以前はそうでも無かったんですが、ご紹介の時期も有ったのでしょうか。ジャン=マリ・ブーズローのエレガントな赤ワインが余りにも売れず、白もさほど売れない状況に、
「やっぱりなぁ・・」
と何となく納得してしまっていますが、そんなことも言ってられないし、ワインは非常に素晴らしい・・味わいだけでなくコストパフォーマンスも良いのでセットを組ませていただきました。
なおジャン=マリ・ブーズローのコラムは以下のリンクをクリックしてご覧ください。セットになっていますので、リンク先でカートに入れないようにしてくださいね。最も・・
「ジャン=マリ・ブーズローのヴォルネイ2021が美味しそうなので2本欲しい!・・とおっしゃる方」
を排除する訳ではありません。

2021 ヴォルネイ ドメーヌ・ジャン=マリー・ブーズロー 750ML■セット内容
2021 シャンボール=ミュジニー ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ 750ML 1本
2021 ヴォルネイ ドメーヌ・ジャン=マリー・ブーズロー 750ML 1本
の750ML 2本セットです。
以下はリリース時のこのワインのレヴューです。
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【リアルワインガイド第83号は 93+~94+ 飲み頃 Now~2050、ジャスパー・モリス氏は 91~93 Points Drink from 2026-2031。明らかに村名シャンボールを超えた仕上がりのようです。】
ん~・・この2021年ものは今のところはテイスティングせず、チャンスを狙いたいと思います。申し訳ありません。
リアルワインガイド第83号は上値94+、ジャスパー・モリスさんは上値93 ポイントでその差は1.5ポイントです。
この辺り・・やはり他のコラムでも書いて有りますが、
「(メディアが参加する一般的な)バレル・サンプルからのテイスティングでは無理がある」
と言うことなのでしょうか。
2021年のように糖度と酸がエレガントなスタイルでバランスを取れた年は、製品になる以前の状態では・・判断しきれない!・・と言うことだと思うんですね。
ここでは多くを記載できませんが、ジャスパー・モリスさんのコラムを読むと、
「in the lighter style of the vintage」
とか、
「there is a little minor greenness at the finish」
と言った、感じられたネガティヴさを思わせる文章になっています。
ですがリアルワインガイド第83号のブルゴーニュの冒頭では、
「やはり 2021 年は素晴らしいヴィンテージ」 としていて、その理由が書かれています。そして、海外メディアの間違いをそれとなく・・(^^; 批判しているんですね。ご興味がございましたらリアルワインガイド第83号の39ページをご覧くださいませ。
ですので・・製品、もしくは製品に近いものをテイスティングした場合と、製品になる前のものをテイスティングした場合には「差」が出る可能性が有る・・まぁ・・
「単一品種のピノ・ノワール100%」
と言うことも有ろうかと思いますが、ん~・・どうなんだろ・・その辺も含めての評点が出せなかったのなら、ハッキリした評点は出さないのが筋かと思うんですけどね。もしくはもう少し大きく90~95 ポイントとするとか・・。
まぁ・・95ポイント位かと、noisy は想像していますが、エレガントなブルゴーニュらしいヴィンテージで有ることは間違い無いでしょう。村名シャンボールよりも早く飲み始めても良さそうです。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【2020年ものも上値94ポイント!・・2016年もの以降、評価は順調に高まって来ています。そして何より自身で飲んで美味しいワインです。】 昔からのルーミエファンで有ればあるほど誤解が深いのが今のこのクロ・ドラ・ビュシエールでしょう。その頃は、ルーミエさんの他のワインが完売でも、このワインだけは売り切れずに残っていた・・残っていたんですよ・・そんな時代が有ったんです。でもそんなに遠くない・・2015年位以前でしょうか。しかも1級畑で有りながら村名シャンボールよりも安かったんですね。
しかも2020年ものは妥当を通り越して円安をそのまま反映しない程度の値上げで済んでいますが、noisy の調査によりますと、アメリカでは800ドル程度、海外での最安値が日本円で8万円程度でした。800ドルを今のレートでそのまま換算するのは流石に妥当ではないかもしれませんが、トップドメーヌの1級畑のワインですから、海外のレートを考えればそれこそ妥当なのかもしれません。
そして海外メディア評価も、いつ95ポイントの壁を破るのか・・は、時間の問題なのかもしれません。今年もきっと!・・このワインはnoisy も飲めるんじゃないかと期待しています。高くないと思います。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【・・ね・・だから・・言ったでしょう?・・クロ・ド・ラ・ビュッシエール、今やシャンボール村名より確実に上出来。素晴らしいワインになっています!】 2019年もののルーミエさんのワインも、おそらくこれだけは飲めるかもしれない・・ですが今のところは判りません。
すでにこの何年かは、
「モレのクロ・ド・ラ・ビュッシエール、滅茶苦茶美味しい!」
とお伝えしてきました通り、海外メディアもしっかりそれを証明しています。
ジャスパー・モリスさんは、ルーミエさんの2019シャンボール村名に90~93 ポイント、2019モレ=サン=ドニ1級クロ・ド・ラ・ビュッシエールに92~94ポイントと、下値2ポイント、上値1ポイントの差を付けています。
まぁ・・これはもう、仕方のないことなんですね。以前はシャンボール村名には1級の葡萄を入れていた訳です。それに、今ひとつテクスチュアの良く無いクロ・ド・ラ・ビュッシエールを、まるで魔術のように・・凄い姿に変えてしまったのですから、シャンボール村名とモレ1級を比較して飲めば・・
「モレ1級の勝ち!」
となってしまう訳です。
いや・・勿論、
「それでもシャンボール村名の方が好き!」
と言うご意見は尊重しますよ。ワインは好みですから・・はい・・お早めにご検討ください。
以下は以前のレヴューです。
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【前回新着でのGルーミエご購入者の方はご遠慮ください。貴重な正規品フィネスさん入れのドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ2018年です。どなた様も2018年ジョルジュ・ルーミエのワインは1アイテムのみ。このワインは1本限定+フィネスさん輸入特別ページのワインを5000円以上、同時ご購入でお願いします。】
申し訳在りませんが前回新着でのGルーミエご購入者の方はご遠慮ください。正規輸入品、フィネスさんものです。混乱が予想されますが、ジョルジュ・ルーミエ2018年はお一人様1アイテムのみ、また合計1本のみ、プラス、フィネスさん輸入の特別ページのワインを5000円以上必須 でお願いします。お守りいただけない場合は無効とさせていただく場合がございますのでご注意くださいませ。

近年の伸長が著しいクロ・ド・ラ・ビュシエールです。
「あのビュシエールが・・こんなになっちゃったの?・・」
と、ま~驚いたこと。
以前の黒くてボソボソっとして、何とも内向的なビュシエールが・・その黒みをクリスタルをまとった見事な赤で包み込んでしまったもんだから、
「もしかして・・誰かのロマネ=サン=ヴィヴァンでも間違えて開けたか?」
とエチケットを二度見してしまう・・みたいなシュチュエーションが本当に有りそうな味わいなんですね。
事実、村名シャンボールよりも安かったワインは逆転していますし、2018年ものに至っては、シャンボール=ミュジニー1級以下を抑え込んでレ・コンボットと同率トップに・・躍り出たような雰囲気なんですね。
これをどのように考えれば良いのか・・は結構に難しいですよ。
だって・・海外メディアの多くはジュヴレの1級、グラン・クリュには順当に甘いですからね。シャンボール=ミュジニーの超熟さ、熟した時の物凄い香りをおそらく知らないんですね。もしくは知っていても認めたくないんでしょう。ヴィノスは今、トップのガローニさんじゃなくておそらく他の方がブルゴーニュを評価しているので、以前の様に「超短い」寿命にはなってはいませんが、それでもシャンボール村名は20年の寿命です。シャンボールのしっかりしたワインが熟した時にはジュヴレはほとんど沈黙してしまっていると思うんですね。
勿論ですが寿命の長さだけが評価に値する訳では無いので、単純なことは言えません。それにこのワインは「モレ=サン=ドニ1級・クロ・ド・ラ・ビュッシェール」ですから、下手をすれば通常、シャンボールよりも評価は低く出るんですね。
ですので、このワインのポテンシャルは相当に高いはずだ・・と踏むのが正しいと思っています。是非このビュシエール、上記のようなシュチュエーションになることを楽しむことができるようにご検討いただけましたら幸いです。
以下は以前のレヴューです。
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ルーミエさんのワインは日本のみならず海外でも大人気で、偽造古酒をオークションに出したと・・2013年にニューヨークで裁判が有りました。1923年のルーミエのボンヌ=マールが売りに出されていたようですが、クリストフが、
「父が(ボンヌ=マールの畑の元所有者である)ドメーヌ・ベロジェイを購入したのは1952年以降のこと」
と証言したようです。
いったい幾らで売りに出たのか判りませんが、ミュジニーと共にボンヌ=マールの長熟さをうかがわせる内容でもあり、ルーミエ人気のバロメーターとも言えるかもしれませんね。
ACブルゴーニュ・ルージュは、
「・・昨今はまず表に出て来ないシャンボール村名以上のポテンシャル」
と言われているようです。リアルワインガイド47号でも、もう一般には入手できない云々と・・noisy
は長く飲んでいませんので・・と言うか、飲めるような状況では無いので、残念ながら上記を確認するに至っていません。2000~2001年頃までは普通に販売していましたが、ほぼ半額程度だったと思います。また、正規でも10000円ほどで販売される場合も多いようです。
シャンボール村名はもう・・ご存知ですよね・・。たっぷりな真っ赤な果実が心地良い素晴らしいワインです。こちらも昔は5~6千円だったと思います・・
シャンボール1級はレ・クラとコンボット。一般にはレ・クラが評価がより高いようです。海外の価格を見るとどちらも同じプライスが付いています。
モレ=サン=ドニ1級クロ・ド・ラ・ビュシエールは、長くそのポテンシャルを疑われることが多かった、ルーミエさんのキュヴェでは今ひとつの出来でした。しかし昨今はどうでしょう・・?久しぶりに飲めましたのでレヴュー致します。
ルーミエさんのラインナップ中ではやや人気にも、また実力的にもネガティヴな要素が有ったことは事実でしょう。しかしながらこの3~4年の間に、どうも変化して来たように感じていました。勿論、それはポジティヴに受け止められる出来になったと言うことです。
より黒い色合いをしていて、ルーミエさんが造るシャンボールのような赤い果実が素直に感じられるものでは無く、やや武骨な印象が有ったと思うんですが、それでも5年以上置くとだいぶ柔らかくなり、結構いい感じになっていたと思います。
左(上?)の写真をご覧いただけますと判りやすいかと思いますが、見事に照りの有る、透明なミネラリティが透けて見えてくるような美しい色合いです。
口に含んでも、その透明なミネラリティは輝いたまま、テカテカ、ツルツルと口内を潤します。赤い果実の奥にやや黒味の有る果実感が潜み、全くドライで有るにも関わらず、旨みを酸で形成出来ています。
これ、美味しくないって人はいないだろうなぁ・・と素直に思っちゃいますね。
また、価格の方も正直でして、それまでは村名シャンボール=ミュジニーとほぼ同じでしたが、クリストフも出来栄えに満足しているのでしょう。ドメーヌ出しの価格は確実に高くなっていますし、リテールでも同様です。
昔からルーミエさんのワインを飲まれていた方にとっては、
「ルーミエさんのモレ?・・ん~・・普通ならスルーかなぁ・・。」
と思われるに違い無いですが、昨今はこのリーズナブルなモレ狙いの方がとても増えて来ています。さすがに目聡いですね~・・お目が高いと言うべきでしょうか。
元々、このルーミエさんのモノポール(単独所有、ルーミエさんはスル・プロプリエテールと記載します。)でも有り、しかも、かの孤高のグラン・クリュである「クロ・ド・タール」の下部、1級レ・ルショを挟んだ位置に有ります。
南側はシャンボール村名の同名クリュ、レ・ビュッシエールと1級のレ・サンティエですから、
「数年前まではやや武骨なモレっぽいワインだったが、現在はシャンボール的なミネラリティに富み、シャンボール1級レ・サンティエにも似た表情を得た」
と言って良いと思います。
お勧めしたいところでは有りますが、何せ収量の少ない2015年、noisy の割り当て分も減っていますから・・すみません。お早めにご検討ください。
以上、
非常に少ないので、条件を設けさせていただきました。皆さんに少しで行き渡りますよう、お守りください。それではどうぞよろしくお願いいたします。