エグリ=ウーリエ
エグリ=ウーリエ
フランス Egly-Ouriet シャンパーニュ
● 豊かで複雑な表情がとても素晴らしい、ピノ・ノワール中心のシャンパーニュを醸すレコルタン、エグリ=ウーリエの上級キュヴェです。熟すと凄いですね~。VPなら5年置きたいところです。ですがもうどうにもならないほど価格が上がってしまっていまして、ブローカーものも若干ですが扱っています。
造りの確かさから言えば、まだまだ安いと言えるのかもしれませんが、毎年のように出し値が上がるようで・・・エージェントさんも困ってます・・が、我々も困りますよね。
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RMの中で最初に最高生産者の評価を得た、ピノノワールの魔術師、完璧主義者と呼ばれる造り手です。1900年設立、アンボネイに居を構え、12haのほとんどの畑がアンボネイのグランクリュです。
●2019 Coteaux Champenois Cuvee Grands Cote Vieille Vigne Ambonnay Rouge
コトー・シャンプノワ・キュヴェ・グラン・コート・ヴィエイユ・ヴィーニュ・アンボネイ・ルージュ
【初回入荷分のみ、このプライスで行きます!・・絶対リーズナブルですのでこの機会にぜひどうぞ!】
正規輸入のエグリ=ウーリエ、シャンパーニュ孤高の赤ワインにして最高のピノ・ノワールと呼ばれている「アンボネイ・キュヴェ・グラン・コート・ヴィエイユ・ヴィーニュ」の最新ヴィンテージ、2019年ものです。
昨年暮れの2018年もののご案内では、noisyの予想に反して・・
「まぁ・・売れないだろうから・・サクッと仕舞い込んでしまおう・・5年ほど置いたら凄い味わいだし、財産にもなるし・・」
と思っていましたら、まぁ・・在庫を入れれば入れただけ・・売れてしまいまして、noisy の、
「数年経ったら少し載せて販売してリーズナブルに出した分の元を取ろう・・」
と言うような下心を、ものの見事に打ち壊してくれました。
まぁ、R.V.F.の98点でグラン・コートが26500円と言うのは破格なプライスでは有った訳ですが、そこまで人気は無いだろうと踏んでいたんですね。今回ご紹介分の2019年ものが大幅な値上げになることは判っていたので、2018年ものの初期入荷分を通常より安く販売しても、いずれ2019年の価格に合わせることになるはずなので、何とか行けると思った訳です。
でも、しっかり失敗しました・・絵に描いた餅・・です。
悔しいので、凄い仕上がりに間違いないはずの2019年もので、「数量限定、残りの確保分は販売しないようにして」、もう一度やり直してみよう・・と言うことなんですね。
エグリ=ウーリエのシャンパーニュは、ま~・・日本ではどうでしょうか・・そこまで凄い人気・・とも言い切れないように思いますが、世界に目を向けますと物凄い人気でして、毎年の値上げが本当に厳しいんですね。
「需要と供給のバランスが最高におかしい生産者の一人なんです。」
例えば、Noisy wine の以前の販売状況を調べてみましたら何と・・
「2004年のこのシャンプノワを6695円で販売していた!」
のが判りました。ぶっとんでしまいますよね・・。
この時は・・私の記憶が正しければ・・ですが、エージェントさんと相談して、毎年余りに売れ残っていたコトー・シャンプノワを全部引き取る変わりに、結構安くしてもらったと思います・・ので、この6695円と言うのはほぼ仕入れ価格だったと思います。
ですので、まぁ・・2019年ものと比較しますと4~5倍になった感じでしょうか・・。高々14~15年でそうなってしまう訳ですから・・恐ろしいですね・・。
それに加えて、ネット上を徘徊してみましたが、
「この2019年のコトー・シャンプノワの販売そのものが見当たらない!」
んですよ。
まぁ、どこかでは販売されているんでしょうが、ネットショップには出ていない・・か、google検索には載らないように head を書いているか・・判りませんが、
「一般的な販売価格すら判らない!」
んですね。
ですので、こうなったら仕方がないので、仕入れ値は大幅に上がっていますが、販売価格は出来るだけ抑えて、この価格で半量ほどを販売させていただくことにしました。エージェントさんにはもうほぼ在庫が無いようですので、追加は見込めません。
まぁ、ブルゴーニュのドメーヌものも、シャンパーニュのRMものも・・買い占め屋の毒牙に掛かってしまっているんじゃないのかなぁ・・とは思いますが、日本人の購買力が落ちていることと、東南アジアの購買力が凄まじくアップしていることから、そんな阿漕な商売がまかり通るようになってしまった状況が悲しいですね。お早めにご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌は何と98ポイント!・・!!! GRANDIOSE (グランディオーズ)!!! の文字が躍っています!】
クラシック音楽をやられていた方ならご存じの方も多いかと思います。譜面にフランス語の「 Grandiose(グランディオーズ) 」、もしくはイタリア語の 「Grandioso(グランディオーソ)が書いて有ると、楽団に入って間もない・・とか、初見の演奏なら・・ちょっとビビると言いますか、周りの楽器がどう出てくるか・・指揮者がタクトをどう振ってくるか・・などをおそるおそる感じながらの演奏をするんじゃないかと思うんですね。
このグランディオーズ、グランディオーソは、直訳だと・・雄大な・・とか威厳・・とかの意味になるかと思うんですが、音楽ですと「壮大な・・存在感を出して・・」みたいな意味だったと思います。なので、
「壮大な・・ってたって、いきなりデカい音を出しゃ良いってもんじゃないし・・」
と・・悩む訳でして、周りの様子を見ながら・・いや、聞きながら、指揮者の様子を伺いながら、ビビりつつ、目立ち過ぎないように・・出音を割らないように・・決して音を外さないようにと・・却って「壮大な」にならなかったりしたような記憶がちらっと有ります。
エグリのシャンプノワーズは、勿論ピノ・ノワールなんですが、本当に滅茶壮大・・です。まぁ・・ワインが若いと、ドミニク・ローランのバリックが相当強烈ですけど・・。その凄い個性を持っている樽に全く負けないほどの、物凄いパワーを持ったピノ・ノワールをその樽に詰め、
「数年後に飲んでね・・」
と言うメッセージ・・と言いますか、間違えてリリース直後に開けてしまったりしますと、
「・・残念・・まだ早かったね・・」
と、このワインに言われてしまう始末なんですね。
ただし、ワイン自体は滅茶ピュアでして、ドミニク・ローランのバリックでその強烈にピュアで濃密なピノ・ノワールを、より柔らかく導いているのは間違いありません。
で、かの「ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス」誌は98ポイントと、ブルゴーニュの凄いピノ・ノワールたちを上回るような評価をしている訳ですが、
「シャンパーニュが最高の赤ワインと競争できることを示している!」
とか、
「この素晴らしいピノノワールは、純粋さと洗練さで表現されている!」
とか・・と最大限の言葉で賛辞するとともに、その最後の締めくくりとして、フランス語で、
「!!!グランディオーズ!!!」
つまり、「超巨大だ!」と言っている訳ですね。
まぁ、noisy的には、やはり収穫年より10年・・は待って欲しいと思います。それだけ待つに値する凄いピノ・ノワールです。以前はテイスティングさせていただき販売していたのですが、
「・・この価格でも本当にギリギリ・・」
なほど、仕入れ価格も上昇しています。ご検討くださいませ。
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