【ヴォーヌ=ロマネ風味トッピングのA.C.ブルゴーニュ、A.C.オート=コート・ド・ニュイの最新ヴィンテージがこのプライスなら何も言うこと無し!】

どうでしょう・・この色合い。左の写真は普通のオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。フォンテーヌでは有りませんのでお間違いの無きよう。
余りのシャンボール=ミュジニーの美味しさにかなり舞い上がってしまいましたが、現状でやや閉じ気味とは言え、今時このプライス、ACブルとほとんど変わらないですからお買い得ですよね。
リアルワインガイド第59号は「今飲んで88 ポテンシャル89 飲み頃 今~2037」と言う評価です。まぁ、良いところかな・・と思いますが、noisy 的には 90ポイント付けて良いんじゃないかと言うような感覚です。
やっぱりグロさんのワインって、エレガントなんですよね。グロ・フレールの強さは無い・・でもそれが良い・・し、何を飲んでもどこか、
「ヴォーヌ=ロマネのニュアンス」
として受容出来るアロマや味わいが有ると思います。
今回は非常に少ないので、ACブル、オート=コート・フォンテーヌ赤・白のテイスティングは見送りました。しかしながら、前にも記載しましたように・・
「シャンボールの滅茶苦茶な美味しさ!」
は、やはりどこかにヴォーヌ=ロマネを感じさせる・・シャンボール=ミュジニーと言うアペラシオンでも・・またニュイ=サン=ジョルジュでも・・です。
つまりは、ミシェル・グロさんのワイン イコール ヴォーヌ=ロマネのニュアンス と言うような、ある種「間違った情報を記憶として覚えていること」になり、それはそれで大きな問題なのでしょうが、人間の経験記憶は結構曖昧で有り、しかしその曖昧さが膨大な情報を管理するのに有効なんだと思うんですね。
だからこのようなワインを飲むと「ヴォーヌ=ロマネ!」と言う記憶が呼び起こされるんじゃないかと・・思ったりしています。
リーズナブルで美味しいワインでした!お勧めします!・・ACブルはすみません・・飲めてません。
以下は以前のコメントです。
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【何と蔵出しですが、2013年にご案内させていただいた当時よりもリーズナブルに仕上がりました!・・是非ご検討くださいませ!】 蔵出しで、何故か非常にリーズナブルに仕上がってしまいました・・。上手くやってくれたエージェントさんに感謝です。因みに正規のひとつであるLUCさんの2014年ものオート=コートの上代は¥3800です。・・いや、今回のこの品物はLUCさんものじゃありません。noisy も信頼を置いているオルヴォーさんです。
ドメーヌ・ミシェル・グロのワインは、日本には正規が何社か存在しますし、並行輸入でも入って来ますので、さほどは注目されませんが・・とても素晴らしいブルゴーニュワインだと思います。
他にも確かに「安い価格」で出ることも有りますが、ほとんどが実の姿は品質を全く気にしていないディスカウンターさんですから、ちゃんと飲めればめっけもんかもしれないにせよ、購入者責任になってしまいますのでご注意ください。
今回は価格を上げたく無いので、そのままご案内します。通常よりも1000円ほどは安いと確信していますし、そろそろ飲んで美味しくなっている頃でしょう!是非ご検討くださいませ!
以下は4年前に書いたこのワインのコメントです。
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【肯定感が沸いてくる素晴らしいピノ・ノワール!】 結局のところブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ファンがブルゴーニュ・ピノ・ノワールに求めるものを全て持っており表現できるのがミシェル・グロのオート=コート・ド・ニュイ・ルージュじゃないのか・・・。
そんな気持ちにさせてくれるワインです。ヴィンテージに関わらず、いつもエレガントな清ました顔をしているが、打ち解けてくるとハニカムし、微笑むし、時にははしゃいでもくれる。そして最後はいつも気付かずに去っていってしまう。しばらく会わないでもいられるけれど、久しぶりに会うと決まっていつものパターンだ。余計なものは何も身に付けないくせに、
「あれを着てくれば良かったのに・・・」
とも思わせない。
まあ、確かに現在はまだ若いと思える状態ですが、何だかなぁ・・・不足感が無いんですよね。スタイリッシュで美しさ全開のピノ・ノワールです。やはり美味しい。これがスタンダードだと思います。・・でもどこで購入されても良いにせよ、ちゃんと温度管理をしているお店で購入しましょうね。お奨めします。