ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・フーリエ

フーリエ

フランス Domaine Fourrier ブルゴーニュ
● 2020年のフーリエです。昨今の円安傾向から仕方が無いとは言え、厳しい値付けに追い込まれています。しかも数が有る訳では無く、フーリエの人気アイテムからどんどん減らされ続けていまして、

「もう減りようがない」

ところまで来ています。

 ですので、以前のような・・今となってはゴージャスなテイスティングは行えず、A.C.ブルと村名ジュヴレV.V.の寂しいテイスティングになってしまいました。

 ですが!・・

 いや~・・驚きました!・・A.C.ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2020年の美味しさったら・・まるでフーリエが大変身した伝説の2006年を彷彿させる美しさなんですよ!まぁ・・世間の間ではリアルワインガイドが書いたように2007年と言うことなのでしょうが、noisy のお客様は2006年だと・・ご理解いただいているものと思います。

 まぁ、微妙にも異なる部分は有りますが、イメージ的に、感覚的には、あの・・心底、ハッとさせられた物凄い美しさにまた出会えた喜びを是非お客様にも判っていただきたいと思います。価格はちょっと上がり過ぎ・・と言うことで、Noisy wine の取り分を減らして対応していますので結構お買い得なはずです。

 まず、美味しくないと言うかたは「いない」はず・・(^^;; 頑張ってコラムを書きましたので、テイスティング出来たA.C.ブル・ピノ・ノワールと村名ジュヴレV.V.のコラムはぜひお読みいただけましたら幸いです。

 また、世界的にも評価が高くなっていますので、グリオット=シャンベルタンやクロ・サン=ジャックのみならず、1級コンブ・オ・モワンヌ、1級シェルボード、シャンボール1級グリュアンシェルもグレートワインの仲間入りをしています。非常に少ない入荷で飲めてはいませんが、今回はジャスパー・モリス氏、ティム・アトキン氏の評価が見当たりましたので掲載させていただきました。

 なお村名ではモレ=サン=ドニ・クロ・ソロンが最も安い価格になっていますし、日本の価格も上昇していますが、海外の方が相当に高いです。これもドルのアヴェレージ価格が見当たりましたので、判ったものは掲載させていただきました。

 何は無くともA.C.ブル、そして村名ジュヴレV.V.です。村名ジュヴレV.V.は、昔は山ほどいただけましたが、2020年ものはたったの2ケースの入荷です。早々に完売するかと思いますので早めにどうぞよろしくお願いいたします。 

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2019年のドメーヌ・フーリエ、ジャン=マリ・フーリエをご紹介させていただきます。今回分は通常、「ドメーヌもの」として理解されている分ですが、A.C.ブルの赤に関しましてはネゴス部門でのリリースで、ジャン=マリ・フーリエのクレジットになっています。

 2019年もののブルゴーニュワインの生産は、有名ドメーヌ、実力派ドメーヌになればなるほど、大変に厳しい生産量になっていますので、今回ご紹介させていただくフーリエも、

「オファーを見てビックリするほどに少ない・・」

です。

 まぁ、この先の年末に向けて、ジョルジュ・ルーミエやメオ=カミュゼ、ダンジェルヴィーユなどの大御所が入ってくる予定ですが、

「すでに聞いている割り当て分は、金額ベースで昨年2018年ものの50~75%ほど。」

と言う厳しい状況で、数量ベースになりますとそこから値上げ分をマイナスすることになりますので、さらに10%以上は減る計算になり・・noisy としましても、大変に厳しい状況に頭を抱えています。

 しかも2020年もの、2021年ものはさらなる減産だと聞いていますので、どうしたものかと・・


 ですが、今回のフーリエの2019年ものもそうですが、やはりこのクラスの生産者ともなりますと、ワインは本当にキッチリ・・仕事キッチリ、味わいバッチリに仕上げてくれているのを確認させていただきました。

 最もA.C.ブルと村名位しかテイスティングに回せるアイテムが有りませんでしたので、上級キュヴェのテイスティングは回避しています。それでも、素晴らしいA.C.ブルと、官能さまで出てきている完成度の高い村名を飲めば、

「やはりジャン=マリ・フーリエ風の見事なジュヴレ・・半端無い出来をさも簡単なように仕上げてくれる!」

と言わざるを得ません。


 海外メディアもその辺はしっかり評価しているようで、ジャスパー・モリス氏は、

「2019年のグリオット=シャンベルタンに96~98ポイント、クロ・サン=ジャックに95~98ポイント!」

と、フーリエの大看板2アイテム両方に上値98ポイントを献上?しています。


 まぁこの辺りは、日本向けでは無い樹齢100年以上のスペシャル・キュヴェ、クロ・サン=ジャック・キュヴェ・セントネールの分を、テイスティング出来る、できないとか、ノーマルよりもより素晴らしい、そうでもないに関わらず、98~100ポイントのスペースを開けて置く・・みたいな考え方も在るのか?・・などと勘ぐってしまいます。噂ではそこまでの違いは無いと聞きますが・・どうなんでしょうね。


 いずれにしましても、2019年から3年間のドメーヌ・フーリエのワインは、生産量の減少と新興国への供給で、日本への割り当てがさらに減り、酷いことになりそうです。出来が良いだけに残念では有ります。

 2019年ものの上級キュヴェは本当に少なく、全て1本~3本・・・多くて6本のキュヴェが有ると言う状況です。是非お早めにご検討くださいませ。



 フーリエの2018年メゾン・セクションが到着しました。ドメーヌものに先駆けて入って来ました。

 2020年は世界的に特別な状況に置かれてしまった年です。新型コロナ感染症で多くの方々が命を落としてしまいましたし、さらには大国のエゴのぶつかり合いと言いますか、新しい冷戦時代に入ったかのようにさえ見えて来ます。

 2000年代前半は経済成長を始めた中国が、香港を筆頭にボルドーワインを物凄い勢いで買い占め始めたのは記憶に新しいところです。

「ボルドーを水で割っても、オンザロックでも文句言わないからブルゴーニュには興味を持たないでくれ!」

みたいな論調がブログなどでも散見された頃では有りますが、その後はその懸念通り、ブルゴーニュワインまで買い占めてしまう結果となり・・今では貨物船さえ、日本直行便は無くなってしまっています。

 しかしながらその香港は一国二制度を撤廃したと見える状況になっています・・。それにこの新型コロナウイルス騒ぎに便乗してかどうかは判りませんが、結果として世界中で中国を取り巻く環境は悪化しています。


 そんな現況の性なのでしょうか・・。あれだけ数量の無かったフーリエのブルゴーニュ・ピノ・ノワールの割り当てが急激に増えたんですね。それに、まともな案内の無かったジャン・マリ・フーリエの上級キュヴェさえも、少量では有りますがオファーが有ったんです。

 皆さんもおそらくそれにはお気付きかと思いますが、幾つかのインポーターさんがフーリエの2018年ものを扱い始めています。

 以上を考え併せてみると、やはり「中国ワイン市場の購買力の低下」が、この状況を生んだとみるのが正解かと思われます。

 それに上級キュヴェは据え置きか、僅かな価格上昇では有りますが、

「正規品2018年ものブルゴーニュ・ピノ・ノワールはまぁまぁの値下げ!」

 と言う結果なんですね・・。


 味わいにつきましてはコラムをご覧いただきたいと思いますが、この数年は中国と言う存在にどれだけ振り回されてきたのかを思い知ったところです。


 因みに・・量は結構有ると言っても、A.C.ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2018年のみですよ。上級キュヴェ(次回以降ご案内予定)は例年並みですし、もう少し後に入港すると思われるドメーヌものの数量や価格についてはまだ判りません。

 ですので、リーズナブルになった2018年ブルゴーニュ・ピノ・ノワールを飲んでいただくことで、2018年ドメーヌものをどうされるか、ご判断いただくのも良いかな・・と思います。ご検討くださいませ。

 栽培はラ・リュット・レゾネを採用。農薬は主に低濃度の硫酸銅を使用。肥料は遺伝子組み換えでないものを2~3年に1回撒いている。剪定は集団選抜クローンに適しているギュイヨ仕立て。株が均一化するとワインの複雑味が損なわれるとの考えから、市販のハイブリッドクローンは用いない。収穫量を制限するため摘芽は非常に厳しく行う。収穫は、収穫人を急がせず、ゆっくりと選別しながら摘み取りを行わせ、またカビが飛び移らないよう手洗いも励行している。

 収穫果は100%除梗し半分だけ破砕。低温浸漬は自然の温度(朝の収穫果の温度)で3~4日行う。マストが15℃を超えるときは温度を下げる。自然に任せて発酵を開始し、発酵開始直後と末期に液循環、最盛期には1日4回手作業によるピジャージュを組み合わせ、トータルの発酵期間は18~20日間。熟成は、新樽は多用せず20%程度の使用に留める。18ヶ月の熟成中、澱引き、清澄、フィルターも一切行わない。


ドメーヌについて:
 ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴージョに9.5haを所有し、その内1級とグラン・クリュが70%程度を占めます。現在の当主は1971年生まれのジャン=マリー・フーリエ氏。ボーヌのワイン農業学校を卒業後、ブルゴーニュ大学の醸造講座に通いました。1988年には半年間アンリ・ジャイエで研修、その後父親の元で修行を積み、1993年オレゴンに渡りジョセフ・ドルーアンでアメリカのピノ・ノワール造りを学びました。1994年の帰国後23歳の若さで父の跡を継ぎ、自ら「テロワリスト」と名乗り、醸造にテクニックを求めず、自然を支配することを好みません。高度な技術に頼らず、自然に任せていた20世紀初頭のヴィニュロンの流儀の再現を目指しています。 

ネゴシアンについて:
 ネゴシアン事業は、高品質の葡萄であること、ドメーヌ生産量の3割を超えないことを自らに課し、2011年ヴィンテージが初リリース。これらのワインは、ドメーヌワイン同様のフィロソフィーで選ばれ、造られており、ジャン=マリー氏曰く「新たに養子に迎えた子供のような存在」なのです。


2020 Gevrey-Chambertin 1er Cru Combe aux Moines Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・コンブ・オ・モワーヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

17207
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・フーリエ
お一人様1本限定+他のワイン同数以上
◆◆◆お一人様1本限定+他のワイン同数以上
◆◆◆ 多くの方にお分けするために申し訳有りませんがお一人様1本限りでお願いいたします。

■海外メディア情報
94-96 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
96 Points Tim Atkin
Avg Price (ex-tax) ¥43.940 / 750ml
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥37,500 (外税) 
【グリオット、クロ・サン=ジャックに続く第三の男?・・コンブ・オ・モワンヌです!】
 以前はフーリエのアイテム中の「ねらい目」と言うようなご案内をさせていただいてました。安いが滅茶美味しい・・凄くリーズナブルなワインでした。でももはやそれは周知の事実になってしまったようで、決してリーズナブルなどとは言えない状況です。

 ですがもはやその状況も変えられないと思います。樹齢が上がって行けばさらに評価は上がるでしょう。グレート・バーガンディの1本です。ご検討くださいませ。少量です。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【いや~・・ついにこんなになっちゃいました!97点って・・グリオットやクロ・サン=ジャックと変わらないじゃないですか!】

 凄いですね~・・飲みたいですね・・海外メディアの誰もが、ついにこのワインを本気で評価しはじめた感じです。

 ジャスパー・モリス氏は上値97点で、2018年もののティム・アトキン氏の評価と並び、メドゥズさんも評価こそ95点止まりながら、

「クープ・ド・キュール!・・スウィート・スポット・アウトスタンディング!」

 って・・まぁ、

「ど真ん中に直球を投げられて昇天しちゃいました・・」

みたいなノリなんでしょうかね。他のコラムでも書きましたが、それにしちゃ・・評点が渋いと思いませんか・・(^^


 以前はこのワイン、もっとリーズナブルでしたし数も有りましたので、大いに、

「ここが狙い目!・・是非!」

と書いて来たんですが、もうこの2~3年は無理ですね。2008年ものは10ケース位、買い込めましたが・・。2019年ものコンブ・オ・モワンヌ、素晴らしいワインだと想像しています。他に何か1本、一緒にお買い上げください。お一人様1本限定です。


 以下は以前のレヴューです。
----
【毎年のように「ここが狙い目です!」と書いて来ましたが・・もう書けなくなりました・・(笑 】

「・・・あっちゃ~・・ダメじゃん・・本当のこと言っちゃ・・」

 これ、noisy の第一声です・・ティム・アトキン氏のポイントを知った時の・・です。いや、自分のことは思いっきり棚に上げちゃってますが・・。

 いや、毎年のように「ここが狙い目」と書いて来ましたし、その言葉に騙されて?、フーリエのコンブ・オ・モワンヌを毎年しっかりご購入くださるお客様もいらっしゃるので、そんな言葉が思わず出てしまったんですね。

 そりゃぁ・・その位は有りますよ・・いや、96点までは・・はい・・そう感じていました。だから狙い目だった訳です。

 でも影響力が絶大な海外メディアが、そんな正直な評価をしてくれてしまいますと、noisy の立場が・・。外した評価をしてくれますと「ツッコミ」ようが有る訳なんですが、肯定しかできないとなりますと、

「・・なんだ・・追従してるだけじゃん・・」

とお客様には見えてしまうでしょう?


 なのでこの手はもう使えなくなっちゃいましたが、確かにクロ・サン=ジャック並みのポテンシャルを秘めているのがフーリエさんのコンブ・オ・モワンヌです。・・飲みたいですね~~!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【ここが狙い目です!】

 最大94ポイントまでメディアの評価が付いているコンブ・オ・モワンヌです。狙い目になるべきキュヴェです。何せ、クロ・サン=ジャックの次の格ですし、価格がまだこんな感じですからね。お買い得感はあると思います。

 何しろ今は中国勢が強いです。10年前ならまだボルドー一辺倒で、いいとこ、「ロマネ=コンティに氷を入れて飲んでいる」などと滅茶苦茶に言われていましたが、今はもう・・凄いです。

 特にフーリエ、ルーミエ、エマニュエル・ルジェ、セシル・トランブレイ辺りの引きは物凄いです。フーリエは香港の顧客向けにクロ・サン=ジャックの特別キュヴェ(セントネール)を仕立てている位です。それでも、2017年もののクロ・サン=ジャックはグリオット=シャンベルタンと同じ評価(=デカンター誌)ですから、

「どんだけ~!?」

と絶叫するのが正しいように思ってしまいます。



 以下は2017年ジュヴレ=シャンベルタンV.V.のレヴューです。
━━━━━
【これを飲んだらアンチ・フーリエの立場でも「ぎゃふん!」と言わざるを得ないはず!・・素晴らしい・・パーフェクトです!】
 ワインは嗜好品ですから、好き嫌いでの選択が基本です。それで良いんです。嫌いなものを無理して飲む必要も無いし、そんなことをしたら還って身体に悪いですから。

 でも、ちょっと飲み方を変えるだけで・・飲む時期を変えるだけで、理解がより深まるのは間違い無いことです。プロじゃないんですから、まずは簡単に美味しく飲める方法が良いんですね。

 なのでこの、noisy が素晴らしいと言っているフーリエのジュヴレ=シャンベルタンV.V.2017年を美味しく、且つ、より理解が深まるように飲むには、

「到着して落ち着かせたらさっさと飲む!」

のが良い・・と言えます。


 その上で、数年後とか十数年後とかにも同じものが飲めるのでしたら、これはもう・・最強の経験です。その経験がワインとのお付き合いをより深めてくれることに繋がります。

 2016年ものも非常に美味しかったですが、2017年ものはより深~~い香りと味わいです。ポテンシャルは言うことは無いほどしっかり有ります。

 軽く無く、重過ぎず、華やかだが出しゃばらず、ずっとそこにいてどっしりしているのに軽妙です。

 別の言い方をすると、「まるでアンリ・ジャイエには似せても似つかない」と感じるのに、「ジャイエ的なパーフェクト・バランスに包まれているのに気付く」とか、「クラシックと思いきや、最先端だとも感じてしまう」とか、「重量感が特徴のジュヴレのワインに在って、これほどまでに華麗な姿で舞っているような姿に驚かされる」とか、「タンニンなどまるで感じないのに、その存在が無ければ出てこない表情が有る」などなど・・。

 そして、結局は、

「フーリエは、誰にも似ていない。フーリエはフーリエ!」

と言う結論に達するしか道が残されていないんですね。


 果実だけに終始しないミネラリティ由来の多彩な表情と、そのジュヴレのテロワールがもたらす「物凄いバランス」に感動していただけると確信しています。是非この素晴らしいジュヴレ随一のワインをご賞味いただきたいと思います。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【やはりジュヴレを代表するワインでした!繊細な表現と大きな構成・・赤い果実と黒みを帯びた果実がジュヴレのテロワールに溶け込んで滲み香ります!】

 何だろう・・もう、万全なんですね。口に含むと何とも言えぬ心地良さや包容力に包まれ、ジンワリと肯定感が拡がって行く・・そんな感じの2016年ジュヴレ=シャンベルタンV.V.でした。何とも美味しいです。

 何せ・・テイスティングの前日に届いていますから、それに通関が切れたのも直前です。荒れていて当然なんですね。プロの立場からは・・いや、偉そうに言いますが、もっと砕けていえば「慣れ」です。長くやってますと「荒れ」もちゃんと感じられるようにになります。「荒れ」が「荒れ」として感じられないことも有りますが・・いや、それすらも判りますが、やはりそれは素晴らしい仕上がりのワインなんですね。そしてこの2016年のジュヴレV.V.もそうでした。

 2016年のブルゴーニュワインは、本当に戦々恐々としていました。酷い天気で全滅だ・・などと脅されましたし、僅かに造ることが出来たワインの価格は暴騰する・・などと言われました。

 実際、昨年の2015年ものよりも確かに上がりました。特に上級キュヴェは値上げ率が半端ないですよね。フーリエはまだ・・かなり良い方だと思います。海外の価格を見ますと、グリオット=シャンベルタン2016年はショップでの単品価格、9万円以下は見当たりません。日本の正規品は・・安いですよ。ひとたびネゴシアンに渡れば、グリオットクラスでその倍はしますから。クロ・サン=ジャックに至っては、正規品の単品で4万円以上、ネゴシアン価格はグリオット=シャンベルタンと変わりません・・。ビックリです。・・あ、ついでに最近のオファーで見て仰天したんですが、あのユベール・ラミーのクリオ=バタール=モンラッシェのネゴシアン渡し価格が20万円以上のリストが在りました・・。呆れました・・。

 そんなことよりこの2016年もの・・です。色合いをご覧いただきたいのですが、2015年ものよりも黒みが深く、赤い色合いが黒や紫に侵食されているようにも見えます。また、透明度と言う観点からはどうでしょう・・やや、「あっけらかん」と付き抜けているとは言えないですよね。僅かに半透明なヴェールに包まれているように見えるかと思います。

 この辺りの透明度は「荒れ」を含んだ見え方ですね。飲む前に静置しておくことが出来ればクリアになったはずです・・が、前日に到着していながら立てて休ませることが出来なかったんですね・・。いや、2日の火曜日に到着しているんですが、先だっての台風で・・見事にやられてしまいました。外に置いている日本酒用のプレハブ冷蔵庫が有るんですが、その屋根が強風で飛んでしまいました。不幸中の幸いで人的被害やワインへの影響、ご近所に迷惑をかけるようなことにはならなかったので助かりました。

 しかしながら、プレハブ冷蔵庫の上には「冷凍機や電気の配線」が有りますので、そのままにはしておけず・・突貫工事を自身でやらざるを得ない羽目になっちゃったんですね・・。他にも倉庫へ続く通路の屋根も飛ばされ、一部母屋にも破損が見つかりました。そちらは応急処置をして保険で何とかすることにしましたが、冷蔵庫の方は自力でやらざるを得ず、3日水曜の夜九時過ぎまで掛かって、ようやく形になった次第。これで何とかなるところまで来たと言う訳です。

 で、ようやくその日の晩、この貴重なフーリエの2016年ジュヴレV.V.を・・立てて置けばもっと素晴らしかったのは言うまでも有りませんが、

「荒れを荒れとして感じさせない見事なテクスチュアとバランス・・そして構成」

で、noisyたちを包んでくれたんですね。思わず普段はほとんどやってないfacebookに写真を載せてしまいました。


 何しろ連日の力作業、屋根に昇ったり降りたりを一日に何十回もやる訳ですので、足も腕もパンパン・・ちょっと写真にも写ってしまっていますが、腕が「プルプル」してしまったのか、グラスに液が飛んでしまっています・・お見苦しくてすみません。

 いつもはこの2枚目の写真だけを掲載していますが、全体像の見える1枚目も、全てのテイスティングアイテムで撮ってます。何となく

「存在感が判るかも・・」

と思い、掲載してみました。


 やはり2006年の、

「ドメーヌ・フーリエ大変身!」

から続くレベルの高いワインの供給は、ヴィンテージの特徴を踏まえつつ、さらに進化していると感じられます。


 「造り手としてのセンス」が、このワインから隠しようも無く、滲んでいると思います。2016年も万全でした。他のアイテムもテイスティングしたいところですが・・諦めます。是非飲んでみてください。さすがフーリエ・・と感じていただけるかと思います。


 因みに、2016年ジュヴレ=シャンベルタンV.V.の評価機関の評価は、

ジャスパー・モリス 92Points
バーガウンド 88~90Points
デカンター 90Points
ジョン・ギルマン 90Points
といった感じで、noisy的にはM.W.のジャスパーモリス氏が推しです。

 その他のワインはすみません・・飲めませんので、判る限りの評価機関のポイントを掲載します。


 因みに珠玉の「クロ・サン=ジャック」につきましては、以前より

「海外の評価が異常な位に思えるほど高い影響?」

も有ってか、仕入れ価格が暴騰しています。昨年販売させていただいた2015年もののクロ・サン=ジャックの「販売価格」と、今回の2016年もののクロ・サン=ジャックの「仕入価格」は・・余り変わりません。noisy が値付けを大きく変えたのでは無いですよ。それだけ評価が上昇してしまったし、生産量が少なくて厳しくなってしまったことを現しているのかもしれません。既存のヒエラルキーを信じると、海外でのクロ・サン=ジャックとグリオット=シャンベルタンの評価が変わらないのは理解しがたいかもしれませんが、それこそ以前ご紹介させていただいた、「2015ジュヴレ=シャンベルタン・クロ・サン=ジャック・キュヴェ・サントネールV.V.」の存在でも判るように、その凄さが世の人々に認知されたと言うことかもしれません。


●2016 グリオット=シャンベルタンV.V.
 ジャスパー・モリス 95~97Points
 バーガウンド 92~94Points
 デカンター 95Points
 ジョン・ギルマン 96Points
●2016 ジュヴレ=シャンベルタン・クロ・サン=ジャックV.V.
 セラー・トラッカー 95Points
●2016 ジュヴレ=シャンベルタン・コンブ・オ・モワンヌV.V.
 ジャスパー・モリス 95Points
 ヴィノス 91~94Points
 ジョン・ギルマン 93Points
 バーガウンド 90~92Points
 デカンター 91Points
●2016 ジュヴレ=シャンベルタン・シェルボードV.V.
 ジャスパー・モリス 95Points
 ジョン・ギルマン 93Points
 バーガウンド 90~93Points
 ヴィノス 91~93Points
 デカンター 90Points
 ジャンシス・ロビンソン 17.5/20Points
●2016 シャンボール=ミュジニーレ・グリュアンシェルV.V.
 バーガウンド 89~92Points
 ヴィノス 89~92Points
 デカンター 90Points


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【この存在感は凄いです!・・赤果実に黒果実が絶妙に混じり合う果実バランス、重過ぎず軽く無い、全方位にバランスが素晴らしい。質感もさすが!】

 上級キュヴェをテイスティングで飲めなくなって久しいですが、

「ジュヴレ村名だけは何とか!」

と毎年続けていますので、定点ポイントとして、判断基準の大きな機会になっています。

 ただしこのところは初夏の6~7月に入ってくることが多かったので、今回のように10月のご案内は久しぶりになりますし、何よりも・・

「テイスティングのタイミングが違うので、その時期の差を頭に入れたテイスティングが求められる」

のは言うまでも有りません。ただ飲むだけなら誰にでも出来ますし、その時、その瞬間を切り取った感想も同様です。

 しかし、専門家としますとそれでは不充分・・と言うかまるでダメであって、その瞬間、その時のワインの姿も重要ですが、ブランクとしての2~3カ月と、今の状況・・到着して間もないとか、少し落ち着かせたとか、細やかな澱の状態とかまでを勘案しないといかん訳ですね。

 何しろフーリエのグリオットは海外ではもう1本10万円です。正規輸入で・・です。なので日本は非常に安いです。クロ・サン=ジャックは1本、7万円からです。どっひゃ~ですよね・・。信じられませんが、そんな価格で取引されています。

 はやる気持ちを抑えつつ、少し休ませて・・それでも3日ほどですが、開けてみました。美しい色合いですね~・・フーリエらしい赤果実に黒果実が混ざった透明感の有る色です。2013年、2014年に比較しますと、その、

「美しい赤の色彩」

が際立っています。

 その上で、やや不透明なニュアンスの有るミネラリティ、ナトリウムっぽい、ちょっとトロッとした感触のものは2013年、2014年に顕著で、2015年は比較的そんなニュアンスは少ないです。

 反対に、トロッと感の無い、やや「カリッ」とした透明なミネラリティ、カリッだからカリウムっぽい感じかと理解していますが・・(^^;; いや、そんな単純な話しでは無いにせよ、「あっけらかん」とした、キレの良い感じのミネラリティが勝っているように思います。そこにジュヴレっぽい金属的なニュアンスのミネラリティが、未だ「赤く酸化していない、銀色なイメージ」で質感高く感じられます。

 味わいも香りも、さすがフーリエ・・と感じさせるもので、低域からの品格高い表情は、中域のふくよかさ、全体のボリューム感を演出、高域から超高域まで、ストレス無く嫌味の無い美しい姿を見せてくれます。

 タイミング的にはほぼ2カ月半ほど例年よりも遅く、その分の酸素吸収と瓶熟期間の長さを考え併せても、実はまだやや落ち着いていない・・と言うか、仕上がり切ってはいないようにも感じられますが、余りに現状のバランスも悪く無いために、それは言わない方が良いかもしれなかったです。

 リアルワインガイドを読むと、「斜面にある陰になる部分の葡萄がフレッシュなアロマを生んだ」のように記載されていて、毎年違う気候への対処、そして挑戦を繰り返していることが伺えますが、単に2016年の低収量への対処のため、2015年ものの出荷を抑えた、もしくは出荷を遅らせたと言うことだけでは無く、発酵が遅れ気味になるほど一粒の葡萄の力がしっかりしていた・・とも考えられます。

 リアルワインガイド第58号は、今飲んで90+、ポテンシャル91+、飲み頃予想 2021~2040と立派な評価で、1万円を越えたとは言え、このプライスは非常にリーズナブルなんじゃないかと思います。とても良い仕上がりで、健康的、ナチュラル、ピュアですが、飲むタイミングはかえって難しいヴィンテージなんじゃないかと予想しています。むしろこの1~2カ月の間、休養を与え、取り敢えず飲んでみるパターンが、危険性無く一番美味しく飲めるかもしれません。

 ヴィンテージ的には、2005年的な健康さが有り、2006年的な酸の美しさと2009年的な押し出しのしっかりさが混じり合った感じかな?と思います。是非ご検討くださいませ。


 以下は2014年以前のレヴューです。
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【やっぱりフーリエはフーリエ!フーリエにしか出せない透明感ある美しい姿にフィネス!】

 フーリエの2014年です。数量的には非常に少なかった2013年より若干増えたようです。noisy のところの数量もほんの僅かですが増えましたが、3年連続で30%以上も減りましたので最盛期の半分にも届きません。しかしながら現状の人気振りを考えると、いただけるだけ有りがたいのかもしれません。

 2013年のフーリエは、厳しいヴィンテージ背景を物ともせず、非常に美しい、またフーリエらしいブルゴーニュに仕上げてきました。エレガントで滲み出るような美しさでした。また、リリース直後でもかなりまとまっていて、ひとつの良いバランスに仕上がっていました。

 2014年もののフーリエのジュヴレは、2013年ものに比べ、予想通り僅かに濃い、より複雑性が感じられる色合いです。とても健全で華やかなピュアアロマです。

 香りを嗅いでみると・・

「おっ!」

と・・。フーリエのワインでは非常に珍しい・・と言うか、おそらく非常に良い仕上がりになった性でしょう。まだ完全にはバランスしていない性で、「低温の漬け込み時由来の香り」がします。「ヨード香」などと言ったりしますが、海草に近いニュアンスです。これは、アンリ・ジャイエのワインにも顕著に現れ、ある種、ジャイエのワインの証拠みたいな感じですが、ジャイエのものよりも冷ややかでナチュラル、とても自然なものです。

 また非常に美しく透明感がバッチリ、伸びやかな石灰系のミネラリティが感じられます。中域にはまだ広がりきらない要素の粒が感じられます。

 しかし・・その奥に・・発見してしまいました。滅茶苦茶美しい「真っ赤なベリー」です。その美しさと言ったら・・昨今の著名なビオ系の生産者も驚くでしょう。余韻も長く、素晴らしいワインに仕上がっていました。


 2014年は2013年に比較して、より健康でとてもしっかりした仕上がりになったようで、熟成期間を長く取ることを良しとしない造り手(低温浸漬~低温発酵系の造り手に多いです。)のワインは、若干まだ仕上がり切っていない・・と言えます。これはメオ=カミュゼのA.C.ブルゴーニュの欄にも書きましたが同様のことで有り、おおよそ2~3カ月後には、「ひとつのバランスを形成する」と判断しています。

 もっとも、現時点でも美味しく飲めますよ。その場合は勿論ですが、しばらく立てて落ち着かせる期間は必要です。品温もセラーから出した直後の14度位では可哀想で、16度位までには持っていってあげると、より始めから美味しくいただけるでしょう。2~3カ月経過してからは、それよりもやや低めの温度から飲み始めても大丈夫です。

 2014年のフーリエは、グレートな年と共通の姿を見せつつ、フーリエらしい非常にピュアでエレガントな奥深い構造を持った素晴らしいワインとなったように思います。


 他のアイテムはさすがに飲めませんで・・申し訳有りません。A.C.ブルゴーニュ・ルージュはネゴスとしてジャン=マリ・フーリエ名でリリースされています。こちらは若干数量は増えたようですが、入荷数量は余り変わっていません。

 A.C.ブルの白はフーリエ唯一の白、しかもドメーヌものです。今回・・何故か非常に少ないです。

 その他、モレ村名クロ・ソロン、シャンボール1級、ジュヴレ1級各畑、その中のクロ・サン=ジャック、またグリオット=シャンベルタンをご案内致しますが、クロ・サン=ジャックは3本セット、グリオット=シャンベルタンは4本セットのみのご案内です。申し訳ございませんがクロ・サン=ジャックとグリオット=シャンベルタンのセットはどちらかのみになります。

 また、ご注文が完了しましても確定では有りません。当方からの確定メールを持ちまして確定とさせていただきますのでご留意くださいませ。

 年々高くなってしまって申し訳有りませんが、例えば海外ではグリオットは8~10万以上、クロ・サン=ジャックは5万以上で取引されていますので、正規が購入できれば非常にお得です。

 また現時点で上がっている各機関の評価は自身では直接未確認ながら、グリオット、アントニオ・ガローニで94~97、クロ・サン=ジャックでアドヴォケイト96~98/100(・・マジか!)、アントニオ・ガローニ94~96/100です。コンブ・オ・モワンヌは93、シェルボード92、村名90と言うところが多いようです。9月位の暑さが引き始めた頃にとりあえず、ジュヴレ村名クラス、もしくはACブルゴーニュを飲んでみるのが良いかもしれません。

 年に一度のご案内です。お早めにご検討くださいませ。



以下は2013年もののご案内文です。

 フーリエは絶対に大丈夫だと判っていても、何かと心配の種が尽きない2013年のブルゴーニュでは有りますので、待ちきれずに村名ジュヴレを飲んでしまいましたが・・・やはりフーリエ・・!素晴らしいです!・・これなら飲むことも無かった・・少ない入荷数を減らすことも無かったとは思います。

 何しろ昨年の2012年ものでは2/3に減り、今回もまた昨年の2/3の数量です・・。

 暗算できませんが・・2011年入荷数の45%位でしょうかね・・。しかも、価格は2012年と同じですんで・・確実に収入減!・・これは非常に痛い。・・・ご飯とオカズの量か質を少なくとも2/3にしないと生活できません。

 冗談はさておき、気になっていらっしゃるはずの2013年、ドメーヌ・フーリエですが・・

「めちゃんこ旨い!」

 です。

 わずかに暗い赤が強めの淡く美しい色合いです。ボトルを1日立てておきましたが、完全には静まってはいないようです。

 わずかにワイルドなベリーの印象、非常に精緻でピュア。濃密さは全く感じない・・・しかし、実はエキス化した液体の中に、細やかな要素がしっかり、とてもバランス良く抽出されているのが判ります。


 全く無理の無い・・ストレスフリーな感覚で、ジュヴレの持つ深い構造を、フーリエらしい緻密さとエレガンスで表現しています。

 これで、どこかに力みが感じられると、

「あ~・・さすがのフーリエも2013年は・・・」

 などと感じてしまうんですが、このようにまでピュアで繊細、美しいと、

「2013年のフーリエ、ジュヴレはエレガントで精緻。ヴィンテージの要素を表現しつつ、フーリエらしさを見せた素晴らしいワイン!」



 と表現したくなっちゃう訳です。

 輸入のストレスもまだ残っているはずなのに・・・全く判りません。淡い赤紫の液体に、ついついのめり込んでしまいます。

 フルーツ感も、瑞々しく、ピュアで・・まるで朝露をその実に湛えたワイルドベリーを感じさせます。

 不思議なのは、非常にドライなのに・・何故か甘いんですよね・・。糖分の甘みじゃ無いんですね。酸の組成による素直な甘みなんですよ。それも「アレコレいじくりまわした結果」を見せられているんじゃなくて、「素直にありのままの葡萄をワインにしただけ」と判ります。

 おそらくですが、美味しくないと言う方はいないだろうと思わせる、見事な仕上がりでした。

 なお、入荷数減により、上級キュヴェはアソートにしたくても、まともなセットが組めないので、昨年よりもだいぶリーズナブルなものになっています。

 また、2013年ブルゴーニュは、コート・ド・ニュイは、ドメーヌものはとても良く、コート・ド・ボーヌは、白が良く、赤は選ぶべき・・と言うのが現在のnoisyの印象です。

 やはりさすがフーリエ、トップドメーヌらしい仕上がりが確信される2013年ジュヴレでした。この高みにまで来ると安易に品質が落ちることはまず考えられません。リアルワインガイドも2013年もののテイスティングは出来たのかどうか・・?昨年は2012年ものを飲めずに、発酵途中の2013年シャンボール1級とモレ村名を口に出来ただけでしたね。今月15日に発売予定の次号辺りで掲載されるとは思いますが、徳丸さんも口が堅くて何も情報いただけませんので・・。まぁ、15日には全てのボトルが予約済みになってると思いますが、

アペラシオン通りのしっかりした構造を持ちつつも、ふわっと軽やかでエレガント、精緻さとピュアさが漲る2013年



 を、お早めにご注文くださいませ。

 なお、ご注意ください。

余りにアクセスが集中しますと、サーバーの動作が不安定になり、データファイルの在庫数を超えてご注文を受けてしまうことが有りますので、noisyからのご注文の確定メールを受け取るまでは確定では有りません。ご了承くださいませ。