【幻のブルネッロと囁かれたことさえあるチェルバイオーラのブルネッロです!ワイン・アンスージャストは97Points!】
本当に見なくなってしまったサルヴィオーニです。その昔は正規インポーターが無く、海外のオファーから拾ってオーダーしていました。
今回は久しぶりにブローカーから2013年が仕入出来ましたが、いつも低い評価のアドヴォケイトが93ポイント、ワイン・アンスージャストが97ポイント、ヴィノスが96ポイントと、評価がかなり割れています。
まぁ、リアルワインガイドがまだイタリアのページを持っていた頃、何度か紹介させていただいたことも有りますが、新樽でゴージャスに仕上げたブルネッロでは無い・・大樽系のサルヴィオーニにPKさんが統括していたアドヴォケイトが高評価をすることはまず無かった訳ですね。
しかし、PKさんが引退してからいきなり・・98ポイントとか・・そんなの有りか?・・とさえ思ってしまいました。2013年ではまたもとに戻ってしまいましたが・・。
リアルワインガイドのご紹介ではさしたる反響も無く、やはりご存じの方が「サクッ」と仕入れるワインなのかな・・と思います。
10年経ったらサルヴィオーニ・・・なんて言ってたように記憶しています。ご検討くださいませ。
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【2008年は価格も実にリーズナブル!】
何故か久しぶりの入荷になってしまいましたが、noisy も大好きな生産者で有り、昔から探し回って何とか入手しては、皆さんにご紹介させていただいていたサルヴィオーニです。その頃は正規のエージェントが無く、ブローカーを探しては入手していたものです。エノロゴはアッティリオ・パッリ。しなやかで深遠な味わいを造り出す天才です。
2006年のブルネッロは、日本にはほとんど入ってきておらず、ブローカーを通じて何とか入手しました。探してみてください・・・アドヴォケイトでは、実はサルヴィオーニとしては2007年をも凌いで最高の97+ Pointsと言う評価です。
まあ、このワインを「サクッ」と開けてしまう方はいらっしゃらないとは思いますが、少なくとも2016年頃までは手を付けない方が良いでしょう。その前でも美味しくは飲めますが、勿体無いし、何よりも本質が見えては来ません。
2008年は91点と少し控えめな評価ですが、サルヴィオーニのブルネッロは「濃厚さで勝負しないエキスタイプ」ですので、
「判りやすい濃厚さに対してのみ点を付けやすい評価者」
になりますと、このような荒れた評価になる訳です。つまり、表面しか見てない・・・内面にまで目が行かない訳です。評価者は好みで判断するものでは無いはずなのに、だからそんな低い点を付けてしまった本当はポテンシャルの高かったワインに将来出合うと、
「私は間違っていた・・」
と云わざるを得なくなります。PKさんにしても今まで何度そうやったことか!・・・良い畑と良い生産者からは素晴らしいワインしか生まれないものです。
「ワイン自体が外交的でない硬い時期にテイスティングしているかもしれない」
と、いつも自分に言い聞かせながらの慎重なテイスティングは、慣れ、慢心とともにやってきます。なので、2008年のブルネッロはとてもリーズナブル、有り難い事だと思いましょう!是非ご検討ください。