以前は航空便でご予約の販売をさせていただいていましたが、時代でしょうか・・2月になって到着、Noisy wine の販売は3月・・ヌーヴォーなんですが・・申し訳ありません。
ですが価格は相当リーズナブルになりましたので、手は出しやすくなったと思います。今回の2023年ヌーヴォーは飲んでいませんので、お客様にご判断いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
以下は以前のレヴューです。
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【ファンの多いロワール・ヌーボー・ブランです!】 ソーヴィニヨン種によるヴァン・ヌーボーです。エチケットはどんなので届くか判りませんので、以前のもので代用させていただきました。
2005年に届いたソーヴィニヨンを、それほど期待せずに..(すまん!)開けたのですが、開いたのは栓だけじゃなくて、noisyの口もそのまま塞がらなくなってしまいました..だってね..完璧だったんですよ。
まあ、ある意味、新酒は、その華やかなニュアンスを楽しむべきものであって、質はまあまあなら、まあいいか..というような感じがあるものですが、さすがティエリー..みんなが集まって楽しむパーティーにこそ、旨いワインじゃなきゃ務まらないことを良~く知っている訳です。noisyにしても、お客さんの喜ぶ顔が見たいから、一生懸命仕事に励んでいるわけで..単に金儲けの話じゃない..ということが重要ですよね。このソーヴィニヨンを飲んだ時に、
「やっぱりティエリーはプロフェッショナルだ!」
と思いました..。
まあ、そんな関係で、しっかりした品質で仕上げるためにも、日本への入荷が遅れてしまいます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、瓶詰めのタイミングというのは大変に微妙なものです。中々予定通りには行かないし、若干早まることも、もしくは大きく遅れることもある訳です。旨いワインに仕上げるため、北部にあるロワールは、南部のボジョレーよりも葡萄の成熟自体が遅いので仕方が無いんですね。
と言う訳で、ガメイ赤もソーヴィニヨン白も、ティエリー・ピュズラ、ピエール=オリヴィエ・ボノーム、そして兄さんのジャン=マリがきっちりと仕上げてくるでしょうから、お楽しみになってください。おそらく11月15日には店に届くと思います。お薦めします!

パリのワイン専門店やビストロで大人気のクロ・デュ・テュエ=ブッフ。美しい酸と品種の個性がきわだつワインの造り手で、パリやアンジェの「サロン」(試飲会)では、ここのブースはいつも多くの熱心なファンであふれています。ピュズラ兄弟のワインを日本に紹介して早9年目のヴィンテージを迎えました。年を追うごとに(男もあがったけれど)その腕はますます冴え、味わうたびに思わず「うーん、すごい」と感じいってしまいます。
このヌーヴォーはネゴシアン・ティエリー・ピュズラが造るトゥーレーヌ・ソーヴィニョンの新酒です。弟のティエリー・ピュズラが買いブドウで作り、ドメーヌの隣にあるネゴシアン用セラーで造っています。そもそも、このワインが生まれるきっかけは、自社畑からできるクロ・デュ・テュエ=ブッフのワインは、どれをとっても素晴らしいのだけれど、生産量があまりにも少ない。各キュヴェが2樽からせいぜい4,5樽しかありませんから、日本に届けられる数もほんのわずかです。手ごろな価格で、すばらしい品質ですから、多くの方に是非ご案内したいのですが、当然ながら輸入量も限られています。 そこで、99年にソーヴィニョンを買いブドウで造ってもらえないか、と相談しました。すぐさまティエリーは、優れた栽培をしている近隣の友人からブドウを買いつけ、彼流の作品に上手に仕上げてくれました。2003年からは、ビオディナミで栽培している造り手と新たに長期契約し、ますます品質が向上しました。
2005年の夏、ヴァン・ヌーヴォー・デュ・テュエ=ブッフを毎年楽しみにしてくださっている何人かのお客様から、
「もし、ティエリーが白のヌーヴォーを作ってくれたら、どんなにいいだろう白のヌーヴォーは、大手生産者のものしかないから」
という声があり、ティエリーに相談しました。
「いいよ、フレッシュ・ジュースのような味わいだけど。」
とティエリーは試しに120本だけ赤ワインのヌーヴォーと一緒に出荷してくれました。その反応のすごかったこと。味わったすべての方が
「さすがティエリー。赤もすごいけれど白もヴァン・ナチュールの魅力にあふれ、なんと素敵なヌーヴォーだろう」
というお声をたくさんいただきました。
2017年も夏前からオーダーをし、「野生酵母で発酵、二酸化硫黄を使用せず醸造、ノン・フィルター、ノン・コラージュでビン詰め」、ティエリー流の醸造で作ります。上品できどらず、親しみやすい、やさしい味わい」、どのような料理にもそっと寄り添って、食事を盛り上げてくれること間違いなしです。
【生産者説明】
ネゴシアン(SARL)ティエリー・ピュズラは、これまで、ティエリー・ピュズラが買いブドウをもとに、独力で営んできましたが、2010年ヴィンテッジから、若き栽培醸造家のピエール=オリヴィエ・ボノム氏が参加し、ネゴシアン ピュズラ=ボノムと表記を変えました。