
いや~・・これも旨いです!シャルドネらしい直情道を一直線に向かって行くような味わいですが、質の良さとともに、熟成でしか生まれてこない見事なエキスの旨みが有ります。
2002ミレジメですので合計で14年の熟成がなされていることが、このブラン・ド・ブランの特徴でしょう。思いっ切りドライですが、ドライ過ぎて旨みが無いとか、酸っぱいとかが無いんですね。泡の質も細やかですが、新しいシャンパーニュのように強くは無いことも、印象を決定付ける要素でしょう。
この、「泡の強さ」は「酸との相乗効果」で、「少しキツイ」とか「柔らかい」と言う印象の分かれ道なんですよね。
「ドライなブラン・ド・ブランは飲みたいけど、思ったよりも辛くて旨みが無い」
と感じられる方が多いはずです。リキュールは少ないけれど熟成で旨みが出てきていて、バランスが造れているシャンパーニュだと思います。香りもブリオッシュのような香ばしいものに石灰系のフィルムのようなミネラリティ、柑橘が混じります。是非飲んでみてください!お勧めします!