【何と2015~2016年の入荷が期待できないユエランのバックヴィンテージ!エレガントさとエキスの旨み!赤果実の滑らかな美味しさ!価格も嬉しいです!】

今となっては希少なワインが購入できました!非常にエレガントでシミジミなエキス系のシャンボール村名、2012年です。
この文章は2012年もののご紹介時のものを一部変更しながら書いています。タイミング的にはどうでしょう・・。2014年はたっぷり気味の果実味でとても美味しいんですが、敢えて言うなら2013年以前の、
「超シミジミ系のエレガンス」
にゾッコンのお客様も多いのでは?・・と思います。
タイミング的に硬く無ければ良いなぁ・・と思いつつ、「飲んでみようかなぁ・・」とも思いつつ、しかし、数の無いワインを減らすのもどうか・・と言う気もしますので、取り敢えず・・飲まずにご案内させていただき、動きが芳しくないようなら再度テイスティングしようと思っています。
ルイ・ユエランの新しいワインには2年以上、出会えないと思います。ぜひご検討ください。
2011年のルイ・ユエランは、以前、どちらかと言えば「詫び寂び的な美味しさ」を感じさせるものから、よりエキスの充実度をアップさせ、シャンボールらしさはそのままに、玄人受けより、より判り易いスタイルに変貌しつつあることを報告させていただきました。
また、何よりプライスが他の生産者に比べてリーズナブルで、しかしながら生産量が、下手を言えば、「兼業農家並み」しかないので、気付くと無くなっている・・・、だから美味しくても大きな声では言い辛い・・・そんなワインになっています。
写真では少し黒さの見える色合いですが、良い所ラズベリー位の風味で、赤系の果実がたっぷり・・エキスタップリです。
それでもとても受けの良い、他のシャンボールの生産者に比較すれば、「抽出が強い」とか、「これみよがし的な部分がある」とかの印象を持たせない、非常にナチュラルな味わいだと言えると思います。
2012年も2011年に劣らない味わいで、この蒸し暑い季節に飲んでいても、喉越しの良い滑らかなシャンボールの絹漉しのテクスチュアが気持ち良く、ミネラルの粒に守られた要素が時折弾けるようなニュアンスに・・・
「ん~・・・んまい!」
と独り言が出てしまいます。
勿論、非常に長熟なシャンボールですから、半世紀もの熟成に耐える要素を持っている訳ですが、エキスの旨みだけでも飲めてしまうような包容力も持ち合わせていますので、非常に使い易いワインではないかと思います。
是非ご検討いただき、飲んでみていただきたいワインです。お奨めします!
以下は以前のコメントです。
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【ルイ・ユエラン・・・ついにここまで来たか!?】 本当に・・美味しいです。やや硬めなテクスチュアのシャンボールながらも、ついつい引き込まれていってしまう・・・そんな魔力のあるワインです。以前のルイ・ユエランのワインには無かった「凝縮感」が付いた性でしょうか?・・・それとも・・・?
エージェントさんに話を聞くと、どうもこのルイ・ユエランさんちはとても小さな造りで、さしたる野望も無く、ただ粛々とやるべきことを成すのみ・・と言った感じだそうです。しかしながら、このアッパー感は、あのフーリエの時も感じたものですので、
「もしルイ・ユエランの2012年がさらに凄かったら・・・?」
・・・一体どうなっちゃうのか、考えてみてください。もともとエキスの旨みは超絶モノですから、ここにさらに色々な要素が加わったら・・これは凄いことになります。そして、もしかしたらそうなるかもしれない・・可能性はあると、noisyは考え始めています。
まあ、ACブルの2011年をお飲みの方はお判りでしょう!素晴らしいですよね?・・・ここにさらにxxxxが加わったら・・怖いもの無しでしょう!
ユドロ=バイエのシャンボールも旨いですが、さらなるシットリ感のあるルイ・ユエランは、まさにマイタイプです。飲んでみて欲しいと思います。お勧めします!
以下は以前のコメントです。
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【癒し系のエレガンスながらも将来性大のドメーヌ!】 いや・・・旨いです。実にマイタイプ!ヴィンテージは違うものの上記のピノをさらに繊細に、さらにエキスを濃くしたのがこのシャンボールと言えるでしょ う。本当に細い糸を寄り合わせたようなテクスチュアから、綺麗な出汁味が堪らない旨みを持っています。
このドメーヌも、もしビオロジックやビオディナミに転向して経験を積んだら・・・、構造にダイナミックさが出てさらなる向上が期待出来ます。どうかそこ まで行ってくれないものか・・と思うんですが・・・。それにしても旨いです!エレガントなシャンボールをお探しなら、是非ともこのルイ・ユエラン、お試し ください!一推しです!
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■樹齢25年 まだまだ「プティ」ソムリエoisyがニュートラルな気持ちで挑むテイスティングコメント
Chambolle-Musigny 2012 Domaine Louis Huelin
ルイ・ユエランのブルゴーニュルージュを、そのままスケールアップさせたようなイメージです。
この造り手はまだブルゴーニュに慣れ親しんでないOisyが前ヴィンテージを飲んで、シャンボール=ミュジニーにハマったきっかけになった造り手ですが、素晴らしいミネラル主体のシャンボールのテロワールがしっかりと表現されています。
RWG的に言ったら愛すべき薄旨エキス系になるのかな?
エキス感があり伸びやかなミネラルが潜んでいて、本当に丁寧な仕事っぷりが感じられます。現状はまだ固いのですが。Oisy的には将来、艶やかで妖艶な色気を出してくるのはこうゆうワインなのだと感じ始めています。
なんだか、追いかけていきたい造り手です。
良いなぁ。