【・・何たる由来の白ワインなんでしょう!・・有り得ないほどの激繊細!・・それは有り得ないほど優しく軽く絞ったジュースすから生まれた!・・ピンチなシュチュエーションから生まれた、とんでもない化け物です!】

2019年ものは海外メディア評価の最高値で97ポイントまで付いたビショップ・クリークのシャルドネですが・・でも
「・・すみません・・これはシャルドネではないんです!」
本来は・・飲めるようなワインじゃぁ無いんですが、フィネスさんのご配慮により、飲めちゃったんですよ。そのお陰で・・
「この2020年ビショップ・クリーク・フルール・ブランシュ・ヤムヒム=カールトン のレヴューが生まれた」
訳でも有ります。
因みに・・どこを探しても2020年のこのワインの評価などは有りません。激レアなワインです。
と言いますのも、2020年の西海岸の山火事を思い出す方もおられるかと思いますが、ニコラ=ジェイもその火事からは逃れられず、煤が付いた黒葡萄で仕込む赤ワインは全滅だったそうです。
ですが、ビショップ・クリークのピノ・ノワールは比較的被害が軽かったそうで、そのピノ・ノワールを使用して・・
「ブラン・ド・ノワールを造ったのだそう!」
です!それがこのワインの由来です。
ですから・・飲めたと言っても入手出来たのはたったの2本...とんでもないレアワインでして、海外メディアも評価どころじゃなかったのでしょう。

何とも淡~~い・・桃の缶詰の汁のような・・(^^;; 色彩をしています。
ですが、太過ぎない涙が大元と一緒になるのを拒絶しているようですから、粘性を見せているようでもあります・・。
これ・・とんでも無く・・繊細・・シャルドネでは有り得ない・・んですね。ピノ・ノワールだからこその繊細さ・・なのでしょう。
少しずつ口に含み、その甘美さからの繊細さを確かめる喜びに浸れます。柑橘・・なんて言いたくない・・(^^;; そんな強烈な表情ではないんです。ふわっと優しく、でも・・
「非常に高質な微粒子を愛でる」
そんな気持ちにさせられてしまうワインです・・。
そもそも2019年のシャルドネ・ビショップ・クリークは、97ポイントまで付けたメディアも有りました。ですが、こちらは2020年のピノ・ノワールです。
でもそれで「煤っぽい感じ」が有ったら台無しでしょう?・・無いです。激繊細で滅茶美味しいです!同時にご紹介させていただいている格下のアフィニテ・シャルドネは95ポイントも付いています・・このフルール・ブランシュには一体、どれほどの評価をすれば良いのでしょうか?
もはやこのワインには評点を付けるべきではない・・のかもしれません。ですが、滅茶繊細で何とも甘美・・優しい甘露な白ワインです。評価はご購入出来た方のみに許されるべきでしょう。お勧めします。
以下は シャルドネ・ビショップ・クリーク・ヤムヒム=カールトン のレヴューです。
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【飲めていませんがnoisy的な判断では、2018年のビショップ・クリークが2019年のアニフィテにソックリ・・なので、2019年のビショップ・クリークは相当良さそうです!】
どこを探してもレヴューが無く、評価も無かったので、テイスティングするアイテムを間違えたか・・と落ち込みました。
ですが、造り手のレヴューが見当たったので・・おそらくニコラさんのものだと思いますので、掲載させていただきます。是非ご検討くださいませ。
Beautiful. pale-straw color immediately reveals a cool-climate directed Chardonnay.
But aromatics are not without weight and style; apple blossoms. sugar lemon. sweet
herbaceous notes and Kaffir lime leaves are enmeshed around a crushed granite
and limestone core. Chalky river rock minerality befalls orange zest and a dollop of
cream as this wine picks up its pace toward the mid-palette. The finish is long.
expanding and focused and is certainly a wine that will reward the patient.
美しく淡い麦わら色は、涼しい気候に向けられたシャルドネをすぐに明らかにします。しかし、芳香は重量とスタイルがないわけではありません。リンゴの花、砂糖レモン、甘い
砕いた花崗岩の周りに草本のノートとカフィアライムの葉が絡み合い石灰岩のコアが有ります。チョーキーな川の岩のような鉱物性は、オレンジの皮と一滴のこのワインがパレットの中央に向かってペースを上げるようにクリーム。フィニッシュは長く拡大し、集中していて、ワインは報酬を与えてくれるでしょう。
以下は以前のレヴューです。
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【コルトン=シャルルマーニュに、さらに輝きを増した感じ?!・・って、ボーヌのグラン・クリュと比較したくなる出来栄えです!】
滅茶美味しいです!・・ワイン&スピリッツ誌で93ポイントだそうですが、noisy も初めて飲ませていただいた・・その一口目で、
「・・わお・・コルシャルか・・?」
と思ってしまうほどの見事なミネラリティと、酸素を吸って崩壊して行く表情には、キラキラと輝き、ひらひらと宙を舞う・・まるで「ダイアモンドダスト」のような印象が脳裏を駆け巡りました!
いや~・・これは実に旨いです。コルシャルとは言っていますが、若いコルシャルほどは気難しく有りませんで、しっかり締まっていますが、人を寄せ付けないような厳しさでは無いので、今飲んでも非常に美味しいです。
そして見事な出来の「ドライさ」で、緩慢な部分が無いのと、ちょうど良いドライさが、見事に「アメリカ」な部分を消し去り、「フランス」を浮きだたせてくれます。
まぁ、それが良いかどうかは別にして、どうしてもワイン好きは固定観念の塊になってしまいがちですから、そんな表情こそが、「自身の好みの範疇である」と太鼓判を押してくれた瞬間なのでしょう。
そう・・そして光を浴びて変化する色合い・・ダイアモンドダストですね。noisy もそんなものを何度か見ています。昔は結構、夜中に出発して一日スキーをし、また夜帰って来る・・なんて無茶をしたものです。山形蔵王に日帰り・・なんて、今考えれば良く出来たものですが、若い頃は全然へっちゃらでした。トマムには二度行ってますが、一度はツインタワーに、もう一度は少し離れた民宿に・・泊ってました。
民宿で早朝に起きて、天気が良かったので外に出てみると・・まさに「ダイアモンドダスト」状態です。朝日の光に七色に変化しながら輝く見事なものでした。ただし、息さえ・・凍ってしまいますので、鼻の周りは霜柱状態、目もまつげも凄いことになり、首から下げていた、少し濡れたタオル(顔を洗ったので)は、その形でカッチカチに凍ってしまっていました。
もう30年以上も前の話しですが、そんな風景を思い起こさせるようなキラキラ感が素晴らしく、これは是非飲んでいただきたいなぁ・・と思ったものです。
そもそもニコラ・ジェイ(ニコラス・ジェイかな?)のワインは、まず情報が出て来ません。ワイン屋のレヴューも他にはまともに有りませんし、消費者の方々のブログなども、今のところ見当たって無い・・
ですが、これほどまでにフランスナイズなアメリカン・ワインは無いんじゃないかと・・思います。是非ご検討くださいませ。お勧めします!・・滅茶美味しいです。