
ユーロ高が止まらないので、千円台の発泡系が絶滅しかねない状況を何とか打破したいと思って、プロセッコでは無い方のボルゴ・アンティコを扱わせていただきました。
まぁ・・ただでさえ泡の圧力に耐えるボトルが必要になりますから価格が安いのは非常に有難く、コルクでは無く王冠なので開けやすいかと思います。
ただし、王冠もコルクも同じですが、
「開ける時に噴出しかねない!」
ので、必ずシンクのところで抜くようにしてください。まずは人に向けないようにして、ボトルを約45度斜めにしますと、空気との接触面が広くなりますので、みぞおち辺りにボトルの底を当て、空気との接触面が最大になるように斜めにし、王冠を抑えながら少しずつガス抜きをして・・音が納まってもすぐにはボトルを起こさず、起こしても噴出しないのを確かめながらテーブルに移動してグラスに注いでください。
決して人に向けないよう・・また冷え目の方が噴出しずらいですし、冷蔵庫等で休ませる期間がしっかり有った方がより良いです。
シャルマー方式では無いのかな?・・少しその気は有りますが詳細は判りませんが、すごく気になるような感じでは無く、ふんわり感、自然なニュアンスが充分に感じられるクリーンな味わいです。

濃密な感じは無く、ふんわりとソフトなタッチから柑橘果実がスッキリとして感じられる、
「弱発泡性」
のフリッツァンテです。
まぁ・・
「口内ではビール位の感覚の泡」
と思っていただければ良いでしょう。性格的には強く無く、弱すぎずと言ったボディ感です。味わいは非常にドライで、まず甘みは感じないと思います。酸も強く無く、滑らかでふんわりとしていますから、
「シャンパーニュ等のキレがハッキリしている泡とは異なる弱発泡」
です。ぜひ飲んでみてください。非常にリーズナブルです。