【スペインはカタルーニャ原産のチャレッロ種を使用!・・カヴァにも使用される品種をSo2無添加で仕上げた「王道の泡」の味わいです!スイスイ飲めて、しかも上質!】

これは素晴らしい出来ですね・・誰からも好かれるバランスだと思います。
細やかな泡が盛り上がってますよね・・たった1年でここまで「ふんわり細かな泡」を仕上げていると言うのには驚かされます。注いで直ぐは、
「サーバーで注いだ生ビール..的にも感じるほどの細やかな泡」
です。口の周りに泡が出来そうです。
中域の感覚は少し異なりますが、シャルドネ風にも感じられる味わいです。そもそもスペインのカヴァはこのチャレッロ種、マカベオ種、パレリャーダ種で造られますから、泡に向いていると言えるのかもしれません。
それにそもそもブリュノ・デュシェンのコリウールはスペイン国境のすぐ近くでして、接しているのがスペインのカタルーニャ州です。まぁ・・カタルーニャも歴史的に色々あり、
「今も独立を目論んでいる」
ようで、スペイン政府とバチバチな関係を時折ニュース等で聞くと思います。
まぁ・・州都はバルセロナですから、もし独立が成ったとしたら、
「サッカーのスペインリーグはどうなっちゃうの?」
としょうもないことを考えてしまいます。

流石はブリュノ・デュシェンと感じる見事な出来栄えで、並みの泡ものとは比べ物にならないと感じさせます。
石のように硬い無機物、それを細かに砕いたようなミネラリティを強く感じます。黄色いフルーツがほんのりグラマラスに感じられ、中域の有る部分がプクッと出っ張ったように感じます。ミネラリティは高域まで伸びて行く感覚が有り、ドライな味わいですが薄辛く無く、むしろジューシーにも感じます。飲み終えた後にもそのミネラリティが残存して感じられるような感覚で、非常に・・
「旨っ!」
と感じていただけると思います。
まぁ・・ブリュノ・デュシェンのペティアン、言うほど安くは無いんですが・・やはり質が素晴らしいんですよね。飲んでみてください。
「・・こんなに美味しい泡ならもっと飲みたい!」
と思っていただけるでしょう。超お薦めです!
以下は以前のレヴューです。
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【初登場でしょうか?・・見たことが無いです。スペインのカヴァでも使用されるチャレッロ100%のペティアンです!】 3本しかないので・・とりあえずテイスティングは保留していました。結局・・諦めました。非常に希少です。
デュシェンの畑自体もフランスの南西部にあり、スペイン国境が近くなんですが、国境を超えて地中海側を少し行きますとスペインのペネデスD.O.にたどり着きます。ここがチャレッロの原産地とされているようです。
またこのチャレッロは、カヴァに使用される葡萄の一つで、最近はチャレッロのスティルワインも造られているようです。
シュエット、シュゼットと間違いやすく、出荷が怖いですが・・もし間違っていたらお早めにお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。