
毎年のように年賀状を取りにポストに行き、
「・・あぁ・・またいつものあの人から年賀状が届いた・・」
と、顔を思い出しながら・・元気でいらしたかなぁ・・と手にした年賀状をひっくり返す。懐かしい笑顔との家族写真だったり、ひと言添えられた言葉に頷いたり・・。
「・・あれ?・・彼に出してたっけ?」
と焦ったり。
そんな光景がいつの間にか少なくなって来た今日この頃です。
「年賀状は2024年を持って廃止します。」
とインポーターさんからのハガキも届いていたりします。

まぁ・・こうやって一つの時代が終わるんだなと・・インターネットの申し子みたいな noisy が言うのも何ですが、インターネット革命が生んだボーダーレスは様々な事象に大きな影響を及ぼしたんですね。
1995年、マイクロソフト社は WINDOWS95 をリリースしました。それまで noisy は、インターネットにつなげるために物凄く努力をして来ました。Windows3.1 だったか・・インターネットの接続には直接対応していないOSで、何とか・・
「インターネットがしたい!」
と、これからはインターネットの時代だ!・・そう信じていたんですね。
そしてショッキングなことに気付かされます。
「インターネットに接続するには、インターネットからソケットプログラムをダウンロードして、モデムを接続して云々・・」
そう・・変でしょう?・・
「だからぁ・・インターネットに接続できないから何とかしたいのに、インターネットからプログラムをダウンロードしろって・・何?」

まぁ・・そんな悶々とした日々は、ある一冊の雑誌で解消されました。
「・・なんだ・・雑誌の付録にプログラム、付いてるじゃん・・」
それから悪戦苦闘しながらインストールやら、日本には何社も無かった接続業者を探して入会し、電話回線で・・
「ピーヒョロロ・・ピピ、ピーヒョロ」
と、今から思えばとんでもなく遅いモデムで、高い電話料金を支払ってやり始めたのがインターネットだったんですね。
それが今や、赤ん坊でさえ・・ん?・・無理か?・・いや、赤ちゃんだってスマホを弄ってますがな・・(^^;;
そのインターネットが今のようになるとは・・思ってはいたものの、
「こんなに早く?」
世界を席巻するとまでは思っていなかったんですね。

ワインの世界に生きている noisy では有りますが、デジタルばかりではなくアナログが好きです。
ラジオも真空管が好き・・ですし、音楽も真空管が好き。アンプは真空管じゃないと・・などと思ってますが、
「ワインの商売はインターネットじゃないと・・」
とも思います。インターネット様様です。
おそらく画伯もしっかり・・Apple あたりのPCを使って、このカレンダーの絵を描かれていらっしゃるのかな・・と思います。
デジタルなPCから生まれたアナログな絵・・きっとそれが今の人間を優しく包んでくれるんでしょうね。どうぞよろしくお願いいたします。
