[ oisy wrote ]● 古くから取り扱いのあるオーストリアの造り手、ガイヤーホフを今回はオイジーからご紹介させていただきます。
オイジーとしては初めてのテイスティングだったのですが・・・テイスティングした後、何度も価格を見直してしまいました。なぜなら・・・
え・・・間違いじゃないの・・?というくらい安いんですね・・・
もちろん昔の価格からは結構上がっているようなんですが、それでもどのキュヴェも、この味わいでこの価格なの・・・?となかなか信じられませんでした。
それと旧ビンテージは一部のキュヴェではビオ的な醸造にチャレンジした部分もあるようなのですが、今回の2021ビンテージはどのキュヴェもかなりクリーンで安定感があります。ビオの畑の良いところだけを残して安定感のある造りに戻ってきたのかな・・・と思います!
素晴らしいコスパのワインです。オーストリアワインですが、全方位のお客様にご提案できると感じております。ぜひご検討ください!
● ラシーヌさんがいきなり止めてしまったので大変困ったんですが、野村ユニソンさんが復活してくれました・・助かりました!・・オーストリア随一の白ワインです。
頑張って全てのワインをテイスティングさせていただきましたが、ビオ栽培は相変わらず素晴らしいですし、
「So2 の使用量が減り優しくふんわり感の強い、硬くなくポテンシャル高いワイン!」
になり、しかもさらに・・ビオ的にも進化をしていると感じました。
特にグリューナーの「HOFSTUDIEN」・・So2感の無いモロビオ風ではあるものの、決してアヴァンギャルドなビオには陥らない・・ギリギリを攻めた素晴らしい仕上がりです。
勿論、他のアイテムも相変わらずに素晴らしいです。もう、「ガイヤーホフ的」と言う言葉を造りたくなるような「張りのある見事な膨張感と緊密感」が良いです。是非ご堪能下さいませ。
■エージェント情報

日本にも来日経験があり、長年日本のオーストリーワインファンを満足させてきたガイヤーホフが弊社正規代理店として復活致しました。純粋な和食に最も合うと思われる、グリューナーヴェルトリーナー。その名門として長年良質なワインを提供しているガイヤーホフ。今回入荷分も昔ながらの安定した酒質と、新しい事に挑戦し、新たにリリースした新キュヴェなど魅力満載です。 これからの季節に重宝する爽快なオーストリーワイン。是非、お試しください。
【ドメーヌ説明】
ガイヤーホフの名が確認できる最も古い文献は1135年。16~17世紀には特別な階級だったというマイヤー家が所有する特別なワイナリー。現オーナーはイルゼ マイヤー。ウィーンの大学でビオディナミと生態学を学び、1986年に実家のワイナリーを継ぐこととなりました。その後、二コラ ジョリー、マルク アンジェリ(ラ フェルム ド ラ サンソニエール)、ラルー=ビーズ ルロワとの出会いから、1988年に完全にビオロジック転換。しかし、当初は上手くいかず、様々な失敗を重ねて修正をしていく事となります。なお彼女の姉はもう一方の名門、ニコライホフのクリスティーネ サースです。
ガイヤーホフでは一貫してビオロジックに取り組み、全て手作業で収穫、全房圧搾、しっかりとコラージュした後にステンレスタンクで発酵する事を徹底しています。現在では23haを所有し、それらを息子のヨーゼフが後を継ぐべく、次世代へ引継ぎを徐々に進めています。