ドメーヌ・ラモネ
ラモネ
フランス Domaine Ramonet ブルゴーニュ
●シャサーニュの偉大な造り手ラモネは、世界一のシャルドネ使いであることに異論を持つ人はいないだろうと、言われています。事実長命で甘美であり、是非とも味わってみる必要のあるワイン。モンラシェに樹齢約70年の畑をほんの0.25ha持っています。希少なワイン群です。あ、バシュレ・ラモネさんは別の家系ですので関係ありません。
ところでドメーヌ・ラモネ と聞いて、皆さんはどんな印象をお持ちでしょうか。超一流のボーヌの生産者なんですが、どうやらそれほどの知名度が無いような気がします。当然ながら日本での代理店の政策にもよりますので、余りに数が無いことと、我々(特にnoisyのところには・・・)には中々渡してもらえない状況などがあって、皆さんにご紹介することも余り無いのが現状です。
また、ムルソーやピュリニーの派手な生産者の陰に隠れてしまったシャサーニュの凄腕・・みたいな部分もあります。滅茶苦茶長熟なのが玉に瑕なのかもしれません。言ってみれば、若いうちはあまり表情が出て来ないタイプなんです。でも、少しでも貯蔵してあげると、グ~ンと深みが増してきます。
今回は少量ですが、バックヴィンテージが購入できました。正規モノではありません。(正規は1本たりともくれません!・・・ひも付きの取引なんぞが嫌なので・・その辺もあるのでしょうね)状態はとても良いです。
●2013 Chassagne Montrachet 1er Cru les Caillerets
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・カイユレ
【正規では有りませんがコンディションは非常に良いです!!】
ドメーヌ・ラモネのラインナップの中で、やはりすごいのはモンラッシェやバタール、ビアンヴィニュなどのグラン・クリュだとしても、本拠のシャサーニュの1級ではリュショットとレ・カイユレが白眉で有ることは疑い無い事実でしょう。
確かにブードリオットも良いけれど、リュショット、カイユレ、ブードリオットの順なのかな・・と。しかし差が有ったとしてもリュショットとカイユレの差は微々たるものでしょう。
ドメーヌ・ラモネの日本の流通では正規エージェントからの供給が非常に細く、ほぼ闇から闇へ消えてしまっているような状態です。noisy もよほどのことが無い限り飲めないような生産者です。
今回はそんな訳でしてブローカー経由での入手です。キャプスュルもしっかり廻り、色合いも健全です。ラモネさんの場合はエチケットが弱く、シワが寄ってたりキズが有ったりとやや難が有りますので、僅かな難についてはご了承ください。
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