
やはり四季桜は素晴らしいですね・・本物の日本酒です。水は軟水では無く硬めなのかと思います。
ボディがま~・・半端無く太いです。そこから穏やかな吟醸系のアロマがノーズに却って来る感じ・・。なので、吟醸香はきつく無いです。
ボトルにもよるのかもしれませんが、アルコール分17度の17度を消して、18度と書いてあるものが有りますので、18度としてください。(基本的に)加水をしない原酒ですので、アルコール分が強いと感じられるのが普通ですが、
「余りに飲み口が良いのでそんなに有るとは感じない」
かと思います。
でもしっかりアルコール分は有りますので、いつもの15度位のつもりで飲んでしまうと・・後で効くと思いますよ。
それに、
「おりがらみ(澱絡み)」
と名前が付いていますが・・現状、
「澱らしきものは見当たらない」
です。溶け込んでしまっているかな?・・なので、ずっと静置しておくと出てくるかもしれませんね。
山本さんちのお酒のように、流れるようなスムースさ・・と言うよりも、関東の荒れる川、荒川とか、坂東太郎と呼ばれる利根川とか・・そんな大荒れな部分を美しく包み込んだかのような・・それでいて、非常にマイルドで、感性で美味しさを受け取りやすい、そんなお酒だと思いました。
春桜も美味しかったですが冬桜も最高!・・「チェイサー」を用意して交互に飲むのがお勧めです。ご検討くださいませ!