ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・ミシェル・グロ

ミシェル・グロ

フランス Domaine Michel Gros ブルゴーニュ
● 2020年のドメーヌ・ミシェル・グロをご案内させていただきます。すでにミシェルの息子、イケメンのピエール・グロさんの加入・・承継により、新たなスタートを切っている訳ですが、それがポジティヴな影響として表れていることを素直に感じられる2020年ものです。

 多くのヴォーヌ=ロマネの生産者たちが、滅茶濃密なワインに仕上げているのに対し、ドメーヌ・ミシェル・グロは・・

「エレガンスを感じさせる従来のミシェル・グロのエキスたっぷりながら美しい味わいを踏襲」

していながら、

「ピュアさだけに留まらない・・柔らかで繊細な表情」

を生み出し、

「2020年ものの強さよりもミシェル・グロらしさを表現」

出来ていると感じます。

 もう・・オート=コート・オ・ヴァロンなんて、滅茶苦茶美味しいですよ。シンプルなオート=コートも実にエレガントで愛らしい味わい・・。フォンテーヌ・サン=マルタンに至っては、以前から持っていた「精緻さ」に磨きを掛け、「官能さ」の卵さえ持っているように感じられます。

 上級キュヴェは、余りの入荷量の少なさに・・村名までのテイスティングになりました。村名以上は全て「バラ」の入荷数です。本来はとてもテイスティング出来ない量ですが、何とか2本は開けさせていただき、上記の2020年のミシェル・グロを確認させていただきました。

 2020年ものとしては格別のエレガンスを得たミシェル・グロです。価格も上昇したとは言え、まだまだ非常にリーズナブルです。是非ご検討いただけましたら幸いです。



「ヴォーヌ=ロマネの良心、ミシェル・グロ」から「氷のミハイル」誕生!・・素晴らしい2019年ものはクロ・デ・レア160周年も重なりました!


「・・クロ・デ・レア160周年は知ってるけど、氷のミハイルって・・何?」

 ・・有難うございます・・いわゆる、「掴み」と言うやつですね。まぁ、「えっ?なんだぁ?」と思わせておいて論を展開する・・みたいな・・最も、そこは正しい論であるかは時と人によるかと思いますが・・。

 2019年のドメーヌ・ミシェル・グロは、1990年生まれの31歳?の息子さん・・ピエール・グロさんにドメーヌを移譲されたヴィンテージと言うことなんですね。

 で、noisy も、数量は無くてもグレートイヤーは間違い無しの2019年ものを、あのミシェルさんの息子のピエールさんがどのようなワインに仕立てたのか、興味津々で到着を待っていました。

 そして・・飲みましたよ・・そして、2018年までの親父さんのワインが持つ「優しい暖かさ」を、と有るもので包んだかのような見事な味わいに感心しました。と言うか、ファーストヴィンテージの2019年ものですでに自身のワインのアピールがちゃんと出来ていることに、驚きを感じました。その「有るもの」とは?・・

 そう・・親父さんミシェルの味わいをしっかり継承しながらも・・

「クリスタルガラスのような非常に冷ややかなミネラリティで優しい暖かさを包んだ見事なエキス系旨口ピノ・ノワール!」

 に仕上げていたんですね・・ですので、その有るものとは、

クリスタルのようなつやっつやの冷ややかなミネラリティ!

なんです。


 これ、飲まれる人により、どんな表現をされるかは異なると思うんですが、noisy 的にはもう・・これしか無いです。ワインが非常に冷ややかです・・そして酸バランスが物凄く良い・・完全エキス化された見事な味わいから、どこかルーミエさんを思わせるようなシャンボール=ミュジニ・・だったりする訳ですね。

 なので美味しく無い訳が無い・・2018年のミシェル・グロも美味しかったでしょう?・・最後まで売れなかったシャンボール=ミュジニ村名2018をお飲みになられた方は、おそらく余りの美味しさに驚かれたと思います。noisy は・・ずっと思ってました。むちゃくちゃ美味しいと書いたはずなのに売れ残っているのは何故?・・と。でも、残り物には福が有ると言うことだったのでしょう。そのシャンボール2018年を、2019年ものは・・

「冷ややかに横を通り過ぎ、上の方に行ってしまった・・」

 ような感じなんですね。

 まぁ、ルーミエさんを持ち出しましたが、ルーミエさんよりはやや果実は黒みを帯びていますし、ミネラリティの出方が違います。ですが、全体的なトーンとしては結構近いと思います。

 で、そこで疑問に思われた方も多いですよね?・・そう、

「・・何?・・氷のミハイルって?」


 知っていらっしゃる方も多いかと思いますが、そう・・

「埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせとけ!」

と映画の中で言わせた「翔んで埼玉」の作者、魔夜峰央さんの漫画「パタリロ」の登場人物の一人なんですね~・・あ、因みに埼玉県人はそんなことじゃぁ誰も怒りません。クレヨンしんちゃんの町、春日部のスーパーは何と、

「そこらへんの草天丼」

を売り出し、スタンプラリーで

「通行手形!」

にスタンプを押してもらうと言うような町興しをして大評判になっている・・と言うほど逞しい県民性です。・・因みに通行手形は、

「埼玉から東京に行くには通行手形が必要」

と映画の中で言われているので、そのようにされているそうですよ・・凄いですね~・・。


 で、その「氷のミハイル」・・ミハイル、ミヒャエル、ミカエル、ミシェルは皆、元は「大天使ミカエル」の名をいただいているので、イコール、「氷のミシェル」です。その登場人物のミハイルは、自分の体温をマイナス35度まで自由に変化させられると言うキャラクターなものですから、ついつい・・何本も2019年のミシェル・グロをテイスティングするうちに、昔読んだ漫画を思い出してしまったんですね。脱線しまして申し訳ありません。


 2019年のミシェル・グロ、ピエール・グロは是非とも飲んでいただきたいと思っています。ブルゴーニュの良心、あのミシェル・グロの世代交代です。2019年は収穫が半減以下で、Noisy wine の入荷も激減、価格も10パーセント以上、上昇しています。それでも・・こんなプライスです。

 160周年のクロ・デ・レアは巷では結構に高いプライスで販売されていますが、Noisy wine はいつも通りの値付けです。A.C.ブル・・滅茶苦茶美味しいですよ。この冷ややかさ、氷のミハイルを是非飲んでみて下さい。超お勧めです!



【2019年ヴィンテージについて】

 冷涼な春に続き、暑く乾燥した夏が訪れた2019年の収穫は、タイミング的には一般的な9月下旬の日程にとどまり、ブドウの熟度と凝縮度においては特筆すべき水準に達しています。
2018年~2019年にかけての冬は類稀な穏やかな気候で、凍結や霜は殆ど見られないほどでした。そのため3月末にはブドウの樹々は早くも息吹の気配を感じさせ始めました。強運なことに4月、5月はむしろフレッシュな気候たっだので、芽吹きのタイミングやその後の成育速度は修正され、6月15日頃に開花のピークを迎え、9月25日前後に収穫になるだろうと言われました。

 開花のタイミングはまちまちで、雷雨の影響で花が落ちてしまったり、所々結実に至らない果粒を含むミルランダージュの房がつきました。しかし、開花期を過ぎると好天に恵まれ、ブドウはぐんぐん育ち、葉や枝が茂っていきました。7月、8月は暑くて乾燥していましたが、7月末の雷雨が水不足のストレスからブドウを守ってくれたので、成長障害を起こすようなこともありませんでした。

 8月末にブドウは熟し始め、その数週間先までの天候予測を見たとき、当初9月23日に予定していた収穫を、ほぼ一週間早めることを決断しました。9月に入るととても暑くなり、ブドウの熟度は目に見えて進んでいきました。

 収穫は9月17日に開始し、27日にオート・コートで終了しました。2018年と同様に醸造所に運び込まれたブドウは非の打ちどころなく健全で、選果はほとんど必要ありませんでした。残念だったのはコート・ド・ニュイでは、2018年の収穫量に比べて約3分の1ほど減少してしまったことです。これには微妙な開花期と夏の雨量の少なさが要因に挙げられます。賞賛に値すべき熟度、完璧なる健全さ。そのようなブドウから醸されたワインは、リッチであると同時にピュアでフレッシュさがあり、見事なバランスになっています。

 2019年を過去のヴィンテージと比較するなら、2015年や2018年の太陽の年、完熟に達したブドウの持つ光や輝きを感じさせるワイン、充実した酒質がしなやかにタンニンを包み込み、味わいの凝縮が傑出している年と言えるでしょう。


■ Michel Gros ミシェル・グロ (1956年生まれ)
 1975年、ミシェル・グロはボーヌ市のぶどう栽培醸造学校を卒業し、父ジャンと共に家業のドメーヌで働き始めました。そして1978年には、それまで通り父ジャンの片腕となって働きながら、一方で自分自身のドメーヌ(ドメーヌ・ミシェル・グロ)を設立しました。父方の2ヘクタールのブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイからワインを醸造し、彼自身の名義でワインを販売し始めたのです。つまり1979年がミシェルにとっての最初のヴィンテージになります。年月とともにミシェルは自分のドメーヌを拡大していきました。

 フィロキセラ禍の打撃のあと放置されていたオート・コートの丘に新たに苗木を植えつけたり、1990年にはヴォーヌ・ロマネ《オー・レア》を、1993年と1996年にはシャンボール・ミュジニーのいくつかの区画を、そして1995年にはモレ・サン・ドニ《アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィ》の区画を購入したりしました。1995年、ジャン・グロが引退し、子供たちにドメーヌを分け与えました。父と共にドメーヌ・ジャン・グロの経営にずっと携わってきたミシェルは、次の畑を譲り受けました。

 ヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ《クロ・デ・レア》モノポール、ニュイ・サン・ジョルジュの二区画、ヴォーヌ・ロマネの一区画、そしてブルゴーニュの一区画です。1997年、地主のエカール家はミシェルにヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュにある3.5ヘクタールの畑を委託しました。続いて2008年に2.5ヘクタールのオート・コート・ド・ニュイの畑も委ねました。ドメーヌ・ミシェル・グロは今日、総じて23ヘクタールの畑からワインを生産しています。

■ Pierre Gros ピエール・グロ (1990年生まれ)
 エンジニアの学問を修めた後、パリで最初の職業に就いたピエールは、自らのワインの情熱と先代たちが築きあげた家業の長い歴史から、再びドメーヌに戻り、醸造の勉学を積みました。2016年、ブドウ栽培・醸造に関する高等技術士としての資格をとり、父が長年の実践で身に着けた手腕を譲り受けるべく、ミシェルに師事し、収穫と醸造に従事するようになりました。

 2019年、家業に専念できるようエンジニアの職を離れました。その年から徐々に父から息子へ権限が譲られ、ドメーヌの経営と安定したワインの品質を今後ピエールが担っていけるよう全般の仕事に携わっています。偉大なワインを造るためには、ブドウ栽培と土壌を生かす事が根本になると悟ったピエールは、テロワールへの更なる理解に努め、年間通じてブドウ畑での緻密な作業に信念を持って行っています。

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2018年のドメーヌ・ミシェル・グロが到着です。エージェントさんの倉庫には2020年の11月、すでに到着していたんですが、今般の新型コロナウイルスの影響が有ったのでしょうか、2020年の年末は、

「それまで遅れていた荷」
「遅れることなく到着した荷」
「遅れることを予想して早めに手配した荷」

 「その全てがヌーボー後に超集中!」

 してしまったために皆さんもご存じの通り、Noisy wine も緊急出動せざるを得ない状況で、新着情報を木曜日と月曜日がフル稼働する羽目になってしまったんですね。大御所ばかりを毎週2回・・勿論ですがテイスティングも追いつかず、未発送分のお取り置き分が山のようになっていましたので、入荷の荷も大行列でした。

 ですがそれでも捌き切れず、2021年も2月になってまだ、11~12月分をご紹介している状況でして、ミシェル・グロもだいぶお待たせしてしまいました。

 しかしながら2021年の1月後半からテイスティングを始めた2018年のミシェル・グロのワインは、どれもしっかり休まっているのもある・・のかもしれませんが、エキスが充実して非常に美しい味わいでして、

「2017年も非常に良かったが、2018年はそれに輪を掛けている?」

と感じさせてくれるものでした。


 A.C.ブルゴーニュと3種(白を入れれば4種)のオート=コート・ド・ニュイは、低価格ながら各々の個性をしっかり発揮しています。どれを飲まれても納得の味わいかと思いますが、オート=コートのオー・ヴァロンの少しコッテリとしつつエレガンスを漂わせる近しい味わいは、品温が低めになりやすい2021年の冬にはピッタリと言えるでしょう。

 村名クラスは91~93+ほどで揃えたい見事な出来で、それぞれのテロワールを見事に表現しつつ、ミシェル・グロらしい充実したエキスの美しい味わいをピュアに感じさせてくれます。

 1級~クロ・ド・ヴージョは入荷数が少なく、テイスティングは今のところ回避していますが、それでも下のクラスの出来を見れば、

「さり気なくいつも近くにいてくれるドメーヌだけど、実は物凄い感性を持っていて、非常に完成度も高く、年々そのピュアさとナチュラルさを高めている」

と思わざるを得ません。


 他の生産者さんの2018年もののブルゴーニュワインを見れば、アルコール分のやや高い強めの仕上がりになっていたり、甘さを感じるものも散見されたりと、造り手の個性と言えばそれっきりでは有りますが、

「その年の葡萄の仕上がり具合を畑で見て、醸造具合を想像し、エレガントなピノ・ノワールに仕上げる」

ことを皆考えているとするなら、ミシェル・グロの見事な味わいは称賛に値すると思います。


 改めて飲んでみて、ミシェル・グロの素晴らしい感性と個性、完成度をもう一度確認していただきたいと思います。ご検討くださいませ。


【2018年ヴィンテージについて】

 非常に暑く、乾燥した春夏に特徴づけられた2018年は、ブドウが早熟し、非の打ち所なく健全に完熟したブドウが収穫できました。2017年が幕を閉じ、2018年が明けたその冬、ブルゴーニュの冬としては比較的温暖で雨がちな天候がつづき、しっとりと清涼な早春を迎えました。その時点ではこの年のブドウの成長はむしろ遅いだろうと考えられましたが、4月に暑い天候が再来。それまでの読みを大きく修正せねばならず、夏の終盤まで猛烈な勢いでブドウは成長していきました。

 私たちの栽培チームは、このハツラツとしたブドウの伸びに遅れをとるまいと、仕事のペースを2倍に吊り上げ、ハイスピードで追い上げていきました。5月末になるとブドウが開花し、開花期は理想的な状態で過ぎていきました。この分だと9月初旬には収穫になるだろうと予想されました。

 春、夏と雨量が足りなかったことも、私たちのブドウ畑ではそれほど問題にならず、おそらくは冬の間に地下に蓄えられた水が、ブドウの成長の供給源になったのだろうと考えられました。

 7月には何度か雷雨が訪れ、9月初めにブドウが完全に成熟するための良い水分補給となりました。残念ながら、7月3日と15日の雷雨で襲った雹は、私たちのオート・コート・ド・ニュ
イの畑のブドウを傷つけ、このとき平均50%のブドウを失いました。

 また、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・シャリオの区画では、約30%のブドウを失いました。

 私たちのドメーヌでは、9月4日にコート・ド・ニュイのクリュから収穫を開始し、9月17日にオート・コート・ド・ニュイの畑で収穫を終えました。収穫したブドウは文句のつけどころのないパーフェクトな状態、その中から更に良いブドウを選り抜くなど、ほとんど必要はありませんでした。

 ただ、雹害に遭った区画のブドウだけは綿密な選果の必要があり、幸運にも、視覚機能を備えた選果機を使用することができ、雹で傷ついた粒をすべて除けることができました。一般年と比べてブドウが早期に成熟し、収穫期が早めに訪れたこと、そして収穫されたブドウが完全なる健全な状態で完熟していたこと、それらの好条件を背景に醸されたこの年のワインは、暑い年でもブドウのフレッシュさを保った偉大な純粋さがあり、はじけるような果実味が生き生きと表れています。これならば長期熟成を遂げるポテンシャルを秘めた偉大なヴィンテージだと、今からでも予言することができるでしょう。

 2018年を一言で語るなら、太陽のヴィンテージ。太陽が与えてくれたピュアで魅惑的な味わい、きめ細かなタンニン、しなやなボディ、良質の酸。こういったヴィンテージのワインは、忍耐強くワインが熟す時を待った、愛好家たちに大きな喜びを与えてくれるはずです。「天候面」だけをとって過去のヴィンテージに例えるなら、2003年、2009年に類似性があると言えるでしょう。

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 2018年は初めて、バレルサンプル試飲が出来ない年となりました。ミシェルの実直なコメントを読み解く上で【天候面では】2003年、2009年との類似点を挙げていますが比較的、保水性と収穫量に恵まれた年であり、本当に久しぶりの太陽のヴィンテージとなりました。全体的な傾向と造り手の方向を考えるならば凝縮度ではなく果実の密度があり熟成能力もある年でしょう。酸の張り出しがちなオート=コートの優位性も発揮できそうです。試飲が楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社オルヴォー 村岡 覚


 1830年、グロ家はヴォーヌ・ロマネ村で開業する。今日では、6代目のミシェル・グロが、先祖たちの仕事を受け継いで発展させている。また、妹はDomaine AF Gros、弟は Domaine Gros Frere et Soeur、従妹は Domaine Anne Grosを経営し、彼らも同様、グロ家の家業を続けている。

 情熱家であり、同時に厳しさをも持ち合わせるミシェル・グロは、ワイン造りに不断の手間をかける。畑仕事から瓶詰めに至るまで、各段階の技術を修得している。慎ましい性格の彼は、ワインを通じて自分を表現する。寛大で、繊細でエレガントなワイン。その品質は常に一定している。
 ミシェル・グロと彼を支える従業員たちは、ワイン造りにおける情熱と要求の高さを、皆様にご紹介します。


2020 Vosne-Romanee
ヴォーヌ=ロマネ

17456
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ミシェル・グロ

■ メディア情報
今飲んで 91+ ポテンシャル 92+ 飲み頃予想 今~2048
リアルワインガイド第80号


■エージェント情報
畑の面積:0.92ha 所有者:1/3 Michel Gros、1/3 GFA Jean Gros.1/3 GFA des ARBAUPINS
このキュヴェは、《オー・レア》 《オ=ドシュ・ド・ラ・リヴィエール》 《ラ・コロンビエール》の三つの畑から造られる。これらの畑は皆、ヴォーヌ=ロマネ村の住宅街からほどないところに位置する。オー・レア以外の二つの畑の土壌は、石灰質のコングロメラ(礫岩)とオリゴセーヌ期の粘土から成っている。鮭(ソーモン)のようにピンク色をしていることから、「コングロメラ・ソーモン」と呼ばれている。一方、《レ・レア》は、バジョース階(ジュラ紀半ば頃)の非常に硬い石灰の上にある。石灰の塊と混ざりあった泥灰土から生まれるこのワインは、とても優しく、非常にエレガントである。

◆2019年もののエージェント・レヴュー
 口に含んだ瞬間に果実のほぐれ方が早く口いっぱいに広がる。酸の押し上げのバランスが良く、黒果実の微粒子が大きく広がりエキス化。中程度のスケールながら過不足なく水平に円を描くように広がる。時間と共にダークベリーに加えてヨードのニュアンスも加わり香りが多層に感じられます。大きく伸びをするような余韻。
(2021年11月 村岡)
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥11,790 (外税) 
【・・これはもう・・ミルランダージュの面影を氷のミハイルが包んでいます!大当たり!】
 激旨です!・・まぁ確かに、ロベール・シリュグの2019村名ヴォーヌ=ロマネV.V.ほどのミルランダージュの濃度では無いにしても、充分過ぎるほどのレベル・・と言うか、実際はちょうど良くなってしまっているんですが・・氷のミハイル化で・・そのミルランダージュ的な濃密な美味しさに加え、クリスタルガラスのような、冷やかなミネラリティがコートしてくれていますので、もう無敵の美味しさです!

 いや・・やっぱりヴォーヌ=ロマネのワインって・・ズルいですよね~・・もうそれだけで旨いんだから。しかも2019年のようなグレートイヤーになってしまいますと、そしてミルランダージュの粒が入ってしまうとこんなにも美味しくなってしまうなんて・・

 ですがすみません、数が無いです。素晴らしく旨かった2018年のヴォーヌ=ロマネを飲まれた方は、2018年もののグラスの写真と、2019年ものの写真を見比べてみてください。色の組成自体がもう・・違う感じがすると思いますし、ミネラリティのコーティングも何となく見えるんじゃないかと思うんですね・・いや、少なくともnoisy には、そのように見えています。ミルランダージュと言えば、noisy にとってはあの神様が教えてくれた完璧な味わいです。価格もあの頃とさしては変わらないのは、これも縁なのかとも思います。

 2019年ものも少ないですが、2020年ものはもっと少ない可能性が有り、2021年ものに至っては・・などとエージェントさんには脅かされています。

「・・それって・・ブルゴーニュ中心のNoisy wine にどうしろと?」

 お先真っ暗ですが、やはり美味しいワインを皆さんにきっちりお届けするのが生業ですので・・頑張ります。お早めにご検討ください。相当旨いです!



 以下は以前のレヴューです。
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【やはりミシェル・グロも至高の村、ヴォーヌ=ロマネを代表する造り手であったと、是非ご確認ください!】

 グロ家と言えば、至高の畑が集中するヴォーヌ=ロマネの大ドメーヌでは有りますが、その販売方法が複数の濃くないエージェントさんに品物を供給していることも有って、

「珍しくないから・・」

と言うだけで余り飲まれないのは非常に残念なことです。

「ブルゴーニュの良心。ヴォーヌ=ロマネの基準。」

 と言うのは、誰もが思うことなのでしょうが、近年はそれに加えて、

「新たな旅立ち。質感・ポテンシャルの向上。」

 も感じ始めています。海外メディアはバーガウンド、ヴィノスが上値90点に過ぎず・・でもインサイド・バーガンディが92点と言うレベルで、ちょっと納得が行きませんね。派手な味わいには高い点を、美しいワインには低い点を・・と言う単純さを感じます。


 2018年もののブルゴーニュワインの醸造・育成は、非常に難しかったんじゃ無いかと思うんですね。畑でキッチリ仕事ができないと、醸造に「フリーハンドな部分を持てない」ことに繋がったヴィンテージだと感じています。

 ですので、14度以下に抑えつつもエレガンスの表現は素晴らしいですし、畑の個性も、造り手の個性すらもちゃんと表現出来ているのには驚きを感じます。

 以前、フィリップ・パカレがアル分15度のコルトンーシャルルマーニュを仕込んでA.O.C.を名乗れなかったことが有りましたが、それ自体はパカレの「ポカ」だったとしても、もしミシェル・グロがそのシュチュエーションにいたなら・・そうなる以前に「畑で仕事をして解決済み」にしているとさえ感じます。

 このヴォーヌ=ロマネも、秘蔵のモノポール、クロ・デ・レアを一回り小さくしただけ・・だと感じます。ヴォーヌ=ロマネらしい柔らかで温かい酸バランス、細やかな表情としなやかなテクスチュア、球体のように丸く、やや赤黒い極少果実を感じさせながら、一体となった味わいを見せてくれます。

 2017年ものよりもポテンシャルは上と感じますが、同時期での「今飲んで点」は0.5点低い・・そう感じます。

 クロ・デ・レアは5年は置きたいですよね。ヴォーヌ=ロマネ村名は、おそらく暖かくなって来た頃に一度美味しく飲めるようになり、また次の冬が来た頃からまた締まり始めると予想していますので、その後でしたら2023年から飲まれると良いと思います。ピュアで精緻、まさにヴォーヌ=ロマネの上質さを感じさせる味わいです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【やはり王者のエレガンス、ここに有り!です。】

 ヴォーヌ=ロマネのワインのテイスティングは実に嬉しい・・です。その昔、まだワインの勉強を始めたばかりの頃は、ブルゴーニュの村名では最も高価なヴォーヌ=ロマネを、どうやって開けるか、いつ開けるか、その予算はどこから持ってくるか・・(^^;; と随分悩みながら、

「・・ええいっ!・・スパっと開けたれ!」

とばかりに抜栓したのは良いが、コルクが崩れてしまって・・悲惨な目に遭ったことを何となく思い出します。

 まぁ、思い返せば、そのワインのボトルコンディションが良く無かったのも有り、その頃の保存方法や自分の抜栓技術がダメダメだったのも有り・・です。まだまだ造り手の違いなどには思いが至らないような日々だったと思いますが、それでも「ヴォーヌ=ロマネ」と言う響きに憧れて、どうしても飲んでみたい・・と願っていたのは事実だと思います。


 そんなですから、今もヴォーヌ=ロマネのテイスティングは楽しみで仕方が無いです。まぁ、人一倍、うるさいでしょう・・嫌ですよね~・・そんなのが隣にいたら!

 そうそう・・そのしばらく後だと思いますが、何とか入手したジャン・グロの1985年クロ・デ・レアを大事にしばらく大事に持ってました。ミシェルのラベルに変わる前のものなので、いつか開けようと思っていたんですが、どこに行ってしまったか・・覚えてないんですね~。


 やはりミシェル・グロはミシェル・グロでした。そして、しっかりヴォーヌ=ロマネしてます。非常に精緻だし、シャンボール的なミネラリティが奥底にちゃんとあるのが判ります。

 微細なミネラリティの組成が、やはりエレガントで複雑な表情を造り出しています。

 むしろ、物凄くまとまっていて、今飲んでも非常に美味しい・・と言うのが裏目に出て、高い評価を得られないと言うタイプのワインです。もっとどこかのベクトルが弾けるように突出していたりしますと、

「(他の要素もいずれ出てくるか・・?)」

などと想像してしまうのが人間ですから・・。


 しかし、やはり良いワインは早いうちからバランスに優れるものです。そんな意味ではこのミシェル・グロのヴォーヌ=ロマネを選ぶという判断はきっと正しいはずですよね?


 リアルワインガイド第67号は、シャンボール=ミュジニー村名の92+に次ぐ92ポイント評価です。ほとんど1級並みの評価と言って良いかもしれません。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【】

 輝いてますね~・・明るさの有るルビーが美しいです。今回はシャンボールとヴォーヌ=ロマネを飲ませていただいた訳ですが、何を一番感じたか・・と言うと、

「ミシェル・グロの個性と共に、テロワールの違いをハッキリ、クッキリ感じさせてくれた」

と言うことですね。


 ミシェル・グロはヴォーヌ=ロマネの生産者ですから、全てがヴォーヌ=ロマネっぽく感じるんじゃないか?・・と言うようなご意見も有る訳です。

 例えばシャンボールのユドロ=バイエ・・。比較的にはやや濃い目では有りますが、素晴らしい生産者ですよね。彼の場合、あまり出てはきませんが、「ヴォーヌ=ロマネ村名」も持っています。このワインは・・

「結構にシャンボールっぽく感じるヴォーヌ=ロマネ」

だと感じます。


 しかしながらどうでしょう・・新樽率の関係なのか・・ミシェル・グロの場合は違うんですね。シャンボールはシャンボールなんですよ。その上でミシェル・グロを感じます。バイエは先にバイエの「紫」を感じさせますし、「ちょっとしたシャンボールチックさ」が有るんですね。

 このワイン、非常に複雑ですが繊細です。大きなバランスの上では非常にまとまっており、細やかな部分がまぁ・・非常に細かく、複雑に入り混じっています。その上でヴォーヌ=ロマネらしい柔らかな酸としてのバランスが有ります。

 ミネラリティの組成も細やかですから、スパイスや花、果実、鉄っぽさ、チリチリとした金属系のニュアンス、シガーっぽさなど、たっぷりとノーズを刺激してくれます。まぁ・・嫌いな方はいらっしゃらないでしょう。

 凄みでは無く繊細さで飲ませてくれます。是非飲んでみてください。お勧めします。


 以下は以前のレヴューです!
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【滅茶苦茶美味しいシャンボール村名!これは是非飲んでみてください!同格のヴォーヌ=ロマネも非常に面白い存在です!】

 一般格的にはヴォーヌ=ロマネが上でシャンボール=ミュジニーはそのすぐ下・・のようなイメージが有るかと思います。ドメーヌ・ミシェル・グロのポートフォリオ的には同格・・と言うことなのでしょう。

 今回、久しぶりにフルラインナップでドメーヌ・ミシェル・グロを扱うことにした訳ですが、その中でも意外にも仕入れ辛いのがこのシャンボール=ミュジニー、ヴォーヌ=ロマネなんですね。勿論、

「ん?・・そんなこと無いんじゃない?」

とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、より良いコンディション、味わいを求めますと結構に難しいものです。

「・・そこだけ・・美味しいとこだけ抜くんですか?」

と言われちゃうもので・・。エージェントさんもそれなりのアソートで購入しますから、バランス良く買ってくれないと困る訳ですね。でもアチコチのエージェントさんも有りますから・・ね。色んなやり方が有って難しいんです。


 noisy 的にはこのヴォーヌ=ロマネ村名とシャンボール村名、そしてニュイ1級がとても好きでして、数本ずつの3アイテムのうち、何をテイスティングするかで悩んだんですが、このところしばらく飲めていないシャンボール村名を飲むことにしました。

 いや~・・画質を落とした写真しか掲載出来ないのが残念ですが、実際はめっちゃ綺麗です!もっと美しいんですが腕が無い・・すみません。久しぶりに飲んで、やっぱりビックリしました。超旨いです!

 まぁ、このミシェル・グロさんりのシャンボール=ミュジニー村名についてはリアルワインガイドでも太鼓判ですから皆さんもご存知かと思いますが、

「シャンボール村名のトップ」

と評価しています。


 確かに・・それ以上のものを感じさせてくれるクオリティなんですが、どこか、シャンボールだけの表情とも思えないような匂いをふんだんに感じるんですよね。

 肌理の細やかさはまぁ・・バッチリですし、シャンボールらしい艶々とした石灰系のニュアンスも有ります。しかしそんなシャンボールらしさは「縁の下の力持ち」的な存在で有って、むしろ、ヴォーヌ=ロマネ的な柔和でバランスの良い酸、らしい複雑性とアロマが、ワインを飲む楽しさを再認識させてくれちゃうんですね。

 特にシャンボールと言うアペラシオンは、確かに果実を感じさせてくれはしますが、若い内はむしろ石灰系のミネラリティの存在が目立ちます。前面に出て来る・・と言う意味です。

 しかしグロさんちのシャンボールは、粘性が有って・・つまり粘土による影響、もしくは赤い土・・のような構成からの果実だったりスパイスだったり・・が前面に来ています。

 ヴォーヌ=ロマネ村名にシャンボール的な石灰の下支えのボリュームを増大させた感じ・・と言っても良いかもしれません。シャンボールの表現には余り出て無いボリューム感と言えば良いのか。良くも悪くもヴォーヌ=ロマネ的で有り、もしくはミシェル・グロ的だと言うことなのかな・・と理解しています。ヴォーヌ=ロマネ イコール ミシェル・グロ 的なものが、脳内で出来上がってしまっているのかもしれません。「標準・超スタンダード」と言うことなのかもしれません。


 じゃぁヴォーヌ=ロマネはどうなんだ!・・と言うことになるんですが、こちらもやっぱり・・今回は飲んではいませんが、見事なヴォーヌ=ロマネなんですね。リアルワインガイド的には59号で、ヴォーヌ=ロマネ 90+~91+、シャンボール 91~92 と、ものの見事に、キッチリと 0.5ポイント、シャンボールが上の評価点を出しています。

 まぁ、この辺は好みだと思うんですね。それに2015年は「甘い」と言うような評価が有りますが、まぁ、それがもし感じても最初のうちだけです。noisy が飲んだかぎりにおいては、このシャンボールを甘いとは絶対に言わないですし、むしろいつもよりもより好ましい・・と言うと思います。

 それにね・・将来的には非常に複雑なブケをかもし出してくれるのが判るアロマなんですね・・。勿論シャンボールですから非常に長命です。ヴォーヌ=ロマネよりも長く持つでしょうし、時折へそを曲げる癖は直らないと思います。その点ではヴォーヌ=ロマネのバランスの良さは素晴らしいですから、シャンボールのような癖は無いです。良くも悪くもシャンボールは「石灰」の多分の存在が影響するんですね。

 なので同格ですが、早めに飲むならどちらでもOK、ちょっと置くならヴォーヌ=ロマネ、長く置くならシャンボール・・と言うことになるかと思います。素晴らしいワインでした!超お勧めします!是非飲んでみてください。