ピュズラ=ボノーム
ピュズラ=ボノーム
フランス Maison Puzelat-Bonhomme ロワール
● 出て来たシリーズです!到着した直後よりかなり美味かったです。どうなってますでしょう?・・
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偉大なヴィンテージを予想させたロワール2009年ですが、「2010年・・・滅茶苦茶素晴らしいんじゃないの?」という雰囲気が漂ってきました。ロワール自然派の雄、ピュズラ兄弟のワインが色々と到着しています。
ラ・グラヴォットとラ・カイエールはいつも素晴らしいので・・・数も全然増えないし・・・テイスティングはパスしました。その分、皆さんに回させていただいた方が賢明だろうという判断です。ピュズラ兄弟の大事なピノ・ノワールの畑ですね。
嬉しい誤算はラ・ゲルリー2010!これは旨いですよ。コットとガメイのセパージュですが、コットが芯、ガメイが柔らかな果肉を思わせる素晴らしいバランスです。ややカッチリしたスタイリッシュなイメージですが、ピュアなビオのイメージがそのまんま身体に入ってくる感じです。
それに・・まあ、貯蔵できる方・・と云うことになってしまうと思いますが、ラ・グラヴォット、ラ・カイエールのジェロボアム3Lも1本ずつ入荷しています。これはお宝ですよ・・。2010年生まれのお子さん、お孫さんのプレゼントにはぴったんこ!・・・自分がこの世からいなくなってもジェロボアムは残る可能性が有りますし・・ね。・・・ん?・・失礼な事を言うなって・・?・・いや、すみません・・でも、noisy も孫がいても不思議じゃない年齢、状況になってきましたんで、そうなればそんな気持ちも生まれてくるものですよね。子供が生まれて20年・・・まだ20年なのか、もう20年なのかは判断付きませんが、長かったようでも有り、あっという間だったような気もする、ちょっと哲学書なんぞを紐解きたくなる今日この頃です。でもちゃんと保存すれば確実に花咲いてくれるはず・・な、ジェロボアムです!
●2009 Rouge Est Mis V.d.F. Pinot Meunier
ルージュ・エ・ミ ヴァン・ド・フランス ピノ・ムニエ
【こちらはなんとピノ・ムニエ!】
「ピノ・ムニエって・・・どんな味がするの?どんな香り?特徴は特には無いの?」
と、ワイン初心者の方に、超純粋な目で尋ねられた、自称ワインラヴァーさんたちは、一体どのようなお返事をされるのかなぁ・・と、noisy は意地悪く思っています・・さあ!・・どう答えるのですか??
難しいでしょ??・・そうですよね、ピノ・ムニエ単品のスティル・ワインなんぞ、滅茶苦茶少ないですよね。・・そりゃあ、ジェローム・プレヴォーの素晴らしいクロズリー・ラ・ベギーヌのようなシャンパーニュには、その存在は有るかもしれませんが、スティルワインじゃ無いし、しかも、果皮のニュアンスの抽出はさほど強く無いですからね・・・。
ん??勿論ですが、noisy は自分の答えは一応は持っていますよ。ピノ・ノワールに比べると良く判るが、XXのようなトップノーズと、後半にやや薄いXXX味が特徴だと思うけれど・・のような感じで答えるんじゃないかな?と思っています。・・・さぁ、XX と XXX には何が入るでしょうか。
まあ、冗談交じりですので気にしないでください。ピノ・ムニエ100%だとしても、ちゃんとスティルワインとしてとても美味しいワインに仕上がっています。
・・・が、上記のように書いてしまったので、ここで答えを言う訳にはいかないよなぁ・・・。でも、この手は使えるなぁ・・何しろ何も感想を書かなくてもいいんだもん!
やや黒味の入った感じが有り、果実感、色合いとも同様です。ボディは綺麗に膨らみますし、エキス感もしっかりの、とても充実した味わいです。
昨今認定された、ヴァン・ド・フランスと言うカテゴリーでして、ヴィンテージの表記が認められる代わりに産地が記載できない・・ようですね。エチケットの脇に、しっかり「ピノ・ムニエ」と入っています。とてもドライで秀逸な味わいです。是非、お勉強にも良いですが、味わいも素晴らしいので・・・飲んでみてくださいね。お奨めします!
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