
「こんなに素晴らしいのに・・何故か売れない!」
と嘆いていたギイヤールですが、散々嘆き、ボヤキをやった性でお客様も・・
「noisy が可愛そうだから試してみるか・・」
等と思ってくれたかどうかは判りませんが、ものの見事に2012年ものは完売。しかも前のヴィンテージのアイテムもほぼ底をついた状況で、非常に有り難く思っているところです。
しかしながら、何故毎年のように酒質が上がってきているのか、不明なんですよね・・。味わいを言葉にすると、以前とほぼ全く変わらないと思います。でも敢えて言うなら・・
「ピュアさが群を抜いて上がって来ている!」
と言えるかもしれません。
根本的にギイヤールさんのワインは、
「全然土っぽく無い」
「赤みのニュアンスはほぼ無い」
「その代わりに紫のイメージが強い」
「ミネラリティが心地良く、非常にドライ」
なんですね・・。これは、どのクラスのワインを飲んでも同様です。その上で、そこに畑の特徴が乗っかってくる・・と言えるでしょう。
2013年のブルゴーニュ・ルージュですが、2012年も目茶美味しい・・と思ったものの、
「ん・・毎年更新して申し訳ないが2013年が最高!」
だと思います。
上記に加えてとても緻密で伸びが良く、ピュアさが目に浮かんでくるようです。以前はドライさが目立ち、それが「硬さ」にも影響が有る感じで、
「・・少し鉄火面的で寄付けない感じを受けるかも・・」
と思っていた部分が大きいんですが、2011年ころから艶やかになりはじめ、エクストラ・ドライな中に甘美な旨みを感じるようになり・・2013年ものは、それが完成した・・と言う感じです。
これほどのレベルで造れるのであれば、まだ飲めてないのでご紹介出来ないだろう・・1級のレ・コルボーの仕上がりも大いに期待できるところです。
また、ギイヤールさんのACブルゴーニュ・ルージュは旨くて安いのでやはり人気が出てきたようで、基本、割り当てアイテムですので、noisy の今の在庫が無くなったら追加できるかどうかは微妙です。ルイ・ユエランのACブルゴーニュのように、他店さんが余り手を出していないようですと・・回ってくる数も多くなるんですけどね・・。今のうちだと思いますよ!
紫のビターな美味しさがピュアに伸びやかに感じられる素晴らしいACブルです。是非飲んでみてください。非常に美味しいです!お勧めします!