ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
ログイン  パスワード  
  
Stop! reload  2025.05.22 
Last Update 2025.05.22  


■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
頻繁なリロード禁止のお願い
 大変お世話になっております。切実なお願いです。
 ページのリロードが必要以上に行われるようになっています。サーバーへの過大な負荷でページ更新が滞る状況になっていますので、頻繁なリロードはお止めくださるようお願いいたします。
 また、「503 Server is busy」のエラードギュメントページが表示され、一定時間アクセスが制限される場合がございます。いずれ元に戻りますが、そのようなことにならないようお願いいたします。
詳細ページ
■新着情報メールサービスのご登録
 Noisy wine の新着情報メールサービスにご登録いただきますと、ご登録いただきましたメールアドレスに「タイムリーに」更新情報をお届けいたします。希少性のあるワインをご希望でしたら登録必須のサービスです。

■お届け情報他
 現在以下の宛先に対し新着情報メールをお届けするすることが出来ません。世界情勢を反映してか、各社様メールのフィルターを厳しくしています。申し訳ありませんが gmail.com や yahoo.co.jp (yahoo.comは厳しいです) などのフリーアドレスに変更をご検討の上、再登録をお願いいたします。不明な方は最下段中央の「e-mail to noisy」よりお問い合わせください。

■新着情報メール不達の宛先(新規登録も出来ません)
icloud.com nifty.com  me.com mac.com  hi-ho.ne.jp tiki.ne.jp  enjoy.ne.jp docomo.ne.jp  plala.or.jp rim.or.jp  suisui.ne.jp teabreak.jp outlook.com outlook.jp hotmail.co.jp hotmail.com msn.com infoseek.jp live.jp live.com
etc.
noisy のお奨め
 Spiegelau Grand Palais Exquisit 
シュピゲラウ・グランパレ・エクスクイジット・レッドワイン 424ML
 軽くて薄くて香り立ちの良い赤ワイン用グラスです。使い勝手良し!
Comming soon!
 Spiegelau Grand Palais Exquisit 
シュピゲラウ・グランパレ・エクスクイジット・ホワイト 340ML
 軽くて薄くて香り立ちの良い白ワイン用グラスです。使い勝手良し!
Comming soon!
WEBの情報書込みもSSLで安心!


 Noisy Wine [NOISY'S WINE SELECTS] のサイトでは、全ての通信をSSL/TLS 情報暗号化通信し、情報漏洩から保護しています。
◆◆Twitter 開始のご案内

 時折、Twitter でつぶやき始めました。もう・・どうしようもなくしょうもない、手の施しようの無い内容が多いですが、気が向いたらフォローしてやってくださいね。RWGの徳さん、アルXXロのせんむとか・・結構性格が出るもんです。
https://twitter.com/noisywine

ドメーヌ・ギイヤール

ギイヤール

フランス Domaine Guillard ブルゴーニュ
● 2021年のドメーヌ・ギイヤールのご紹介です。今回も2021年ものですので量は多くありませんが、

「質は最高!」

とテイスティングから判断させていただきました。A.C.ブルゴーニュ2021年、今でも滅茶素晴らしいです!・・これを飲めば2021年のギイヤールの出来が判ろうと言うものかと思います。

 2020年もののように濃い色彩では有りませんが、質感の高いピノ・ノワールに仕上がっています。またこの数年の間に得た、

「しなやかでふんわりとした柔らかな味わい」

を継承していますので、2021年的なエレガンスを合わせ、noisy 個人的にも素晴らしいワインに仕上がっていると確信しました。

 今飲んで良いのは、

・A.C.ブル
・村名ラ・プラティエールVV
・村名ルニアールVV

で、村名オー・コルヴェV.V. は飲めますが・・少し躊躇してください・・。

 また、1級のレ・コルヴォーは・・質感が滅茶素晴らしくポテンシャル高く、ゾゾゾっとさせてはくれますが、今飲むのは自重されることをお薦めします。そして価格も何とか、5桁を阻止しました。来年は無理かな・・と思います。

 いずれにしましても、エレガントさ、質感を合わせて過去最高、しかし総合ポテンシャルとしては2020年を超えられない・・そんなイメージです。それでもA.C.ブルであれほどに素晴らしいので、ぜひ飲んでみていただきたい!・・と思います。ご検討くださいませ。

-----
 2020年のドメーヌ・ギイヤールをご紹介させていただきます。「過去最高」は間違い無しの素晴らしいヴィンテージになりました!

 しかも、一般的にイメージされる濃厚濃密果実テンコ盛りなスタイルとは程遠い、

「フィネスたっぷりの激エレガント系!2020年ヴィンテージの膨大な熱量を複雑さへと変換したアルコール度13パーセントの液体!」

です。

 左の写真は1級レ・コルボーですが、実に美しい赤を基調とし、僅かに黒を感じさせます。

 そしてそのようなジュヴレを造ったのは「ドメーヌ・トラペ」ですが、トラペはビオですから・・可能だったと言えますが、じゃぁ・・ギイヤールはどうしてこの13パーセントの液体をエレガントに仕上げることが出来たのか・・と言う疑問も生まれて来ます。

 その辺りは推測ですが、各コラムに何となく書いていますので是非ご覧くださいませ。

 2020年のドメーヌ・ギイヤールは、ナチュール感を増大し、全く濃さを感じさせないフィネスたっぷり、エレガンスしっかりの素晴らしい出来です。今すぐ飲んで良いのは、

● 2020 A.C.ブルゴーニュ・コート=ドール
● 2020 A.C.ジュヴレ=シャンベルタン・ラ・プラティエール

です。勿論、素晴らしいポテンシャルを持っているのは1級レ・コルボーですし、次ぐのは村名オー・コルヴェです。軽やかなルニアールV.V.も素晴らしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

-----
 2019年のギイヤールをご紹介させていただきます。いや!・・素晴らしいです!・・過去最高を宣言します!・・まぁ、今までも充分に旨かったんですが、実に深く、表情豊かに、完全エキス化された赤黒ブレンドの果実の味わいをジュヴレたっぷりに感じていただけます。

 そもそも何故これほどまでにリーズナブルでポテンシャル高いワインが騒がれないのか、不思議でしょうがないんですが、そうは言っても..A.C.ブルだけでも通常10ケースほどは販売しています。ただし数がそれなりに有ったヴィンテージの場合でして、少ない時はどうにもならず、昨年の2018年ものは7ケース程だったかと。

 2019年ものは上級キュヴェが少ないですので要チェックかと思いますが、

「2019年ものは、今、何を飲んでも美味しく飲めてしまう!」

素晴らしい状態です。

 A.C.ブルは村名並み、レニアールは..いつになく非常に複雑でポテンシャルを感じます。オー・コルヴェは「これ..村名ですか?」と言いたくなるほどの出来、レ・コルヴォー1級の緻密さと官能感には、マジ=シャンベルタン的要素がたっぷりで、硬く閉ざしたマジを開ける位なら、レ・コルヴォーがそれ以上の味わいを見せる・・と断言したくなりました。

 この何年かの間に以前の黒みの強い男性的な味わいから、赤い果実をたっぷり感じさせてくれるワインに変身していますので、是非もう一度飲んでみていただきたい、

「世界一リーズナブルでポテンシャルの高いジュヴレワイン!」

です。超お勧めします!

-----
 エージェントさんから新たな情報が無いので良くは判らないんですが、どうもギイヤールに大きな変化が有ったように感じた2018年をご紹介致します。・・・いや、あの人も、このドメーヌも変わった、大変化だと、最近は良く言っているので、

「変わった変わった詐欺疑惑?」

がお客様の中で蔓延しているんじゃないかと危惧している noisy ですが、いや~・・本当に・・

「ギイヤールが大変化!」

しちゃったんですね。


 で、どう変わったか・・ですが、それを言う前に、今まではどうだったか?・・を言わないといけないですよね。表面上は余り売れていないだろうと皆さんは思っていらっしゃったかもしれませんが、実は「それなり以上に」は売れていたんですよ。なので、「ちゃんと総括」しないといけないかと言う事でして、はい。

 2016年までのギイヤールは、超ドライでミネラリティも高く、赤果実も有るし赤くも見えるが味わいは黒っぽく、全体のトーンはややハードなものの、エキスが綺麗に出た素晴らしいものでした。ドライな中に余韻が比較的「ハッキリ」と長くたなびく感じです。

 相続がどうなるかが危ぶまれていますが情報も無く、これほどまでにリーズナブルで美味しいジュヴレをリリースしているのは、

「ハッキリ言ってギイヤールだけ」

です。

 そしてそれが変化し始めたのが2017年・・ちょっと、「おや?」と思ったのは覚えています。


 で、2018年ものですが・・

 これ・・ですよ。凄い色合いでしょう?・・

 今までの、どちらかと言えば「黒一色」に感じられるビターでハードボイルドな味わいが、柔らかなテクスチュアと赤いベリーな果実、ナチュールさが感じられる「ふんわり感」が漂っています。写真はジュヴレ村名のレニヤールですが、滅茶美味しいです!


 これ、一体どう言うこのなんでしょう?・・ミシェルさんがまだいつものようにやっていただけでは、こうはならないと思うんですね。

「・・これは・・若い娘でも入れたんじゃないか?」

 あ、いや、娘とは限らず男性かもしれませんが、今までの「ハッキリ、クッキリな味わい」なデジタリックなものから、ややフラクタル感みたいなものが加わった「アナログ」なものへと大きく変化しているんですね。

 しかも「ナチュール」なニュアンスも感じます・・いや、まったく危うさ、アヴァンギャルドさは無いですよ。

 ですのでこれは、

「上手く行ったのであれば、相続問題も解決か?」

「ふんわり感が心地良く、古典的な味わいから現代的な味わいへ?」

変わったと判断しています。・・いや、今のところ・・・(^^;;


 ですが、味わいは本当に依然と大きく異なりますので、飲まれたら驚かれるんじゃないかと思うんですね。この素晴らしい2018年ギイヤール、是非飲んでみて下さい。絶対に無くしてはいけないドメーヌだと思ってます!

-----
2017年のギイヤールをご紹介致します。2016年ものがま~・・非常に美味しくて、すぐ飲んでも良く、熟成させても間違い無い・・しかも以前のような「鉄仮面的な黒くドライな味わいからの内向的味わい」は無くなっていました。

 2017年はその延長上にあるとばかりに思ってテイスティングに臨んだんですが・・・

 確かに延長上に有りました。しかしながら、以前から延々と続いていたシャンボール的に硬さのあるテクスチュアは・・どのワインにも変化が見られ、柔らかさのあるボディに加え、テクスチュアには複雑性が紛れ込み、それが味わい深さに繋がっているのが感じられました。

 まぁ・・2016年ものも当初は良く売れたんですが、長く続いたのはA.C.ブルだけ・・後はしばらくして脱落していってしまいました。

 理解されるまでは時間が掛かりますよね。あのミュヌレ=ジブールでさえ売れませんでしたしね・・。

 ですのでシツコク・・滅茶美味しくて滅茶リーズナブルな、「ジュヴレの良心」とも言いたいギイヤールのワイン、お勧めしていきたいと思っています。むしろ相続がどうなっちゃうのか心配で・・これほどまでに良心的なドメーヌものは他には全く見当たらないので・・本当に心配です。


━━━━━
 年々素晴らしさを増してきたギイヤールの2016年ものをご紹介します!!

 本当に素晴らしいと思った2015年ものでしたし、皆さんのギイヤールに対する印象もだいぶ変化してきたのを肌で感じています。

 ところがですね・・2016年ものはもう、2015年を超えて来ちゃったんですね。ジュヴレは超難しかったはずの2016年ものですよ?・・多くの生産者が良くて例年並み、悪ければ少し落とした年ですが、

「タイトに締まった黒果実風味のビター味」

をすっかり脱却してしまい、

「まるでセラファンか?・・と感じてしまうような官能的なアロマと、セラファンが熟し始めの頃の滑らかさに、赤果実の美しいディテール、シルキーなテクスチュアと、それまでのビター感を抑えた長い余韻のエキス味」

になっていたんですね。

 そして、2016年ものが嬉しいのは、ACブル、ジュヴレ村名レニアールV.V.でその良さが充分判るんですよ。

 まぁ・・信じられないと思いますよ。でも本当です・・。良かったですね!・・リーズナブルなのに超高質です。是非ビックリしてください。


━━━━━
年々素晴らしさを増してきたギイヤールの2015年ものをご紹介します!!これはもう・・嬉しい驚きでも有ります!

 外国語の日本語訳と言うのは難しいもので、ギイヤールか、それともギヤールが正しいのか判りませんが、一応ギイヤールとさせていただきました。しなやかでささやかで心に染み入る味わいです。

 このギイヤール、皆さんは結構ご存知のようで・・・。某ワイン漫画で取り上げられ、凄い売れ行きをしたらしい・・・と、もっぱらの噂ですが、noisyのところにそのお流れが有ったとは、到底思えません。おかしいよなぁ・・・。googleでギイヤールを検索すると、何故かこのhpが二番目なのに・・!

■生産者紹介■
ギイヤールは、ジュヴレ・シャンベルタンに僅か5ヘクタール弱のみ所有する小規模ドメーヌで、ブルゴーニュ・ルージュ、ジュヴレ・シャンベルタン、ヴィエーユ・ヴィーニュ、1級畑レ・コルボーを造っています。彼の父はかつてピエール・ダモワで修行した人物で彼自身も物心ついた頃からワイン造りに関わってきました。(ピエール・ダモワ=シャンベルタン・クロ・デ・ベーズの1/3を所有する名門ドメーヌ)1952年には現在のドメーヌを立ち上げ、現在は二代目のミシェルに引き継がれています。平均樹齢は40年。中には樹齢70年以上のものも含まれています。収量は20~40hl/ha.です。
 (ミシェル・ギイヤール氏)
◆栽培・醸造◆ リュット・レゾネ。除草剤は使用していません。収獲後、100%除梗し、低温発酵。例年は12ヶ月の樽熟成ですが、2011年に関しては2010年同様、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後の瓶詰めとなりました。ノンフィルター。


2021 Bourgogne Cote-d'Or Rouge
ブルゴーニュ・コート=ドール・ルージュ

18665
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ギイヤール
2025/01/22(水)より出荷可能です。
◆◆◆ 2025/01/22(水)より出荷可能です。
■エージェント情報
ピノ・ノワール100%。収穫し除梗後、低温で5日間かけて発酵を行う。新樽30%で18ヵ月熟成。2010年以降、全てのキュヴェを18ヵ月間熟成させた後にノンフィルターで瓶詰め。
750ML 在庫  6   ご注文数   本
¥4,190 (外税) 
【このところ毎年10ケース以上の販売を続けているギイヤールのA.C.ブルですが、やはり2021年というエレガントなヴィンテージの個性を見事にジュヴレ的な美味しさに仕上げています!・・しかもリーズナブルです!】
「流石だなぁ・・ギイヤール!」

と、思わず唸る仕上がりです。

 解けやすい黒系果実に芯には赤系果実が締まって存在、そのファーストノーズの中には・・と言うよりも、抜栓直後からピノ・ノワールならではの官能さを含んだアロマが部屋に漂い始めます。

 ちょっとメロンっぽい感じも含みつつの赤黒果実で、甘やかさも上がって来ます。しかし口に含むとしっかりドライ!・・ほんのりと酸化鉄っぽく、赤黒果実にミネラリティが混じります。

 2020年ものの果皮がブ厚い感じはだいぶ無く、しかしその分、ワイン自体の表現力と繊細さがしっかり伝わってくる感じです。

 ミシェル・ギイヤールさんはまるでぶれることが無く、少し無骨な男っぽくさえ感じるジュヴレ系 + エキス系の味わいを長年保ってきました。そしてこの数年は、その男っぽさはそのままに、

「柔らかさと膨らみ」

を加えていますから、このA.C.ブルクラスですと・・今飲んでも非常に美味しいと感じさせてくれます。

 2021年は、ジュヴレ=シャンベルタン村のワインには・・

「天の微笑みが有った」

と noisy は感じていまして、明らかに周りの村のワインよりも深みを感じる場合が多いように感じています。


 noisy も2021年もののブルゴーニュの作柄については、もう・・2021年の真夏には、

「今年(2021年)は最悪例年の90%減、良くて50~60%」

と言われてまして、さらには、

「葡萄が余り熟さないかもしれない」

と言うようなアナウンスが流れていたのを不安視していました。

 しかしながら・・実際にリリースされた実物を飲んでみると、

「・・全然大丈夫じゃないの・・」

と言う事実に出会った訳ですね。

 むしろこの・・エレガンスこそがブルゴーニュの命と言えますから、2020年もののパワフルなピノ・ノワールに対しての2021年もののエレガントでバランスの良い味わいに、

「・・そうそう・・ブルゴーニュ・ピノ・ノワールはこれで良いのよ・・」

と・・

「2021年ものブルゴーニュはまさに飲むべきエレガント・ピノ・ノワールのヴィンテージ!」

と言えます。

 現在、2021年もののギルベール・ジレをテイスティングしていますが・・もう・・驚かされるばかりの素晴らしさです。「凄い!」「・・どうしてこんなことが出来るの?」と・・思わずにはいられないほどなんですね。

 で、ギルベール・ジレは半端無いですが、ある意味彼のワインは・・「クラシカル」です・・そりゃぁそうです・・あのジャッキー・トルショをお手本としつつ、自身の感性とスキルをブラッシュアップし続けている訳ですから。

 なので・・このギイヤールのワインの味わいとも共通する部分が結構に感じられます。ぜひエレガントにまとまった素晴らしい出来のこの2021年A.C.ブル、頑張ってリーズナブルにご案内させていただきますので・・飲んでみて下さい。超お薦めします!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【2020年A.C.ブルゴーニュ・ピノ・ノワールでトップクラスにリーズナブルでジュヴレ村名クラス相当のポテンシャル持つのは間違い無し!・・2020年なのにエレガントで密度も高いです!】

 素晴らしいです!・・現在の状態でも相当楽しめる仕上がり具合です。しかも、

「村名相当!?」

とさえ思える見事なポテンシャルです!

 それに加え・・アルコール分は13パーセントでベストポジション。シミジミ系は通り越しボディもしっかり有るんですが、2020年ものに有りがちな・・

「トゥー・マッチな感覚」

はゼロ。むしろ・・


「2019年ものを思わせるような、すっと流れて行くスムーズな飲み口で有りながら、常に表情を出してくれる深い香りと味わい!」

をしています。

 ですから、「飲み口は2019年もの、深みは2020年もの」と言って良いと思われ、素晴らしかった2019年ものを超えて来たと感じました。


 自然派系風な柔らかさを感じさせるトップノーズには、低温漬け込み時のヨード系のアロマと鉄っぽさ、深いグリオットのアロマが混じります。

 この辺りはどうでしょうか・・2019年ものと同様のナチュール感に通じる感じがします。おそらくミシェル(と妹さんのオデットさん)は引退したかな?・・と思われるんですが・・何せ、

「数年前とは印象がだいぶ変わって来ており、ナチュール感、エキス感がかなり向上している!」

んですね・・。以前は、

「男っぽさの漂うビターなジュヴレ」

 みたいな感覚だったですが、「男っぽさ」と言うより女性っぽい感じがします。残党的な甘みをまるで残さないのは変わらないんですが、タイトなニュアンスが減り、そこに膨らみと優しさが備わり、ふんわりとした柔らかさが感じられるんですね。

 それに加え、アンリ・ジャイエのワインには必ず感じた「低温浸漬由来のヨード的なアロマ」が・・特にこの2020年ものには感じられるんですよ。

 このコラムの上にも掲載しているエージェントさんのテクニカルには、

「収穫し除梗後、低温で5日間かけて発酵を行う」

と有りますが、低温で5日間じゃぁ・・普通、アルコール発酵は終わりませんから、もしかすると5日間の低温浸漬か?・・とも思いますが、それって結構に長いんですね。なのでちょっと不明ではありますが、それが正しいとしますと・・もしかしますと「ギイ・アッカ」由来の秘伝の手法なのかもしれず、それをずっと守って醸造して来たことになります。

 それが自然派的なアプローチをする「誰か」によって、徐々にナチュール感を増長するように変わって来て、2019年、2020年とエレガントで密度も高く違和感やアヴァンギャルド感の無いナチュールな雰囲気を生んでいるのかもしれません。

 この辺りは、ギイヤールのドメーヌ承継が不安視されていたことも有りますから、

「どうやらドメーヌの承継は上手く行ったんじゃないか?」

とも想像出来るんですよね。


 で、この・・まさにブルゴーニュの優れたピノ・ノワール的な「グリオット」なチェリーのニュアンスがバリバリに香る見事なアロマ、ほんのりと黒味を帯びた赤いチェリーに鉄っぽさの入り混じる味わいは、

「A.C.ブルとしてはトップクラス!」

と言って良く、

「村名ジュヴレに匹敵しそうな出来!」

で有り、

「2020年ものとすると、トラペ同様に・・いや、以上にエレガントで濃さを感じさせない素晴らしいバランスのピノ・ノワール!」

だと確信しました。


 今飲んでも充分その美味しさ、ポテンシャルを確認出来ます。勿論10年間は良い状態を続けるでしょう。是非飲んでみてください。滅茶旨いです!







 以下は以前のレヴューです。
-----
【赤を積み重ねた官能を揺さぶる見事な・・ジュヴレ村名と間違えそうになるほどの完璧な出来です!】

 2015年以前のギイヤールのA.C.ブルなら、

「男性的で超ドライなハードタイプ」

的な印象を、どのようにお客様にお伝えするかと・・心を砕いていたと思います。ですが今は、

「..ん~~、男性的・・かぁ?」

と言わざるを得ない「しなやかさ」と「優しさ」を感じてしまいますし、何よりも・・

「黒果実が占めていたパーセンテージが赤果実と逆転」

している上に・・これはグレートイヤーの2019年だから..かもしれないんですが、

「少なくとも一般的なジュヴレ=シャンベルタン村名を超えるほどの見事な味わい」

だと感じてしまうんですね。

 むしろ昨今は、ブルゴーニュ的な美しい酸バランスを残すことに苦労する「温暖化」の時代に逆行するかのように、

「アルコール分13パーセントのエレガント、且つ、充実した果実酸バランス...からの果実味!」

が素晴らしいのは、ちょっと驚きです。こんなバランスで皆仕上げられるのなら、誰も苦労しないんじゃないかと感じます。

 2013年~2015年のグラスの写真も、やはり黒っぽいですよね。ビターな美味しさが有りつつも、やや遅めの収穫が伺われる内容だったかと思います。

 この何年かは・・そんな黒みは無くなり、赤いニュアンスが徐々に増大してきました。

「2019年ものは黒く見えるかもしれない?」

 ですが、これは違いますよ。凝縮感が凄いんですよ・・なので赤果実を積み重ねた結果として、この色彩になっていると思います。

 最強のA.C.ブル・・いや、最強のジュヴレ=シャンベルタンの造り手のA.C.ブルでしょう!・・もし出来ることなら・・失礼が無い場のお仲間のワイン会などで、ブラインドで出されると面白いかな・・と思います。是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴュー
-----
【「より赤みを増大し・・」と書いた2017年よりも、赤い果実がナチュラルにふんわりと感じられる・・あれ?ヴァン・ナチュールに仲間入り?などとも思ってしまう2018年ものです!】

 「変わった変わった詐欺」疑惑を晴らすためにも、お客様には是非飲んでいただかなければならないギイヤール2018年です。まぁ・・その「気」は2017年ものも有りましたし、言ってみればこの7~8年の間は、

「黒から赤への脱却」

がギイヤールのテーマだったのかもしれず、それが結実しただけで・・「若い娘疑惑」は noisy の邪推に過ぎないのかもしれません。

 しかし、A.C.ブル、村名レニヤール、村名コルヴォー、1級オー・コルヴェとテイスティングを勧めた訳ですが、

「もうA.C.ブルのテイスティングから超違和感がビシバシ!」

来てました。

 まぁ、このフレーズも他のドメーヌで使っちゃってますから詐欺疑惑を晴らすことにはならないとは思いますが、おそらくこれ以後のコメントも、以前のものとは大きく違うはずなので是非チェックしてみてください。(noisy は時間が無いので以前のものは読み返せませんが・・)

 赤~い果実がふっくらと、でもドライで全く甘く無く、透明感の高いミネラリティと共に感じられます。以前はこの段階でハードなテクスチュアとビターさが来ていたんですがそれは無く、むしろ接触感にグラディエーションが有って、そのハードさにたどりつけず、以前の黒さにもたどりつかない感じなのかもしれません。

 ほんのりジャミーで美しく、柔らかなアロマを口内から受け取りながら、ふんわり感を持ったまま余韻を迎えます。以前はここでもっと・・ハッキリとした感覚が有り、まるで硬筆でラインを描くかのような余韻だったものが、言ってみれば、

「毛筆で・・しかも(赤い)石墨で・・」

描いたような感じなんですね・・石墨って判りますでしょうか?・・ちょっと灰色が強い感じの墨です。黒くならないやつ・・。薄墨っぽいと言っても良いかもしれません。


 ここまで言えば、

「え?・・それってギイヤールのこと?・・嘘だぁ・・」

と、良くお飲みの方なら思わず口に出てしまうはず・・。そう・・だから・・


「変わった変わった詐欺」

は、事実無根・・現実なんですね。本当にギイヤールは変わったんです。

 価格は今まで通り・・滅茶リーズナブルです。それでもA.C.ブルはちょっとシャンボールっぽさのあるミネラリティを多く感じるかもしれません。是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【より赤みを増大し、ボディの柔らかさとしなやかなテクスチュアを得た村名ジュヴレ並みのA.C.ブルゴーニュです!】

 強烈にドライで黒みを多く持った果実が主体の味わいから、この2年ほどは「赤さ」が増えて来ていた・・実は隠れた人気商品、ギイヤールのブルゴーニュ・ルージュです。相当・・販売数は有ります・・知らない方はほとんど手を出されてませんが、飲まれた方のバックオーダーは凄いですよ。

 いつもの通り、ドライでエキスしっかり、ちょっとシャンボールっぽい硬さを持っている2017年・・だとばかり思ってテイスティングしましたら・・いや、「硬くない!」のにビックリしてしまいました。

 まさにジュヴレ村名的な大きさのある味わいは変わりないんですが、2016年までのつやつやに滑らかな、やや硬めのテクスチュアが、

「ソフトなボディに襞のある柔らかなテクスチュア!」

に変わっていたんですね!


「・・あれ・・随分また・・近寄りやすいスタイルになったと言うか、外交的になったんじゃない?」

とつぶやいてしまうほどでした。


 そう思って2016年もののグラスの写真を見ると・・確かにシャンボール的な顔をしているようにも見え、改めて2017年ものを見れば・・そう思いません?・・(^^;;


 これ、相当美味しいと思います。3千円ちょっとのA.C.ブルは、ここのところ大人気のユドロ=バイエ(・・エージェントさんもビックリしてますよ・・何が起こったかと・・)と人気を二分するんじゃないか?とさえ感じます。

 ただしこのギイヤールのA.C.ブルは、先にも書かせていただいたんですが、かなりの数を販売しています。美味しいから売れないはずが無い!・・と長く販売し続けたことがそんな結果になっているのかな・・と思います。もしまだ飲まれていなかったら、

「以前のギイヤールとはだいぶ変わっていますが」

非常に美味しいですので・・是非、飲まれてみて下さい。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【心より「美味い!」と言える素晴らしい仕上がり!・・この出来で2016年?・・しかも厳しかったはずのジュヴレ村・・?・・硬いヴェールをはぎ取るのに成功したギイヤール2016年はジャンプアップのヴィンテージです!】

 以前の写真、グラスをヴィンテージ毎に比較してみていただけたら一目瞭然でしょう。

 2014年までは黒み掛かり、透明なミネラリティが透けて見えるような写り方をしているはずです。2015年になり、赤みが黒みを覆うようになり、ピノ・ノワールが適正な時期に収穫されたことを伺わせる色合いをしています。・・まぁ、適正と言うよりは以前までよりも早いタイミングなのでしょう。

 2016年はどうでしょうか?・・単に収穫時期だけを想像するならば、むしろ2015年ものよりも「遅い収穫」を思わせる色合いです。単純明快な2015年の澄んだ色合いに比較しますと、もっと全然複雑な環境を経て来たことを伺わせます。そして「柔らかさ」や「シルキーさ」までも見せてくれているように思えないでしょうか?

 ま~・・驚きました。

「これがギイヤール・・なの・・?」

 ある意味、例えばセラファンを開けた時のような「ジュヴレのワインを想像させる深くもエロティックなアロマ」がスピードを持ってノーズへ飛び込んで来ます。

「・・えっ?」

と、もし2014年以前のギイヤールしか知らない方が飲まれたとしたら、驚き以外の何物でも無く、急いでグラスを傾けることでしょう。

 そして、柔らかく、ふっくらとしたその液体から、見事な膨らみと、滅茶シルキーな舌触り、ノーズに抜けて行く上質なピノ・ノワールならではの複雑かつ歓喜に結び付くに違いないエロティックな香りが抜け、ギイヤールならではの美味しい、ややビターに振った味わいを含んだ余韻に繋がって行きます。

 もう・・これは飲むしか無いです!・・これとこの上のジュヴレ=シャンベルタン・レニアールは、今から飲んで絶品です。しかも価格も、これ以下のプライスはまともなワインなら全く見当たらないと言って良いほどの安値です。本当に有難い・・

「・・こんなに安くて良いの?」

と思わず言葉に出てしまうか、

「美味しい・・」

と言ってその後絶句したままになるか、

「まぁ・・こんなものだね。」

と強がるか・・(^^;


 どうしたいか、どうするかはあなた次第ですが、

「厳しかったはずの2016年を全く感じさせない見事な仕上がり!」

と言うことは、認めざるを得ないでしょう。


 2016年、ミシェル・ギイヤールは素晴らしいワインを生み出した・・それもギイヤールのワインの特徴・・とも言えた、やや硬い質を捨て去り、ビター感を抑え、ピュアでナチュラルな方向性を打ち出したと言えます。

 是非沢山飲んでくださいね。・・と言っても欲しいだけ、売りたいだけ買わせて貰えると言うものでも無いので、無くなってしまったら申し訳ありません。素晴らしいです!超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【この赤みの有る深い色合いに、2015年の出来の良さを見ることが出来ます!とても美味いです!】

 良いですよね~・・すでに官能感を出して来てくれそうな・・赤みを帯びた深い色合いをしています。

「ドライで美味いしリーズナブルなので是非!」

と言い続けてもう何年経つでしょうか。これほど力を入れてレヴューを書いても中々売れなかった造り手さんは・・いません・・(^^;;

 それでもとても美しい仕上がりだった2014年のこのワインは、今までに無いほどの売り上げを記録させていただきました。帰り注文も実際、とても多かったですし、エージェントさんの在庫が有るのを良いことに、追加追加で販売させていただきましたところ、結構な数字にようやくたどり着いた感じです。

 こちらもギイヤールの2015年、2014年の他のワインと同様、明らかに今までと違っています。見た目でそれは良く判ると思うんですね。


 しかしながら、ギイヤールのワインのスタイルが変わった訳では有りませんし、味筋も変わってはいません。

「・・ん?・・どう言うこと?・・」

と思われるかもしれませんが、それは非常に簡単・・。

「ヴィンテージの要素をギイヤールなりのスタイルで昇華した味わいに過ぎないから・・」

です。


 葡萄はより熟そう・・としたヴィンテージなのでしょう。そして実際、良い感じに熟度の高い葡萄が採れた・・すなわち、糖分が乗り、酸度も失わない良い葡萄を得る機会に恵まれた2015年と言うヴィンテージです。

 しかしながら、それをどう仕上げるのか・・が造り手の腕の見せ所です。勿論、葡萄の熟を見ながら

「いつ収穫するか?」

も、非常に重要なファクターです。


 フレッシュな葡萄が持つピノ・ノワール的な美しい酸を失わず、糖度の乗った葡萄を得るタイミングを知ることが必要です。

 2015年は過熟気味の葡萄を得た生産者が多く、単純に「酸不足」とは言えないものの、「仕上がりはちと甘い」と言う声も聞こえてきます。

 noisy 的には、それは2015年のスタイルで、柔らかい酸と凝縮感のあるヴィンテージ・・と言う理解ですし、それを収穫のタイミングで調整できた生産者は、アルコール分を高くすること無く・・つまり、ブルゴーニュ・ピノ・ノワール的なエレガントさを失わずにワインに仕上げられた・・と言うことなんですね。


 なので、ギイヤールのこのブルゴーニュ・ルージュもアルコール度13度にしっかり抑えられ、しかもまったくの、いつもの年と同じように「ドライ」で甘く無いです。熟の良い葡萄によって、厚みと果実感は高められ加えられこそすれ、失ったものは無いということかと思います。これって・・素晴らしいことだと思うんですけどね。

 ビターで男っぽく、ジュヴレそのものの味わいを感じさせてくれる、深い味わいのACブルゴーニュです。しかも価格はとてもリーズナブル!是非飲んでみていただきたいと思います。超お勧め!旨いです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【なぜもっともてはやされないのかがnoisyには理解できない、素晴らしい造り手です。ドライ、エキシー、タイト、ほんのりビターな村名並みの味わいです。】

 知る人ぞ知るジュヴレの名手、ミシェル・ギイヤールの2014年が入って来ています。妹さんと一緒に細々とやっているそうで・・でも、後継者がいらっしゃらないとか。いつ終わってもおかしくないような状況だそうですが、ワインは年々、輝きを増しています。

 まぁ、一時は某ワイン漫画などに掲載された影響でもてはやされたようですが、余りに見る機会が無いのか、それともワイン屋も飲まない性なのか判りませんが、人気に火が付くところまでは行かないようです。

 それでもnoisy のところでは、そこそこな人気でして、特にこの「ジュヴレ=シャンベルタン村名」と言っても通ってしまいそうなポテンシャルの有る「ACブルゴーニュ」は、皆さんにかなり支持されていると理解しています。

 2013年らしいピュアな味わいが光った昨年ご紹介の2013年ACブルは、飲まれた方ならその思いっきりドライでエキシー、ピュアな味わい、しかも村名クラスのポテンシャルに驚かれたことでしょう。

 左の写真、いかがでしょうか。存在感が光る美しい色合いです。2014年は2013年の際立った美しさに加え、よりパワフルだが贅肉の無いタイトでビターな味わいです。2014年ならではの見事なバランスは、今飲んでも美味しさに翳りは有りません。充実していますし、何といっても・・何度も言いますが、「クラス越え」の美味しさが有ります。

 まぁ、まるで媚びてこないで剛健な躯体ですから、やや甘味が無いとダメな方には不向きなんでしょうが、やたらと愛想が良いと疲れますよね。ルイ・ユエランほどのシミジミ感では有りませんし、もちろん、果実味が爆発するようなアメリカ人向けの味わいでも有りません。

 しかし、ひとたびこの素直でピュア、ドライなピノ・ノワールに接すれば、おそらく多くの方の心に残るワインだと思うんですね。

 是非飲んでみてください。この先何年お届けできるか判らないミシェル・ギイヤールのワインです。・・ルイ・ユエランはね・・2015、2016年と入りませんし、2017年ものはこれから造る訳ですから、入るとも限らないんですよね。

 「ワインは一期一会」

とは良く言ったものだと思います。ご検討くださいませ。上級ワインは次回の新着にてご案内予定です。


 以下は2013年以前のコメントです。
━━━━━

【目茶美味しいです!紫の果実が艶々なテクスチュアで迎えてくれます!しかも価格も据え置きでリーズナブルです!】


 「こんなに素晴らしいのに・・何故か売れない!」

 と嘆いていたギイヤールですが、散々嘆き、ボヤキをやった性でお客様も・・

「noisy が可愛そうだから試してみるか・・」

等と思ってくれたかどうかは判りませんが、ものの見事に2012年ものは完売。しかも前のヴィンテージのアイテムもほぼ底をついた状況で、非常に有り難く思っているところです。


 しかしながら、何故毎年のように酒質が上がってきているのか、不明なんですよね・・。味わいを言葉にすると、以前とほぼ全く変わらないと思います。でも敢えて言うなら・・

「ピュアさが群を抜いて上がって来ている!」

と言えるかもしれません。


 根本的にギイヤールさんのワインは、

「全然土っぽく無い」

「赤みのニュアンスはほぼ無い」

「その代わりに紫のイメージが強い」

「ミネラリティが心地良く、非常にドライ」

 なんですね・・。これは、どのクラスのワインを飲んでも同様です。その上で、そこに畑の特徴が乗っかってくる・・と言えるでしょう。


 2013年のブルゴーニュ・ルージュですが、2012年も目茶美味しい・・と思ったものの、

「ん・・毎年更新して申し訳ないが2013年が最高!」

だと思います。


 上記に加えてとても緻密で伸びが良く、ピュアさが目に浮かんでくるようです。以前はドライさが目立ち、それが「硬さ」にも影響が有る感じで、

「・・少し鉄火面的で寄付けない感じを受けるかも・・」

と思っていた部分が大きいんですが、2011年ころから艶やかになりはじめ、エクストラ・ドライな中に甘美な旨みを感じるようになり・・2013年ものは、それが完成した・・と言う感じです。


 これほどのレベルで造れるのであれば、まだ飲めてないのでご紹介出来ないだろう・・1級のレ・コルボーの仕上がりも大いに期待できるところです。

 また、ギイヤールさんのACブルゴーニュ・ルージュは旨くて安いのでやはり人気が出てきたようで、基本、割り当てアイテムですので、noisy の今の在庫が無くなったら追加できるかどうかは微妙です。ルイ・ユエランのACブルゴーニュのように、他店さんが余り手を出していないようですと・・回ってくる数も多くなるんですけどね・・。今のうちだと思いますよ!

 紫のビターな美味しさがピュアに伸びやかに感じられる素晴らしいACブルです。是非飲んでみてください。非常に美味しいです!お勧めします!