
このところは多くのアイテムが有るブルゴーニュの生産者さんのご紹介が続き、ま~・・時間が無くて、1~2アイテムのみの生産者さんや、比較的低価格のワインのご紹介が滞ってしまいました。それに2~3月は、リアルワインガイドのテイスティングと決算が重なり、さらには店舗の修理やらパソコン修理、本業のネット販売のサーバーのメインテナンス等々、余りにやらなくちゃならないことが山積みで・・
「一人でど~せいっちゅうんじゃ!」
と、端から見ればパソコンに向かって文句を言ってるような形になり・・で、しばらくすると、
「・・バチッ!」
と、noisy のパソコンが真っ暗に・・
どうも恨みつらみをパソコンが受け止めてしまったのかと思いましたが、どうやらバックアップ用のUPS(無停電電源装置)内のバッテリーが古くて弱くなり、耐えきれなくなったようです。おまけに、せっかく書いたスクリプトが全滅してしまいました。泣きっ面に蜂・・です。
そんなこんなでご案内の遅れていた2014年、ドゥエレ=ポルシュレのアリゴテとブルゴーニュ・ルージュのレヴューを書こうとした現在は、もう次の便の2015年のムルソー、ムルソー1級が到着してしまうと言う・・悲劇にも見舞われています。
ドゥエレ=ポルシュレのアリゴテ2014年は、ポテンシャルのより高いムルソー(プレ・ド・マンシュ)に良く似た味わいで、単に、
「フレッシュで酸味の高い、有りがちがアリゴテ」
では無く、
「二次発酵をやり、もしくはそれに耐えられるポテンシャルの有る葡萄を、ブルゴーニュ・シャルドネ風に仕上げた」
高級ワイン的な品質をしています。
非常に滑らかで、クリーミーさまで感じます。柑橘系の果実とわずかにオイリーさまで有り、
「ん?・・これなら・・タイミングが悪くて開かないムルソーのしかめっ面を見るより良いんじゃない?」
などと思ってしまうような仕上がりでした。
まぁ、このところは非常に素晴らしいアリゴテを飲む機会が続いていて、
「やはりワインは品種じゃ無い。畑と人の意思だ!」
と言うことを何度も確認しています。まぁ、その内にあの凄いアリゴテをご案内できたらなぁ・・と思っていますが、今のところはまだ未定です。
非常に美味しいアリゴテです。高級感も有り、滑らかです。白ワイン好きがどんどん増えているような気がしますが、やはりそれは美味しいから・・でしょう!本当に白しか購入しない方もけっこういらっしゃいますし。是非ご検討くださいませ。お勧めします!