【noisy も大好き!・・早く飲んでもOKですが、出来れば少し置きたい!・・リアルワインガイドP94ポイント、スペクテイター93ポイントです!】
リアルもポテンシャル94ポイント付けた2015年もののクロ・ド・ラ・トリュッフィエールです。noisy的には・・いや、どの1級も大好きですが、熟したトリュッフィエールが大好物です。なので毎年のように仕入れて、余らせて、後で飲んでやろうと虎視眈々と狙っている訳ですが、いつも残りません・・オーデックスさんの担当さんが変わってから案内が何故か来なくなってしまいまして、それ以来はブローカーものの仕入れです。
ワインのエージェントさんも三者三様で色々です。それぞれに特色を持たれています。ここの正規さんはとても変わっていて、
「・・だから・・うちはブルゴーニュが主体なの!」
と伝えても、何故かブルゴーニュの入荷情報は入って来ず、担当さんが担当している国のワインを強く推され・・いや、紹介される・・んですね。なので、担当さんが替わった時に仕入れも出来ないままおかしくなってしまってそのまんまになってしまっています。
でもこのワインだけは欲しいと思っている訳です。当たったら・・いや、当たったらと言うのは、飲むタイミングのことですよ。それはもう・・素晴らしいです。この畑だけにしかないと言って良いほどのスパイシーなアロマと石灰由来の粘っこさが有ります。粘土由来でも粘りは有りますが、また表情が違うんですね~。それに南隣はクロ・サン=ジャンなんですが、これがまた見事に似てない・・!熟すともっと似てない!・・むしろ、赤のクロ・サン=ジャンの方がイメージ的には近いかも・・などと感じてしまうほどです。まぁ、ニーロンさんのシャサーニュワインはシャサーニュ的なのか?・・と問われると言葉に詰まるかもしれません。
この辺り、比較してみると面白いかと思います。勿論、
「全然似てないって言ってたけど・・そんなこと無いなぁ・・」
と思われるかもしれませんが、それはそれで良いんですよ。感覚は人それぞれですから。でもそんな比較が実に面白い訳で、ワインの楽しみを拡げてくれる訳ですね。飲んでみていただきたいと思います。もうそろそろ、大台割れではご案内できないと思います。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【やっぱり旨い!緻密で精緻な表現がピカイチです!】
ニーロンさんの稀有なシャサーニュ1級など、noisyは飲むべくもなく・・・、もしくは飲めるほど購入できることも少なくて、結局長いこと飲まず仕舞いだった近年ですが、oisyに勉強させる手前も有り、また久し振りに・・・
「鉄板のあのミネラル感に再会したい!」
と言う気持ちも有ったので、商売的には中々厳しいところでしたが・・・1級の2011年クロ・サン=ジャン・ブランを飲んでしまいました。
いや~・・・やっぱりニーロンは旨い!・・これで自然派って言われないのが不思議なほど、ディテールの細やかな表現を味わせてくれました!
このクロ・サン=ジャンはピノ・ノワールも植わっている畑ですんで、僅かに赤味を感じるような、粘土質由来のやや粘りっ気のある旨みを含んだ素晴らしい畑です。
そこにニーロンさんの腕前が加わったら・・・
「シャサーニュはピュリニーに劣る」
などとは、軽々には全く言えなくなるんですね。張り、伸張力、漲るミネラリティ、果実表現・・素晴らしいです。
分析的には、ほぼ球体の酸のバランスは突出せず、不足せず・・ミネラリティの連続性が素晴らしく、全ての要素の繋ぎになっています。
呆れるほど早いのに・・呆れるほど美味しい!・・しかも今回は価格も安い!
因みに今回もブローカー品です。ですがコンディションは滅茶苦茶良かったです。他のアイテムもとても良いと判断します。
他のアイテムは飲んでないので・・・入荷がそれぞれ5~6本ですから・・すみません。
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・シャンガンは、村の中央にある著名な1級畑です。比較的に、リッチで男前な味わい・・です。ルモワスネのレ・シャン・ガンもとても美味しいですよね?
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ショーメ・クロ・ド・ラ・トリュッフィエール は、クロ・サン=ジャンの北、ヴェルジェの西(上部)に接する畑で・・・これもシャサーニュを代表する素晴らしい1級です。トリュフが見つかる畑なのでしょう。熟してから飲んでみると確かにそんなニュアンスも感じられるスパイス感も有ります。
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・シュヌヴォットもPKさん一推しのシャサーニュ1級です。何てったって・・ル・モンラッシェが近いですから・・・味わいも・・ねぇ・・!
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラ・マルトロワ・ブランもシャサーニュの超1級。おそらくですがマルトロワ家が持っていたのでしょう。造りがいまいちだったので・・でもニーロンさんのような造り手が醸すようになったら物凄いポテンシャルだった・・みたいなオチでしょう。レ・シャン・ガンの北に接しています。
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ヴェルジェは皆さん、ご存知でしょう。押しも押されぬ?超1級畑です。石的ミネラリティが強く、ムルソーの良い畑のニュアンスと、むしろソフトなシャサーニュ1級の細やかさを持っていると思います。PKさん的には「時にグラン・クリュに匹敵する」と表現しています。レ・ショーメとレ・シュヌボットに挟まれる形で村の北、つまりル・モンラッシェに近い位置です。
久し振りに飲みましたが、瑞々しくピュアで・・惚れ直しました!実に旨い!・・・こんなテイスティングなら毎日やりたい!・・・(^^;; 安いしコンディション良いし・・お奨めします!ご検討くださいませ。