シャトー・カロン=セギュール / シュラヴニー・アシュアランス
シャトー・カロン=セギュール / シュラヴニー・アシュアランス
フランス Chateau Calon-Segur / Suravenir Assurances ボルドー
● 「われラフィットを造りしが、わが心カロンにあり」というセギュール侯爵の言葉が伝説になっている格付け3級シャトーです。まず第一に「ハート」のエチケットで有名ですよね。ワインを知らない方でも、「ああ、あのハートのマークの..」と気付かれるでしょう。そんなわけで味よりエチケットが先になってしまいますが、なかなかどうして、良いヴィンテージには素晴らしいワインを生み出しています。また比較長熟なのでバースデイイヤーのプレゼントには最適??です。
味わい的には幾分の「かっちり」とした固さがサンテステフの特徴を現しているようにも思います。古酒の場合、飲むタイミングと運が良ければ、蕾だった花が一気に咲いたお花畑に倒れ込んだような..噎せ返るような香りに包まれることでしょう。
作付面積 60ha カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー20%、カベルネ・フラン15%
●2006 Chateau Calon Segur A.C.Saint-Estephe
シャトー・カロン=セギュール A.C.サンテステフ
【評価の高い2006年はアドヴォケイトで93点です!!】
カロン=セギュールも、新しいエチケットになってからは、「Calon Segur」と、真ん中に有ったはずの「-」(ハイフン)がいつの間にか無くなってしまっています。このハイフンも、カロンとセギュールを繋いでいる意味がちゃんと有った訳ですが、
「ん・・?別に無くてもいいじゃん・・」
と、現オーナー辺りも、特別に意味合いを感じていないのでしょう。
「セギュール侯爵も草葉の陰で泣いているぞ!」
「我が心はカロンに有り の名言も地に落ちた?」
と言われても、仕方が無いでしょうね。
2006年のカロン・セギュール(・・・まあ、もうどっちでも良いでしょ・・)はアドヴォケイトで何と93点!過去最高に近い評価を得ているようです。・・ようです、と云うのも、昨今はもうアドヴォケイトの電子版も直接は余り見ないようになってしまいまして・・・、ネットでちょっと検索かけると掲載されてますもんね。ある意味、信頼されていると考えるべきでしょうが、昨今の情報操作の嵐を見るにつけ、
「どうなんだろ・・」
「また、九州電力のやらせと同じで、売る方と評価する方は実は同じ穴の狢でしょ。」
と考えるのが、まともな神経を持ち合わせている方のお考えでしょう。電力会社と国は、少なくとも原発に関しては「同じ穴の・・・」で有って、責任を取らされないように上手い事立ち回ることに終始するでしょうね。
話は飛んでしまいましたが、例によってnoisy は飲んでません。飲むには早すぎるでしょう。でも、
「恋人たちよ、いつまでも恋愛は甘くは無いぞ!」
という真理?を気付かせるためには、良い大人から見れば、まだ渋み、エグミの残る若いサンテステフ3級を飲んでいただくことが、正しい日本人の若者の姿なのかもしれません。・・・まあ、甘くても渋くても、彼らにとってみりゃ、何でも良いんでしょうが・・。
と言う訳で、まあまあのプライスで仕上がった、良い評価と思えるカロン=セギュールです!お奨めします・・ん?
「こんどはカロン=セギュールって・・・今度はイコールが入ってンジャンよ!いい加減だなぁ・・・」
・・・だって・・・同じ穴の狢のお話しですから・・・お後が宜しいようで・・
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