
いや~・・2016年ものは良いですね・・。ロワールは良い出来だったのかな?・・まだ判りませんが、ブルゴーニュで戦々恐々としているところ、このような健康で旨い中量級に出会うと嬉しくなってしまいます。
あ・・そうそう、

「いいね」のバナーを作ってネットに出したのは2004年設立のフェイスブックよりnoisyの方が確実に早いので、仮に文句を言われても抗弁しますんで・・はい。・・まぁそうは言っても、役に立っていたのかは不明では有ります。・・あ・・「いいねバナー」をクリックしても何も起きませんので悪しからず・・
2016年の「蔵」は赤も白もとても旨いです。しかもナチュラルさが有りつつも危険なニュアンスの無い、ピュアなアロマです。中域もしっかり膨れて余韻は軽めながら長いです。
元々この「蔵」は、ティエリー・ピュズラが来日した時に、神社仏閣、蔵元などを周って漢字を気に入っちゃいまして、「蔵」の文字を「入れ墨」しちゃったんですね~・・。まぁ、意味が判ってて入れたのでしょうから良いですが、時折、
「(普通、その文字はマズイだろ・・)」
と思えるような漢字の入れ墨やTシャツを見ますよね。
で、今回は赤白どちらも「いいね」を三つ・・あげたいですね。お勧めします!・・ガンガンご購入ください!・・と言いたいところでは有りますが、こちらのエージェントさんではこのクラスも出荷制限です。現状の在庫で最後になりますのでお早めにどうぞ。
以下は以前の記事より転載しています。
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【旧ピュズラ(ボノーム)のネゴスの白!ほんの僅かに甘みの残したバランスに優れるワイン!感性が光ります!】

「お~・・、こんな表現が出来るようになったんだ!」
と・・・まあ、ちょいと上から目線で申し訳ないんですが(まあ飲み手は勝手な言い分を持つもんで・・)、
「素晴らしくバランス良い味わいのワイン!」
に仕上がりました。
このワインを紹介してくれたエージェントの担当さんは、
「ほんの僅かに甘みを残したそうで・・・この味わいに自信があるそうですけど・・」
と心配そうでした
しかしながら、甘みを甘みとして感じるレベルでは無く、下手をすれば薄辛くなりがちな若いデイリーを非常にバランス良く、自分の感性に従って仕上げたのが見えます。2014年の「蔵」にはやや感じた「揮発酸」のニュアンスはほぼ無く、非常にピュアに仕上がっています。
で、とてもナチュラル感の有る、グラマラスな美味しいロワールの白です。是非ご検討ください!お奨めです!
■■oisyテイスティングコメント
2014 Pierre-Olivier Bonhomme 現在はピエール=オリヴィエ・ボノームですが、発端はティエリー・ピュズラが日本酒の蔵元にインスピレーションを受けて造った物だそうです。
なるほど。。。良く分かります。
基本的にはピュアでクールな酸のある白ワインです。
そこに味わいの膨らみと、バランスを取るように良い塩梅の僅かな甘みのある白ワインとなっています。
その補完具合が非常に日本酒的だな。。。と思います。
それ以外にも、より細部に渡って日本酒の蔵元から受けた影響はあるのかもしれません。
いずれにせよ日本人の心をくすぐるネーミングセンスですね。
まさに和のテイストを加えたデイリー向け自然派ワインです。
味わいバランスの取り方はピュズラに認められたボノームだけはある、と思います。
ピュズラファンの方も、独立した弟子のボノームの力量を計る良い機会ではないでしょうか!