【貴重な正規品フィネスさん入れのドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ、バックヴィンテージ2017年シャンボール村名です。メオの2017年クロ=ヴージョ・プレ・ル・セリエ、シャーヴ エルミタージュ・ブランとシャーヴの2013年エルミタージュ・ブランをセットにしました。】

2019年もののご紹介をしている今になってしまいますと、メオ=カミュゼの凄いクロ=ヴージョなど瞬間に近い形で蒸発してしまいますが、2017年もののご紹介時にはまだ・・そんな雰囲気では無かったんですね。
たまに単独でリリースされるプレ・ル・セリエは貴重なんですが、貴重なだけに海外メディアの評価も中々出てこなかったりする訳でして、やはりご紹介時には、
「スペクテイター96ポイント!」
は書けなかったんです。
まぁ・・テイスティングして紹介しろよって話しでは有るんですが、
「メオ=カミュゼの上級キュヴェを全部開けていたら破産する」
のは目に見えてますから・・はい。
それでも出来うる限り開けようとはしているんですが、今は・。・
「2017年頃までは上級アイテムの種類が多過ぎて全部開けきれない・・」
状況だったものが、
「それ以降は売れ行きが良過ぎて開けきれない・・」
状況に変化しています。

もっとも、アイテム当たりの入荷数量も減っているので・・開けるのが難しいようにもなって来ている訳です。
プレ・ル・セリエも調べてみたらスペクテイターで96ポイントですから、相当に良い評価だったんですね。2017年頃からメオ=カミュゼのワインは激変していますから
「さもありなん・・」
では有ります。これも非常に希少かと思います。
ジャン=ルイ・シャーヴのエルミタージュ・ブラン2013年もセットにさせていただきました。またブルゴーニュのシャルドネとはニュアンスは異なりますが、ふくよかで分厚く、北ローヌの白としては酸の総量もバランスにも優れています。
こちらもティム・アトキン氏が96ポイント、アドヴォケイトが95ポイントと言うことで、フランスを代表するワインです。
あ、そうそう・・先だってご案内させていただきましたユベール・ラミーの2019年クリオ=バタール=モンラッシェですが、
「アドヴォケイトが選んだ2019年を代表するブルゴーニュワイン6本」
・・だったかな?・・6本だけ選ばれた中に、唯一の白ワインで選ばれていました。評点も100点に修正されたか、セレクトのイヴェント限定の評価なのかは判りませんが・・凄いですね~・・。2010年頃には考えられなかった出来事ですが、今となっては
「まぁ・・当然じゃない・・」
と、皆さんも思われるに違いないでしょう。

ラストはルーミエさんのバック・ヴィンテージ村名です。
これはもう・・フィネスさんに感謝の逸品です。高くなったとは言え、A.C.ブルで1万円は珍しくない時代ですから・・。
あ、そうそう・・あのドメーヌ・ビゾのワインが凄いことになっちゃってますね・・。ヤフオクなどではエシェゾー100万以上、1級50万、村名でも30万とか・・・です。某ショッピングモールでは100万、200万・・などと・・ありえないような価格で販売されていますが・・あれで売れるんですかね。
ヤフオクでも Noisy wine のシールが貼られたままで出品されているのを散見しているんですが、ん~・・色々と・・残念だなぁ・・と思ってしまいます。
それでもまぁ・・これからの日本の経済を上向かせて行くことがもし出来れば、ワインの価格も決して高く無いことになりますんで・・
「失われた30年」
を何とか乗り越えて行きたいものです。次世代の方のためにも何とか。どうぞよろしくお願いいたします。