ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・ユドロ=バイエ

ユドロ=バイエ

フランス Domaine Hudelot-Baillet ブルゴーニュ
 2022年のドメーヌ・ユドロ=バイエ、上級キュヴェをご案内させていただきます。

 この何年かの間に大きく成長したユドロ=バイエ、ドミニク・グエンです。比較的甘みを残したパワフルな果実味・・でしたが、2020年もののような非常に糖度が上がった年はともかく、

「精緻で美しいエキス!・・充分な果実の風味をドライな味わいで実現している!」

 と感じます。

 特に2022年ものの上級キュヴェは・・半端無い出来です。海外メディアもようやっと重い腰を上げ、高い評価を付けるようになって来ました。

 マシュー・ヘミングMVは、ボンヌ=マールに96ポイント、1級ボルニックにも96ポイント、1級レ・クラと1級レ・シャルムに95ポイントと・・

「まるでリアルワインガイドを見るかのよう!」

と感じてしまいましたが、noisy も実に秀逸なレ・シャルムをテイスティングしていまして、

「それは充分に理解できる!」

と思っています。

 シャンボール村名V.V.は精緻でエレガント、充分な果実のニュアンスを冷ややかに表現していますが、海外メディアは「ド近眼」なので、92ポイント止まりです。noisy 的にはポテンシャル点で、もっと付けます・・是非コラムをお読みくださいませ。

 素晴らしいヴィンテージになったと思います。ようやく海外メディアにも常に取り上げられるようになって・・とにかく良かった!・・ご検討くださいませ。






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 2021年のユドロ=バイエの上級キュヴェをご案内させていただきます。

 春の下級キュヴェの到着時にも申し上げましたが、ユドロ=バイエも大きく変わって来ています。ナチュール感が目に見えて上がって来ています。でも危険性を含んだナチュール度では無く、有機的なアプローチによるものと、栽培とは異なりますがSo2の添加量の減少によるものが多いと感じます。

 ですので、エキス感がしっかりある・・でも果実感は以前よりも抑え目で、エレガントでドライ、何とも心地良い味わいです。少なくとも4年前までのユドロ=バイエしか飲んだことが無ければ、この心地良さは感じていらっしゃらないんじゃないかと思います。

 2020年ものは濃密さは有りましたが、しっかりエレガンスも感じられました。2021年ものはさらにそのエキス系の味わいとエレガンス、ナチュール感を増しています。是非ご検討くださいませ。お勧めします!

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満を持して2020年もののユドロ=バイエ、上級キュヴェをご紹介させていただきます。ご存じの通り今やブルゴーニュワインは全世界で大人気・・になっていますから、価格も上昇、日本へのアロケーションは減って来ています。それに加えて生産は減っていまして、

「ワイン屋泣かせの割り当て減」

は、もはや常識の範囲を超えて来ています。

 それでもユドロ=バイエだけは毎年沢山仕入れさせていただいていた実績を見ていただいているようで、減ってはいますがそれでも何とか・・価格上昇も有って、

「全て販売出来れば昨年同様位の売上は期待できる・・かも・・」

と言う状態です。


 出来としましては、2020年ものの多くのピノ・ノワールが、

「滅茶高質だが複雑性が高く、リリース直後では仕上がり切っていない感じ」

を受けます。一方・・シャルドネの方は、

「2018、2019と続いて素晴らしかったが、2020年もそれ以上の可能性有り!」

と言う印象を受けていますが、このバイエの2020年のシャルドネが実に旨いです!オート=コートのシャルドネなど、「完璧!」と思えるような・・シャルドネの見本と言いたくなる仕上がりで、今飲んでも相当に旨いです。


 今回、上級キュヴェのテイスティングで飲めたのは、

・シャンボール=ミュジニー・ヴィエイユ・ヴィーニュ
・シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・クラ

の2点です。流石にこの入荷数ではボンヌ=マールには手を付けられず、ボルニックは無理・・レ・シャルムまでを開けると利益率が爆下がり・・なので、レ・クラまでに止めさせていただきました。


 しかしバイエのレ・クラ...圧巻に旨いです!・・濃度もしっかり有るんですが質感が・・もの凄いんですね。イメージ的にはルーミエさんのレ・クラにかなり近いものを感じます。以前のバイエは結構に紫が入ったと思うんですが、今は赤黒が中心。そこに僅かに紫が入る感じでして、

「ユドロ=バイエもパワーよりも質感!」

を相当意識して来ていると感じました。是非トライしてみて下さい。未だに1万円台で購入できる高質なシャンボール=ミュジニー1級群はとてもお得だと思います。

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 ユドロ=バイエの下級クラスが2020年ものブルゴーニュの先陣を切って入荷してきました。新型コロナウイルス、そしてロシアによるウクライナ侵攻、東北の地震による電力不安、原油価格の上昇と円安・・の流れの中で、お客様にも・・

「きっと何かしらの光を見せてくれるワインだったら嬉しい・・」

と期待を込めてのテイスティングをさせていただきました。


 やはり、ワインとはそのような「感性」とか「知性」「記憶」に直接訴えかけてくるような側面を持った飲み物ですから、

「あ・・こんな風に変わったんだ!」

のような変化や、

「・・・あれ?・・いつもより・・美味しいかも・・」

と言うような感覚から、様々な想像を掻き立ててくれる訳ですね。


 いつもの味・・それもまた嬉しいものですが、いつもより美味しいと思える感覚・・それはまた格別なものになります。ユドロ=バイエのワインは Noisy wine でも非常に長く扱わせていただいていますから、皆さんもまた・・少なくとも一度は飲まれたことの有る生産者でしょう。

 グレートな2019年ものの後の2020年ですから、ある種の期待、そして不安が混じったテイスティングになりましたが、

「想像力を掻き立ててくれる素晴らしい味わいになった2020年!」

と判断させていただきました。

 赤のA.C.ブルとオート=コートは、美しい酸と・・「小粒の葡萄による果皮濃度」・・そして低めに出たアルコール分が特徴で、

「ビターな・・全く甘くない、果皮味中心のとても複雑性の高いピュア味!」

に仕上がっています。

 ですので、

「ユドロ=バイエは・・ちょっと甘いかも・・」

などと思われていた方にも2020年ものはお勧めです。相当・・良い出来かと思っています。


 A.C.ブルのシャルドネは、ユドロ=バイエお得意の高質なバリック由来のトースティなアロマに柑橘が混じる・・

「・・そう、これがバイエのシャルドネ!」

みたいないつも通りの味わいなんですが、酸が非常に美しく伸びやかで、ピュアさを一段と増したかのように思われます。勿論、非常にドライですがエキスがバッチリです。


 そしてどのワインもアルコール分13度と、非常に嬉しい仕上がりです。


 ですので、

「・・あれ?・・ユドロ=バイエ..相当変わったなぁ・・」

と思われる方が多いんじゃないかと想像しています。


 noisy も、太鼓判を押すのは間違い無いのですが、

「この変化がグエンさんの意識の変化によるものか、ヴィンテージ要素が強いのか」

につきましては判断がついておりませんので、少し先に・・上級キュヴェのテイスティング時に延ばさせていただきます。


 ですが、

「非常にドライ!」

な果皮味中心のピノ・ノワールの味わいに、「クラっ」と来てしまう方は多いはず!・・とも踏んでいます。

 これ・・数年寝かせても面白いはずですよ。シャンボール的なワインの濃い果皮エキスがどのように変化して行くのか・・気になりませんか?・・このご時世にも、

「価格アップはほんの少し!」

と言うのも有難いです。是非飲んでみて下さい。超お薦めします!


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ユドロ=バイエの2019年もの上級キュヴェのご案内です。下級キュヴェから物凄いバランスの良い、健康的な美味しさで魅了してくれましたが、上級キュヴェも素晴らしいですね。

 とても健康的で豊かです。でも、以前のユドロ=バイエのような「パワフルさ」は「精緻さ」にしっかり上書きされている感じです。エレガント系・・と言いたくなってしまうくらいですが、この3年ほどの間に「マッチョ感」が無くなり、非常に美しくなった・・しかし、熟成能力、複雑性は確実にアップしていて、本当のシャンボール=ミュジニーの美味しさをピュアに、真ん丸に伝えてくれる素晴らしい出来だと言えます。

 そして気付かなかったんですが、バイエのA.C.ヴォーヌ=ロマネ・・・畑名は「バロット」では無く、「レ・バロー」といつの間にかエージェントさんのHPで修正されていました。バロットじゃ判らないですよね・・で、レ・バローと言う村名畑は、実は、

「あのクロパラの真上!」

なんですね・・。その上、リシュブールとオ・ブリュレの真上でも有るんですよ・・。そもそも余りヴォーヌ=ロマネっぽさが少ない味わいで、「シャンボール..混ざって無い?」みたいな冷ややかで石灰的ミネラルが強い味わいですよね?

 あのワイン、しっかり熟成させたら相当美味しいんじゃないかと思います・・今回も有りますので是非ご検討ください。

 そしてボルニックも入っています。ミュジニーとレ・ザムルーズの間にある小さな畑で、0.01haと言う持ち分ですから本当に少ないです。人気の性か、その見事な味わいの性か、価格は「上昇」しています。

 勿論トップ・キュヴェの「ボンヌ=マール」も入荷しています。15%ほどの値上げです・・もう、ブルゴーニュのグラン・クリュの値上げは仕方が無いと思いますよ。特に秀逸とされているドメーヌのものは、徐々にすべからく10万円以上になってしまうでしょう。日本の経済力が戻ってお給金が増えないと買えなくなってしまいますね。

 今回はシャンボールV.V.とレ・シャルムをテイスティングさせていただきました。美しくも包容力、表現力たっぷりの見事な味わいでした。是非ご検討くださいませ。お勧めいたします。

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 ユドロ=バイエの新ヴィンテージ2018年の上級キュヴェが入ってきました。昨今は新型コロナウイルス感染症や、毎年の恒例のようになってしまった雨や風の被害など、中々にシビアな状況が続いています。ましてや超大国同士のにらみ合い、そして、量のないブルゴーニュワインまでをも爆買いしたり、東南アジアや日本の領土にまで手を出そう、実際に現状を変更してしまうと言うような中華主義の専横で、資本主義経済も先行きが不透明になってしまっています。

 そんな中でのユドロ=バイエの上級キュヴェが入荷して来ましたので、

「・・しばらく飲めなかったボンヌ=マール・・開けちゃうか・・」

と、悪魔のささやきが・・(^^;;


 いや・・本来ならリアルワインガイド第70号には掲載されていたはずのユドロ=バイエ2018年では有りますが、現況はとても現地試飲などは出来ないと言うことで、noisy も駄文を寄稿する羽目になって紙面を汚したくらいですから、バイエのテイスティング記事など掲載もされていない訳で・・。

 それに、いつもなら片手に余るくらいしか入荷しないボンヌ=マールでは有りますが、バイエの入港アイテム全てに12本と書いて発注したところ、

「ボルニック以外は全て12本!」

で受注されたんですね。

 なので、2018年ものはnoisy の新着にボンヌ=マール2018年もテイスティングコメントが載る・・と言う、素晴らしいことになったんですね。


 その分、申し訳ないのですが、いつもどれかは飲んでいる「シャンボール1級」のテイスティングは回避させていただきました。

 ですが・・2018年のユドロ=バイエ、やはり素晴らしいです。グエンさんのワインも確実に変化しています。美味しいのは間違いないし、なによりも・・

「甘く無い」

「強過ぎない」

「ポテンシャル高い」

のがハッキリ判る仕上がりです。


 詳細は各コラムをご覧いただきたいと思いますが、以前にご紹介させていただき好評を得ました、あの「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2018」でさえ、デカンター誌の MW ティム・アトキン氏は90ポイント、付けていました。

 そして、ボンヌ=マール・・やっぱり良いですわ・・。数年前までは安過ぎるくらいでしたが、この位は仕方が無いと思える美しさと香しさを見せてくれました。

 シャンボールV.V.2018 も言うこと無しです。2年前までは、少し濃いとか、強いとか、甘めだとか・・そのようなニュアンスは有ったんですが、今はバランスが凄く良くて、飲み進めて行くうちにどんどん綺麗さが前面に出て来ます。村名とすれば、ポテンシャルと合わせて考えると、とてもリーズナブルかな・・と思われます。

 1級の3アイテムは飲めていませんが、メディア評価を覗いた限りにおいては、ポテンシャルはほぼ拮抗、それぞれの個性をしっかり出せているように思います。


 ユドロ=バイエ2018年は、昨年頃よりその「程好く甘くて濃い目」と言うスタイルから、「ドライで美しい」と言うものへ変わっています。ボンヌ=マールでさえ・・無理すれば飲めちゃう外向性を持っています。是非トライしてみてください。


━━━━━
 先日、下級クラスのワインがかなりエレガント系に移行していることをお伝えしましたが、どうやらその方向性は上級キュヴェも同様のようですよ。

 ユドロ=バイエと言えば紫の小果実が滅茶凝縮していて、樽は強く無いもののしっかり掛かり、時には葡萄果実の熟度の高さ由来の甘みと力強さが、

「美味しいけど少し疲れるかも・・」

とか、

「熟したら凄いバランスになるのは判るし、早くから美味しいんだけど・・自分にはちょっとトゥー・マッチかな・・」

とおっしゃるワインファンの方もいらしたと思います。・・まぁ、どこよりも素晴らしく、そしてリーズナブルなボンヌ=マールは別にして・・余り知られてませんが、アドヴォケイトも2012年のボンヌ=マールに97ポイント付けてましたしね。(^^;;


 しかしながら2017年ものは、ヴィンテージ由来なのか、それともスタイルを変更しつつあるのかの判断はまだ時期尚早だとしても、

「以前のスタイルよりもエレガント系になってきているのは間違いない」

と言えるでしょう。noisy も、上級キュヴェを・・沢山は開けられませんでしたが、しっかり確認させていただきました。


 そして2017年ものは、なんと凄い新キュヴェがリリースされているんですよ。樹齢90歳にも及ぶ超ヴィエイユ・ヴィーニュであり、しかも、

「リューディ・レ・ミュジニーG.C.の北(下部)にモロに接し、リューディ・レ・ザムルーズ1er.Cの西(上部)に接する」

 と言う、ブルゴーニュワインファンの心をくすぐる凄いワインです。

 しかも、それまでは余りに少ないので村名V.V.に混ぜられていたと言うんですから!


 こりゃぁもう、何とかして入手するしかないですよね。さらに目の離せなくなってきたユドロ=バイエ・・是非飲んでみてください。


━━━━━
 どうしたんでしょう・・滅茶エレガント系なんですよ・・。ちょっとビックリです。スタイル変更なのか、それともヴィンテージ背景をそのまま切り取ったからなのか・・2018年ものまでそれは判断できないかもしれません。noisy的には非常に好ましいですが、逞しく、濃い目の味わいがお好きな方には残念な結果になったのでしょうか?

 1981年の創業以降ずっとネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメ ーヌが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメ ーヌに参画してからです。醸造学校を修了した後、義父からワイン造りの実際を徹底的に仕込まれながら毎年試行錯誤を繰り返し、2004年に完全に独り立ちしました。

 私たちは2001年ヴィンテージから彼と付き合っているのですが、彼は毎年、ヴィンテージの特徴の差を明らかに上回るペースでワインの品質を向上させてきました。義父の代から10年以上リュット・レゾネ栽培を実践し続けている実質ビオの古樹だらけの畑、ル・グエン自身のセンスと強い意志、上達したワイン造りの腕がすべて一体となり、2004年ヴィンテージ以降、彼のワインはひとつ突き抜けたように思われます。

 いつもニコニコと笑顔を絶やさないドミニクですが、畑で彼と対峙する時、ゾッとするほど真剣な「ヴィニュロンの顔」が表れます。それは、畑仕事の重要性を示すものであることはもちろん、まだまだ改善することが山ほどあるという、己への厳しさの表れでもあります。

所在村:Chambolle-Musigny
醸造家:Dominique le Guen
所有畑面積:8.53ha
ドメーヌ継承年:1998年
栽培における特記事項:厳格なリュット・レゾネ。除草剤、殺虫剤等は一切使用しない
醸造における特記事項:除梗100%。天然酵母のみで発酵、澱引きはビン詰め前に1回のみ
販売先:フランス国内80%(個人のワイン愛好家1500人以上、カーヴ・ド・ラ・トランザント、ル・グ・デ・ヴィーニュ、レピキュリアンといったフランスの名門ワインショップ、パリやブルゴーニュ、南仏のレストラン(ニースの松嶋啓介シェフの店「ケイズ・パッション」にもオンリスト))、輸出20%(イギリス、ドイツ、アメリカ、カナダ、スイス、オランダ、ベルギー、日本)
掲載実績のある海外メディア:「Guide Hachette」、「Guide Fleurus」、「Bourgogne Aujourd'hui」
参照できる日本のメディア:「リアルワインガイド ブルゴーニュ」(堀晶代著)P19、「リアルワインガイド」第16号P20)


2022 Vosne-Romanee
ヴォーヌ=ロマネ

18873
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ユドロ=バイエ
お一人様1本限定
◆お一人様1本限定
■メディア情報
◇2021年もの
 91+~92+ Points 今~2043 リアルワインガイド第82号
■エージェント情報
 レ・バローに0.07ha、平均樹齢25年、1回使用樽100%、生産量は1樽(300本)のみ・・・と言う、実に希少なキュヴェです。不思議なことに味わいは、(ヴォーヌ=ロマネx2+ シャンボール=ミュジニー)/3 のニュアンスで、シャンボール的なシルキーな要素の入ったヴォーヌ=ロマネのように思います。

 今回は飲んでおりませんが・・って言ってもほとんど飲める年が無い・・・(^^;; でも長熟で素晴らしいワインです。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥14,400 (外税) 
【1級レ・プティ=モンを豊かにしたような、高い高度の涼やかさとたっぷりのミネラリティが魅力の村名にしておくのが惜しい・・素晴らしいヴォーヌ=ロマネです!】
 久々に飲めたグエンさんの村名ヴォーヌ=ロマネです。グラスの写真が見つからないので、おそらく10年位、飲めていなかったんじゃないかと思います。

 例えば、隣り合っている1級レ・プティ=モンの、ややスレンダーで冷ややか、タイトな味わいを想像してみてください。良く出来たレ・プティ=モンは、通常はやや温かみを感じさせるヴォーヌ=ロマネのワインのニュアンスが、

「冷たさ、そしてスレンダーさを感じさせるもの」

です。細目のスタイルですね。

 それをもう少しだけ、「ファット」にして豊かさを出し、スレンダーなボディをやや膨らませた感じ・・が近いでしょうか。

 ミネラリティはやはり半端無く、シャンボール的にさえ感じるものが有ります。

 そして・・このレ・バロー(実は単独畑です)ですが、あのクロ・パラントゥーの上部に在りまして・・さずがに、クロパラらしさと言うのはおこがましいので、「ファットさ」と言い換えていますが、複雑性を含んだミネラリティたっぷりの味わいに、彷彿させるかなぁ・・みたいな感覚も無きにしも有らず・・です。

 いや・・これは旨いですね・・久々に飲めて嬉しいです!

 まぁ、このレ・バローを仕込む生産者さんは何人かいらっしゃいますが、ヴォーヌ=ロマネとしてはこれほどまでにエキセントリックな味わいに仕上げる人は見たことが有りませんし、レ・バローと言うことでしたら、

「トップと言って良い!」

と感じます。

 もう・・1枚目の写真をご覧いただけましたら、官能ささえ含む色調に、ググっと引き寄せられるんじゃないかと思います。そして、ヴォーヌ=ロマネとしてはまずあり得ないほどの冷ややかさ、そして石灰的ミネラリティの多さですね。

「・・シャンボール、入ってないすか?」

と思えるほどに感じますが、上出来なレ・プティ=モンには、同じように印象付けられることが有りますので、グエンさん所有の区画がミネラリティを多分に汲み上げられる畑なんでしょう。

 滅茶美味しいです!・・一応、インポーターさんのリストには載ってないキュヴェでして、ある程度仕入ますと、

「ヴォーヌ=ロマネ x本有りますが、いりますか?」

とオファーされる貴重なワインです。ぜひご検討くださいませ。超お薦めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【ヴォーヌ=ロマネ村名は「バロット」では無く「レ・バロー」でした!・・えっ?・・なんと・・あのクロパラの真上の村名畑です!】---以前のレヴューを使用しています。

 noisy も何年か前に一度しか飲んでいませんが、以前のレヴューをご覧になられればお判りのように、

「ヴォーヌ=ロマネ1に対しシャンボールが2。」

「バロットと言うヴォーヌ=ロマネの畑は(知ら)ない。」

と書いていました。


 久しぶりにエージェントさんのページを拝見させていただきましたら、何と・・・しら~~っと修正されていまして、

「X バロット」

「〇 レ・バロー」

となってました。


「・・あれ?・・もしや・・」


 そうなんですよ川崎さん・・(古っ)。レ・バローと言うのは「les Barreaux」と綴りますが、何とあの神様が再開墾して今や垂涎の畑になった「クロパラントー」の真上にある畑なんですね。

 しかも接しているのはクロパラだけじゃなくて、リッシュブールにも・・オー・ブリュレにも接してます。


 そもそも・・グラン・クリュの上(西)と言うのは、平ら(僅かな傾斜)になっていたり、荒地だったりしていまして、グラン・クリュと比較しますとあまり条件が良く無い訳です。

 飲んでみると非常に冷ややかで(風が抜けるところ?)ミネラリティが余りヴォーヌ=ロマネっぽくなく(1/3ほど?)、しかも大量な石灰感がシャンボールっぽさを連れて来て)絹漉しのテクスチュアですから・・そうそう、酸の構成もヴォーヌ=ロマネっぽい暖かい酸の感じには取り切れないので、

「ヴォーヌ=ロマネのどこなんだろう?・・」

と、関心を寄せていた訳です。


 クロパラやリッシュブール、ブリュレの真上と言うことでしたら・・これはもう、ちょっと熟し気味に持って行って飲むしかない・・!と思ってます。ちょっと面白いでしょう?・・ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【希少なワインです!】

 たった一樽のヴォーヌ=ロマネ村名です。エージェントさんの資料によると「バロット」と言う区画のようですが、noisy 的には・・知りません。シャンボールのど真ん中にその名前は見当たりますが、違うでしょうね。

 推測ですがフラジェ=エシェゾー村に有ってヴォーヌ=ロマネ村名を名乗れるクロ=ヴージョにも引っ付いた畑・・「レ・ヴィオレット」だと思われます。違ってたらすみません。

 1~2度ほど飲めたことが有るだけですが、シャンボール的なビロードのニュアンスと石灰由来の硬さにヴォーヌ=ロマネの持つスパイス的なニュアンスが加わり、酸のニュアンスはシャンボール的と言うようなバランスで、ヴォーヌ=ロマネが1に対し、シャンボールが2・・と言うようなバランスに思えます。

 ただし、先ほどのレ・ヴィオレットだとすると中々に微妙で、noisy の知っているレ・ヴィオレットの味わいとは少し差が有ります。

 一体どこなんでしょうね・・。気になりますが・・そうそうは飲めないワインなのですみません。