リアルワインガイド第58号はクロ・ド・ヴージョと同様の評価ポイント、飲み頃はやや違う結果になっています。今飲んで92 ポテンシャル94 飲み頃予想 2023~2050 でした。芳香が良くて非常に味が濃いと・・そして早くから美味しく飲めるとおっしゃってます。
まぁ、コート・ド・ニュイのグラン・クリュでまともなものなら、今はもう、この位のプライスは最低ラインですから・・ね。勿論、ジョルジュ・ルーミエさんちのボンヌ=マールとはまだポイント差が大きいですから・・
って、ジョルジュ・ルーミエさんちの2015年ボンヌ=マールはリアルワインガイドではポテンシャル100点ですから。レ・ザムルーズ2015も100点、ミュジニー2015も100点↑・・ですんで、6ポイントも離れてますね~。これはちょっと大きい・・。
でもね・・ポテンシャル94点は決して低くは無いんですよね。むしろ高いと言えます。ここから1~2ポイントの積み上げが難しい・・でもローラン・ルーミエはそんなことは気にもしていないでしょうし、今までと同様にボンヌ=マールを造るでしょう。ご検討くださいませ。
以下は以前のコメントです。
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【ローラン・ルーミエのトップ・キュヴェ!!申し訳ありませんがクロ=ヴージョとのセットです。】 ローランのトップ・キュヴェ、ボンヌ=マールです。ジョルジュとの価格差は物凄いですが、ポイント差はそれほどでは有りません。リアルワインガイド第54号は、今飲んで93、ポテンシャル94+ 飲み頃2020~2050 と、アウトスタンディング一歩手前まで来ましたね。
因みにジョルジュは2013年ものですが、リアルは今飲んで94、ポテンシャル97 ですから、確かに差はしっかり有る・・と言えば有るし、さして無い・・ちゃ無いかな・・いや、有るか・・(^^
まぁ、高評価のグラン・クリュ2本持ってきてもジョルジュ(クリストフ)のボンヌ=マール1本にも届かない価格をどう見るか、それとも、ローラン・ルーミエのワインが持つ美しいエキスがさらに昇華した時に再評価したとすると、もしかするとジョルジュ並みになっているかもしれないと希望を持つか、いやいや、そんなことよりもローラン・ルーミエのワインが好きなんだよと言える自分なのか・・でしょうかね。
いずれにしましても、貴重なローラン・ルーミエの看板ワイン、ボンヌ=マールです。そう言えば飲んでないですね・・noisyも・・飲んでみたいものです。ご検討くださいませ。
以下は2013年もの以前のコメントです。
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どうにもならんものはどうにもならんので・・飲んでいません。リアルワインガイドの第50号でしっかりテイスティング出来ているようですので、参考にさせていただきました。
2013年は非常にフルーティな仕上がりになったようで、決して無理をせず、ナチュラルに造ったと言う事かと思います。(ちなみにリアルはオート=コート88 88+ 今~2025 と、前年以上の評価でした。)
シャンボール村名は90 90+ 今~2028 と言う評価。昨年の2012年のご案内の時にはシャンボールを飲んでいますが、リアルの評価的には上を行っているようです。
シャンボール1級レ・シャルムはさすがの91 92 2016~2036。村名とはたった1.5点しか変わらない・・と思うかもしれませんが、この差は非常に大きいんですね。一緒に飲めば「格の違い」をまざまざと見るはずです。極少量です。
クロ=ヴージョは92+ 93+ 2019~2040。2012年は93 94 と言うものだったので、ほぼ同格でしょうか。確かにこのワイン、4~5年経つと激変します。
ボンヌ=マールは93 94 2018~2040 とさすがにトップの評価です。4~5年で一旦飲めるようになるかとは思いますが、しかし硬いと思いますよ。飲み頃はずっ~~~~~~~~~と・・先のはずです。このワインに関しましては申し訳有りませんがセットを組ませていただきました。
余りに無いのでこれしか書きようが無いですね。すみません・・ご検討くださいませ。
以下は以前のコメントです。
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【クロ・ヴージョとはかなり違います・・・】
飲むだけならば良いけれど、シャンボールのワインのテイスティングをして、それも評価や「あんちゃらなんちゃら」とご尤もな意見をするならば・・いや、ついついしてしまうものなんだが、実は本当に注意しなくてはいけない。非常に慎重に細心の注意を払ってするべきだし言うべきだ。他の村のピノと同様に安易に果実味の強さで判断してはいかんのですね。それは何故か。
いつも言っているように、それはシャンボール特有の強いミネラリティにある。シャルドネで言えばムルソーみたいなもの。滅茶苦茶強いミネラリティに要素は閉じ込められ、飲むタイミングによっては、全てをコーティングしてしまっている。数日後には・・
「・・あれ?・・・同じワインか?」
「・・・前に飲んだのは個体差で悪かったのかな?」
などと、勝手な理由をつけて自分を納得させてしまう。そして判断の悪循環に入る。リリース近辺にしか感じることの無い果実味の強い(やや甘い)ワインを素晴らしいシャンボールだと・・
「勘違いしてしまう。」
しかしながらそこに「気まぐれ型八方超絶すっぴん美人」たるシャンボール=ミュジニー・ワインの本質は無い。
開けてみて、
「あれ?硬いかな?ちょっと酸が強いけど・・」
そう思ったなら様子を見つつも、その日はコルクを戻して翌日、翌々日・・・、もしくは1週間後に再度トライしてみよう。ビックリするほど違うはず・・。だからnoisyはシャンボールのテイスティングには慎重だ。散々痛い目に遭って来たから安易な判断などはできない。とても難しいが・・とても楽しく、程よく熟しこちらを向いてくれている超絶すっぴん美人のシャンボールほど素晴らしいものは無いと言える程だ。
シャンボールは、まともな生産者のものは、
「村名でさえ50年持つ」と思っていたほうが良い。1級ならなおさらである。
村名シャンボールの方は、ジョルジュ(クリストフ)・ルーミエが真っ赤な果実が中心の所、ローラン・ルーミエは赤に黒が混じる果実が中心です。滋味深く、しっとりしていて、石灰系のミネラルを充分に含んだ華やかなワインです。翌日~翌々日には閉じる方向に向いますが今飲んでもとてもしっとりして美味しい!リアル43号は89+90+ 今~2028。一推しです!
1級レ・シャルムは今飲まないほうが良いでしょう。最低4~5年必要です。 クロ・ヴージョがとても美しい土のニュアンスをしっかり感じさせるのと対照的に、石灰土壌の石と土を感じさせてくれます。これも今飲んでも美味しいですし、長期に渡り貯蔵もOKでしょう。実はこれも・・・少なくって御免なさい!リアル43号の評価は91 92 2016~2036でした。お早めにどうぞ!
Chambolle-Musigny エキス的、とても洗練されたワインです。
黒を含んだ赤の色合いで、均整のとれた緻密さ、重くないけども積層的な密度のある味わい。
ふんわりと香ってくる健全な果実とミネラルのあいまった香り。
豊富な酸やタンニンのひっかかりが無く、まとまっています。
ルイ・ユエラン、ジャンニアールのシャンボールと比べると層の厚さは数段上という風に思います。
またとてもナチュラルな滋味が感じられ、深い奥行き、落ち着きが感じられます。
恐らくクローズ期に入る前にできたテイスティングでしたが、じっくり味わいたいワインでありながら、スル―っと入るワインでしたのでさっさとなくなってしまいました。
ナチュラルな滋味深い味わいと綱渡りのような絶妙なバランス感覚が秀逸なワインです。これはちょっとハマる味わいですね。