
いや~・・すみません。ごちゃごちゃとテーブルの上が賑やかで、余計なものが沢山有って見え辛いですよね。お詫び申し上げます。でもこのワイン、かなり素晴らしいです。
ドメーヌによりますと、ニュイ=サン=ジョルジュの4つのリューディ・・どこだか判りませんがそれをブレンドしているとのことで、平均樹齢67年の古木のワインです。
A.C.ブルで充分に旨いので、それで良いか・・ともなりますが、やはりニュイ=サン=ジョルジュ村名ともなりますと、非常に満足度が高いです。「質感」はググっと上がって感じられますね。
有りがちな「土臭いニュイ=サン=ジョルジュ」では有りません。このワインに限っては何故か、
「アンリ・ジャイエっぽいかな・・」
と思ってしまいました。
まぁ、アンリ・ジャイエのワインと言うのは果実味中心のワインでは有るんですが、結局は「究極のバランスを持っているワイン」だと思うんですね。彼のワインに振れることが出来た機会には、その都度そのことを思い知らされました。
「なんだかんだと言うな!」
と怒られているみたいな・・そんな感じがしたものです。
このニコラ・ポテルのニュイ=サン=ジョルジュV.V. も、かなり素晴らしいバランスをしています。神様のワインに比較すると、
「若干、樽の存在感が強いか?」
とは思いますし、
「それぞれの要素の最終マッチングを見てしまうとやはり劣る・・」
とは感じますが、それでもどこか・・神様のワインをどこか感じてしまいます。
このワインに、ティム・アトキン氏は・・なんと「93ポイント!」付けています。・・いや~・・奇遇だな~・・noisy もそんなところだろうと・・思ってたんですよ・・(^^;;
いや、これ、ただのニュイ=サン=ジョルジュ村名ですよ。そして・・今回は非常にリーズナブルな価格を付けさせていただいておりますが、
「5千円!」
切ってますよ?
まぁ・・こんな価格はしょっちゅうは出来ません。これほどに深みが有って、神様風のバランスもどこかに感じられて、一般的評価も非常に高くて・・でもあまり知られていない・・これはもう、noisy の大好物ですから・・はい。飲まないワイン屋にはできない芸当なので・・と言っても来年あたりはもう判りませんけどね。
そして、やはりニュイ=サン=ジョルジュと言う村のワインは、造り手の感性が重要なんだと・・感じます。最近だとメオ=カミュゼのニュイ=サン=ジョルジュですが・・これもまぁ・・神品と言えると思います・・特に1級は。
でもメオ=カミュゼは神様の弟子筋だし、神様が仕上げたワインを自身の名前でもリリースしていたのに・・
「全く似ていない」
と思ってしまうんですね~。最近のエマニュエル・ルジェはそうでも無いですが、以前は神様のワインにゃ・・似て無かったと思うなぁ・・。
そして、ニコラ・ポテルの感性の豊かさゆえでしょうか。ニュイ=サン=ジョルジュに出がちな「野暮ったさ」は無く、むしろ「ヴォーヌ=ロマネ的な積層感」を感じるんですね。そして非常に深い構造感です。ティム・アトキンさんが93ポイント付けるのも判ります。
これも一推し!・・にしたいところですが、数がどれだけ有るか・・と言うところですので、こちらはどうぞお早めにゲットされてください。
リーズナブルでポテンシャル高く、ビオ・ロジック由来のナチュラル感の高いニュイ=サン=ジョルジュです。今飲んでも充分旨い!超お勧めします!