申し訳ありません・・年々少なくなる入荷が気になりますが、それと共に誰もテイスティング出来なくなりつつある、レ・シャピトルです。
A.C.ブルの区画ですが、村名のトップ、クロ・デュ・ロワと同価格でリリースされますから、シルヴァンの評価はクロ・デュ・ロワ並み・・と言うことなんですね。
12月までには再度入ってくる可能性が有りますので、もし入荷が叶いましたら・・数が入りましたら、テイスティングしてみたいと思っています。
まぁ、リアルワインガイドもブルゴーニュのテイスティングは止まったままで、ここでnoisy も飲めないと成りますと、ワイン屋はまともには誰も飲まない・・と言うことになってしまいそうですので、シルヴァン・パタイユでそれは・・何とか避けたいですね。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【あの化け物ワイン、ランセストラルに次ぐ評価をたたき出すA.C.ブルゴーニュです!】 すみません・こちらも割り当てです。因みに2016年ものは7290円でのご案内でしたので、
「1300円も値下がり!」
しています。
なので、販売の予想が付かないんですよ・・追加は出来ないし・・本来はこの辺りは全てテイスティングしてご案内すべきかと思うんですが・・。
因みに、リアルワインガイド第64号は、2016年ものル・シャピトル・ルージュにポテンシャル93+を付け、何とロンジュロワやクロ・デュ・ロワよりも高い評価をされています。ランセストラル2016年が94+でした。
他の2017年もの・・ロンジュロワ、クロ・デュ・ロワなどをテイスティングさせていただいた感想からは、
「2017年はシルヴァン・パタイユ最高のヴィンテージ!」
と確信していますので、
「このル・シャピトル2017年はどうなっちゃうんだろう?」
と思っています。現在の格付けがもう「古い」ことを感じさせてくれるでしょう。ご検討くださいませ。
以前のレヴューです。
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【こちらも数が無いので・・すみません・・】 ACブルゴーニュ規格の畑ですが、このシャピトルと言う畑は「まったくの別格もの!」とシルヴァン・パタイユ自らが判断し、通常のACブルゴーニュとは別にリリースしています。
2016年はシャピトルの白の姿も見えず、余りに少なかったため、海外に出さなかったのかもしれません。いや、ラシーヌさんには少しは入っているのかもしれませんが、案内は有りませんでした。
このシャピトル・ルージュは、価格からみていただきましても、シルヴァンご自慢のクロ・デュ・ロワ、レ・ロンジュロワ、グラステットなどと同様の評価です。今回は余りに無い、追加も出来ないとのことですので、まずはご紹介させていただきまして、余るようでしたらnoisy が後のためにテイスティングさせていただければ幸いです。
以下は以前のレヴューです。
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【・・・やっちまいました・・すみません・・】 2014年もののこのキュヴェは「リアルワインガイド第56号」で、 今飲んで91+ ポテンシャル92+ 2020~2045 と言う、アペラシオンとしてのACブルとは思えないほどの高評価をされたワインでして、下記の2014年もののnoisy のレヴューにもあるように、マルサネの上級ワインに匹敵するポテンシャルを持っています。
他のコラムにも書きましたが、当初はテイスティング予定に無いキュヴェだったものの、余りに他のワインが素晴らしいので、急遽持ち帰り、テイスティングすることにした訳です。
でも・・すみません。飲めませんでした・・間に合わなかったんですね・・。何故って・・
「間違えて、白のシャピトルを持ち帰ってしまったため・・」
です。
薄暗いセラーから深夜12時を回って家路につくもので、
「あ・・そうそう、これこれ・・」
とばかりに数本持ち帰るので、
「先日持ち帰って飲んだ白のシャピトルを再度持ち帰ってしまった。」
んですね・・。申し訳ありません。
まぁ、開ける前に気付いてまだよかったんですが、最近は目が弱くなってまして・・見た目はそっくりなシャピトル赤と白を取り間違えました。
なので、今のところはテイスティング無し・・。しかし、圧巻の他のワインを飲めば、このシャピトルに重きを置いているシルヴァン・パタイユですから、悪い訳が無いと信じています。次回、品物が調達できれば飲みたいと思っています。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【とんでもない出来のACブルでした~!】
ま~・・本当に素晴らしいACブルゴーニュです。呆気に取られるような雅さ、複雑性、美しさに妖艶さを持ってます。リアルワインガイド第55号では2020~2045と言う飲み頃でしたが、まぁ、確かに早いっちゃ早いんでしょうが、noisy にとってはとっても美味しく飲めちゃいました。
しかも今回は時間の関係で、ベース近辺の3アイテムを一度に開けちゃうと言う暴挙に出てますんでね・・その違いもたっぷり(・・一応)理解しちゃってます。
本当に素晴らしいマルサネ・クロ・デュ・ロワを差し置いて、それ以上のポテンシャルが有ると思わせられてしまいました。マルサネに格付けが出来たら1級は確実とされるクロ・デュ・ロワよりすんごいACブルが「ル・シャピトル」なんですよね。なので、
「そもそもル・シャピトルがACブルの認定であることがおかしい!」
と言うことを声を大にして言いたいのが、ワインオタクのシルヴァン・パタイユさんなんじゃないかと思いますよ。実際飲んで、良~く判ります。
クロ・デュ・ロワは滅茶複雑で妖艶なんですよ。これでもう・・充分旨いし素晴らしいです。・・が、ル・シャピトルは、クロ・デュ・ロワが持っている複雑性はそれ以上、妖艶さを僅かに押さえ、美しさ、荘厳さを「ど~ん!」と盛ったようなミネラリティが有るんですね・・。そんなもん、美味しくない訳が無い。
どこかにマルサネ・ルージュ、クロ・デュ・ロワ、ル・シャピトルの3連荘のグラス写真が有るかと思いますが、これ、ぜひご覧ください。色合いの様子を見たら美味しい順番なんぞ簡単に判っちゃうと思いますよ・・(^^;;
なもんで、ここではその写真は載せませんが、ル・シャピトルの色まで美味しいグラスの写真を!・・これは是非飲んでみてください。
「ACブル・・じゃ・・なぁ・・」
なんて思ってると、将来は1級になっちゃってたりしますんでね・・。あのしょうもないラ・グランド・リュも今ではお問い合わせいただく一番手ですからね・・。で、販売の邪魔になるので余り書けませんが、飲んでいただければリアルにも「複雑性はグランクリュ並み」「ACブルの皮を被った1er」などの表現が並んじゃうのも理解できるでしょう。
とんでもなく美しく、一体感の中からエキスの旨み・複雑性・官能感が感じられる凄い奴です。お勧めします!
以下は以前のレヴューです。
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【ピノ・ノワールの持つフィネスの塊!素晴らしい!!】 
何しろ・・・村名よりも高価なACブルゴーニュですからね・・・。皆さんの反応はどうなのかと、興味は尽きることが有りません。
通常の感性であれば・・
「¥5.000近くもするブルゴーニュ・ルージュ?しかもマルサネの生産者?・・・いらん!」
となるところでしょうが、飲んじゃったら・・・ね・・
「・・げげっ!・・・おっ?・・・そうゆうことか!」
と気付かれるでしょう。
そうなんですよ・・・。このル・シャピトルは、ブルゴーニュ・ピノ・ノワールのフィネスに特化して、
「ブルゴーニュを表現した!」
ワインなんです!
決してマルサネを・・もしくはマルサネの生産者たるものが造ったブルゴーニュ・ルージュ・・そんな側面は二の次なんです!

恐ろしいほどフィネスの塊です。これはブルゴーニュ・ピノ・ノワールであり、マルサネ・ルージュでは無いんです。
むしろ、「ブルゴーニュ・ル・シャピトル・ルージュ」以外の何ものでも無く、
「マルサネより、クロ・デュ・ロワより凄いフィネスを持つ、よりポテンシャルの高い畑。それがたまたまACブルゴーニュしか名乗れなかっただけ」
なんです・・・。
ま・・・飲まないと理解できないかもしれません。理解が遅れているマルサネの村の畑では起こりえた訳です。
圧倒的なフィネス・・・是非包まれてみてください・・。ライバルは・・実はマルサネ・ロゼ!フルール・ド・ピノです!
これも高いんだ!・・でも・・この二品は外せないと思いますよ。
カテゴリー・キラーとなったこのワインは、飲む価値が高いです。是非是非・・トライしてほしいと思います!ちなみにリアルでは評価の対象とはされていません。無かったのかもしれませんが・・!ご検討くださいませ!
by Oisy
2012 Marsanney Rouge Clos du Roy Domaine Sylvain Pataille 上で書いた通り洗練度が一気に上がり、クロ・デュ・ロワの後にマルサネ・ルージュをテイスティングすると気づかなかった僅かな曇りを感じる。くらいにクロ・デュ・ロワは澄んだワイン。
にして、複雑性が増えた事もあり、エレガンスとより冷たい緻密な酸を感じる。
伸びやかなアフターも生葡萄を噛んだ時のようにフレッシュでドライながら甘く伸びやか。