● 自然派の造り手です。なんと、このビュジェ・セルドンしか造っていないという、ビュジュ・セルドン専業の造り手!
リーズナブルながらも味わいはすこぶる旨い!こちらのキーワードは、「ストロベリー」です!新ヴィンテージの登場です。
ジュラ・サヴォア地方の西部「SERDON」地区の生産者。 代々続く蔵元の現在のオーナーは5代目アラン・ルナルダさん。数年前から6代目となる息子のエリーさんがワイン造りを手伝っており小さいが暖かな家族経営の造り手です。 それぞれの奥さんと従業員1人、合計5人で経営されています。
畑は、標高350mを越える急斜面にあり、雑草を生やすことで土壌が流出しないようにさせながら、地中の水分を蒸散させる工夫をします。 この蔵では10年以上前から減農薬の農業「リュット・レゾネ」を実施。特に除草剤を使わないよう執心しています。

造っているワインは1種類だけで、涼やかな気候と、品種独特の繊細な風味を最大限に引き出した「ヴァン・ド・ビュジェ・セルドン」のみを造り上げることに専念しています。「メトード・アンセストラル」とは、“ビン内ニ次発酵・熟成”を行い、発泡性を持たせるために“人工的”に「蔗糖を足さない」、「酵母を足さない」という手法です。 “セルドン”のクリーミーな泡と絶妙な甘さは、ぶどう本来の糖分と野生の酵母によって造られるのです。
アルコール発酵中に、アルコール分が6%ほどになったところで軽くろ過し、一度ビン詰めしたのち引き続きアルコール発酵をさせます。勿論、この発酵もワイン中に残っている天然の酵母で行ないます。 最終的に約7.5%のアルコール度で低温ろ過して最終ビン詰め。 上品な甘さと芳醇な果実味や爽やかな香りは、こうして生まれるぶどうそのままの「自然の味わい」なのです。 同時に、最高温度8℃という極めて低い発酵によって、果実の繊細な風味そのままがワインに表現されています。