【滅茶美味しいです!エキスの集中度!ドザージュ無しなのに旨みたっぷり!グラン・クリュならではの気品あるアロマはSo2添加無しのナチュラルな姿!絶妙のセパージュ!】

昨年の2016年の末に続いて、今回もこのシャーマン13を飲んでみました。セパージュはピノ・ノワールが76%、シャルドネ24%で、デゴルジュが2017年春ですので、昨年の末にご案内したロットとは別のロット・・ですね。ロットが違えば味わいも大きく異なります。昨年ご案内分は、
「デキャンタして欲しい・・」
などと・・・書いていましたね・・何をたわけたことを・・と今更ながらに思ってしまうほど、
「・・基本的には同様でも現在の状況は全く違う」
んです。
「デキャンタの必要無し!現状では、昨年のご案内ロット品をデキャンタしたような味わいに既になっている!」
んです。やっぱり飲まなきゃ判りませんよね~。これ、デキャンタしちゃったら酷いことになっちゃいます。
ので、
「2017年4月デゴルジュのものはデキャンタしないこと!そのままで充分旨い!」
です。
ま~・・ビックリするほどエキスが集中していて、ピノ・ノワールの濃い旨み、シャルドネの繊細な旨みが同居しています。
アロマも絶品!さすがグラン・クリュと思うに違いない、気品が漂うグレードの高いものです。
ガス圧は強く無いですね。最近はこのような感じの、比較弱めに仕上げるのがブームなのかな?・・などと思ってしまいますが、シャンパーニュの強い酸味を伴うガスが喉や鼻を刺激しないタイプです。
泡質は非常に細やか・・と思いますが、何せ到着直後に開けちゃってますんで、写真の泡はクリーミーさも見えますが、泡粒が揃ってないですよね。
皆さんは是非、数日は立てて静置してくださいね。それだけでシャンパーニュの味わいは大きく変わります。
抜栓時にも出来る限り、
「振らない」
ようにしてください。
シンクに向き合い、瓶を斜め30度に下げたまま、左手でコルク上部を「押さえながらどちらかに回す」と「くいっ」とコルクが上がって来ますので、上からの手の圧力で耐えながらゆっくりコルクを上げ、コルクが上がりきる最後の最後にガスを「シューッ」と逃がしながら音がしなくなって数秒・・待ってください。その後ゆっくり起こせば、
「絶対に吹かない」
です。
まぁ、その直前にシェイクしてしまうとどうにもなりませんが、このナチュラルで気品高いシャーマン13を美味しく飲むためですから・・やってみてくださいね。
超お勧めします。今や絶滅し掛けている「5千円クラスのプレスティージュ or グラン・クリュ」のシャンパーニュです!飲んでみてください。
以下は昨年書いた同じもののロット違いのレヴューです。
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【質感の高いグラン・クリュのピノ・ノワール!ナチュラルですが、これ・・出来ればデキャンタして欲しい!】
この素晴らしいピノ・ノワールの本質を掴むには、
「抜栓直後は難しいかもしれない・・」
と感じています。
いや・・最初から美味しいんですよ。ナチュラルだし、ピノの深い味わいが有るし、何より泡の肌理の細やかさ、身体に直に馴染む感じが素晴らしいんです。
でも・・もし可能なら・・泡はだいぶ弱くなってしまいますが、
「前日抜栓してください」と言いたいと思います。
何故って・・シャンパーニュだってワインなんですよ・・。勿論、泡を楽しみたい方にそんなことを言うのはどうかとも思います。要は・・
「ちっと早い」
んです。
でも素晴らしいんですよ・・。その素晴らしさは、翌日位にならないと判らないと思うんですね・・。
勿論ですが、ポテンシャルを取れる方は、抜栓直後でも大丈夫でしょう・・。
「ん?・・そもそも、シャンパーニュなんて、前日抜栓なんかするものなの?」
と言うような疑問も有るかもしれません。
なので、その辺はご購入されたお客様にお任せします。半分飲んで翌日残りをいただく・・でも良いでしょう。ワインには色んな愉しみ方が有って良いと思います。遊んでみてください・・。目から鱗・・と言うことも有るかもしれませんし、「noisyめ!ガセネタ掴ませて~!」となってしまうことも有るかもしれません。
でも、このめっちゃドライなピノのシャーマン・ドゥーズの本質を掴んで欲しいと思うんですね・・。無理にとは言いません。でもお勧めします!