ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス

トラペ・ペール・エ・フィス

フランス Domaine Trapet Pere et Fils ブルゴーニュ
● 感動的な味わいでした。2019年もので・・ついに・・ビオディナミ転向後、20数年を掛けて自身のワインの味わいを完成させたと言えます。その答えとなるキュヴェは、実は・・ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フェスの2019年もの全てで確認出来ます。勿論そのトップはシャンベルタンが究極の姿をしていると思いますが、どのキュヴェを飲んでも・・

「そのアペラシオンでトップの質感を持っている」

とご理解いただけるでしょう。そしてその上で、

「実はドメーヌ・トラペの根本は、この20数年間何も変わっていなかった。」

とも・・知るでしょう。トラペの畑、葡萄、醸造を取り巻く全ての環境が変化、成長、熟成するのに20数年と言う年月が必要だっただけなのでしょう。

 そして2019年もので初めて造った「キュヴェ1859」・・。このワインをもし飲むことができるなら、「トラペの根本は何も変わっていない」ことを教えてくれます。そして、この類稀な美しさ、フィネス・・・「質感」と言う言葉が、ワインを言葉にする時に最も重要だと思い知るでしょう。是非この「圧巻な質感」に触れてみて下さい。


 ついにブルゴーニュワインのトップに並んだのは間違いないと言えます。
左はラ・ルヴェ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌の2019年ミレジムのページです。早々たる顔ぶれに驚きますが、・・まぁ、確かにあのクロ・デ・ランブレイの100点取得にはビックリ・・。常連である「トラペ」の100点は、むしろもう珍しくは有りません。

 ただし・・2019年もののトラペは、ある意味「お化け並み」の質感を持っていると感じました。「物凄い質感!」・・これに尽きるかと。

 シャペル=シャンベルタンのツヤツヤとしたミネラリティに包まれた物凄い要素の質感。村名に至っては、キュヴェ1859の完璧と思えるようなバランス。これはいつもの年なら「オストレア」に混ぜられている葡萄で仕上げたものらしいんですが、もう・・べらぼうに旨いです!・・そして、仲間?を奪われたオストレアの縦伸び系の見事な味わい!

 また下級クラスも凄いです。マルサネの赤、白は・・とてもマルサネとは思えない質感を感じさせてくれますし、いつも美味しいコート・ド・ニュイ=ヴィラージュはキュヴェ1859を一回り小さくしただけ・・みたいな味わいなんですね・・これ、いつもはそれなりに沢山いただけるんですが、2019年ものは抑え込み失敗・・今回ご紹介分だけです。

 パスグラのア・ミニマも凄いです。いつも美味しいので、

「評価が低過ぎる!」

と言い続けて来たのが少しは効いたのか?・・何と、あのジャスパー・モリス氏が89点!・・在り得ないですね。あの人はいつも87とか86とか・・でしたから。まぁ、2018年ものにティム・アトキン氏が90点付けたのが効いたのかもしれません。

 このブルゴーニュのトップクラスのワインの中では、実は・・

「トラペのワインが一番リーズナブル・・」

と言う事実に驚かれるかもしれませんが、左のLRVF誌でもトラペの2019シャンベルタンは、価格を書いてないロマネ=コンティをはじめ、ルソーが2000ユーロ、ルロワが10000ユーロで、このところ価格が上がってしまって手の出なくなったクロ・デ・ランブレイが480ユーロとほぼ同様な500ユーロになっています。

 どのキュヴェも非常に少ないので、

「兎に角、何でも良いから1本でも!」

飲んでみて下さい。

 最高のヴィンテージの、ブルゴーニュ最高のドメーヌのワインです。お勧めします。

■ドメーヌより
 2019年は春は温暖で気温が20℃くらいになる日もあったが、4月になると気温が低下し、2016年や2017年の霜の被害を思い出させるような天候だった。4月末になると一旦気温が上昇して回復傾向に向かったが、5月になると再び気温が低下。6月も気温の乱高下があり、安定しない気候が続いた。7月にようやく夏らしい気候になって葡萄の成熟も進んだが、今度は酷暑が続いて葡萄は水不足のストレスにさらされることになった。それでも我々の畑の古木は健気に耐えて、小さいながらも果皮が厚く、酸味もしっかりとしたほぼ完璧に近い葡萄が収穫できた。魅惑的で豊かな果実のアロマ、たっぷりとしながらも絹のように滑らかな舌触り。昔を思い起こせば目が覚めるほど素晴らしかった1929年や豪華絢爛だった1959年、最近で言えば豊かで輝いていた2009年を連想させるほどで、繊細かつエネルギッシュな味わいは正に「9」が付くヴィンテージにふさわしいワインと言えるだろう。

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 2018年のドメーヌ・トラペです。いや~・・ビックリです・・。どうしてこんなに変われるのか・・劇的な変化を遂げた2018年でした。

「・・そんなこと言ったって、トラペはトラペでしょ?・・誰だって飲めば判りますよ・・」

とおっしゃるかもしれませんが、いや~・・・もしブラインドで出されたら、絶対外すと思いますよ。

 noisy 的には、

「攻撃された ナマコ が取る行動!」

みたいなものに感じられまして・・はい・・。


 ナマコは危険を感じると、

「内臓を身体から出して逃げる」

そうです。そうやって内蔵を食べさせて逃げ切るのかな?


 で、2018年もののドメーヌ・トラペは2016年以前のキュヴェと比較しますと、内臓と皮が逆転しちゃってます。

 つまり、

「マンモスなクリスタル風ミネラリティが表面に、愛らしくふっかふかに優しい果実味は完全エキス化され中心部へ」

と移動しています。これは、noisy がテイスティングしたキュヴェ、全てにおいて言えることなんですね。


 ですので、

「まるで メオか、ヴォギュエか、ルーミエか?」

みたいな感じがしていまして、noisy の脳も相当に揺れています・・。


 そして、シャルドネも全く同じなんですが、非常に理解しやすい味わいになっていますので、

「・・そんな訳ないでしょ・・でも確かめるにはすぐに美味しく飲めないとなぁ・・」

とおっしゃる方にはシャルドネを、

「それは面白い!」

と思われましたら、早い段階でさくっと飲むのでしたら「村名ジュヴレ以下」、早い段階で時間を掛けて飲めるのでしたら「村名オストレア以上を」お勧めいたします。


 ほんと、目が離せない・・ですよね。凄い状況になって来ました!是非ご検討くださいませ。

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 2017年のドメーヌ・トラペのご案内です。2013年に続き、またまたトラペがやってくれちゃいました・・。また価格が上がるか・・と懸念も有りますが、海外のワイン販売サイトをアチコチ見てみると、異変が起こってます。トラペの下~中級キュヴェが軒並み完売になってるんですね・・。どう言うことなんでしょう?

 実は、ル・ギィド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス誌(旧クラスメン)が、2017年シャンベルタン/トラペに20点満点を付けちゃったんですね。勿論、他のワインもそうですよ・・写真はこちら。
 あの村名アレアでさえ、17点と言う高い評価でした。

 ル・ギィド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランスは以前はクラスメンでしたし、現在も月刊のル・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランスを出版していますので、皆さんももうお馴染みかと思います。


 で、noisy も2017年ものは気合を入れてテイスティングに臨んだ訳です。2015年は本当に美味しく、2016年ものもその延長で厳しかった年を乗り越えました。まぁ、noisy的には2016年の方が好きかもしれませんが・・。

 2017年もののドメーヌ・トラペは・・もう以前のトラペとはかなり異なっています。これは、ユベール・ラミーの2017年でも同様のことを言ってますので、

「・・お~い・・またかよ・・」

と思われるかもしれません。

「もう作り話は・・いらないよ・・」


 でも、そうじゃないんです。


 トラペの柔らかで優しい作風。それはおそらく皆さんも認めるところでしょう。それが好きか嫌いか・・も人それぞれです。

 しかし2017年ものは、そんな安易な言葉では表現できない、いや、間違っているとさえ感じるほど、全体的な印象は異なったものとなって感じられるはずです。

 noisy 的には、それは2017年特有のものなのか、単なる偶然の産物なのかは判断できていません。

 要約してしまうと・・こんな感じかと思います。

「2017年のドメーヌ・トラペは、それまでの彼らのワインそのものを透明感の高いミネラリティの透過性カプセルで包み込んだ!」

と言えます。


 なので・・もう、全然違って感じられてしまうんですよ・・今までのトラペのワインと。それが顕著なのが下~中級キュヴェです。もしブラインドテイスティングで出されたら、全く当たらないと・・思いますよ。noisy も散々迷って・・当てられるかどうか・・と言うところかと思います。

 素晴らしいミネラリティのヴェールを得て、柔らかでエレガントな液体は光り輝いています。

 だから、海外でも今まで散々残っていた下級キュヴェがすでに完売しているんじゃないか?・・などと思っている訳です。

 そして、20点満点のシャンベルタンですが、フィネスの担当さん、K君によりますと・・

「ルーミエのミュジニーより旨い!」

と言って憚りませんでした・・(^^;;・・マジか~?・・どっちも飲ませろよ~!・・


 と言う訳でして、このマンモスな量ながら滅茶苦茶美しいミネラリティを衣に得たトラペですが、これがこの先も続くのか、それとも2017年と言うヴィンテージの特徴なのか?・・と言う疑問は先送りすることになりますが、少なくとも2017年のトラペが驚くほど変わって、しかも驚異的に美味しいのは間違い在りません。・・ちょっと煽った感じに取られるかもしれませんが、

「騙されたと思って、パスグラでもA.C.ブルでも白でも・・飲んでみてください。」

とお伝えしましょう。

 勿論ですが、noisy も未だ飲めていない1級以上のクラスも、「ル・ギィド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」がこれほどに高い評価をしていますので、間違い無いと思われます。

 貴重な、しかも分岐点的なヴィンテージになった2017年かと思われます。是非ともご検討くださいませ。

■生産者のコメント
 2017年は春から暖かく早熟で3月末にはすでに葡萄の葉が開いている畑もあったほど。4月末には2016年同様、霜の気配が漂ってきたが藁を燃やして煙幕を張ることで霜害を回避することができた。5月になっても暖かい気候は変わらず開花期も問題なく経過。7月は猛暑で中旬には色付きも始まり、まるで2009年を彷彿させるような早熟具合だった。7月末に雨が適度に降ったことで葡萄の果皮が厚くなり、8月の天気が良好だったおかげで種も果梗も良く熟して完璧と言って良いくらいの健康状態になり、2017年が素晴らしいヴィンテージになるであろうことは疑いようもなかった。気品がありつつも豊かな味わいで、すでに優雅さと偉大さを醸し出している。エネルギーに満ち溢れ、かつエレガントなワインは舌が肥えた愛好家さえも惹きつけるだろう。
━━━━━
 ジュヴレのビオ生産者、ドメーヌ・トラペです。しなやかで優しい、美しいワインで尖った部分が無いです。


 1868年から6世代にわたってジュヴレ シャンベルタンでワイン造りを続けているこのドメ ーヌは、代々少しずつ畑を増やしていき、現在では13haの畑を所有しています。現当主のジャンルイ氏は物腰柔らかく穏やかな人物で、1996年からビオディナミを導入して自然を最大限に尊重したワイン造りを行っています。

 畑の手入れはビオディナミで化学肥料や除草剤は一切使用していません。ジャンルイ氏の
「ビオディナミにおいて、人間の役割は葡萄が安定して育つように支えてあげることが大事で、畑仕事と選別をしっかりやれば、あとは葡萄が勝手に良いワインになるように働いてくれる。」

という言葉の通り、クォーツ(水晶)の粉末を定期的に畑に撒くことで土壌の活性化を促し、植物のエネルギーを引き出して病気に負けない木を育てることを目指しています。葡萄の木の仕立ては片翼式ギュイヨ、コルドンロワイヤルで春に厳しい摘芽を行い、凝縮した葡萄のみ収穫しています。樹齢も高いものが多く、植え付けも1ha当たり約12000株以下にし、収量を抑えることによって品質のレベルを高める努力をしています。

 収穫は全て手摘みで行い、畑と醸造所でそれぞれ選別し、醸造所では除梗前の房の状態と除梗後の粒の状態での2度に渡る選別が15人で行われます。除梗は約30%で、開放桶で低温浸漬を行い、3~4週間かけてゆっくりアルコール醗酵をさせます。必要に応じて櫂入れを行い、空圧式圧搾機でプレスした後にワインは樽へ移され、樫樽で15~18ヵ月熟成されます。樽は主にトロンセ、アリエ、ヴォージュ産のものが使われています。

 収穫は全て手摘みで行い、畑と醸造所でそれぞれ選別し、醸造所では除梗前の房の状態と除梗後の粒の状態での2度に渡る選別が15人で行われます。除梗は約30%で、開放桶で低温浸漬を行い、3~4週間かけてゆっくりアルコール醗酵をさせます。必要に応じて櫂入れを行い、空圧式圧搾機でプレスした後にワインは樽へ移され、樫樽で15~18ヵ月熟成されます。樽は主にトロンセ、アリエ、ヴォージュ産のものが使われています。


2019 Gevrey Chambertin Ostrea Magnumbottle
ジュヴレ=シャンベルタン・オストレア・マグナムボトル

16721
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス

■海外メディア情報
91-93 points Vinous
90~92 Points Robert Parker's Wine Advocate
92~94 Points Jasper Morris Inside Burgundy
■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。畑の広さは約2.5ha、最も古い木は1913年に植樹されたもので平均樹齢55年になります。骨格と力強さを与える「En Dérée(アン デレ)」、凝縮感を与える「Champerrier(シャンペリエ)」などの区画の葡萄をアサンブラージュして造られます。タンニンと果実味が豊かでストラクチャーがしっかりしており、肉厚なイメージのワインです。「OSTREA」は化石の名前から取っています。
■イギリスのワイン評論家 Neal Martin氏による2018年物の試飲コメント
 ワイルドベリーやイチゴのコンフィのエレガントで素晴らしいアロマが感じられ、樽熟によってワインに完璧に溶け込んでいる。繊細で豊かな口当たり、タンニンも柔らかく酸味も適度にある。とてもジューシーで除梗率は30%ほどだが梗のニュアンスはほとんど感じられない。2018年物は私がかつて味わったことのない、最高の「オストレア」になるだろう。
1500ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥29,990 (外税) 
【毎年のオストレアとは全く異なる味わい・・豊かで真ん丸なパレットは描きませんが、かなりの高域にまで伸びて行く縦伸び系のジュヴレです!】
 イメージ的には・・

「ん?シャンボール?」

と一瞬思ってしまうほどに・・テクスチュア良く、高域にまで駆け上がれるアロマの細やかなニュアンスが有ります。

 よく言うのは、

「まるでお花畑に・・xxx」

 みたいな感じですね。

 いつもの年ですと、通常のジュヴレよりもオストレアが常に早くから美味しい訳です。真ん丸なパレットでふくよかで・・完璧さを思わせるジュヴレ=シャンベルタンです。

 ところが2019年ものは、葡萄の出来が良かったこともあるのでしょう。「スペシャル・キュヴェ」を仕立てた訳ですね。それもオストレアになるべき葡萄を使って・・です。

 ですからオストレアの数量が激減し、真ん丸なオストレアではなくなった・・と言う訳なんです。


「・・んじゃ?オストレアは美味しく無い訳?」

と聞きたくなると思うんですが・・その答えは・・こうです。

「素晴らしいです。ポテンシャルは2018年ものを超えます。ただし、今飲んでポテンシャルの全てを開放はできないので、昔のような真ん丸なパレットは描けず、1~2年は待ってもらうようになります。」


 そうなんですね・・なので、今飲むなら、「村名」か「キュヴェ1859」です。ちょっとシャンボールチックな硬質さが有るので、

「少し硬めな、エキスたっぷりの縦伸び系ピノ・ノワールがお好きでしたら、今開けても2019年のトラペの素晴らしさで美味しく飲めるでしょう。」

と言っておきたいと思います。


 兎に角今までと違うスタイルです。でも・・

「果皮の味わいが濃くて・・素晴らしい!」

とも言いたいです。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【素晴らしいポテンシャルです!・・凄いワイン!・・でも半面、以前のような、若い時期からの美味しさ、判りやすさはダウンしたかも・・】

 ようやくこのオストレア辺りに来ますと、海外メディア勢も少しはやる気を見せて来たらしく、気に入った者は少し高いポイントを、そうでも無いと普通に90~91Points 位でお茶を濁す・・そんな感じに読み取れます。

 因みにVinous のテイスターはニール・マーティンさんですから、ボトル写真の下のレヴューで、

「2018年物は私がかつて味わったことのない、最高の「オストレア」になるだろう。」

と言っていた評価こそが、

「92~94 Points」

と言うことになります・・


 まぁ、ニール・マーティンさんとは滅茶相性が悪いので、滅多に意見が合うことは無いんですが・・

「今回だけは・・何故かほとんど同じ!」

です・・・(^^;


 なので、写真の方も滅茶寄ったものを掲載します。色も補正していません。大きさだけです。色々映り込んでますが・・気にしないでくださいね・・アップするために撮った写真じゃないので・・。

 美しいですね・・赤が綺麗です。「完全エキス化」とは言っていますが、それは非常に難しいことだと思っています。収穫における「タイミング」と醸造における「タイミング」、全てにおいて、マッチさせないと出来ないと思っています。勿論ですが、そのタイミングにより、次のタイミング、レベルは異なるはずです。

 これ、素晴らしいと思います。

 ですが、

「早めに飲むならオストレア」

と言って来たnoisy は、

「2018年ものは撤回。2018年ものは早めに飲むなら村名ジュヴレ以下!オストレアを早めに開けるなら、充分に飲んで楽しむ時間を取ってください。」

と言い返させていただきます。

 素晴らしいポテンシャルをお楽しみくださいませ。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
-----
【こっちの方角に来るとはビックリ!・・そして何と素晴らしい1級群と同評価の17/20Pointsです!】

 超・・エレガントです。有り得ないほど美しい・・です。

「こんなジュヴレがどうして造れるのか!?」

と言うほど・・です。


 2016年もののコラムで、「変わって来た」と書きました。ちょっとエマニュエル・ルジェが入った感じを受けたからです。なので、下のキュヴェからのテイスティングで、物凄いミネラル感を感じていましたが、

「オストレアは・・2016年の延長上だろう」

と思ってテイスティングに臨んだものの、全く・・異なりました。やはり、トラペはトラペだったのです。


 しかしながら、そのクリスタルなヴェールを得て、このワインの印象は大きく変わったのも事実です。


 今までは、優しく、どこか「ぽわん」とした柔らかな感じでしたので、村名ジュヴレよりも村名ジュヴレのオストレアを是非飲んで欲しい・・と言い続けていました。

 でも2017年ものは異なります。勿論、この超絶なトラペならではのエレガンスの美しいワインですから、今飲んでも充分、満足いただけます。

 でも、このワインの本当の姿は・・10年ほど経たないと判り得ないと感じます。旧クラスメンが17点付けた村名ワインです。

「・・判ってるじゃん・・」

と・・すみません・・上から目線で言わせていただきます。歴史に残るワイン・・残したいワインです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【いつも素晴らしいオストレアは2016年も健在です!・・でも少し方向が変化して来ました!】

 このオストレアはいつも美味しくて、noisy のお気に入りです。

 2016年ものも、ほんの僅かタイトに感じるタイミングでのテイスティングになりましたが、2015年ものとほぼ同レベルの仕上がりと言えるかと思います。

 しかしながら・・色合いも比較してみてください。違うんですよ・・。やや収穫時期が遅いはずなんですね。その性でしょうか・・ルジェ的なエロさが、トラペにいつも感じる美しい鳩の血のようなニュアンスにトッピングされているんですね。

 さらにはそれを覆うように鉄っぽく、ち密なミネラリティが存在しています。非常に複雑性の高い味わいに仕上がっています。

 ある意味、下級クラスのワインには2016年のトラペの傾向が素直に表れていると思います。中級から上のワインには、要素、質感が覆ってしまう表情が有りますから、一見するだけだとそれは見えにくいかもしれません。

 しかし、やはりこのワインはトラペを代表するワインだと思います。そして平気で四半世紀の間、熟成することも可能です。飲んでみてください。素晴らしいワインです。(でももうちょっとだけ・・2カ月ほど置くのが正しいと思います。)


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【超繊細な2014年の密度を、さらに倍にしたかのような素晴らしい味わいです!マスト・バイでしょう!!】

 素晴らしいエナジーです。シルキーさを何層にも重ね合わせたような厚いニュアンスが有りつつ、全く「節操の無い感じが無い」、高質さに満ちています。

 あ、すみません・・オストレアではない通常のジュヴレは6本しか無いので・・テイスティングできませんでした。そうじゃなくても予算オーバーなので・・すみませんです。

 しかし凄いです。ビターなんですが、これを言うと勘違いされそうで言いたくない・・でも言わないといけない・・と葛藤しています。でも・・言ってしまいますが、「ビターなチョコ」さえ感じるほど・・なんですね。でも甘く無いんですよ。そして果実もしっかり、小さな果実の集合体ですが・・もちろんそれだけでも無い・・。

 あの素晴らしく美味しい、オリヴィエ・バーンスタインの村名ジュヴレをさらにナチュラルに、ピュアに、何層か重ねたような見事な味わいです。

 今飲んでも充分に満足してしまうと思います。・・いや、勿論ですが好みは在ると思いますよ。でも、柔らかく包容力のあるテクスチュアに包まれ、複雑精緻ながら非常に感性されたパレットでもてなされます。ジュヴレ的で有りながらもアペラシオンを超越しているような感じもします。気が付けばあっという間にボトルが空になってしまっていて、通常のジュヴレの分も想像しようと翌日に持ち越してさらに様子を見たい・・とは思っていたものの、困ったことになってしまいました。素晴らしいジュヴレでした!ご検討くださいませ!超お勧めです!


 以下は以前の「オストレア」のコメントです。
━━━━━
【繊細さの中に繊細さを持つかのような超繊細なジュヴレ!滅茶苦茶旨いです!・・可能なら是非ともこれを飲んで欲しいです!】

 滅茶苦茶美味しいです!・・オストレア、これほどまでに素晴らしかったかと・・見直してしまいました。

 半面、ティム・アトキンさんの評価が91Pointsと低いのが気になってしまいました。やっちまったな?・・と言う気がしています。まぁ、この部分はジュヴレ村名で書いてますんで、是非読んでみてください。

 非常に美しいです。美しさを積み重ねないとこうはなりません。決して重くならないのに表現は積層しています。低域はまだやや軽めですが、そんなことはまず気にならないほど、中域から高域、超高域の美しさ、その密度に夢中になってしまうでしょう。

 まだ若いワインですよ・・一番良い時のフィリップ・パカレのジュヴレのエレガントさを数倍の密度で表現している・・そう言ったら一番判り易いかもしれませんね。2002年とかのパカレです。軽やかでフラワリーでジューシーでスパイシーで・・思わずクラッと来た、パカレの薄い旨さを何十層にも積層させた感じなんですよ。単純に濃い・・と言うのは全く違います。軽やか、エレガントなものが積み重なって、この素晴らしい表現をしています。

 そして、とてもナチュラルですが、全く危険性を感じません。とことん、健全です。ポテンシャルを取る必要が無い、単純な美味しさもたっぷりですから、決して難しい顔をして飲まずに済みます。しかしそのパワーは隠せないでしょうから、

「・・これ、数年後にまた飲みたい!」

と思われるでしょう。


 フーリエも旨いですが、よりナチュラルで玉ねぎ的な・・剥いても剥いても・・みたいな美味しさはフーリエには余り感じないかもしれません。フーリエのジュヴレはシームレスですよね。こちらは、まぁ、シームレスでは無いとは言えないのかもしれませんが、美しさの積層感です。まったくのドライですが、これほどまでに完成された美味しさは滅多に無いと思います。

 一つお願いです。届いて時間が経ってませんので、出来ましたら少々休養をあげてください。ビックリするほどシットリしてくるでしょう。noisy 的には、

「トラペも来たな~・・どこまで行くんだろ・・」

と思っています。

 シャンベルタンはルヴェ・デュ・ヴァン19.5/20、アドヴォケイト95~97 のようです。ルヴェ・デュ・ヴァンは2013年で満点でしたが、2014年は0.5点落としていますね。見方はそれぞれですが、トラペは未だに成長しているのが・・noisy には見えます。オリヴィエ・バーンスタインのジュヴレも素晴らしいですが、これほどにナチュラルではありません。少なくとも1万円以下では敵無しな村名ジュヴレ=シャンベルタンと言っておきたいと思います。超お勧めです!是非とも飲んでみてください。