
そもそも、ピュズラのワインは、そんなに「ハデ」じゃ無いんですね・・ティエリー本人の外観とはちょっと違っていて?・・結構に日本人的。「奥ゆかしさ」を感じる味わいのワインがほとんどです。
まぁ、時に「サヨナラ」などでは結構にハデなことをやっていた部分も有りますが、そもそも・・noisy たちがティエリーの自然派ワインに触れ、最初に、
「いいなぁ・・これ・・」
と感じたのが「ソーヴィニヨン・ブラン」なんですね。
なので、皆さんとはちょっと違う感覚でいるのかもしれません。
最高品質の葡萄を使う・・と言うポジショニングのワインでは無いんですが、
「このベースのソーヴィニヨンを如何にバランス良く造れるか?」
と言うのが、彼の基本だったと感じています。
だからこの、時にノスタルジーを感じさせてくれる「Vin Blanc」の茶文字、緑文字の白ワインには、noisy も何となくやられてしまう部分が有るかもしれません。大昔、合田さんたちと差しで飲んだ緑文字のシャルドネは何とも言えず美味かったです。決して高いワインじゃ無いけれど、造り手の技量を感じさせてくれる熱いワインでした。
このヴァン・ブランも、ソーヴィニヨン独特の青さを消すのではなく、角の無いものにして、伸びやかで柔らかいナチュラルな味わいに仕上げています。ほんのちょっとだけ早いですが、
「輸入の疲れが取れれば綺麗にまとまる」
のが想像できますので、この8月の終わり頃には仕上がるでしょう。
美味しいと思います。是非飲んでみてください。お勧めします!