【こちらは珍しいヴィルマールのラタフィア!!そうそうは出てこないんじゃないかと思いますよ!】
ヴィルマールさんちのラタフィアです。僅かに淡く色が透けて見えますが、ほぼ白ワイン同様の色合いです。ワイン用の葡萄ジュースにマールやフィーヌなどの蒸留酒を混ぜて造る甘さのあるデザートですので、冷蔵庫でキンキンに冷やして飲むと良いかと思います。
ラタフィアも、非常に味わいが複雑な、古かったり樽を使用した蒸留酒を混ぜたもの、もしくは比較クリーンな若い蒸留酒、もしくは樽を使用しないクセの無い蒸留酒を加えるかで、大きく味わいが異なります。noisyは、どちらかと言えば後者が好みです・・・美味しいんですよね・・ラタフィア!・・あの、葡萄由来の純粋な甘み・・そしてしっかりしたアルコール分・・・。あ、因みに18%と書いて有ります。氷を入れてロックでも良いかもしれません。ご検討ください。
■エージェント情報
レコルタン・マニュピュランの中でも特に人気の高い「ヴィルマール」。2005年のデキャンター誌にて、「シャンパーニュ・トップ10」の第一位に輝いた作品と聞けば、いやでもその実力の程がうかがい知れるでしょう。
リリー・ラ・モンターニュ村の中心にあるメゾンは、1890年からシャンパーニュ造りを始めていたそうですが、前当主のルネ・シャン氏によって大きなクオリティアップが図られたとのこと。樽職人かつステンドグラス作家であるルネ・シャン氏は、当時から有機栽培を推進し、それは現当主の息子・ローラン・シャン氏に引き継がれました。
1989年からシャンパーニュ造りに携わっているというローラン氏は、巧みな樽使いによって自らのドメーヌを他から抜きん出たものにしています。すべてのシャンパーニュについて樽醗酵を行っているヴィルマールですが、特にヴィンテージシャンパーニュは、オークの小樽で醗酵・熟成させられることによって酸が穏やかになり、クリーミーな丸みを帯びるようになるとのこと。マロラクティック発酵は行っておらず、この樽の利かせ方が絶妙であるとして、ヴィルマールは一部で「レコルタンのクリュッグ」と呼ばれているそうです。
ヴィルマール、ラストにご紹介する「ラタフィア」は、 シャンパーニュ地方で極少量生産されている希少性の高い甘口ワイン。
未発酵のブドウジュースにマールを加えて造られる「ラタフィア」ですが、 その名は「乾杯の音頭」の意を持ち、まさに食前・食後に楽しむにはもってこいなアイテムなのです。