【日本初上陸!ラヤス(シャトー・デ・トゥール)の素晴らしいエクストラ・ヴァージンです!ヴァレンティーニとは全く違うタイプながら、こちらも滅茶美味しいです!】

え~・・左の写真を撮ってから気付いたんですが・・
「・・サラダ・・これじゃ意味無いんじゃない・・」
まぁ、ボトルで色が判りますから・・ご容赦ください。日本初登場のラヤスのエクストラ・ヴァージンです。・・いや、ラヤスの・・と言ってしまうと語弊が生じるかもしれません。正確には、
「シャトー・ラヤスとシャトー・デ・トゥール他を所有・経営するレイノー家がシャトー・デ・トゥールで造るエクストラ・ヴァージンが日本で初めて正規輸入されました!」
と言うことになります。
フィネスさんに入った数量も僅かと言うことで、まず入手困難なことは間違いありませんので、後で買おう・・などとスルーしてしまうと泣くことになりますのでご注意を・・。
noisy も、
「ラヤスのオリーブ・オイル?・・いるいる!・・頂戴!」
と、ノリノリで仕入れさせていただきました。
そりゃぁ・・興味深々ですよ。あれだけの凄いワインを造る方々が、普段どんな食事をされていらっしゃるのか・・とか、ラヤスが造るんだったらどんな風に仕上がってるのか?・・などなど。
それに、フランスの南部のオリーブオイルですから・・ね。プロヴァンスも近い・・と言うか、このシャトー・デ・トゥールはヴォークリューズ県ですから、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏に属してまして・・いや、その中じゃ北では有るんですが、地中海までは近いですし、実はプロヴァンスも南ローヌもほとんど同じかお隣の地域のことを言ってる・・なんてことも有ります。コトー・デクサン=プロヴァンスのロゼは、実はこのヴォークリューズの南に接する地域です。
なので、地中海の太陽の光を浴びて、たわわに実ったオリーブの実を秋~冬に収穫して、優しく丁寧に絞ったはずのオリーブオイルなんですね。
優しく丁寧に・・と言うのは中々に難しいんですよ。サクッとやってしまうと熱が生まれちゃいますから、新鮮なフルーツ感が無くなっちゃうんですね・・ヴァレンティーニを「我が家のオリーブオイル」にされていらっしゃる方はもうご存じでしょう。熱や空気はオリーブオイルを駄目にしちゃいますからね。
で、さっそく食させていただきました。旨いですね~・・。ある意味、ヴァレンティーニとは全然違います。
実に繊細です。まぁ、それには「緯度」も関係していると思いますし、勿論気候も有るでしょう。比較するととても「冷涼」です。そして、「フルーツ感」はヴァレンティーニ以上です!
ナスの漬物に掛けると、ナスがデザートになっちゃいました・・。ほんとです。いや、このところは漬物にオリーブオイルを掛けるクセが付いてしまいまして・・これをするとワインが実にうまいんですよ。
特にアロマ、ファーストノーズもそうですが、余韻から立ち上がってくるリアルなフルーツ感覚・・これが素晴らしいんですね。
ヴァレンティーニはもっと太いです。包み込んでくれる安心感や包容力が凄いんですね。ラヤスは絡められるような感じでして、これがまた実に細やかな表情で素晴らしいんです。
しかし、そういう性格ですから、「どんなものにも対応できるか?」と言う対応力ではヴァレンティーニに劣ります。
あとは、どっちが好きか?・・と言うだけでしょう。それほどまでに素晴らしいオリーブ・オイルだと言うことです。
非常にレアなオリーブオイルです。好評なら毎年入れてくれるかもしれませんが、まぁ、余り期待しない方が良いかもしれません。ご検討くださいませ。