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マルゲ・ペール・エ・フィス

マルゲ・ペール・エ・フィス

フランス Marguet Pale et Fils シャンパーニュ
● 久しぶりのマルゲです。グラン・クリュながらもリーズナブルなシャンパーニュで大人気でした!・・このところはずいぶんと値上がりしてしまってましたので扱いを躊躇していましたが、今回は非常にリーズナブルに仕上がりました!


【ドメーヌについて】
 1870年に創立、1905年からビン詰めを始める。現当主のブノワ・マルゲは5代目で、現在一家は5つのグラン・クリュ村(アンボネ、ブジィ、マイィ、シルリィ、ヴェルズネイ)と、セカンド・クリュ(エペルネ)に畑を保有しているが、優れた畑を所有しているだけでは優れたシャンパーニュができるわけではなく、毎日勤勉に働き、多いなる情熱と心持ち、そして献身の結果にこそ大きな喜びと満足感が得られるという考えのもと日々ワイン造りに邁進している。
 ブノワはもともと有機栽培に興味を持っており、2003年から2004年にかけて自分の畑でも実験を始めていたが2004年にデュヴァル・ルロワ社でシェフ・ド・カーヴ(醸造長)を務めていたエルヴェ・ジェスタンを訪ねて以来、栽培・醸造の両面でエルヴェに導かれながら、新たな道に開眼し、2006年から本格的に二人の共同作業が始まった。歴史あるドメーヌの5代目であるブノワにとって、有機栽培に転換することは大変な困難を伴うものだったが、それにもかかわらずブノワは、あえて、売り易いが個性や品格に欠ける凡庸なシャンパーニュ作りを脱し、新たな可能性に向かって強く前進し始めている。

畑面積:13.6ha
栽培:2009年よりビオディナミを開始、2010年から馬での耕作を開始
平均樹齢:38年
 全てのリューディで、クロード・ブルギニョンの協力を得て仕事をしている。ビオディナミ農法で育てられたセレクションマッサルの苗木を使用。2010年より馬での耕作を開始。醸造は小樽、中樽、フードルを使用して100%自然発酵、長期間シュールリで熟成、全ての作業段階でSO2の添加は無しか極々微量。ワインは一貫してNaturopathie(ホメオパシーのもじりと思われる)、リキュールは全てのジェロボアム瓶で保管、ドザージュは全てのキュヴェでExtra Brutの範囲。
年間平均生産量:120000本


2011 Champagne Grand Cru la Grande Ruelle Extra Brut Nature
シャンパーニュ・グラン・クリュ・ラ・グランド・リュエル・エクストラ・ブリュット・ナチュール

12289
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
マルゲ・ペール・エ・フィス

【品種】ピノノワール100%
■エージェント情報
【土壌】チョーク質の土壌の上に石灰質赤粘土(深さ70cm)
【植樹】1967年
【収量】50hl
【地区名】アンボネ
【畑面積】0.49ha
【ドザージュ】0g/L
【熟成】樽9ヶ月間 瓶48カ月
【瓶詰め時期】2012年7月16日
【生産本数】1818本
【デゴルジュマン】2016年3月
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥12,000 (外税) 
【あの孤高の味わいを思い出すでしょう!凄いシャンパーニュです!シャンパーニュファンならずともこれだけは飲まなければならないでしょう!】
 いや~・・久々にビックリしました・・数が無いマルゲの「リューディ・シリーズ」、そのシャルドネ100%の「ル・パルク」です。

 訳もわからず仕入れることになってしまったこのシャンパーニュなんですが、リューディ・シリーズは6本ずつんの仕入れだったので、

「でもな~・・飲まんと何も言えんし・・」

と言うことで、仕事を終え自宅に戻る前に適当に掴んで持って来てしまったのがこの「ル・パルク」です。


 で・・飲んでみてもう・・ビックリです!まず、さっさと思い出した・・と言うか、目の前に浮かんだのが、

「アラン・ロベール!」

です!


 出会ったころのアラン・ロベールのシャンパーニュは、実に色んなキュヴェが有って・・でも、エチケットは普通の「セレクスィヨン」の安い奴なんですけどね・・。自然な味わいなのにとて柔らかく、ゴージャスなのに深遠・・心に響く味わいは忘れられません。

 そしてもう一つ目の前に浮かんだのは、エルヴェ・ジェスタンも造っているし、マルゲ名のものも有る「サピエンス」です。このシャンパーニュは非常に高価ですが、

「恐ろしく静かな中に存在する美しさと荘厳さ」

が特徴でしょう。その両方が唐突にイメージされ、目の前に出て来たんですね。


 この、「泡」!

 見てくださいよ・・これぞ「目が非常に細かいベルヴェッティな泡」です。実際、この泡だけでも倒れそうです・・まぁ・・ちょっとオーバーな物言いですが、こんな写真は普通は撮れません。


 そして、異常なほどの液の純粋さです。もう、本当に軽くしか圧を掛けずに、真のフリーラン・ジュースを得て、その中の一番良い部分だけをシャンパーニュにしたと言うことが判ります。

 エレガントなのに表情が凄いんです。エルヴェ・ジェスタンの恐ろしいまでの静寂の中の美しさがここにも転写されているように思います。ほんのりと緑の色合いが見て取れる、これまた異常に美しいシャルドネの色が有ります。

 そして、静かな美しさの中から「繊細微細な表情」が飲み手に伝えられます。非常にナチュラルですが、少しの汚れたものも感じられません。ただただ美しく、繊細なアロマに憑りつかれ、香りを得るだけの人になってしまいます。スイスイ入るのに・・香りをいつまでも確かめていたいと思っちゃうんですね。フルーツ、柑橘、花、蜜なんてのはもう凄い種類です。

 中域もきちんと膨らみますが、清楚さを失わず、自己主張はしているのに煩わしさが無いです。


 非常に細やかで質感高いベルヴェッティな泡は、気品溢れる繊細なノーズを運んで来ます。口内からノーズへ抜けて行く高貴なグラン・クリュのシャルドネの姿は、本当にすごいですよ。そして余韻も実に繊細で長く、感性をゆっくり揺らしつつ消えて行きます・・が、いつまでも繊細なミネラリティと共にいるように思われます。


 まぁ・・凄いシャンパーニュでした。この数年で一番魂を震わされたシャンパーニュかもしれません。

 確かにエルヴェ・ジェスタンやマルゲの「サピエンス」は素晴らしいと思います。でも、若い段階の倭ピエンスであれば、あの静寂の中の静寂を探すような美しさを、一体誰が理解できるんだろう・・とも感じてしまうんです。磨いた水晶の中に混ぜたダイヤモンドは、その量が半端無いほど存在しないと判り辛い、探せないかもしれません。

 しかしながら、このリューディ・シリーズ・ル・パルクは、アラン・ロベールのシャンパーニュが見せるような、ダイナミックな美しさを持っています。「シャルドネの粋」と言って良いかと思いますが、

「ブラン・ド・ブランが好きなシャンパーニュファンなら、絶対にクラッと来ちゃうはず」

のあの高貴なアロマティックさが有るんですね。


 話しを聞いてみると・・未確認では有りますがどうやらクリュグのクロ・ダンボネイにほぼ接する位置の畑のようです。そもそもアンボネイですから有名なのはピノ・ノワールでは?・・と思われるでしょう。しかしながら、ある意味・・そのピノ・ノワールに適した・・と言われる土地の旨さが、このシャンパーニュの美味しさを造り出している「コア」なのかもしれないと思っています。


 色々書きましたが、これは飲むしか無いです。サピエンスを飲め・・とは中々言えませんが、ル・パルクだけは飲んでおけ!と言えます。是非ともこの非常に希少なブラン・ド・ブラン・エクストラ・ブリュットをご検討くださいませ。

 なお、このル・パルク以外のリューディ・シリーズ2品につきましては、近々には飲めない・・それほど数が確保出来ない、時間が無い・・(^^;; ので、とりあえず保留ですが、ル・パルクの仕上がりを見てしまいましたので飲むかもしれません。もしご興味がございましたら・・少ないシャンパーニュですのでお早めにご検討くださいませ。震える味わい・・久々でした!お勧めします!