ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ

ヴァンサン・ドーヴィサ

フランス Domaine Vincent Dauvissat ブルゴーニュ
● 「マジですか!」と驚きの評価が付いた2023年のヴァンサン・ドーヴィサをご紹介させていただきます。

 ただし2024年ものの生産が少量予想のため2023年ものの出荷を抑え次年度に回したとのことで、何故かいつも入荷の在った「レ・クロ2023」は入らず、代わりに?・・2020年もののレ・クロが入っています。悪しからず・・ご了承ください。

 この数年、親戚のラヴノーに追い付き超えたんじゃないか?・・等と申し上げて来ました。数年前までは入荷数もそれなりに有り、テイスティング出来ていたんですがこの何年かはとても飲める数量が入って来ていないため、

「記事を想像で書くしかない」

状態になってしまっています。

 しかし、メディアの評価を分析することは可能でして・・それで誤魔化してご案内している現況ではあるんですが・・

「何と、どう見ても・・これはラヴノーの2023年ものよりも高い評価じゃないの?」

と思えてしまうんですね。なのでその辺をここで書かせていただこうと思います。


 まずは以下をご覧ください。入って来ないアイテムは除外しています。またメディアはティム・アトキン・コムとジャスパー・モリスさんのインサイド・バーガンディに限定しています。

■ラヴノー
・2023 Domaine Francois Raveneau Clos
 97 Points Tim Atkin
 94~97 Points Jasper Morris - Inside Burgundy

・2023 Domaine Francois Raveneau Foret
 92 Points Tim Atkin
 89~92 Points Jasper Morris - Inside Burgundy

・2023 Domaine Francois Raveneau Chablis
 90 Points Tim Atkin
 88~90 Points Jasper Morris - Inside Burgundy

■ドーヴィサ
・2023 Rene et Vincent Dauvissat-Camus les Clos
 97 Points Tim Atkin
 93~95 Points Jasper Morris - Inside Burgundy

・2023 Rene et Vincent Dauvissat-Camus la Forest
 94 Points Tim Atkin
 92~95 Points Jasper Morris - Inside Burgundy

・2023 Rene et Vincent Dauvissat-Camus Chablis
 90 Points Tim Atkin
 89~92 Points Jasper Morris - Inside Burgundy

 ラヴノーさんのメディア評価が揃っていない点は考慮しないといけないんですが、とりあえずどちらの生産者さんも2社の評価が有りますので、そこに目を付けた訳です。

 看板ワインの一つ、G.C.のレ・クロ(クロ)はトップの評価が同じ97ポイント、次点でラヴノーさんが有利で・・ここはとりあえずラヴノーさんが取ったことになるかもしれませんが、97ポイントで同じなので微妙では有ります。

 1級ラ・フォレになりますと、2社ともドーヴィサが2ポイント以上も引き離しています。実はアドヴォケイトは96ポイントまで評価しているので、ここはドーヴィサに軍配かな・・と思います。

 村名になりますと珍しくジャスパーさんが2020年の上値91ポイントを超える上値92ポイントでラヴノーの90ポイントを2ポイント引き離しています。ジョン・ギルマンさんも同じ92ポイントで、こちらも微妙ながらドーヴィサ有利かな・・と。

 なので、今のところはラヴノーが有効1のみ、ドーヴィサが有効1,1本勝ち 1 ・・と言う感じなんですね。

 まぁ・・グラン・クリュ・レ・クロの評価をするのは非常に難しいと思います。あの畑のワイン、気分屋な部分がありまして、とにかくミネラルがキツイので・・それが悪い具合に内向きになっている時に飲むと、

「表情が何も出て来ない・・バッキバキ」

になっちゃうんですね。なので、ラヴノーが1本勝ち 1、ドーヴィサが有効 1、1本勝ち 1 が妥当かもしれませんが、それでも・・ドーヴィサが優勢でしょう?

 いや・・こんなことを書いて良いのか判りませんが、少なくとも・・

「ドーヴィサは完全にラヴノーに追い付いている」

のは間違い無いでしょう。

 そして昔から noisy の愚だ話しを耐えつつも読まれている方ならお判りかと思いますが、

「ドーヴィサのラヴノー化が止まらない!」

と書いたのはいつだったでしょう・・もう、結構に前になるかと思いますが、

「もはやソックリ?」

なんじゃないかと思いつつも、飲んで再確認できないのがつらいところです。

 ラヴノーのワインはとんでもなく高価になってしまいましたので、ヴァンサン・ドーヴィサ..非常にお買い得に見えるんじゃないかと思います。素晴らしい2023年でしょう!・・ご検討いただけましたら幸いです。

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 2022年のヴァンサン・ドーヴィサです。引退して悠々自適、ドメーヌを息子さんに任せていたルネさんはこの年、亡くなられたようです。

 残念ながらこの数年、樽に抑え込まれていた風味のベクトルが真逆になり、まるで親類のラヴノーのワインかと見まごうばかりになったと同時に人気も復活、入荷数だけは以前のようには復活しませんで、テイスティングはできませんでした。

 ですが、元々からA.C.シャブリで滅茶素晴らしいドメーヌですので、高くなったとは言え、絶品の味わいであることも間違いありません。ご検討くださいませ。

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 2021年のヴァンサン・ドーヴィサです。入荷するのか?・・そもそも輸出できるのか?・・と想像されるほど少ないと言われていましたが、ごく少量のみの入荷です。

 もはやシャブリのトップの座を取り戻した感が有りますが、テイスティングで確認できない現状は残念至極だとしても、それは海外メディアの評価を見てもラヴノーと全く同じか僅差、もしくは凌いでいることからも判ります。

 特に2021年ものは最高のヴィンテージのひとつとも思われる2020年ものと同等、もしくは凌ぐほどの評価で、特に1級のラ・フォレが上値95ポイントにまで上がって来ています。勿論、看板ワインのひとつレ・クロも上値97ポイントと脅威の評価です。

 少なくとも数年は寝かせていただきたい逸品かと思われますが、5年以上前のヴァンサン・ドーヴィサからは想像しえない表情に出会えるでしょう。あれほどまでにクラシカルなシャブリの表情を見せていた訳ですから・・。生まれ変わった新生ヴァンサン・ドーヴィサです。ご検討くださいませ。

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 ヴァンサン・ドーヴィサがついに・・いや、少なくともラヴノーに追いついた!・・そんな2020年になったようです。

 この何年かの間に激変し、

「ドーヴィサはラヴノーにそっくりになった・・」

とお伝えしてきました。定点観測していましたので・・良く判ったんですが、

「ん?・・そんなことないでしょ?」

と思われていらした方も多いんじゃないかと思います。


 そしてついに・・飲めないような数しか入らないようになった2019年ものから、さらに大幅減を喰らいまして・・もはや Noisy wine の営業的には何の影響も無いほどまでに・・。

 そんな訳でして、テイスティングは出来ていませんが、ある程度のレヴューは書けたかと思います。ご検討下さませ。

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 ヴァンサン・ドーヴィサの2019年です。ビックリするほど少ないです。天候は完全とは言えないヴィンテージで、ミルランダージュに加え、乾燥にもやられたようですが、その分、凝縮した果実が得られたようです。

 例年ですと海外メディア情報もそれなりに集まるんですが、テイスティングに出すほど造れなかったのか?・・ヴィノスの評価位しか見当たりません。ですがヴィノスでは、素晴らしかった2018年を凌ぐ評価をしています。

 何しろ、毎年恒例の村名シャブリのテイスティングさえできない本数で、全部合わせても1ケースに満たず・・ちょっと笑っちゃいました・・。って笑ってちゃいけないんですが・・何しろ、

「ラヴノー化が止まらないドーヴィサ」

を、しっかりチェックしようと思っていたので非常に残念です。


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 2019年はシャブリでは局地的な春の霜の被害、開花時期が湿度が高く低温だった為の花ぶるいや結実不良、夏の猛暑と乾燥等がありました。ヴァンサン・ドーヴィサでは2018年産の半分の生産量ですが、ワインはより凝縮感と緊張感があります。どのキュヴェも高いレベルにありますが、特にレ・クロは栽培期の暖かさとは対照的な完璧な直線性を示しています。


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正規輸入のヴァンサン・ドーヴィサ、2018年が到着しましたのでご案内させていただきます。

 長くお付き合いさせていただいているルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサ(海外ではドーヴィサ=カミュのラベルが多いです)ですが、2010年代に入ってより顕著になってきた「自然派のニュアンス」が2017年ものでは、

「・・まるで・・ラヴノー?」

と言った風情に驚かされました。


 勿論ですが1級以上は入荷数が少なく、このところは飲めないにせよ、村名シャブリを毎年開け続けており、その変化を確認しています。

 そして2018年、やはり村名シャブリをテイスティングさせていただきましたが、

「・・これ、ラヴノーじゃないの~?」

と言うような印象は、確信へと変わっています。


 ラヴノー的な「つやっつや」なテクスチュアと、そのミネラリティのコーティングに包まれた更に内側にあるミネラリティの中の果実に、大きな喜びを感じつつも、一抹の寂しさをも・・感じています。

 海外メディアの評価的には、すでにラヴノーと同等、もしくはその上の評価さえ受けています。古典的なシャブリの大家で有ったルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサも、その、

「古典の時代を更に時間を戻した造りになった」

と考えれば、諸手を上げて賛成することにはなるんですけどね。


 ただし、滅茶美味しいのは間違い在りません。「つやっつや」の「てっかてか」です。美味しく無い・・と言う人はいないと・・思います。ノスタルジーも感じられるに違いないでしょう。ご検討くださいませ。


━━━━━
 シャブリのトップ・ドメーヌと言えば、フランソワ・ラヴノー と ヴァンサン・ドーヴィサ(昔のルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサ)で決まりでしょう。この両家は姻戚関係にあり、常にトップの座を争っていると言えます。

 また、ドーヴィサという名前はシャブリに何軒か有りますが、時々ドメーヌ・ジャン・ドーヴィサさん当たりは混同されてネットに出ていることも有りますのでご注意くださいね。また、ヴァンサン・ドーヴィサのワインは、時にはドーヴィサ=カミュ でも出ていますが、どちらも同じものです。

 ヴァンサン・ドーヴィサのシャブリ特級・1級は実に長命で、良い年なら15年以上熟成すると言われています。また、ACシャブリの生産も始めましたが、これも1ヘクタール程度で、需要に対してとても少ないと言えます。

 例によって僅少の正規品です。


2023 Chablis
シャブリ [販売条件有り]

19598
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
シャブリ
ドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ
ヴァンサン・ドーヴィサはお一人様どれか1本限定+このワインは販売条件の無い他の造り手のワイン2000円(税別)以上
販売条件:ヴァンサン・ドーヴィサはお一人様どれか1本限定+このワインは販売条件の無い他の造り手のワイン2000円(税別)以上、販売条件分を後にされる場合は12時間以内にお願いいたします。
 なお2025年5月21日(水)より出荷可能です。最短到着地域で5月22日(木)が最短のお届け日です。ご注意くださいませ。

◆◆◆メディア情報
◇2023年もの
 92 Points 2025~2055 John Gilman View From the Cellar
 90~92 Points Wine Advocate
 89~92 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
 88~91 Points Allen Meadows Burghound
 90 Points Christy Canterbury M.W. TimAtkin.com
◇2022年もの
 94 Points Decanter
 92 Points James Suckling
 90~92 Points Wine Advocate
 90~92 Points Vinous
 89~92 Points Burghound
 89~92 Points Jasper Morris
◇2021年もの
 93 Points Decanter
 89~91 Points Allen Meadows - Burghound
 89~91 Points Vinous
 90 Pints Tim Atkin
 90 Points John Gilman
 87~89 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
◇2020年もの
 93 Points Decanter
 91 Points John Gilman
 89~91 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
 89~91 Points Allen Meadows - Burghound
 88~90 Points Vinous
■エージェント情報
 シャブリで最も偉大な生産者。唯一、その品質に肩を並べるDomaine Raveneauとは親戚にあたります。1920年代、ロベール・ドーヴィサ氏がドメーヌの礎を築き、ドメーヌとして元詰めを始めたのは1930年代でした。その後、息子のルネによってさらにその名声を揺るぎないものとし、現当主であるヴァンサンは1976年からその父と働き始め、その全てを学びました。
 所有する11haの畑は2つの特級を合わせて約2.5ha、3つの1級畑が約6.6ha。近年、購入したACシャブリはまだ1ha程度で、とても世界中の需要に供給できるものではありませんが、常に高い水準の品質を保ち続ける信頼できる生産者です。
 セレナ・サトクリフ氏は、「すべてのシャブリのあるべき典型」と語るように、シャブリはもちろんのこと白ワインの最高峰のひとつであることは疑いようがありません。(割当品)
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥9,800 (外税) 
【ドーヴィサの2022年ものはラヴノー超え?・・割り引いて見たとしても、同じだと言えるかと!・・マーベラス!】

 長くラヴノーの後塵を拝して来たヴァンサン・ドーヴィサですが、この何年かの向上は物凄いものが有ります。数年前までは少なくとも1級ラ・フォレまでは飲めていたのですが、最近はどうにもこうにもならない・・まぁ、村名シャブリでも飲んでみれば、その人気も評価も高いことに何の違和感も抱かないでしょう。

 noisy 自身の2018年もののこの村名シャブリのコメントを見返してみると、

「ここまでラヴノーにそっくりだと・・云々」

と書いていますから、もはや同列は間違い無し。ラヴノーのようにエキスを多分に含んだ膨張感をミネラルコーティングしたような味わいも、完全にドーヴィさのものとしたように想像されます。

 で、メディアの評価ですが・・同じ畑をジャスパーさんが評価しているので、ジャスパーさんの評価だけでちょっと比較してみましょうか。

2022 G.C.レ・クロ
ドーヴィサ 93~96 Points
F.ラヴノー 94~97 Points

2022 1er ラ・フォレ
ドーヴィサ 92~94 Points
F.ラヴノー 91~94 Points

2022 村名
ドーヴィサ 89~92 Points
F.ラヴノー 89~91 Points

 まぁ・・同じですかね・・(^^;;

 ですが、アドヴォケイトとティム・アトキンさんはラヴノーの「2022クロ」には同様に96 Pointsと言う評価のようです。ラヴノーの評価が余り出回っていないので難しいですが、もう完全に同じのようなニュアンスです。


 ですので、村名で充分じゃないでしょうか。もし間に合いましたらお早めにカートに入れて決済まで行ってください。よろしくお願いいたします。



 以下は以前のレヴューです。
-----
【厳しかったはずの2021年でも海外メディア評価は・・変わらず!・・やはりドーヴィサのラヴノー化、ビオ化は間違い無し!?】

販売条件:2021年ドーヴィサはどれか1本+他の生産者さんのワイン1本です。順守をお願いいたします。

 最高評価のデカンター誌は2020年もの同様の93ポイント、バーガウンドのメドゥズも2020年と変わりなく上値91ポイント、ヴィノスとインサイド・バーガンディは上値1ポイント下げと言うことで、結局のところは・・

「史上最高評価だった2020年ものと変わらない」

と言うことかな・・と思っています。以前は2ケースは入っていた村名シャブリですが3本だけです。

 ラヴノーの2021年の評価を見ますと、村名シャブリにティム・アトキン氏は90ポイント、インサイド・バーガンディのジャスパー・モリス氏が87~90ポイントと言うことで上値で1ポイント、勝った評価をしています。

 因みにジャスパー・モリス氏は2021年のドーヴィサのラ・フォレに92~95ポイントと頭抜けた評価をしていますが、ラヴノーのラ・フォレには90~92ポイントと厳しく、ドーヴィサのグラン・クリュのレ・クロにはラ・フォレ同様の92~95ポイント、ラヴノーのレ・クロには93~96 ポイントとしており、ドーヴィサを上回る評価をしています。

 まぁ・・ジャスパーさんは思い切った評価をしていますが、聞く方としてはちょっと混乱する感じがしちゃいます。結局のところは、

「2021年のドーヴィサとラヴノーはほぼ痛み分け」

と言うことかなと・・noisy的には感じています。もう・・簡単には飲めなくなってしまいましたが・・何せ、村名でも93ポイント付いてますしね。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです
-----
【あっという間にラヴノー超え?・・と共に入荷量が激減・・どころの話しじゃなくなりました。】

 ドーヴィサのラヴノー化が止まらない・・そっくりだとお伝えして来ました。そして2019年ものは激減で長年続けて来た定点テイスティングさえ出来ない状況でした。

 そして2020年・・オファーをいただけたのは良いのですが、

「・・えっ?・・」

・・と、次の言葉が出て来ないほどの微々たる数字。もう、いただかなくても販売にはほぼ何の影響も無いレベルにまでなってしまいました。

 まぁ・・おそらくですが、ワイン屋さん連中も何も判って無いと思います。ちゃんと飲んで確かめている人はいませんから、ドーヴィサのワインがどれほど凄いことになっているかは、自身では確認できない訳ですね。このようになってしまいますと、さらに難しくなってしまう訳です。

 2020年ものは、唯一入っていたグラン・クリュのレ・クロも全て削られてしまいました。なので、村名と1級ラ・フォレは片手で数えられるほどの入荷数です。


 ですが・・評価も凄いことになってしまいました。写真の下にも掲載していますが、ご親戚のラヴノーさんの分も掲載させていただきます。

◆Rene et Vincent Dauvissat(-Camus) Chablis
93 Points Decanter
91 Points John Gilman
89~91 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
89~91 Points Allen Meadows - Burghound
88~90 Points Vinous
◆Domaine Francois Raveneau Chablis
88~91 Points DomaineJasper Morris - Inside Burgundy
90 Points Tim Atkin

 村名のシャブリはこんな感じ・・で、ジャスパー・モリスさんは痛み分け?・・ドーヴィサにデカンターが93ポイントも付けているのが凄いです。次は1級のラ・フォレです。

◆Rene et Vincent Dauvissat(-Camus) Foret
95 Points Decanter
93~95 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
94 Points John Gilman
92~94 Points Allen Meadows - Burghound
91~93 Points Vinous

◆Domaine Francois Raveneau Foret
94 Points Tim Atkin
90~92 Points Jasper Morris - Inside Burgundy

 1級ラ・フォレはどうでしょう・・これはドーヴィサがうっちゃってるように見えますね。ジャスパー・モリスさんは上値でも92ポイントと、いつもの悪いクセが出てしまっているように見えます。

 一応、貰えなかったグラン・クリュ・レ・クロも後学のため掲載させていただきますね。

◆Rene et Vincent Dauvissat(-Camus) Les Clos
96 Points Tim Atkin
93~96 Points Jasper Morris - Inside Burgundy

◆Domaine Francois Raveneau (Les) Clos
95~97 Points Robert Parker The Wine Advocate
93~97 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
96 Points Tim Atkin

 どうでしょう・・レ・クロはほとんど同点かと思いますが、幅は有るものの上値97ポイントまで言及している分、ラヴノーが僅かに俵を残しているように見えます。

 いや・・もうこうなってしまいますと、この先は厳しいですね。是非この機会に・・お早めにご検討ください。飲めずにすみません。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【もう・・ドーヴィサのラヴノー化は止まらない!】--以前のレヴューです。

 いや・・ここまでクリソツだと言葉にするのもシツコクなってしまいます。最もラヴノーのワインは高いし少ないし・・で、そんなにしょっちゅう飲めるわけでも有りませんので、あくまで記憶の中でのラヴノーのシャブリとの比較であることをお許しください。

 2017年もので感じた「ラヴノーのイメージ」は2018年ものでは「イメージ」に留まらず、実体そのものとして感じられてしまいました。

 「あっちゃ~・・」と言う気持ちと「やった~!」と言う気持ちが交錯し、何とも微妙な心持ちです。

 おそらくですが、noisy の私見は皆さんと共有されるに違い無いと思えるものです。

 2010年以前のドーヴィサのシャブリは、まさにシャブリ!と言えるようなフルフルとした襞の有るフリンティなミネラリティを表に出し、冷やかな柑橘に気品を感じさせる大きなシャブリでした。

 しかしながらそれ以降、どんどん自然派化して行くことになります。

 そのスピードは緩やかでは有りました。少なくとも2015年ものまでは・・。

 2016年もの以降、その変化の割合は倍々ゲーム以上で進んでいまして、2018年ものでは・・「ソックリ」と言えるほどです。


 それまでのドーヴィサの、「むき出しのシャブリ」を包み込む「ミネラリティのコーティング」。


 なので、むしろ襞の在るフリンティさは、そのコーティングにより閉じ込められたようなニュアンスで飲み手に届きます。しかしながら、このニュアンスは非常に心地良いものでして・・

「・・旨いな~・・」

と強く感じさせます。


 むき出しのシャブリ感が閉じ込められた性で、

「でも・・余りシャブリっぽくは感じなくなったか?」

と言う側面は否定できません。


 でも旨い・・でもテロワールの表現としてはどうなんだ?・・とか、結構に分析は混迷を深めることになってしまい、とても難しいテイスティングになってしまいました。


 2018年もののラヴノーはまだのようですので、2017年もので比較してみますと・・メディア評価はこんな感じです。

2017 シャブリ・レ・クロ/ラヴノー
Adovocate 96 Points
Vinous 97 Points
2017 シャブリ・レ・クロ/ドーヴィサ
Adovocate 96 Points
Vinous 98 Points

2017 シャブリ1級ラ・フォレ/ラヴノー
Vinous 92 Points
2017 シャブリ1級ラ・フォレ/ドーヴィサ
Adovocate 95 Points
Vinous 95 Points
Spectator 94 Points

2017 シャブリ1級ヴァイヨン/ラヴノー
Vinous 95 Points
2017 シャブリ1級ヴァイヨン/ドーヴィサ
Vinous 94 Points

2017 シャブリ/ラヴノー
Vinous 91 Points
2017 シャブリ/ドーヴィサ
Spectator 91Points
Vinous 91Points

 まあ、noisy のルートでは1級ヴァイヨンは入って来ないんですが、ほぼほぼ同じか、超えていると言うのもオーバーな感じはしないでしょう?

 ここまで来ると、

「ホントに別々に造っているのか疑惑」

も・・(^^;;


 それは言い過ぎだとしても、非常に似て来ていることは間違いないと言えます。

 因みにネットで拾った情報では、2018年のヴァンサン・ドーヴィサの評価は以下のような感じです。

2018 シャブリ・レ・クロ
Vinous 97Points
2018 シャブリ1級ラ・フォレ
Vinous 95 Points
2018 シャブリ
Vinous 91 Points

 2017年ものとほぼ同様の素晴らしい仕上がりで有ることは間違い無いようです。このヴァンサン・ドーヴィサのラヴノー化は、皆さんにも是非、飲んで確かめてみていただきたいと思う所存です。

 まだまだラヴノーに比較したら「滅茶安い!」のは間違いないです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【シャブリと言ったらこのワインです!】

 このところはテッカテカのミネラルコーティング、ラヴノー化の進むヴァンサン・ドーヴィサのシャブリです。シャブリと言ったらこのワイン・・です。昔に比べて確かに高くなりました・。・2倍位になっちゃいましたね。でもよくよく考えてみれば、

「今までブルゴーニュワインは安過ぎた・・」

と言えるのかもしれません。


 まぁ、そりゃぁそうでしょう・・別にブルジョワでも無い一般市民がブルゴーニュの少量生産のワインを楽しめる訳ですから、実に有難い時代と考えることもできます。

 何より昨今は少子化、高齢化も絡んだ人手不足が深刻です。今まで、

「人的サービスは無料・奉仕」

が当然の如くだった鎖国的日本も、今や海外同様に、

「人的サービスは動いてくれた分だけ当然に対価として支払う」

時代になっています。


 ここでnoisy wine も、20年以上に渡って低価格な送料、もしくは出来るだけサービスになるような送料サービス体系を維持してきましたが、非常に高圧的な、まるで昔のお上がやっていたかのような態度で値上げを迫られました。迫って来たと言うより、

「これ(見積り)でなければ止めてくれて結構」

だそうです。クライアントとは相談しない・・そうで。


 まぁ、気持ちは判りますが、昨今の彼らのやり方を見ていると、とてもじゃないが素直に聞く気にもなりません。何か失敗すれば隠そうとする、全く違うところに送ってしまっても黙っている、他人が失敗したことはこちらには関係が無いし自分にも関係などない・・と言う感じです。

 クール便で冷蔵を冷凍に、冷凍を冷蔵にしても、バレなきゃ大丈夫・・と言うような場合も有ったようです。なので、特に秋と春の微妙な時期のクール便使用には気を使います。ちょっとぐらい荷を投げて落としても問題無いような荷造りをしなくてはなりませんが、彼らの言い分は、

「それで荷が大きくなったら価格は高くなります。」
「割れるようなものは送らないでください。」

とのことです。まるで大昔の郵政の頃に逆戻りです。大きな町の本局じゃないと荷は受け付けず、やっとの思いで順番待ちが来たであろうお客さんに対し、

「・・はい、荷物を紐で結んでないからダメ。発送するなら結んでからまた持って来て。」

と平気で追い返してましたからね。そんな上から目線のデカい態度の不便な荷物の発送の世界を変えて出て来た宅配便ですが、いつのまにやらです・・あら、何の話しだか判らなくなってしまいました。


 やはりこのドーヴィサのシャブリ、ものの見事に美味しいと思います。すぐ飲んでも美味しい(いつも美味しかった)ですが、5~10年経過したものなど、神品とさえ言いたくなる大きさを持っています。

 今回は飲まずに・・飲んじゃうともう少し値上げしないと送料も負担できません。あ、因みに今回の送料改正で、Noisy Wine が負担せずに発送出来る荷は、

「雑誌のみの場合」

位しかありません。2本以上お送りする場合は負担するようになり、お送りする数が多く成れば(重量が増える・荷の大きさが大きくなる)につれ、お客様からいただける送料の2.5~3.5倍を負担しなければなりません。どうぞよろしくお願いいたします。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【余りに旨くて呆れました・・2016年ヴァンサン・ドーヴィサ、相当素晴らしいようです!】

 昨今は余り読まなくなったアドヴォケイトでも、記事を探して読んでみると、この2年ほどのヴァンサン・ドーヴィサのワインがあの「ラヴノー」を超える評価でベスト・シャルドネ・トップ10やベスト・オブ・2016に選出されていたりして少しビックリしていますが、反面、日本での人気には価格の高騰も有ってか、少し落ち着いてきていることを、どのように読んだら良いのか、非常に難しく感じています。

 因みにこの2016年ものは、アドヴォケイトでは、レ・クロが 96-98 points、1級ラ・フォレが 93-95 points、村名シャブリでも 90-92 Points と、大はしゃぎしちゃってるんですね・・。

 noisy にしてもこの10年以上に渡って、ヴァンサン・ドーヴィサの上級クラスは口にできるような状況にないので、

「ピュア感とち密さでラヴノー、本物のシャブリらしさでドーヴィサ・・ポテンシャルは同等」

などとは思っていても、中々確かめるのは難しい状況です。ワイン会などではラヴノーは飲めてもドーヴィサは意外に出てこないですよね。


 まさか、高くなったとは言え、2015年ものが「売れずに残る」などとは夢にも思わなかったので、定点観測していた村名シャブリも2015年は飲まないでいたんですが・・と言うより、まさかの追加入荷が有ったのをすっかり忘却していたものでして、

「・・・残る位なら noisy が飲む!」

とばかりに2016年ものは、激少ない村名シャブリを開けてしまいました。


 勿論ですが、色々と心配な2016年ものの品質をチェックする意味も有りましたんで・・。


 で、2年ぶりに・・アドヴォケイトが高い点を付け始めたのと同時位に飲まなくなってしまったんですが・・飲んでみると、ま~滅茶旨いじゃ無いですか!


 比較的濃い色調はエロティシズム漏れ漏れ、官能感バッチリのアロマにふっくらとしたボディ。少し熟れたリンゴには煙や蜜、シャリシャリとしつつやや濡れたキンメリ感が漂います。ブリッとしたほんのりタイトさも残しつつ、グラマラスさも感じさせる絶妙な中盤から、柑橘感を穏やかに感じさせつつ、僅かなビターさが混じった見事な余韻を見せます。

 見事ですね~・・。村名ワインだとするならば、このプライスは全然高く無いですよ。村名ピュリニー=モンラッシェや村名ジュヴレ=シャンベルタンは幾らくらいしますか?・・・そうでしょう?・・そうなんですよ、今までのシャブリ=3千円というような一般的な理解が、もう古いんだと言うことに気付かないといけないと思うんですね。それに、シャブリのトップ生産者の一人でもある訳ですから・・。良い年の20年もののレ・クロやレ・プリューズなど、一体幾らで入手できるか・・調べてみると、きっと納得いただけると思います。


 古き良きシャブリのシャルドネ・クローンに、長く培われてきたトップの技術と最先端の技術、そして自然派の考え方や技術が融合、このシャブリのトップ生産者もどんどん変化して来ているように感じます。

 エージェントさんから新しい情報などは入って来ていませんが、この自然派的なテクスチュアの柔らかさから・・きっと多くの情報を得られるでしょう。noisy もちょっと、「ゾクッ」としてしまうほどの官能感でした。お勧めします!きっと・・喜んでいただけるでしょう!


 以下は以前のレヴューです。
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【正規エージェント分!!・・ですが2015年は数量激減・・割り当ても激減です!】

 え~・・テイスティングもままならない数量です。ここ数年は飲んでご案内出来ていましたが・・それでも価格上昇からか、人気に陰りが出て来たように思います。

 しかしながら、若い時は判り辛いドーヴィサのシャブリでは有りますが、

「シャブリでさえ・・」

ポテンシャルはかなり素晴らしいんです。けっこう気付かない方は多いと思いますよ。直近の味わいは拾えても、中々ポテンシャルを拾えるようには成れないですから・・。いや、勿論お客様は自分の好みと自分の判断で構わないんですよ。ただし、それが絶対的な正解なんだ・・とは思わないのが正解です。

 とても飲めないので、アチコチ探ってみました。アラン・メドーのバーガウンドは88~91Points とかなりの高評価でした。他には余り当てにはしていませんがガローニさんもほぼ同様に89~91Pointsでした。

 出来たら5年後に飲んで欲しい・・ですが、今飲んでもおそらく美味しいと思います。ご検討くださいませ。


 以下は2014年以前のコメントです。でもまだ新着に出ていますよね。
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 シャブリらしいシャブリと言えば、ヴァンサン・ドーヴィサを置いては右に出るものはいないでしょう。本当に素晴らしいシャブリです。・・・飲めばその意味が判りますよ。

 村名のシャブリで・・・充分っちゃ充分です。比較早めに飲めるようになりますので、手が出しやすいでしょう。今飲むなら、ゆっくり、じっくりと時間を掛けて味わってみてください。シャブリの真髄の一端に出会えます。

 2014年はさすがに素晴らしい仕上がりのように見受けられました。2013年もののように、抜栓直後からソフトさとピュアさを現してくれるような優しい仕上がりでは無く、幾分閉じこもりながらも、時間の経過で僅かながら解れてくる、漏れてくる・・と言うような感じです。ポテンシャルの高いヴィンテージです。

 ラ・フォレは通常少なくとも約3年ほどかかります。村名シャブリには無い表情の豊かさ、奥行きの深さが有ります。しかしながら、これもリリースから1~2年はかなり無口なはずです。頑固さは次にご紹介のレ・クロに続きます。

 グラン・クリュ・レ・クロは少なくとも5年~10年は寝かせてください。今抜栓しても無駄です。ほぼ何も出てこないでしょう。グラン・クリュのシャブリは10年寝かせてようやく開き始めるのが通常です。時折シャブリ・グラン・クリュが不当に低い評価をされている場合が有りますが、99%は間違いです。ミネラリティが超豊富な上に若すぎてポテンシャルを採り切れないんですよ。前後左右正体不明の硬さが有ります。その訳は勿論ミネラルの豊富さです。シャブリの良い区画のワインは、表情の元になる要素がミネラルとの結合している場合がほとんどです。なので、その結合が緩み、もしくは切れるまでの時間を経ないものを若くして飲んでしまって、
「シンプル・シャブリより不味いじゃん!」
と文句を垂れる訳ですね。

 ですので、最低でも5年間はシャブリ・グラン・クリュの栓を抜いてはいけません。もし抜いてしまって何も出てこなくても、その責任は抜いた方に有ります。そういうものだと覚えてくださいね。年間に何度か、
「ヴァンサン・ドーヴィサのレ・クロを飲んだら滅茶苦茶素晴らしくて、探しているんですけれどお持ちじゃないでしょうか?」
と聞かれます。
 そう言う方は、しっかりと熟成させたレ・クロを飲まれた方です。言葉が無いほど激変します。是非とも飲まないで・・・熟成させてください。決して高くは有りません。ご興味の有る方へ。

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【!!】

 一般的な認識と思われるリアルワインガイド的な評点を考えれば、村名90点、プルミエ91~92位が上限になるかと思われます。特別にビオ的な、とてもニュートラルな味わいを持っているシャルドネでは有りません。

 しかし、これほどまでに真のシャブリ的なシャブリは、シャブリ地区ではほぼ壊滅状態・・・と言える状況をほとんどの方が知ってはいません。

 また、もう好い加減にして・・・とお客様が言いたくなるほど、
「シャルドネのポテンシャルを計りきれない方が多い」
と常日頃お伝えしていますから、まあ、その性かどうかは判断付かないにせよ、
「いや・・・シャルドネの本当の素晴らしさ、ポテンシャルにようやっと気が付きましたよ・・」
とおっしゃられるお客様が少しずつ増えてきました。

 そうなんですね。早く飲んで美味しい・・・のなら、誰でも気が付くことです。でも、それは、とても良く出来ているシャルドネにとっては、自身の可能性の5~20%ほどしか見て貰っていないんです。

 一番判りやすいのは、シャブリ・・・と言うアペラシオンを見るのであれば、単にシャルドネという範疇の中での見方も必要ですが、シャブリのワインの範疇での比較をするべきでしょう。

 よく出来たシャルドネには、簡単には見通せないポテンシャルが有りますし、適切な苗木と、畑固有の酵母が醸したシャブリには、圧倒的な深みと他の地区には無い表現を持っています。その代表格と言えるのがこのヴァンサン・ドーヴィサなんです。

 そりゃあ、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールのワインは素晴らしいですよ。孤高の美しさを持つ大好きなワインです。でも、残念ながらド・ムールのワインはシャブリの代表格には成れないんです。

 いずれにせよ、凄いワインだ・・という認識をしていただけましたら、ちょっと見る目が変ると思います。是非ご検討ください。