比較的希少なジュヴレ1級レ・グーロです。正規輸入では無く、ブローカー仕入れですので悪しからず。
長くフーリエを扱わせていただいておりますが、このワインを飲めたのはご紹介時・・だったかご紹介後だったかもしれませんが1度きりです。2006年のフーリエの余りの美味しさにビックリして、値上げなんのそので扱わせていただき、2007年、2008年ものは結構にフリーに販売させていただきました。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが2007年ものはリアルワインガイドで絶賛され、ワインファンの知るところになりましたが、noisy 的な感覚では、それでも2009年ものに切り替わるまでは、
「ん?・・フーリエ?・・美味しくなったのかなぁ?」
みたいな感じがワインファンの感覚だったかと思います。
そのフーリエが一気に弾けたのが2009年ものだったかと思います。何せ、某インポーターさんには2008年のコンブ・オ・モワンヌが山のように残っていましたので、その山ごとそっくりいただいた・・そんな記憶が有ります。
そしてこのレ・グーロは・・今はどうか判りませんが、余り見ないアイテムでした・・現在も入荷ルートは幾つかありますから、そのどこかには載っているかもしれませんね。
しかし貴重な2008年ものです。ご検討いただけましたら幸いです。
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【このキュヴェは日本未入荷!希少です!】
飲みました!・・香りはだいぶ出て来ていますね・・皮革っぽさがエロいです。赤いニュアンスは抑え目ですが、クロ・ド・ラ・ロシュとか、ボンヌ=マールとかに通じるような強い石灰系ミネラリティがふんだんに有ります。フーリエのジュヴレの他の1級に比べると、ややタイトな性質ですね。これはこれでシャンボールっぽくも有り、とても旨いです!
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リアルワインガイドの今のところの最新号、第55号のフーリエのコラムをお読みいただけると書いて有りますが、
このレ・グーロは日本の正規代理店経由では入っていないキュヴェです。まぁ・・あんまりバラしてしまわれると後が厳しいんですが、いずれ判っちゃいますしね。
ですから、正規では無くブローカー経由の入手になります。数量的に飲めてはいないんですが、コンディションは非常に良いと見受けられます。
因みに2014年もののレ・グーロにリアルワインガイドは91+~93 2019~2043 と言う評価をしています。2008年のこのワインは、タンザーさんが89~92Points と付けているようです。
今ではネゴスものでレ・ザムルーズまで造っちゃってるフーリエさんですが、このレ・グーロは当然ながらドメーヌものです。
レ・グーロは、レ・シャンポーの真上の小さな区画でして、南側をコンブ・オー・モワンヌと接しています。なので、どちらかに似ている・・と言いたいところなんですが、やや冷ややかな中に力強さのあるレ・シャンポー、大柄でやや黒味の有る果実に妖艶さを内包するコンブ・オ・モワンヌよりも、「冷ややかさとエレガントさ」に重きを置いた表現をするテロワールかな?・・と思います。
2008年ですからそろそろ8~9年目で、比較的早く熟すヴィンテージと思われますので、飲むタイミングが近々になりつつあると考えて良いでしょう。日本では希少なワインです。昔は安かったんですが、今となってはこの位でもリーズナブルかと思います。ご検討くださいませ。