もしかしたら noisyも 後で飲めるかもしれないムルソー=サントノ2022です。そしてダンジェルヴィーユのムルソー=サントノは騙されても良いかと思って購入されて飲んだ方が再び買われるワインでも有ります。で、よくよく考えてみてください・・
「そんなワインに・・ですね・・90~92ポイントの評価が正しい訳が無いじゃないですか・・。」
2022年のこのムルソー=サントノには、ティム・アトキンさんが94ポイント、付けています。ティムさんも評価に若干浮き沈みが有るように感じますが、まぁ・・官能検査ですし、人間ですから・・調子の出ないことも有りますし、何らかのバイアスが掛かっちゃってる、もしくは忖度も?・・なんてことも考えたりしますが、この94ポイントは立派な評価だと思います。
noisy としましては、もし飲めたら・・あとで書き足しておこうかな・・と思っています。
「・・想像以上に美味しいワインだと思います」
と言っておきましょう。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【ジャスパー・モリスさんは2019年ものより1ポイント下げましたが・・果たしてそれは正しいのでしょうか。】-----以前のレヴューを掲載しています。
そもそも海外メディアはムルソーの北・・畑はヴォルネイ、もしくはその境に有るんですが、ここは決まったように92点止まりなんですね。頑張っても93点でしょうか・・その上にくるワインは見たことが無い・・コシュ=デュリも持って無いし・・。反対にムルソーの南、ピュリニーとの境になって来ますと、これはもう・・ほぼ天井無しでの評価になります。特にペリエールですね。シャルムも時折凄い評価が出ることが有ります。
まぁ、南の方が複雑性が高く、ピュリニーに似たニュアンスを持っていることも有ろうかと思います。基本はそれで良いと思うんですが、凄く良く出来た時位・・
「ちゃんと評価してあげて欲しい」
と思うんですね。まぁ・・ムルソーはそんな評価対象になっています。
こちらのサントノはダンジェルヴィーユご自慢の1級畑です。周りはヴォルネイの至宝ともいうべき1級畑がずらり・・です。カイユレはすぐそこです。
で、2020年ものなんですが・・この色彩ですよ。凄いでしょう?プティ・ブランもそうでしたが、
「イエローが濃い。奥にグリーンが透けて見える感じ。」
が見て取れます。
オイリーさも有りつつ、その粘性からの「旨味」が半端無い・・でもダンジェルヴィーユ的なエレガンス、優雅さが有るので、
「実に優美なムルソー1級!」

に仕上がっているんですね。
このサントノもまた他のキュヴェ同様、完全には仕上がり切ってはおらず、その優雅さ、優美さを生育中で、飲んでいる最中にもその「成長」が見て取れる感じなんですね。ですので飲んでいてすごく楽しいんです。
むしろ抜栓直後は「美しい!」「質の良さ」「エレガントさ」「ピュアさ」が目立っているはずです。それがまた飲んでいる最中に「優美さ」を得て行く訳ですね。
このような白ワインって、結構に見当たらないと思うんですよ。そもそももっと、「バキ