
良いですね~・・素晴らしくナチュラルでエレガントです。2017年ものを開けたタイミングでは、ピノもガメも「適度な頑張り」なものだったので、繊細で膨らみが有って滅茶美味しかったです。
2018年ものはさらにナチュラル度が増し、しかも健全さは全く変わらないので・・変化して行くその姿が非常に愛しく感じられました。
どちらかと言いますと、テイスティングのタイミングは余り良く無く、
「どっちも(ピノもガメも)余り頑張らない時」
だったようで、比較的スレンダーで縦伸びはするものの、なかなか横には膨らんでくれない感じでした。他のアイテムにテイスティングを移る頃・・30分ほどしてからでしょうか、ようやっとガメが膨らみ始め、中低域の押し出しをし始めてくれました。
ですので、1~2カ月ほどでだいぶ良い感じになるんじゃないかと思いますよ。
何しろダンジェルヴィーユの2018年のピノの美味しさは格別で、ビロードのテクスチュアに完全除梗の葡萄果汁の美味しさが見事に反映されています。noisy などは、普段飲むならダンジェルヴィーユかトラペのパスグラが一番美味しい・・最近はユドロ=バイエのブルギニヨンも・・などと思ってますから・・はい。
ですが、残念ながら?・・もっと高いワインを自腹で開けなくてはならず、中々自己中心的な楽しみに持って行くことができません。
それでも、ヴォルネイ=シャンパンとか、ザングルとか・・いや~・・そうそう・・クロ・デ・ザングル、滅茶苦茶美味しいですよ・・。ビックリです!・・あれはあれでもう完成しちゃってます。
もう少しエルヴァージュが必要では有りますが、少し休息をさせてあげられれば急激に膨らんでくるかもしれません・・それほどナチュラルでピュアですから・・。是非飲んでみて下さい!お勧めします!愛すべきパストゥグランです!
以下は以前のレヴューです。
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【超繊細です!気品に満ちたアロマと伸びやかでフレッシュだが酸っぱくない・・ピノ・ノワールとガメの見事なアンサンブルです!】
このワインはいつもかなり売れるんですね。パストゥグランはガメが入っていると言うことで、一般にはさほどの人気にならないんですが、トラペさんちのとダンジェルヴィーユさんちのパスグラは大人気です。
で、毎年飲んでいますので早速いただきました!・・やはり2018年もののダンジェルヴィーユは一味も二味も違って感じられました・・。
以下は以前のレヴューです。
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【「果実が濃い~・・」】
え~・・千鳥のノブさんの口調で反復していただけますと、非常に判りやすいと思います。特にこのダンジェルヴィーユのパスグラのファンは多いので・・はい。
凄い色、してるでしょう?・・
もし、今までの・・2016年までのダンジェルヴィーユのパスグラを想像したまま、2017年ものを口にすると、先の言葉が出てくると思いますよ。
「・・・果実が・・濃い~・・」
と。
もっと言ってしまえば、
「・・・ピノが・・濃い~・・」
ですし、補足するとすれば、滅茶苦茶ピュアで、ドライで要素が詰まっているんですね。ガメの存在は・・判らない位・・です。
2017年のダンジェルヴィーユ、とんでも無いことになってるのは判っているんですが、5~6本しかないA.C.ブルゴーニュとかは流石に飲めませんから、全てを確認することはできません。
しかし、このパスグラでさえ、大きな変化を感じさせてくれると思いますよ。一時は相当数販売させていただいた年も有りましたので、是非、この違いに気付いていただきたいと思います。勿論、味筋・方向性は一緒では有るんですが、
「密度」
がもう・・全く異なると言えます。是非ご検討くださいませ!
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【これで充分!素晴らしい出来です・・いつもは大量に仕入れるワインですが2016年ものは1ケースだけ・・お早めにどうぞ!】
べらぼうに旨いです!・・noisy などは、
「ダンジェルヴィーユのパスグラ最高!」
とばかりにお勧めしていますので、騙されて購入された方のほとんどは、このパスグラの素晴らしさに気付かれ、折に触れて飲まれていらっしゃることと思います。フィネスの担当さんもビックリするほど、この何年かは販売させていただいておりました。
ところがですね・・申し訳ありません。本当に・・無いんです・・。2016年ものは12本だけです。1本はどうしても飲みたかったので11本だけの販売です。
そしてテイスティングしてみて、このワインの素晴らしさを再確認しました!・・何と2015年ものよりも美味しいかもしれません。
色合いをぜひご覧ください。2015年ものよりもやや深いでしょう?赤みが強いと言うか・・ピノがいつもより若干多いと言うか・・。
そうなんですよ・・パスグラですからね。飲むタイミングで味わいが見事に異なるんです。ピノが頑張るか、ガメが出しゃばるか、どっちも負けず嫌いか、閉じているか・・。
しかしその表情のすべてが気品に溢れており、シミジミとした美味しさや、パーフェクトだ!・・と思わせるような見事にまん丸なパレットを描いたり・・この素晴らしい美味しさにぜひ触れて欲しいんですね。ブルゴーニュファンでこれがキライだと思われる方はおそらくいらっしゃらない・・と思います。
素晴らしい出来でした。フィネスさんの残りが何とか出て来て、再度入手できることを祈っています。お力をお貸しくださいませ。超お勧めです!見事です。
以下は以前のレヴューです。
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【ついに!・・2015年にダンジェルヴィーユ、大化けか!必飲ワイン!】
来ましたね~・・まぁ、遅かれ早かれ来るとは思っていました。いや、遅かったのかな?・・2014年で来るかとも思いましたが、2014年ものはそれまでの「総決算」みたいな感じなのかと思います。それほどまでに2015年のダンジェルヴィーユは今までと違い、それがこの、エレガントさとフィネスの極み・・みたいなパストゥグランにも現れていました。
2013年、2014年のダンジェルヴィーユのパストゥグランは皆さまのご贔屓をいただき、考えられないほど販売させていただきました。
2013年は超エレガント、2014年は2013年の延長上に有り、やや濃度を深めた感じでした。しかし2014年ものは飲むたびに印象が異なり、安易な言葉で説明するのが困難な感じがしました。
ピノが頑張っている時とガメが出張っている時では印象がかなり違った訳です。
2015年のパストゥグランは・・まぁ、この写真を見ていただければお判りのように、
「全然色が違う!」
ことにお気付きでしょう。
しかし、2015年が濃いのでは無いんですね。この位で普通・・濃くも無く、薄くも無いと言った色合いです。2014年や2013年が・・薄いんですよ。
色が薄くてもエキスはしっかり出ていますので・・その変化がまた、色っぽい訳ですね。だからブルゴーニュワインファンはこれに参っちゃう訳です。3千円ちょっとの、たかがパストゥグランにメロメロになってしまうんですね~。2013年ものは非常に薄かったので、良い意味で開きが速く、変化が大きく、シミジミとした旨みからの大きな表現にクラクラっとさせられたと思います。
ところが2015年は違いますよ。そんなエレガントさは・・実は、全く失っていないんです。非常にエレガントで高質です。
それに加えて・・大きく違うのは、中域のボリューム感の拡大です。濃い訳じゃない・・しかし弱さが無い・・と言うのが正解かと思います。
2014年までは縦構造の深さは有っても横への拡がりに欠ける部分が有ったと思うんですね。勿論、ただ横にだらしなく拡がって行ってしまうと、「ダレ」として感じられますからマイナスポイントです。横方向、斜め方向に拡がろうとするベクトルを味わう者が受容出来るからこそ、その素晴らしさが感じられると言ったら良いかな・・と思います。
綺麗でしょう・・?・・これ、パストゥグランなんですよ。パストゥグランだから美味しいんですよ。濃密な縦構造を持つピノ・ノワールと、少し気まぐれで横に拡がり易いガメの為せる気品高き逸品です。是非とも飲んでみてください。かなりの出来!2015年ダンジェルヴィーユは必飲です!
以下は2014年、2013年のこのワインのレヴューです。是非ご参考にされてください。
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【・・ダンジェルヴィーユが遂に来た!・・パストゥグランと侮るべからず!・・このエレガンスは上級ワインに匹敵!一推しです!】
昨年ご案内させていただいた2013年のダンジェルヴィーユさんのパストゥグランの素晴らしさには、皆さんもビックリされたことと思います。最初はまぁまぁな動きでしたが、飲まれた方からの追加オーダーが凄かったんですよ。もう、「幾ら追加しても即完売」と言う感じでして、noisy もオーダーを沢山いただいてビックリしてしまうという・・。
まぁ、そうは言ってもですね、再現無く入荷が見込めるアイテムでは無く、むしろ、ワイン屋の皆さんの、
「・・・2013年のブルゴーニュがそんなに良い訳が無い・・」
と言うような思い込みが、このワインを noisy のところに多く来れるようにしてくれたものと思います。それにやはりエージェントさんのご協力が無いと、
「幾ら美味しいから、欲しいから・・と言ってそんなに沢山はくれないもの」
ですので、感謝しているnoisy です。
そして満を持しての2014年のパストゥグランのご紹介です。
・・そう、
「美味しく無い訳が無い!」
ですよね?・・めっちゃ美味しいです!この煌びやかさ!・・素晴らしいです。しかも昨年よりもリーズナブルなプライスなんですね~。これ、沢山欲しい方がいらっしゃると思うんですが、順調に入荷するかどうかは未定です。
まず、
「甘く無い!」
です。で、
「物凄い縦伸びするアロマ!」
です。・・で、
「適度な膨らみとスタイリッシュさ、余韻の美しさが素晴らしい!」
です。
もう、ブルゴーニュならでは・・の美味しさが詰まったワインと言えるでしょう!
確かに、2014年は2013年より・・良いと言えますが、その分、僅かに・・現状はタイトです。しかし、一口飲んで、
「ん?・・ちと、硬いか?」
とは思うでしょう。でも二口目からはもう納得の、
「あの美しさ!」
です。
何で、ピノ+ガメでこんな素晴らしい味わいになっちゃうのかが判りません・・。因みに今回は書いてる時間が無くて間に合わないんですが、ダンジェルヴィーユさんのACブルゴーニュ2014年もテイスティング済みなんですよ。詳細はご紹介時に書かせていただきますが、ACブル、ピノ・ノワール・オンリーのキュヴェは、
「・・・ちょっと時間が掛かる」
状態なんですね・・。非常に美しいんですけどね・・。まだ、もう少し掛かりそうです。
なので、この呆気に取られるような素晴らしいパストゥグランを飲んで、ダンジェルヴィーユ2014年の他のキュヴェのご案内をお待ちください。
またもし、このパストゥグランを飲んだことが無いのでしたら、必ず飲んでみてください。非常にリーズナブルだと感じていただけるでしょう。一推しです!どうぞよろしくお願いします!
以下は2013年もののご紹介文です。
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「・・たっ、高いな~!・・売れんな~・・こりゃ!」
正直なところ、それが noisy がこのパストゥグランの価格を聞いた時の感想です。負けず劣らず・・皆さんも・・
「・・そんなパストゥグラン・・買うかいな!」
と・・思われるに違い有りません。
ところがですね・・少ない量の入荷だけど、飲まなきゃ新着記事を書きようが無い・・さらに売れんな・・と思ったので、取りあえず飲んでみました。
そうしたらですね・・もう・・前言撤回!・・担当のK君が持っている分、全部貰っちゃいました!・・いや~・・これは素晴らしいです。
店頭でも数人の方にご購入いただきましたが、口を揃えて・・
「目茶美味しいです!」
まぁ・・そりゃぁそうでしょう・・。ガメが35%ほど入っているはずのパストゥグランなんですが、
「・・その痕跡がほぼ見当たらない」
んですよ。
そして、ACブルゴーニュ・ルージュと比較するとしても、余りのエレガンスに、比較対象がまず見当たらないです。エマニュエル・ルジェのパストゥグランが雑に感じられるほど、優雅さとエレガンス、フィネスを発揮してくれちゃうんですね~!
ヴォルネイの東側の畑で造っているようですが、特に格の高い畑では無いんです。そこからこのように飛びぬけて美しいワインが生まれた・・と言うことは・・
「ダンジェルヴィーユはさらに高みに来たか?」
と思わせるに充分でした。とにかく非常に・・旨いです。
なので、3本ずつしかないヴォルネイ1級にも手を出す羽目になっちゃいました・・(^^;;
ブルゴーニュ・ファンならこのパストゥグラン、飲まないと今後のご自身の購入の優先順位を変更出来なくなっちゃいますよ・・。飲んだら必ずや、マルキ・ダンジェルヴィーユを見直すことになるでしょう。これは全く高く無い!・・どころか、安いと思います。超お奨め!一推しです!