● 日本だけでなく世界でも大変に貴重なワインを入手出来ました。とんでもなくレアなアイテムです。
元従業員に大樽のコックを捻られてほぼ大半を大地に流すことになってしまったソルデーラのブルネッロです。別タンクの補酒用、そして樽のコックよりも下の部分に残った僅かなワインで2007年~2012年をリリースすることになった訳です。
そしてその事件はまた、ジャン・フランコのブルネッロ組合脱退にも繋がってしまいました。その経緯などは判りませんが、偉大なブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・カーセバッセは、もう二度と造られないことになったのです。ですので2006年リゼルヴァが最後ということになります。
ワインファンとしての興味は、少ない材料で2007年以降のソルデーラのワインが、どんな仕上がりかということにありますが、残念ながら「高価である」と言うことと、「圧倒的に数が無い」ことにより、noisyもまだそれを確かめられはしていません。
しかしながら、ワイン・アドヴォケイトでイタリア担当、カルフォルニア担当をしていたアントニオ・ガローニさんがテイスティング、評価をしています。http://www.antoniogalloni.com/
それによれば、異常に少ない2007年は97/100Points、それよりはマシな2008年は96/100Pointsと、アウトスタンディングな・・もしくはほぼパーフェクトな評価を出しており、さすがジャンフランコとしか言いようの無い仕上がりかと思います。
(因みにアントニオ・ガローニさんによる2006年ブルネッロ・リゼルヴァは96/100Pointsです) ですので・・本当に意地でも凄いワインに仕上げたと・・言えるかな・・と思います。非常に希少性の高いワインです。でも決して・・
「後で海外に売り飛ばそう」
などとは考えないでくださいね。カーゼ・バッセの美しい味わいが好きで・・どうしても欲しいと言う方々のためにも。是非ご検討ください。絶対価格は高いように見えるかもしれませんが、実は非常にリーズナブルだったと言うことにすぐ気付かれるでしょう。