エグリ=ウーリエ
エグリ=ウーリエ
フランス Egly-Ouriet シャンパーニュ
● いや~・・参りました・・。グレートイヤー2008年に続き、なんと2013年のミレジメも100点満点ゲットです!・・これ、ついさっき・・気付きました。
まぁ、日本はそれでも昔からエグリ・ウーリエのワインはちゃんと入って来ていました。でもその途中・・結構に販売には苦労していました。ワイン同様に、
「きちんと育てて飲むことを要求される超本格派シャンパーニュ!」
だからです。
日本には正規代理店が有りましたから、世界の他の国ほどの飢餓感が無かったんですね。「いつでも買える」みたいなニュアンスだったんじゃないかと思います。ですが、この1~2年の間に国内も状況が大きく変化しています。
海外の飢餓感が伝染・・と言いますか、アロケーションを海外に振り分けられているような感じなのでしょう。入ってくる量が減り、価格は毎年上昇していました。そんな中での一昨年の、
「2008年ミレジメがアドヴォケイト初のシャンパーニュ100点!」
を成し遂げた訳です。・・あ~ぁ・・やっちまったな・・です。
それでも何とか・・昨年の2021年も乗り切りました。しかしエグリ・ウーリエのシャンパーニュの動きは、今までとかなり変化していました・・足が速いんですよ。軒並み無くなってしまった訳です。
そしてついさっき、何の気なしに・・ネットをアチコチサーフしまして情報を集めていたところ、
「・・あれ?・・マジですか・・えっ?・・2013年もアドヴォケイト満点??・・」
皆さんはご存じないかもしれませんが、昨年の2019年もので、あのユベール・ラミーのクリオ=バタール=モンラッシェが100点、そして名立たる超大物たちと並ぶ評価を得ましたので、2020年もののユベール・ラミーは凄いことになってしまいそうだとエージェントさんから連絡をいただいています。
言ってしまえば、エグリ・ウーリエはラミーの先を行っていた訳で、まさに・・
「シャンパーニュのトップ!」
に躍り出た・・いや、踊り出されたと言った方が良いのかもしれませんね。
今回の Noisy wine の割り当ては、大きく減りました。まぁ・・その代わり、100点ワインが2アイテムも有りますから・・それに、
「ブラン・ド・ノワール・クレイエール」
もまたアドヴォケイト98+ポイントと、物凄いことになってしまっています。
残念ながら以前のように飲めるほどは入荷しませんので、価格で何とか頑張っています。この先は・・もし為替が落ち着けば一時的に落ち着いたとしても、おそらく上がる一方だと思います。ご検討いただけましたら幸いです。
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豊かで複雑な表情がとても素晴らしい、ピノ・ノワール中心のシャンパーニュを醸すレコルタン、エグリ=ウーリエの上級キュヴェです。熟すと凄いですね~。VPなら5年置きたいところです。ですがもうどうにもならないほど価格が上がってしまっていまして、ブローカーものも若干ですが扱っています。
造りの確かさから言えば、まだまだ安いと言えるのかもしれませんが、毎年のように出し値が上がるようで・・・エージェントさんも困ってます・・が、我々も困りますよね。
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RMの中で最初に最高生産者の評価を得た、ピノノワールの魔術師、完璧主義者と呼ばれる造り手です。1900年設立、アンボネイに居を構え、12haのほとんどの畑がアンボネイのグランクリュです。
●2013 Champagne Grand Cru Millesime Extra Brut
シャンパーニュ・グラン・クリュ・ミッレズィンメ・エクストラ・ブリュット
【・・・2008年に続きまたまたやっちゃいました・・アドヴォケイト、2度目のシャンパーニュ100点満点です!!・・グレートイヤーの2008年と同レベルなんてとても信じられません!】
いや~・・もう・・ビックリです。2008年のミレジメがアドヴォケイトでシャンパーニュ初の100点満点を得たので、
「こりゃぁ・・もうダメだ・・エグリ・ウーリエはもう雲の上まで行ってしまう・・」
とは思ってはいましたよ。
「頑張って値付けしてもこの2008年・・¥29.200で行けるかなぁ・・これじゃ厳しいけど1本何かご購入いただいて・・」
と。
それがちょっと前、一昨年の話しですよ。
で、今年の夏だったでしょうか。サンリバティのS社長さんとの電話のお話しで、
「エグリの2008年ミレジメがこの年末に再入荷するんですが、信じられないほど・・高いんですよ・・どうしたら良いかと思って・・」
と切り出されたので、
「いや・・その位の価格なら何とかなるんじゃないですか・・。頑張りましょうよ・・。」
みたいな話しをしていたと思うんですね。
で、仕上がってみると・・上代はおそらく135000円・・(^^;;
「・・きゃ~・・」
です。
しかもサンリバティさんの心配とは裏腹に、とんでも無い量のご注文が入ったようでして・・noisy のオーダーもまともには通らず、半分以下・・エグリ・ウーリエのオーダーの全部で1/3位でしょうか。
「・・まぁ・・仕方が無いか・・」
と思っていたんですね。
で・・
「まぁ、一緒に入荷してくる2013のミレジメまでは高くないだろうから、そっち推しか・・なぁ・・」
などと考えておりましたら・・やってしまいました・・
「・・えっ?・・」
そうなんです。なんと2008年に続きまして2013年ものも・・
「100点満点!」
と判別したんですね・・いや、その気が無かったので今まで全然調べもしなかったんです。2008年のミレジメで精いっぱい・・のところに2013年ミレジメも満点とは・・。
因みにエグリ・ウーリエ・ミレジメのアドヴォケイト評価の変遷ですが、
2008年 100点
2009年96点
2011年95点
2012年98点
2013年 100点
と、まさに王者の経緯を見る感じです。
で、今回入荷の2013年ものも割り当ては非常に少なく、どうにも飲めないしどうにも高価なので・・アドヴォケイトのウィリアム・ケリーさんのレヴューを読み、その違いなどをnoisy なりに分析してみました。そうしますと・・こんな感じになりました。
2008年はまさに大柄で風格のある仕上がり。すでにその力強さ、構造はしっかり現れている。2013年ものは調和、繊細さ、そして完全さが際立っている。2008年ものの飲み頃予想には「2019 to 2036」としていて、2013年ものには「2023 to 2050」としているので、
「2008年は比較的近いうちに飲んで良く今後15年ほどが飲み頃だが、2013年ものはこれから出てくる部分が多そうで今後25年以上に渡って持つ」
と・・言えそうです。
いや・・化け物に出会ったかのようなショッキングな出来事でした。おそらく、この価格は・・有り得ないほど安い!・・と後になって気付かれるでしょう。2008年ものを3万円以下で販売させていただいた noisy が言うのだから・・間違い無い・・(^^;;
「世界一のシャンパーニュ!」
だと思われます・・いや、アドヴォケイト的になった時に・・では有ります。ご検討くださいませ。
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