ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
セラファン・ペール・エ・フィス
フランス Domaine Serafin Pere et Fils ブルゴーニュ
● クリスチャン・セラファンの古酒をご紹介させていただきます。こちらは「フィネス」さんの輸入では有りません。ブローカー輸入ですのでお間違い無く。
今回の新着でブルゴーニュの赤が余り無いことに気付き、
「さて・・どうしようか・・」
と思って、まだご紹介させていただいていないワインを探したところ、数本出て来ましたので・・まぁ、色々な問題も在るかと思いつつも、
「そろそろ飲み頃でしょう・・」
と言うのも有り、また、
「5月になったらフィネスさんもののセラファンを一挙にご紹介することになるので、熟した親父さんのフォントニと娘さんのニュースタイルのものを比較してもらうのも良いか・・」
それならフィネスさんものの「露払い」と言うことも有り、熟したセラファンの旨さを知っていただくことにも繋がるので、きっと許してくれるだろうと、勝手に思った次第です。
覚えている限りでは、フィネスさんとのお取引が再開する以前にこの2006年のフォントニーをオーダーしていて、ご紹介せずに忘れていた訳ですね。お取引が再開してからは、流石に気が引けて・・しかしながら、ほとんど忘れていた・・と言うのが実情でしょう。
今回は10年ほども寝ていたことになる貴重な2006年です。出来うる限りリーズナブルにお出ししますが、あくまで本番はフィネスさんの2017年もの・・と言うことをご理解の上、ご検討くださいませ。
●2006 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Fonteny
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・フォントニー 並行
【ブルゴーニュ赤の新着が少ない・・と言うことで急遽、引っ張り出した2006年です!】----- 以前のレヴューです。
並行ものですが今となってはとんでも無く安く感じる1級レ・フォントニでしょう。2006年、タンザーさんで92ポイント付いてます。この頃はまだブルゴーニュワインの評価は低く、また、セラファンさんのワインのように、リリース直後はやや硬いスタイルは、高い評価が付き辛かったと記憶しています。
そうは言っても、
「5年経過したセラファンは凄い!」
と言うのが定評で、その中でもレ・フォントニ―は、セラファンさんのワインのパワフルな側面を描くものでは無く、「エレガントな面」を描いたもので有ることが面白いところです。レ・フォントニの南はあのグラン・クリュ「リュショット」ですし、東は「グラン・クリュ・マジ」と「1級レ・コルボー」ですので、飲まれたことが無い方も何となく想像つくものと思います。前向きな言い方をしますと、
「ジュヴレの中のシャンボール!」
みたいな・・まあ、これはさして当たって無いかもしれません。
ブローカー仕入れで、長いことセラーで寝ていました。ですが、
「エチケットは綺麗」
「キャプスュルは全て回る」
「色合いはとても照りが有り、エッジにレンガ系の色が差し込んだ官能的な色合い」
「液量はたっぷり・・もしくは適量。気になるような減りのボトルは無し。」
です。
ただし申し訳ありませんが、中身の保証は致しかねます。リーズナブルに古酒を販売するにはそれしか方法が無いんですね。ご了承いただける方のみ、ご注文くださいませ。
官能的なセラファンさんのレ・フォントニ、14年ものになりましょうか、完熟に近いと思われます。因みに気の短い欧米のテイスターは、「飲み頃は過ぎている」と言い出しかねませんが、「ようやっと、これからだ」と反論したいと思います。ご検討くださいませ。
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