素晴らしいポテンシャルでした!】

 え~・・写真を2枚、掲載しちゃいました。素晴らしいポテンシャル!・・まさにマジ=シャンベルタンの真横・・・と言うようなニュアンスが漂って来ます。野性味の有るスパイシーさが香しいですし、乾いた大地の薫り、細やかな石灰感、複雑性とも、当然のように村名ジュヴレを大きく凌ぎますが、良く出来たマジ=シャンベルタンがそうであるように、まだ若い時期には飲み人を寄せ付けないような威圧感が感じられます。

 色合いは非常に美しいルビーです。色だけでもポテンシャルを訴えてきます。香りはハイな領域にアクセントが有ります。濃密なアロマでスピードも速い・・しかも官能感が備わります。色に続いてこの香りで、

「・・あぁ・・こりゃぁ良いワインだ・・」

と言うことが判るでしょう。


 味わいも非常に複雑性に長け、時間を掛けると少しずつベルベッティに成って来ますが、いかんせん、早いです。のんびりと飲むには良いですが、夕食に何時間も掛ける訳にもいかないですよね。

 2013年もののご紹介時には、

「最低1年は置いてください。」

としっかり・・書いて・・いましたね。


 売り手の気持ち的にはそれを繰り返したいところですが、残念ながらそんな心にも無いことは言えません。

「素晴らしい出来の2014年レ・コルボーは最低3年置いてください。」

と言いたいと思います。


 そう、2013年はエレガント系に仕上がり、その見事なバランスからふっくら感が出てくるのには最低1年が必要と判断しましたが、2014年ものは1年ではとてもじゃないが不足。2年目でどうにかなるかもしれないとしても、安全策は3年かと判断した次第です。

 まぁ、温度を下げたり(7度位まで)、そうかと思えばそこから17度位まで上げたり・・を何度か繰り返し・・・いや、その際にはもちろん澱引きしてデキャンタして・・ですよ。途中ではデキャンタの中でグルグルと振り回し、もしくは別のデキャンタ(ウルトラ・デキャンタがベスト)に移し替え・・また冷やして・・とかですね。そして、翌日、翌々日まで温度管理して・・。しかも翌日も同じことをやったりして・・。

 そうするとですね、実際に時が過ぎての熟成とは違った印象には成るんですが、かなり美味しく飲めるようになっていたりします。最もこのパワーゲームは失敗することも有ります・・タイミングが命ですから、飲む時にピークに持って行くのが難しいんですね。

 ただ、ポテンシャルが有って、比較的リーズナブルなワインは、ほぼ絶滅状態ですから、このような完全発酵、完全エキスの素晴らしいワインで色々と試されると、今まで見えなかった世界を覗くことが出来る・・・かもしれません。

 宜しければそんなことも頭の片隅にでも置いておいていただき、いつか思い出したら失敗覚悟でやってみるのも一興かと思います。是非このポテンシャル高い見事なジュヴレ・レ・コルボーをご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【素晴らしいポテンシャルです!・・さすがの1級!・・でも最低でも1年は置いてください。】


 グラン・クリュ・マジの区画の北に引っ付いた1級のレ・コルボーです。色を見るだけでもポテンシャルが匂ってくるような・・まぁ・・それなりのドメーヌなら悪いワインになるはずの無い区画ですが、やはりマジの様にタイトに仕上がることが多いのでしょう・・現状はやや硬さが見られます。

 でも解れてきますとスパイシーで野生の風味をトッピングした妖艶さも出てきて素晴らしい芳香になります。果実で言えば、ベリー系と言うよりも、ワイルドベリーと言いたくなるニュアンスです。

 色合いも濃く無く、薄く無く、中間的な感じです。非常にエキシーで、余分な贅肉を全く感じません。現状、硬めなので、ややほっそりとした体型からのスパイス感です。1年ほど経過して少し熟してくれば、現状やや細身のボディもグググっと膨らんでくるでしょう。中盤移行の余韻の美しさ、長さはもう、そのポテンシャルを充分に感じさせてくれる素晴らしいワインです。

 ギイヤールの他のコラムでも書きましたが、近年グングンとワインのピュアさ、美しさに磨きを掛けてきています。ノン・フィルターの効果でしょうか・・2009年頃までのギイヤールと比較すると、かなりの違いだと感じられます。価格も非常にリーズナブルで、今時マジの横の1級で・・こんなプライスです。5年寝かせるとかなり良くなりますが、真価を発揮するにはやはり7~10年必要でしょう。リーズナブルですがポテンシャルの高いワインです。是非ご検討くださいませ。