ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユ

マルキ・ダンジェルヴィーユ

フランス Domaine Marquis d'Angerville ブルゴーニュ
● 2020年もので史上最高、ブルゴーニュのドメーヌとしてもトップクラスに躍り出た、マルキ・ダンジェルヴィーユの2021年ものをご紹介させていただきます。

 残念ながら、

「史上最高の少量入荷!」

も更新してしまいまして、村名以上はほぼ2本・・とか1本・・とか・・です。パスグラでさえ6本・・ですので、出来る限りのテイスティングをさせていただきましたが、至らない点も有るかもしれません。

 ですが、

「史上最高のダンジェルヴィーユ的繊細さを持ったエキスのワインに仕上がった!」

のも間違い無く、飲めた下級キュヴェはテイスティングコメントで、飲めなかった上級キュヴェはメディアの解説で・・レヴューさせていただきました。是非ともご検討いただければ幸いです。


◇ドメーヌより

 2021年は4月6~8日の夜間に氷点下5度まで気温が下がって霜が降りてしまった。2016年同様大きな被害が出てしまったが、2016年は全ての葡萄の芽が出ていた4月末の霜害だったので、被害は畑の標高の低い村名とレジオナルに集中した。しかし、2021年の霜は少し時期が早くて村名やレジオナルの葡萄の芽はまだ少ししか出ておらず、被害は葡萄の芽が多く出ていた1級クラスに集中してしまった。夏場も雨が多く冷涼で8月に太陽は戻ってきたものの、9月はまた雨が降り出して収穫は9月20日に雨が降る中で行った。収穫した葡萄は糖度は高くないが適度に成熟しており、甘くチャーミングな香り、ミネラル豊かで柔らかい口当たり、2017年や2019年と同じく早くから楽しめるヴィンテージだが、そこに1本線が通ったきれいで繊細な味わいになっている。




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 2020年のマルキ・ダンジェルヴィーユをご紹介させていただきます。圧巻な素晴らしさを見せてくれた2019年ものに驚かれた方も多かったと思われますが、2020年ものはダンジェルヴィーユらしい、いや、ダンジェルヴィーユならではの「優雅さ」と「エレガンス」をさらに追及し実現した素晴らしいヴィンテージになったようです。

 「なったようです・・」と言いますのは・・Noisy wine における今のところのテイスティング量が中途半端なんですね。その理由は、

「圧倒的に数が無い・・」

んです。2~3本入荷のアイテムがほとんどでして、流石にその中からはテイスティングアイテムを選べないんです。

 ですが、まだテイスティング出来ていない上級キュヴェに関しましては、後でテイスティングできることになっていますので、noisy個人としては良かった訳ですが、お客様には完全版としてはお届けできないのが残念です。

 それでも・・例えばヴォルネイ1級シャンパン、ヴォルネイ1級フルミエなどもすでにテイスティング済でして、貴重なクロ・デ・デュックが飲めていない・・そのレベルですのでご安心ください。

 また2020年ものは、通常ですと「ブルゴーニュ・アリゴテ」が有るはずなんですが・・2020年ものは有りません。これはアリゴテに関しては沢山出来てしまい、「ブルゴーニュ・アリゴテ」を名乗れる収量制限を超えてしまった・・と言うことで、「プティ・ブラン(スティル)」「プティ・ブラン・ペティアン」をリリースしていますが・・

「このプティ・ブランが滅茶旨い!」

んですね。

「ワインは収量だけで出来が決まる訳じゃ無い」

と・・おそらくギョームさんは言いたいんじゃないかと思えるくらいです。ダンジェルヴィーユのワインが持つ優雅さとエレガンスには、単なる濃度は問題では無く「質である」と言うことなのでしょう。その辺はぜひ飲んでお確かめいただければと思います。

 で、2020年ものは2019年ものを凌駕するような出来だと noisy は判断しています。しかしながら現状は、

「完全には仕上がっていない」

です。


 ですので、こう・・考えていただければ大丈夫かと思います。

「今飲んでも美味しい。ダンジェルヴィーユらしい優雅さとエレガンスが育って行く姿を確かめながら飲める!」

 そんな感じなんですね。


 下級クラスですとベストは春頃からでしょうか。グググっとコアが出来、その周りを見事な表情で埋め尽くしてくれるでしょう。詳細は各コラムをご覧ください。

 飲めやしませんでしたが、海外メディアも驚愕・・もしくは狼狽したんじゃないかと思えるような評価が出ていた「村名ヴォルネイ」・・呆れた評価が出ていますので買えたらラッキーかもしれません。これも少し落ち着けてから飲んでください。

 上級キュヴェも飲めなくはないです。フルミエやシャンパンも飲めます。ですがこちらは春から、もしくは2~3年のエルヴァージュをお勧めします。

 またトップ・キュヴェのクロ・デ・デュックは飲めた段階でコラムに書き足そうと思いますが、アドヴォケイトやジャスパー・モリス、アレン・メドゥズと言った影響力の大きいメディアが2019年ものより上値で1ポイント下げたのに対し、テイスティングブックが99ポイント、ファルスタッフが98ポイントと・・おそらく史上最高の評価を与えています。面白いのはテイスティングブックで、

「史上最高評価の99ポイントに飲み頃が2020~2035年、デキャンタタイムが4時間!」

とまで書いています。つまり、デキャンタを4時間すれば今でも美味しく飲める!・・と言っている訳です。


 昨年ご案内の2019年もののリリース時には、結構に美味しく飲めてしまいましたので、やはり2020年ものは・・

「素晴らしい出来だけに成熟に少々時間が掛かる!」

と言うことなのでしょう。


 おそらく早々に完売するに違い無い2020年もののマルキ・ダンジェルヴィーユです。お早めにご検討くださいませ!



■ ドメーヌによる2020年ものの評価
 冬はとても暖かく最低気温が氷点下になったのはたった7日間だけだった。1月は乾燥していたが、2月から3月に掛けては雨の日が多く、例年よりも90mmも多い降水量があったので地中に蓄えられた水分量は十分だった。3月10日頃には天候は回復し、風が強く吹いた影響もあって乾燥してくれたので葡萄の生育は過去最高に早熟な傾向になった。4月も暖かく乾燥していたので葡萄の成長はさらに加速し、例年の1.5倍の日照量があったので5月中旬には開花が始まった。6月には雨が降って気温が下がったが葡萄の成長は止まらず、7月上旬には色付いた房が見られるようになった。2020年ヴィンテージの収穫はドメーヌ史上最も早い8月19日からで健康的な葡萄が収穫できた。なめらかで控えめながらも骨格はしっかりとしており、タンニンも良く熟して酸味もある完璧なバランスになっている。


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 圧巻でした!・・過去最高、そしてクロ・デ・デュックのグラン・クリュ昇格を確信した2019年のダンジェルヴィーユをご紹介させていただきます。まずはパスグラで結構です!高いと思わないでください。非常にリーズナブルです。

 そしてA.C.ブルは村名並み、村名は・・言い辛いですが飲めてない・・(^^・・1級も物凄くエレガントで凄い「美」です。何を飲んでも外さないと思います。超お勧めです!

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 ついにマルキ・ダンジェルヴィーユが来た!・・と宣言したいと思います。このところのフィネスさん輸入アイテムの躍進の目覚ましさも半端無いですが、このダンジェルヴィーユもついに2018年もので、ギョームさんの理想を現実のものにしたと確信しています。

 何より、

「有るべき理想のブルゴーニュワインの姿」

だと思います。

 そして、

「ヴォルネイと言う小宇宙が大宇宙コート・ド・ニュイを超えた」

と言っても過言では無いほど、ヴォルネイの畑の各テロワールが、まるでコート・ド・ニュイの各アペラシオンのそれと簡単に対比できるような能力があることを見せつけています。


 ビオディナミへの転向を2009年に終え、その畑が本来の能力を充分に発揮しはじめたことが大きいかと思いますが、2018年の天候が良く熟した葡萄を得させたことも重要でしょう。

 そして、丹念に育てた葡萄は1つの樹当たり6房までに限定、よく選定し「除梗」した葡萄を「低温浸漬」し、長めの発酵に持ち込む・・これはあの、アンリ・ジャイエの手法にかなり似ています。

 事実、2018年もののマルキ・ダンジェルヴィーユのピノ・ノワールは、明らかにジャイエ系の味わいと言って良く・・いや、同じだとは言えませんが・・、2017年ものまでに感じられた、ある種の「ゆとり感」ですね・・これは、どこかゆったりとしていて張り詰めてはいない・・ことにも繋がっていましたが、もはやそんな「貴族のゆとり的な部分」は有りません。

 A.C.ブルゴーニュでさえ・・心を奪われるほど素晴らしいです。そして、ヴォルネイ村名の美味しさ・・、あの全くのノーマークで良かったはずの1級フルミエは、2017年もので一躍「超秀逸な1級」に衣替えしましたが、

「さらにしっとりしたナチュラルさと精緻さが備わった!」

ことにより、呆れるほど美味しいヴォルネイ1級に仕上がっています。


 そのナチュラルさは、テロワールの主張をさらに詳細にまで明け透けにしてくれましたので、各クリマの特徴をハッキリとさせ、飲み比べの楽しさも大いに増えたと言えます。

 ヴォルネイと地続きのムルソーにある、ムルソー=サントノ1級の、ボリューミーにして繊細な美味しさは2018年で完成形になったと思われますし、ヴォルネイの下部(東側)の畑から生まれるA.C.ブルゴーニュ・ブランとアリゴテは、そのA.O.C.の名前の響きとは、とても釣り合わない高質なものに仕上がっています。

 A.C.ブルで良いと思います。飲んでみて、是非ともビックリして欲しいですね。A.C.ブル、ピノ・ノワールは・・ある意味、ダンジェルヴィーユのヴォルネイの各1級畑の、全ての味わいを時系列でチラ見させてくれます。村名ヴォルネイになると、もう・・相当な品格です。勿論、1級群の素晴らしさは呆気に取られるほどですので、

「各海外メディアの評価はまだ低すぎる」

と感じます。


 そして、この先何年かで、

「ヴォルネイが飲みたいんだよ!」

と言う時代になると確信しとり、この2018年ものがその幕開けになったと思っています。



 是非どのワインでも良いですので、どれか1本でも飲んでみていただきたい・・そう思っています。超お勧めの2018年、ダンジェルヴィーユをよろしくお願いいたします。

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 このドメーヌは約200年に渡り、ヴォルネーでワインを造り続けています。1906年からINAO(フランス原産地呼称統制協会)の創立メンバーの1人であるマルキ ダンジェルヴィル氏がドメーヌの仕事を引き継ぎ、フィロキセラの被害にあった葡萄畑の再建に尽力しました。1952年には息子のジャックダンジェルヴィル氏(現当主ギョーム ダンジェルヴィル氏の父親)がドメーヌを継ぎ、父同様に品質を重視したワイン造りを続け、また様々なワイン関連機関の設立に貢献しました。ジャック氏の他界後、2003年から息子のギョーム氏がドメーヌを引き継ぎ、ジャック氏と15年間共に仕事をしてきた農業技師であるルノード ヴィレット氏の助力を借りながらワイン造りを行っています。

 ドメーヌの「偉大なワインは葡萄の収量を制限した収穫から生まれる」という理念に基づき、1株につき6房に抑えて凝縮した質の高い葡萄を作っています。現在は約15haの畑を所有し、丁寧に耕作されている排水の良い石灰泥灰土壌にたくさんの古木が地中深くにまで根を下ろして、様々な要素を葡萄に与えています。2006年ヴィンテージから毎年25%の割合でビオディナミに移行しており、2009年ヴィンテージからすべてビオディナミによる造りになりました。

 収穫は全て手摘みで除梗も100%行われます。醗酵前に低温で果皮浸漬を行い、温度管理がしやすく、外気との遮断が容易という理由から、アルコール醗酵は木製の開放桶で約14日間行います。熟成は228Lの樫樽で15~18ヵ月間行われ、年にもよりますが新樽比率は約25%になります。また、白において2006年から醸造方法をかなり変えていて、昔はステンレスタンクでアルコール醗酵を行ってから樽に移していましたが、今はアルコール醗酵から樽を使用をしています。


2022 Volnay 1er Cru Champans Magnumbottle
ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・シャンパン マグナムボトル

19192
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォルネイ
ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユ

■メディア情報
◇2022年もの
 95~96+ Points Heiner Lobenberg
 18/20 Points (≒96 Points) Jancis Robinson
 96 Points Decanter
 95 Points Tim Atkin
 93~95 Points 「Burghound Sweet Spot Outstanding!」 Burghound
 93~95 Points Vinous
 92~94 Points Drink from 2031-2040 Jasper Morris
 91~93 Points Wine Advocate
◇2021年もの
 95~96+ Points Heiner Lobenberg
 17.5+/20 Points Jancis Robinson
 93~95 Points Vinous
 91~94 Points Burghound.com
 94 Points Tim Atkin
 91~94 Points Wine Advocate
 90~93 Points Jasper Morris
 92 Points Decanter
◇2020年もの
 93~95 Points Allen Meadows - Burghound
 93~95 Points Vinous
 94 Points Falstaff
 94 Points Decanter
 92~94 Points Robert Parker's Wine Advocate
 92~94 Pints Jasper Morris Inside Burgundy
◇2019年もの
 93~96 Points Allen Meadows - Burghound
 94 Points Decanter
 92~94 Points Robert Parker's Wine Advocate
 91~93 Pints Jasper Morris Inside Burgundy

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「シャンパン」とは「傾斜の畑」という意味で、文字通り地表がきれいな曲面を描いている畑です。樹齢は約35年で東西に伸びる2つの区画を所有しており、広さは約4haになります。ヴォルネーの1級の中では赤土が多く、痩せた区画で低地では砂利が多い粘土質で高地になるにつれて岩肌が露わになりゴツゴツした石灰質土壌になります。石灰質土壌からくる繊細さとミネラル風味、粘土質からくる力強さとボリュームの調和が取れていてヴォルネーのキャラクターを1番良く表現しているワインです。
1500ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥78,000 (外税) 
【フラワリーでミネラリティが高く、美しく・・しかも官能的!・・このところ急激に伸びて来たフルミエのピュアな美しさと、是非比較してみてください!素晴らしい出来!】
 2年前の2020年ものの時だったでしょうか。どちらかと言えばダンジェルヴィーユの秀逸ぞろいなヴォルネイ1級群に有って「鬼っ子」的存在だったレ・フルミエが、余りに美味しくなってしまい、noisy も超驚いたと・・お伝えしたと思います。

 ポマールの秀逸な1級リュジアン・バと同高度、小さな1級レ・ジャロリエールを挟んで接しているヴォルネイ=フルミエです。もっともリュジアン・バの下に接しているポマールのレ・フルミエと同じ畑・・まぁ、これもヴォルネイのレ・フルミエと繋がっていますから・・リュジアン・バには似ていなくとも、ドメーヌ・ド・ラ・プスドールご自慢の1級レ・ジャロリエールと似ているのは間違い無いところです。この辺りはレ・フルミエのコラムに詳細を書かせていただいています。

 なんでレ・フルミエの話しばかりをするか・・と言いますとですね・・2022年のレ・フルミエがとんでもなく旨いから・・と言うのも有りますが、

「言葉にすると2022年レ・フルミエと2022年シャンパンが同じように捉えられてしまいそうだから・・」

なんですね。

 2022年のレ・フルミエは、まさに絹ごしのテクスチュアを持ち、ミネラリティも非常~~~に美しい、そしてピュアで瑞々しい味わいがいつまでもたなびくような・・そして激エレガントな味わいなんです。・・で、これを覚えておいてください。まぁ・・非常に美しい系、そしてピュア系のシャンボール=ミュジニー的な味わいです。

 ところがですよ・・この2022年のシャンパンは、まさにそのニュアンスに近いものを持ちながらも、

「官能的で艶っぽい、ややヴォーヌ=ロマネを感じさせるような・・適度に熟したシャンボール=ミュジニー系!」

と言いたくなるようなアロマと味わいで、しかも、

「表現に同じシャンボールを持ち出していながら、全く異なると感じさせるほど・・違う!」

んですね。

 簡単に言いますと、レ・フルミエの方は「激エレで瑞々しく純粋で美しい」、このシャンパンは「熟していて艶っぽくて複雑で官能的」。その上で、似てはいないんですが、どこのアペラシオンが近いか・・と言いますと、レ・フルミエはシャンボール、シャンパンはほとんどシャンボールでヴォーヌ=ロマネも混じる・・そんな感じなんです。

 なので、どちらも非常に素晴らしくエレガントで旨いんですが、ま~・・呆れるほど違う訳ですね。

 で、こんな写真を撮ってみました。ぜひ比較してご覧ください。

 左がこのシャンパンです。右の純粋でエレガントさを得に書いたようなレ・フルミエに対し、

「もはやエロスを感じさせるほどの色彩!」

に見えないでしょうか?

 デカンター誌は2021年ものでは92ポイントと、気の無い評点で呆れましたが2022年ものには一転、96ポイントまで付けています。一気に4ポイントの上げです。

 ジャスパー・モリス、ティム・アトキン、ジャンシス・ロビンソンも1点、もしくはそれ以上上げ、下げたのはアドヴォケイトが上値を1ポイントだけでした。

 飲んでいて非常に楽しい・・そしてダンジェルヴィーユ的な極上の質感を持っているヴォルネイ1級です。ぜひ飲んでみてください。超お薦めします!



 以下は以前のレヴューです。
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【アドヴォケイトは2019~2021年ものにほぼ差が無いと・・。ジャンシス・ロビンソンさん95+、ヘイナー・ロベンベルクさんが96+と高いです。】

 海外メディアも Noisy wine と同様にネットでワインを販売しているところが多いので、ま・・言っちゃえば、

「同じ穴の狢(むじな)」

と言うことです。

 あのデカンター誌もサイトでしっかり、評価したワインを販売しています。もっとも評点はメンバーにならないと見えないようになっているんですが、ネットをサーフィン(・・古っ)すると拾えます。

 ヘイナー・ロベンベルクさんも同様でして、まぁどうでしょうか・・ちょっと盛ってる感じはするんですね・・。

 ジャンシス・ロビンソンさんは直接、販売はしていないように思います。まぁ・・彼女の目線も独特ですが、やはりナチュール系、エレガント系のワインには目が無いようです。

 なので、クロ・デ・デュックが96ポイントで、シャンパンが95+ポイントとほとんど変わらない、0.5ポイント差と言うのは、2021年もののヴィンテージの特色を表しているような気がします。

 デュックは濃度も旨味も高いですが、シャンパンは雅なミネラリティと素晴らしいテクスチュアが有りますので、そのミネラリティ由来の表情が目立ったかな・・と想像しています。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューを掲載しています。
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【ヴォルネイに咲くシャンボールの花!?・・今のところ飲めた2020年ダンジェルヴィーユの最高峰・・素晴らしいです!・・しかも超エレガントなのに長熟間違い無し!】

 いや・・始まって以来かもしれません。新着を書き終えて、ご案内を出してからも・・追加で書き始めていると言う、まさに火事場の様相を見せているnoisyの小部屋です。混迷の極みです。

 ですが・・この色彩ですよ。素晴らしいでしょう?・・非常に上質なシャンボール同様のニュアンスです。赤い果実感に僅かに重みが有り、その積層感だけがシャンボールとの違い?・・いや、むしろレ・クラにも似た重量感ですから・・

「これはブラインドでは判らないかも!」

とも思います。

 しかし、この何とも素敵に漂う「ダンジェルヴィーユ感」に気付きさえすれば、

「・・ん?・・待てよ?・・もしかして!」

と混迷の中、入口を見つけることが出来るかもしれません。

 ワインは面白いものでして、秀逸な造り手には必ず、

「何とか香!」

みたいな名前が付きます。

 昔ならデュジャック香でしょうか・・コシュ=デュリだって、あのちょっとゴマっぽい感じの樽のニュアンスなど・・特徴が有りますよね(ない場合も有りますが・・)。


 ですので、クロ・デ・デュックはもう・・神品と言っても過言では無いので難しいかもしれませんが、このシャンパンが放つダンジェルヴィーユ感・・これぞダンジェルヴィーユ香?・・なんじゃないかなぁ・・とも思ったりします。

 2019年も美味しかったですが、明らかに2020年、上だと思います。しかしながら海外メディアは同じか・・むしろマイナスに行ってます。バレルテイスティングがよっぽど難しかったんだろうと思うんですね。

 ジャスパー・モリスさんは、村名ヴォルネイに91~94ポイント、この1級シャンパンに92~94ポイントですから、

「・・どんだけ~~?」

とも思ってしまいました。

 まぁ、noisy の場合は製品をテイスティングしていますから判りやすい訳でして・・だからこそ、

「2020年ヴォルネイ=シャンパンは過去最高!」

と申し上げておきましょう。飲んでみてください。熟の進み具合は他のキュヴェ同様・・少なくとも年が明けるまで待ってくださいね。超お勧めします!

 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしいです!・・アドヴォケイトは94ポイント止まりですが、何とアレン・メドゥーズ氏は96ポイント!】

 おそらく最高評価のヴォルネイ=シャンパンでしょう。2019年ものでついに・・

「クラシック評価!」

をアレン・メドゥーズ氏から獲得したようです。

 もう・・確かにこのレ・シャンパンは素晴らしいです。2018年ものは「シャンボールだ」と言った記憶がある・・いや、この下にちゃんと書いてありますよね・・でも2019年ものはヴォーヌ=ロマネ1級の凄いワイン似だと・・言いたいと思います。


 そして、例えばメオ=カミュゼの2019年のワインは、滅茶苦茶に美味しいですが・・いくつかのキュヴェを除きダンジェルヴィーユとは対照的でも有ります。

 メオ=カミュゼは、アルコール分が出る時は、ちゃんとそのまま、葡萄がなりたいようにしていると思います。なので2019年のメオのワインはアルコール分がうやや高めです。

 ダンジェルヴィーユは?・・と言いますと、ほぼほぼ13.5%以下なんですね・・全部はしっかりチェックしていませんが、飲んでいてのイメージは、アルコール分を意識することはなく、決して度数は高いものでは無いと感じていました。

 メオの方は・・ヴォーヌ=ロマネのキュヴェはとても優しくて柔らかで、むしろ低めに出ているように思うキュヴェも有りましたが総じて高目で・・しかしながら、それでも・・

「物凄いエレガンス、荘厳さ」

を感じさせてくれました。


 ダンジェルヴィーユはもう・・柔らかで優しくて、美しくて純粋で・・でも、

「・・この美しさがやがて色っぽさ、艶っぽさに染まってくるんだよなぁ・・」

と感じさせてくれました。

 圧巻だったのはやはりクロ・デ・デュックですが、海外メディアの評価者の中には、クロ・デ・デュックと並び称すほどの高い評価をした・・それがメドゥズ氏ですね。これはちょっとnoisy も迂闊でした。余りに美味しくて・・シャンパンに酔いしれてしまっていました。もっと真剣にポテンシャルを取りに行くべきだったかと反省しています。

 ですが、とんでもなく美味しいのは間違い無いです。デュックは相当しますが、シャンパンはまだこの価格です。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【ヴォルネイの中に有るシャンボール=ミュジニー!・・絶品です!】

 美味しいです~!・・隠しようが無いですよね・・この赤黒い色の中にある、見えない真っ白なミネラリティの存在が、ワインにとって如何に大事なものなのか・・。ツヤツヤでテカテカと輝くかのようなテクスチュアは、ビロード的でもあり、磨かれたクリスタルのようでも有ります。

 例年以上にこの12月は、物凄いペースでテイスティングしています。終わらないんですよ・・なので、12月前半だけで4回も新着を出すことになってしまいました。それだけで済めばよいんですが、飲んだ以上は書かなければ販売がスタートしない・・品物はどんどん入ってくる・・仕分ける・・登録する・・片付ける・・送る・・飲む・・書く・・と、物凄い循環です。自分でも良くやってると思いますが、時にエージェントの担当さんが角の生えた鬼のように思える時も有ります。

 ですが、これほどの出来のワインのテイスティングに当たりますと・・癒されるんですよね。普通の世の中では年間休日が100何日で少ないとか多いとか言われているようですが、noisy の場合は6~7日、お正月だけしか休日が有りませんし、法廷年間労働時間が2080時間だと言うことですが、どんなに少なく見積もってもその1.5倍は有りますんで・・。こうして一応の定休日も10時間ほどは PC の前で文章書きをしています。仕事の延長で・・「癒しの時」が有ることが、今までなんとかやってこれた一因でもあるのでしょう。

 ヴォルネイと言うコート・ド・ボーヌの小さな村ですが、驚くほどに異なるテロワールを感じさせてくれるのが良く判る、2018年のダンジェルヴィーユです。そのディテールは見事に繊細に詳細に、そのすべてを簡単に伝えてくれます。

 おそらくこのヴォルネイ=シャンパン2018年を飲んだ方のほとんどが、

「ヴォルネイ的シャンボール=ミュジニー!・・しかも超絶に旨い!」

と言っていただけると確信しています。

 伸びやかな高域、ややタイトでスレンダーな中域、エレガントさを支える白く、透明でも有る・・でも実はとても緻密な低域です。2018年ダンジェルヴィーユの特徴でも有る少ないSo2 は、手入れの良い畑が生んだ健康な葡萄からのプレゼントです。

 タイトでスレンダーな中域でさえ、ふかふかとした柔らかい表土を想像させてくれますし、非常に上品なベリーのニュアンスは角張った部分の無いアナログな連続性を感じさせます。今飲んでも非常に美味しく、この先も、

「もしかしたらこのワインは・・閉じないんじゃないか?」

と思いたくなるほどに開いてくれます。


 上値でヴィノス、ジャスパー・モリス氏は95ポイント、アドヴォケイト、バーガウンドは94ポイントと高いですが、まだこのダンジェルヴィーユの大きな変化には気付いていないようです。

 まぁ、言ってしまえば・・余りに美味しいので気付けない・・と言うことなのかもしれませんね。

 ビオでもパキパキに硬いブルゴーニュワインは結構多いですが、是非このディテールの美しさに触れてみて欲しいと思います。ナチュラルでピュアな、今一番素晴らしいブルゴーニュワインです。


 以下は以前のレヴューです。
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【・・どうしてこれほどまでに違うのか・・!2017年でついにシャンパンの本性が発揮された!?】

 写真をご覧いただけましたら、その色彩が全く異なることにお気付きでしょう。・・いや~・・これは驚きました・・。だって・・このところ、今まで飲んできたシャンパンの味わいとは・・

「全然違う!」

と言って過言では無いと思えるからです。


 最も、全然違うとは言っても、2016年までも非常に美味しかったです。エレガントで優しくて石灰の支えが有って高質感漂う素晴らしい味わいでした。

 でも2017年ものは・・エレガントでは有るが、それはまず最初に言うべき言葉では無いと感じます。

「官能的で超複雑!」

 まず、これを言いたいです。まるでジュヴレの超1級畑・・何とは言いませんが、それを思わせるような「官能的に香る匂い」が有ります。

 これを嗅いで、

「はい・・ヴォルネイ・シャンパンかな~?」

と言える人は、果たして・・いらっしゃるんでしょうか・・。すっごいですよ。


 そして、滅茶苦茶綺麗です・・が、鉱物的で種類豊富なミネラリティが凄いです。白っぽい石灰なんて、奥の奥のさらに奥で縁の下の支えの置石みたいになっちゃってます。圧巻です。

 ティム・アトキン氏は96ポイントと、このワインの素晴らしさを評価していますが、noisy もほぼ同感です。飲み頃としましては、3年先以降をお薦めしたいです・・が、この香りはもう・・物凄いですから、抜栓後に締まる方向に動くことは覚悟で、もしくはやや高い温度から飲み始めることを肝に銘じて飲まれてみてはいかがでしょうか。

 こんなのに出会ってしまうと・・この価格も仕方が無いと思えるはずです。是非飲んでみてください!素晴らしいです!


 以下は以前のレヴューです
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【ヴォルネイのエレガンスの極致、シャンパンも2016年は凄い出来です!】

 こちらもクロ・デ・デュック同様少量ですのでテイスティングを回避しています。最高の出来だった2015年ものはしっかりどちらも開けちゃいましたけど・・さすがに今回は自重しています。

 しかし2016年ものの仕上がりはデュック同様に素晴らしいようで、

ジャスパー・モリス 93~95 Points
ヴィノス 92~95 Points
アラン・メドー 91~94 Points

と、どうでしょう・・デュックから1ポイント下がった感じの評価でしょうか。アドヴォケイトだけはニール・マーティンさんが91~93Points とヘソの曲がった評価をしていますが・・。


 因みにリアルワインガイド第61号の2015年ものシャンパンの評価は92+~94+ 2023~2048 でした。同じ土俵では無いので単純には比較できませんが、こちらも「最高の出来」と思われた2015年を超えてくる可能性が有りますね。

 息子の話しでは「2016年、凄い!」とのことでした。「クロ・デ・デュック」と「シャンパン」ですと全くタイプが異なりますんで・・どうしてもパワフルさ、漲る方の評価が高くなりますんで、1ポイント位の評価の差が出て来ますよね。もちろん、デュックが漲る方で、シャンパンは「超エレガンス」が特徴です。

 飲みたいですね・・。2016年ものは非常に希少だと思います。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【これを見れば2014年、2015年ダンジェルヴィーユの違いは瞭然?!!でもどちらも美味しいんですけどね・・。】

 どうです?・・この二つの写真を見比べれば、2014年と2015年のダンジェルヴィーユのワインがどう違うのか、ある程度想像できるんじゃないかと思いますが・・。

 2014年のヴォルネイ・シャンパンは、2008年頃から急激に良化してきたスタイルの集大成・・と言えるかと思うんですね。

 それまでの・・つまり2007年以前のダンジェルヴィーユのワインは、確かに「エレガントでは有るけれど少し干乾びている」ような、切り置いて乾き過ぎたフランスパンのようなワインだったと思います。・・いや、すみません。あくまでnoisy的な印象です。

 しかしながら、その「意に反して乾いてしまった」もしくは「切り置いてしまった」部分に気付き、その原因を突き止め、「しっとりとしたニュアンス」を残せるようになった2010年までのダンジェルヴィーユと、そのやり方を他の部分にまで拡げて完全復活した2014年・・と言うことが出来るかと思うんですね。

 なので、2014年は色合いも淡く、しかしながらエキスは濃く、それまでも持っていた「エレガンス」「フィネス」「品格」と言ったものとの相乗効果で、素晴らしいワインになったと言えます。

 ところが2015年はそれまでのエレガンス・フィネス一辺倒からの脱却を感じます。

「総合力」

ですね。


 つまり、ワインとしてトップレベルの品質を得ることが出来たのが2015年・・と言うことになるかと思います。

 2014年は非常にエレガントです。勿論品格も充分・・。noisy的にはこれ以上求めることの無いレベルでして、

「ん~・・美味しい!」

と素直に言える味わいです。


 石灰系のミネラリティが充分に・・存分に有り、赤い果実をエレガントに表現・・「軽やかで華やかなヴォルネイ1級」を演じてくれます。

 どこかにルイ・ユエランを潜ませているようでも有りますが、シミジミした中にもきらびやかな味わいを見せる優れたワインです。


 2015年のヴォルネイ・シャンパンはもう・・開けた傍から・・

「うぉ~っ!」

と声が出るような充実ぶりです!・・

「これがあのダンジェルヴィーユのヴォルネイ・シャンパンか~?」

と・・良く知る人なら絶叫に近い声が出るでしょう。


 知らずに飲んだ人なら、


「・・ダンジェルヴィーユって、こんなに旨かったの!?」

とビックリされるでしょう。


 そう、アロマも味わいも中域にしっかりした膨らみと押し出してくる勢いが有り、しかもそれはダンジェルヴィーユならではの「品格」にしっかり守られているんです。


 2014年までのヴォルネイ・シャンパンなら「白っぽいヴェールに包まれた乙女」を連想させるかもしれませんが、2015年はその白っぽいヴェールは完全に外されて手に持っているような「絶世の美女」をそこに見るでしょう。


 まぁ・・判りますよね・・写真で!・・でも2015年、決して濃く無いですよ。濃いのは疲れちゃいますからね・・。もうベストな濃度です。ひっくり返るに違いありません。勿論、2014年は・・noisy の大好きなスタイルです。2013年、2014年のパストゥグランをお飲みの方はお判りでしょう!

 是非とも飲んでいただきたい、往年のスタイルと万全のスタイルの2014年、2015年ヴォルネイ・シャンパンです。お勧めします!